JPH03136919A - 車両のキャンバストップ構造 - Google Patents

車両のキャンバストップ構造

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JPH03136919A
JPH03136919A JP1276239A JP27623989A JPH03136919A JP H03136919 A JPH03136919 A JP H03136919A JP 1276239 A JP1276239 A JP 1276239A JP 27623989 A JP27623989 A JP 27623989A JP H03136919 A JPH03136919 A JP H03136919A
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大本 誠一
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の車体屋根の開口部が可撓性部材にて開
閉可能に覆われ、該可撓性部材を前後いずれ方向からで
も開閉できる車両のキャンバストップ構造に関するもの
である。
(従来の技術) 例えば実開昭61−37531号公報に記載されるよう
に、自動車の車体屋根の開口部を、折畳み可能な可撓性
部材(幌部材)で開閉可能に覆い、該可撓性部材を車体
前方から車体後方に向かって開放可能としたものは知ら
れている。
ところが、そのようなものでは、可撓性部材の開放動作
によって車体屋根の開口部の前側部分のみが開放される
ので、後席に乗員がいるときには、開口部が全開されて
も、開口部の後側部分でしかも後席の乗員の上方に折畳
まれた可撓性部材が位置することとなり、後席の乗員は
十分な開放感が得られない。
そこで、車両の車体屋根の開口部を開閉可能に覆う可撓
性部材を、車体前後方向において前後両方から開閉でき
るようにすることが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのように、可撓性部材を車体前後方向にお
いて前後両方から開閉できるようにすると、可撓性部材
全体が車体前後方向に移動可能となるので、可撓性部材
の前部又は後部の一方を閉じた後に、他方を閉じる場合
に、可撓性部材全体が張切った伸張状態にならないおそ
れがあり、そのようになると、見栄えが悪く、シールが
十分でなくなる可能性がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、可撓性部材
の前後部のいずれを先に閉じても、可撓性部材の全開時
には該可撓性部材が張切った最大伸張状態となる車両の
キャンバストップ構造を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項(1)の発明は、車
両の車体屋根の開口部が可撓性部材にて開閉可能に覆わ
れ、該可撓性部材を車体前後方向において前後両方から
開閉できるキャンバストップ構造において、上記可撓性
部材の前後端部の前方向及び後方向の移動を禁止する前
側及び後側ストッパを上記車体屋根の開口部の前後に配
置すると共に、前側及び後側ストッパの配置間隔を上記
可撓性部材の最大伸張長さよりも大きく設定したことを
特徴とする 請求項(2)の発明は、さらに、前側及び後側ストッパ
は、それぞれ、可撓性部材の前端部及び後端部の係合部
をロックするロック機構を有し、該各ストッパのロック
機構は、該各ストッパに可撓性部材の端部の係合部が先
に当たった場合のみロックするように構成されているも
のである。
(作用) 請求項(1)の発明によれば、可撓性部材の前方向及び
後方向の移動を禁止する前側及び後側ストッパの配置間
隔を上記可撓性部材の最大伸張長さよりも大きく設定し
ているので、可撓性部材の前後部のいずれを先に閉じた
としも、可撓性部材の全閉時には可撓性部材は張切った
最大伸張状態となる。
請求項(2)の発明によれば、前側又は後側ストッパに
可撓性部材の前端部又は後端部のうちの一方の端部の係
合部が当たって開口部の前側部分又は後側部分が閉じら
れ、他方の端部が開口部の後側部分又は前側部分を閉じ
るために移動するとき、上記一方の端部の係合部がロッ
ク機構によってロックされて移動は起こらない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
第1図において、1は自動車で、その車体屋根2に矩形
状の開口部2aが形成されている。この開口部2aは車
体前後方向に長く、可撓性部材3(幌部材)にて開閉可
能に覆われている。
しかして、上記車体屋根2に矩形枠状のフレーム部材4
が取付けられ、該フレーム部材4の両側部にガイドレー
ル5,5(第2図及び第3図参照)が配設され、該ガイ
ドレール5.5に沿って上記可撓性部材3が折畳み可能
に設けられ、車体前後方向において前後両方から可撓性
部材3が開放可能(折畳み可能)なるように構成されて
いる。
具体的には、第2図及び第3図に示すように、可撓性部
材3の前部においては、前部プレート部材6の左右側部
に取付部6a、6aが形成され、該取付部6a、6aに
対して取付ブラケット7がボルト8aおよびナツト8b
によって取付固定されている。取付ブラケット7は、取
付部6a、6aに取付固定される基部7aと、該基部7
aの外側縁において下方に延びる支持部7bとからなり
、該支持部7bに、カム溝9aを有するカム部材9が固
着されている。上記カム溝9aは、略水平方向に延びる
前側の水平溝部9bと、該水平溝部9bの後側に連続し
後側斜め下方に傾斜して延びる傾斜溝部9Cとからなる
また、上記取付ブラケット7に対し、上記カム部材9の
カム溝9aにスライド可能に′係合する係合ビン部材1
5を介して断面略逆U字状のスライダ10が連結されて
いる。スライダ10は上部に係合ビン部材15が側方に
突出して取付けられ、該係合ビン部材15の先端部がカ
ム部材9のカム溝9aを貫通し該先端部に止め輪16が
適用されて取付ブラケット7とスライダ10とが結合さ
れている。この係合ビン部材15とカム部材9のカム溝
9aとの係合関係で、車体屋根2の開口部2aの開放初
期に可撓性部材3の前端部をチルトアップさせるチルト
機構が構成されている。
上記取付ブラケット7の支持部7bの後側部分は下端部
にガイドレール5の外側ガイド溝5aにスライド可能に
係合するガイドシュー22を有する一方、前側部分は下
端部にガイドレール5の傾斜面5eを通じて上面5f上
をスライドする別のガイドシュー23を有し、これによ
って可撓性部材3の前端部が後退する時に可撓性部材3
の前端部が上方に変位可能なるように、また、可撓性部
材3が前進する時には、開成直前(完全に閉切る少し前
)に下方に変位して略水平となるようになっている。
上記スライダ10もガイドレール5の内側ガイド満5b
に対してガイドシュー24.24を介してスライド可能
に係合している。上記スライダlOにはガイドブラケッ
ト11がガイドレール5に対応して固設され、該ガイド
ブラケット11が、ガイドレール5の外側収納溝5c内
に配設されたフロント側駆動ワイヤ12に連結されてい
る。
この駆動ワイヤ12は、第6図及び第7図に示すように
、フレーム部材4の後側部部4bの略中央左側に位置す
る第1駆動モータ13にて回転される歯車14と噛み合
い、もう一方のガイドレール5の下側のケーブル収納部
材41の外側のフロント側アイドルケーブル収納部41
a内に延び、前記第1駆動モータ13の回転で可撓性部
材3の前端部を開放動作させるようになっている。これ
によって、車体屋根2の開口部2aの前側部分が開放さ
れる。
したがって、車体屋根2の開口部2aの前側部分の開放
時には、まず、スライダ10の後退により係合ビン部材
15とカム部材9のカム溝9aとの係合関係で取付ブラ
ケット7が規制されて該取付ブラケット7の前部がスラ
イダ10に対して上方に変位し、それによって前部プレ
ート部材6すなわち可撓性部材3の前端部がチルトアッ
プ動作し、ガイドシュー23がガイドレール5の傾斜面
5eを通じて上面5f上に移動し、それから開放のため
に後退することになる。
また、上記可撓性部材3の後部も、略同様な構成でもっ
て、後部プレート部材すなわち可撓性部材3の後端部が
、チルトアップ動作の後、前進して車体屋根2の開口部
2aの後側部分を開放するようになっている。すなわち
、第4図及び第5図に示すように、後部プレート部材3
1に取付ブラケット32が固定され、該取付ブラケット
32の支持部32aにスライダ33が結合されている。
この結合は、取付ブラケット32に固着されたカム部材
34のカム溝34aにスライド可能に係合する係合ビン
部材35によってなされている。上記カム溝34aは、
前側のカム部材9のカム溝98とは、逆に、略水平方向
に延びる後側の水平溝部34bと、該水平溝部34bの
前側に連続し前側斜め下方に傾斜して延びる傾斜溝部3
4cとからなる。また、取付ブラケット32には、ロッ
ク部材44の傾斜面44bを通じて昇降しガイドレール
5の上面5f上を移動するガイドシュー36および外側
ガイド溝りa内を移動するガイドシュー37が取付けら
れ、スライダ33には、内側ガイド溝5b内を移動する
ガイドシュー38. 39が取付けられている。
この後部プレート部材31のチルトアップ動作及び開放
動作をさせるスライダ33にガイドブラケット40を介
して連結されるリヤ側駆動ワイヤ18も、ガイドレール
5の内側の収納溝5d内に配置され、後部略中央右側に
位置する第2駆動モータ19にて回転される歯車20と
噛み合った後、もう一方のガイドレール5の下側のケー
ブル収納部材41の内側のリヤ側アイドルケーブル収納
部41b内に延びており、該第2駆動モータ19の回転
で動作するようになっている。
上記第1及び第2駆動モータ13,19は共にフレーム
部材4の後部略中央部分上に配置されて、開口部2aの
前側部分の開口面積を減少させないように一箇所に集中
させるようになっており、両駆動モータ13,19共に
フレーム部材4の下側に取付けられている(第7図参照
)。
また、ガイドレール5.5の前後端部に対しては、スト
ッパ43.44が取付けられている。ストッパ43.4
4の前後方向の配置間隔は、可撓性部材3がそれ自体の
張力によって全開状態となったときの最大伸張長さより
も大きく設定され、例えば前側部分が先に閉じても、後
側部分が先に閉じても、必ず、可撓性部材3が張切った
最大伸張状態になって全閉することができるように構成
されている。
また、上記ストッパ43.44は、可撓性部材3の前後
端部に位置するガイドシュー23. 36(係合部)を
ロックするロック機構を構成する上方に窪んだストッパ
溝部43a、44aを有し、該ストッパ溝部43a、4
4aは、各ストッパ43.44に可撓性部材3に取付け
られたガイドシュー23.36が先に当たった場合のみ
該可撓性部材3の前端部又は後端部をロックするように
構成されている。例えば可撓性部材3の前端部が先に閉
じられてガイドシュー23がストッパ43に当たったと
すると、その後、可撓性部材3の後端部を閉じるときに
、可撓性部材3の前端部が後方に引張られる傾向を生じ
る。その引張力は可撓性部材3の張力で、係合ピン部材
15よりも上方に作用するので、係合ピン部材15を回
動中心として可撓性部材3の前端部(前部プレート部材
6)が上方に回動しガイドシュー23がストッパ43の
ストッパ溝部43aに係合してロックされ、可撓性部材
3の前端部が後方へ引張られるのが防止される。一方、
可撓性部材3の前側部分を開くときには、駆動ケーブル
12より駆動力が入力され、その駆動力は係合ピン部材
15よりも下側に作用するので、ストッパ43のストッ
パ溝部43aにガイドシュー23がロックされていても
、そのロックを解除させるので、可撓性部材3の前端部
はスムーズに後退し、車体屋根2の開口部2aの前側部
分は開放される。
上記可撓性部材3において、上記前部プレート部材6及
び後部プレート部材31の間には具体的に図示していな
いが、例えば実開昭63−40228号公報に記載され
るような折畳み機構が配設されており、その折畳み機構
によって折畳み可能となっている。
また、上記フレーム部材4の前側部分4aはアッパパネ
ル51aとロアパネル51bとからなる閉断面構造のフ
ロントヘッダ51に対して取付けられ、該フロントヘッ
ダ51から後方に延びるようになっており、その部分が
、可撓性部材3の前端部(前部プレート部材6)で覆わ
れている。また、フレーム部材4の前側部分4aにはり
・ツブ部61aを有するシール部材61が配設され、可
撓性部材3が閉成された状態で、前部プレート部材6の
突出部6bがシール部材61の上面に当接し、シール性
が確保されるようになっている。
また、フレーム部材4の後側部分4bも、同様に、アッ
パパネル52aとロアパネル52bとからなる閉断面構
造のりャヘツダ52に取付けられている。また、フレー
ム部材4の後側部分4bにもリップ部61bを有し前側
部分4aから連続するシール部材61が配設され、可撓
性部材3が閉切られた状態で、後部プレート部材31の
突出部31bがシール部材61に当接し、シール性が確
保されるようになっている。
53はリヤウィンドガラス、54はフロントウィンドガ
ラスである。
上記フレーム部材4の横側部分4c、4cは、ルーフレ
ールアウタ56aとルーフレールインナ56bとからな
る閉断面構造のルーフレール56の該ルーフレールアウ
タ56aに延長部材57を介して取付けられている。
上記可撓性部材3の前端部の開閉は、例えば車体屋根2
の開口部2aの前側部分を開く場合には、例えば図示し
ない前側開閉スイッチを開位置にすることにより、第1
駆動モータ13が駆動され、先ず、可撓性部材3の前端
部がチルト動作する。
すなわち、第1駆動モータ13が駆動して駆動ワイヤ1
2.12を動作させることにより、スライダ10が少し
だけ後退して、係合ビン部材15がカム部材9のカム溝
9aの水平溝部9bから傾斜溝部9cに移動する。該係
合ビン部材15は上下位置が規制されていることから、
取付ブラケット7の前側部分が上方に変位する。つまり
、取付ブラケット7の後側のガイドシュー22がガイド
レール5のガイド溝りa内に位置するのに対し、前側の
ガイドシュー′23がガイドレール5の傾斜面5eを通
じて上面5f上に移動する。それによって、取付ブラケ
ット7が取付部6a、6bを介して前部プレート部材6
に取付けられているので、前部プレート部材6がチルト
アップ動作し、可撓性部材3の前端部と車体屋根2との
間に空隙を生じさせる。
このチルトアップ動作の完了後、さらに前側開閉スイッ
チを開位置にし続けると、駆動モータ13がさらに駆動
して前部プレート部材6が、チルトアップ状態のまま、
スライダ10と共に可撓性部材3の前部を折畳みながら
後退し、車体屋根2の開口部2aの前側部分を開放する
しかして、車体屋根2の開口部2aの前側部分が全開状
態となると、駆動モータ13がロック状態となる。
一方、可撓性部材3を閉じる場合には、前側開閉スイッ
チを閉位置にすると、第1駆動モータ13の駆動で、係
合ビン部材15がカム部材9の水平溝部9bの前端に位
置し、その状態で可撓性部材3の前端部が前方へ移動す
る。しかして、可撓性部材3が開口部2aの前端位置付
近となると、再び、前側開閉スイッチを閉位置にすれば
、第1駆動モータ13の駆動でガイドシュー23がガイ
ドレール5の上面5fから傾斜面5eを通じて下降して
、可撓性部材3の前端部がチルトダウンして略水平状態
となるので、ガイドシュー23がガイドシュー22と同
じ高さとなり、チルトアップ状態が解除される。
このチルトダウンによりチルトアップが解除されるのは
、可撓性部材3の前端部がシール部材61より少し前方
となる位置である(第2図P1参照)。それから、可撓
性部材3の前端部は水平状態となってから、少し前進し
て完全な閉成状態となる(第2図P2参照)。
一方、可撓性部材3の後部も、前部と全く同様に、後側
開閉スイッチによって開閉制御されるようになっている
すなわち、第2駆動モータ19を駆動すれば、スライダ
33.33の前進により可撓性部材3の後端部である後
部プレート部材31も一緒に前進するので、可撓性部材
3の前端部と同様に、チルトアップされて折畳まれ、開
口部2aの後側部分が開放されるので、後席の乗員は、
上方の視界が得られ、開放感が得られる。
このように、第1駆動モータ13又は第2駆動モータ1
9の駆動により駆動ワイヤ12.12又は18.18が
それぞれ独立に作動し、左右のスライダ10.10又は
33.33を移動させるので、可撓性部材3の前端部又
は後端部を互いに独立して移動させることができる。
したがって、可撓性部材3の前端部も後端部も共に開か
れている場合が考えられるが、そのような場合において
全閉する場合には、例えば前端部を先に閉じるとすると
、可撓性部材13の前端部は、上述した如く、可撓性部
材3の前端部のガイドシュー23が前側ストッパ43に
当たるまで車体前方に移動する。これによって、車体屋
根2の開口部2aの前側部分は先に閉成される。
続いて、開口部2aの後側部分を閉じるために、可撓性
部材3の後端部を後方に移動させると、可撓性部材3の
前端部が、可撓性部材3の張力により後方に引張られる
傾向を生じる。その張力は係合ビン部材15より上方に
作用するので、係合ビン部材15を回動中心として可撓
性部材3の前端部(前部プレート部材6)が上方に回動
し、その結果可撓性部材3の前端部のガイドシュー23
がストッパ43のストッパ溝部43aに係合してロック
され、可撓性部材3の前端部が後方へ引っ張られるのが
防止される。よって、可撓性部材3の後端部は、開口部
2aの後側部分を閉成する。このとき、可撓性部材3の
前後端部のそれ以上の移動を規制する前側及び後側スト
ッパ43.44の前後方向の配置間隔は、可撓性部材3
がそれ自体の張力によって全開状態となったときの最大
伸張長さよりも大きく設定されているので、可撓性部材
3が張り切った最大伸張状態になって開口部2aが全閉
される。
上述した如く前端部がロック状態にある可撓性部材3の
前部を開くときには、駆動ケーブル12より駆動力が係
合ピン部材15より下側に作用するので、ストッパ43
のストッパ溝部43aにガイドシュー23がロックされ
ていても、そのロックを解除させる方向に作用すること
となるので、可撓性部材3の前端部はスムーズに後退す
る。
なお、上述した場合とは逆に、車体屋根2の開口部2a
の後側部分を先に閉じる場合も同様である。
(発明の効果) 請求項(1)の発明は、可撓性部材の前方向及び後方向
の移動を禁止する前側及び後側ストッパの配置間隔を上
記可撓性部材の最大伸張長さよりも大きく設定している
ので、可撓性部材の前後部のいずれを先に閉じても、可
撓性部材は張切った最大伸張状態とすることができ、外
観が向上し、シール性の点でも有利である。
請求項(2)の発明は、前側及び後側ストッパにロック
機構を設け、可撓性部材の端部が先に当たった場合にロ
ックされるようにしているので、不用意に移動すること
がなく、常に可撓性部材が張切った状態で全閉すること
が可能となり、外観、シール性を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明を適用し
た自動車の斜視図、第2図は第1図の■−■線断面図、
第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は後側部分に
ついての第2図と同様の図、第5図は第4図のV−V線
断面図、第6図は駆動モータを取付けたフレーム部材の
平面図、第7図は駆動モータを取付けた部分の断面図で
ある。 l・・・・・・自動車 2・・・・・・車体屋根 2a・・・・・・開口部 3・・・・・・可撓性部材 23.88・・・・・・ガイドシュー(係合部)43.
44・・・・・・ストッパ 43a、44a・・・・・・ストッパ溝部(ロック機構
)1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の車体屋根の開口部が可撓性部材にて開閉可
    能に覆われ、該可撓性部材を車体前後方向において前後
    両方から開閉できるキャンバストップ構造において、 上記可撓性部材の前後端部の前方向及び後方向の移動を
    禁止する前側及び後側ストッパを上記車体屋根の開口部
    の前後に配置すると共に、前側及び後側ストッパの配置
    間隔を上記可撓性部材の最大伸張長さよりも大きく設定
    したことを特徴とする車両のキャンバストップ構造。
  2. (2)前側及び後側ストッパは、それぞれ、可撓性部材
    の前端部及び後端部の係合部をロックするロック機構を
    有し、該各ストッパのロック機構は、該各ストッパに可
    撓性部材の端部の係合部が先に当たった場合のみロック
    するように構成されているところの請求項(1)記載の
    車両のキャンバストップ構造。
JP1276239A 1989-10-23 1989-10-23 車両のキャンバストップ構造 Expired - Lifetime JPH085323B2 (ja)

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