JP3153291B2 - 自動車のサンルーフ構造 - Google Patents

自動車のサンルーフ構造

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JP3153291B2 JP27856691A JP27856691A JP3153291B2 JP 3153291 B2 JP3153291 B2 JP 3153291B2 JP 27856691 A JP27856691 A JP 27856691A JP 27856691 A JP27856691 A JP 27856691A JP 3153291 B2 JP3153291 B2 JP 3153291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のサンル−フ構造
に関するものである。
【0002】
【従来技術】自動車のなかには、サイドドアに対応した
位置においてル−フパネルにル−フ開口を形成して、こ
のル−フ開口を可動ル−フで開閉するようにしたものが
多くなっている。ル−フパネルに形成されるル−フ開口
としては次のようなものがある。すなわち、ル−フパネ
ル前部に、それぞれ車幅方向外方が開口されると共に、
前方と後方と車幅方向内端側とが閉じられた左右一対の
ル−フ開口としたものがある(特開平3−10933号
公報参照)。
【0003】上述のような左右一対のル−フ開口は、左
右独立して構成された脱着式のル−フにを利用して開閉
されることが多いが、左右一対のル−フ開口を覆う大き
さとされた1つの可動ル−フを前後方向に移動させるこ
とにより、当該左右一対のル−フ開口を開閉することも
行なわれている。
【0004】また、可動ル−フの開閉を滑らかに行なう
ため、ル−フ開口後方のル−フパネル部上に左右一対の
ガイドレ−ルを取付けることも行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、車幅方
向外方が開口されたなル−フ開口を形成したものでは、
このル−フ開口に相当する部分においてル−フサイドレ
−ルが存在しないことになるので、車体の剛性をいかに
確保するかが問題となる。特に、ル−フ開口の後開口端
縁部を構成することになるル−フパネル後部の前端部部
分の剛性をいかに高めるかが問題となる。
【0006】したがって、本発明の目的は、それぞれ車
幅方向外方が開口された左右一対のル−フ開口が形成さ
れたものにおいて、車体剛性を十分確保し得るようにし
た自動車のサンル−フ構造を提供することにある。
【0007】前記目的を達成するため、本発明にあって
は次のような構成としてある。すなわち、ル−フパネル
前部のうちサイドドアに対応した位置においてそれぞれ
車幅方向外方が開口された左右一対のル−フ開口が形成
され、該ル−フ開口を可動ル−フによって開閉するよう
にした自動車のサンル−フ構造において、前記ル−フ開
口よりも後方のル−フパネル後部上に、前記可動ル−フ
を案内するためのガイドレ−ル取付けられ、前記可動ル
−フの後縁部には第1閉断面が形成され、前記ル−フパ
ネル後部の前端部には、第2閉断面を構成するフレ−ム
体が形成され、前記第2閉断面を構成する前記フレ−ム
体は、前記ルーフパネル後部の前端部に沿って車幅方向
に伸びて、前記サイドドアの直後方に位置する閉断面と
されたセンタピラ−と該ル−フパネル後部の車幅方向外
端部に位置する閉断面とされたル−フサイドレ−ルとに
連なって一連の閉断面構造体を形成しており、前記フレ
−ム体は、前記第1閉断面の後方でかつ前記ガイドレ−
ルの前方に配置されている、ような構成としてある。
【0008】
【発明の効果】本発明にあっては、それぞれ閉断面とさ
れたフレ−ム体とセンタピラ−とが、ル−フ開口の直後
方すなわちル−フパネル後部の前端部において、あたか
もロ−ルバ−を形成した格好となり、しかもこのロ−ル
バ−がル−フパネル後部に形成されている閉断面とされ
たル−フサイドレ−ルにも連結されているので、全体と
して車体剛性を大幅に向上させることができる。
【0009】また、それぞれ上下方向に高さをとるガイ
ドレ−ルと第1閉断面と第2閉断面すなわちフレ−ム体
とが前後方向にずれて、上下方向には互いに重ならない
ようにされているので、ヘッドクリアランスを十分確保
する上でもの好ましいものとなる。本発明の好ましい態
様およびその利点は以下の実施例の説明から明らかとな
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明するが、先ず本発明が適用されるサンル−フ構造
全体について説明する。図1において、ル−フパネル1
の前部には、左右一対のル−フ開口2、3が形成されて
いる。このル−フ開口2、3は、それぞれ車幅方向外方
が開口していて、当該ル−フ開口2、3の車幅方向外端
部にはル−フサイドレ−ルが存在しないものとなってい
る。このル−フ開口2、3の前方周縁部がフロントヘッ
ダ4により構成され、後方周縁部がル−フパネル後部1
aの前縁部5によって構成され、車幅方向内端側縁部が
中央連結部6によって構成されている。勿論、中央連結
部6は、フロントヘッダ4とル−フパネル後部1aの前
縁部5の各車幅方向中央部分同士を連結している。この
ように、フロントピラ−9、10は、フロントヘッダ4
により連結されているのみで、ル−フサイドレ−ルによ
っては前後方向に連結されていないものとなっている。
【0011】フロントヘッダ4、前縁部5、中央連結部
6は、ベ−スフレ−ム20の取付面となる関係上、それ
ぞれ、所定のル−フパネル高よりも所定分低く形成され
ている。そして、ル−フパネル後部1aには、ベ−スフ
レ−ム20の後述するガイド部分の取付面形成のため
に、前縁部5に連なると共に所定のル−フパネル高さよ
りも若干低くされた左右一対のガイド部取付面7、8が
形成されている。
【0012】ベ−スフレ−ム20は、前部分21と、後
部分22と、中央部分23と、左右一対のガイド部分2
4、25とを一体的に有する。前部分21は、フロント
ヘッダ4に固定されるもので、当該フロントヘッダ4の
長さとほぼ同等の長さを有する車幅方向の伸びる長尺と
されている。後部分22は、ル−フパネル後部1aの前
縁部5の上面に取付けられるもので、この前縁部5の車
幅方向長さとほぼ同等の長さを有する車幅方向に伸びる
長尺とされている。中央部分23は、中央連結部6上面
に取付けられるもので、前後方向に伸びて、フロントヘ
ッダ4と後部分5との各車幅方向中央部同士を連結して
いる。左右一対のガイド部分24、25は、車体のガイ
ド部取付面7あるいは8に取付けられるもので、後部分
12の各車幅方向外端部から後方へ伸びている。
【0013】31は可動ル−フで、左右一対のル−フ開
口2、3を同時に覆うことができるように、大きく形成
されている。すなわち、可動ル−フ31は、ル−フ開口
2、3部分におけるル−フパネルの車幅方向幅とほぼ同
程度の幅とされ、またフロントヘッダ4と前縁部5とに
またがるような前後方向長さとされている。このような
可動ル−フ31は、ベ−スフレ−ム21を介して、後述
のように前後方向に移動可能として車体に取付けられて
いる。そして、可動ル−フ31が後方へ移動したとき
は、図2、図3に示すように左右一対のル−フ開口2、
3を同時に開いた開状態とされる。また、可動ル−フ3
1が前方へ移動したときは、図4、図5に示すようにル
−フ開口2、3を同時に覆う閉状態となる。
【0014】図1〜図5中、32、33はガイド部分2
4、25を覆うカバ−体、34はフロントウインド、3
5はリアウインド、36、37はサイドドアである。な
お、サイドドアガラスは、図1〜図5では開いた位置す
なわちサイドドア36、37内に収納された状態となっ
ていて、図示されていないものである。
【0015】図6には、ベ−スフレ−ム21に可動ル−
フ31の案内機構等を組込んだユニット体Uを示してあ
り、以下このユニット体Uについて説明する。先ず、ベ
−スフレ−ム21の中央部分23には、当該中央部分2
3と閉断面を構成するようにガイドフレ−ム41が固定
されている。このガイドフレ−ム41の前端部は前部分
21まで伸び、後端部は後部分22まで伸びて、ベ−ス
フレ−ム21の補強作用をも兼ねている。
【0016】ガイドフレ−ム41の前端部および後端部
には、それぞれ前後方向に短く伸びる案内孔42、43
が形成されている。この案内孔42にはレバ−44が、
また案内孔42にはレバ−45が前後方向に摺動自在と
して貫通している。各レバ−44、45は車幅方向に長
く伸びていて、該両レバ−44と45同士は、図7、図
8に示すように連結レバ−46により互いに一体動する
ように連結されている。そして、このようなレバ44〜
46からなる組立体は、スプリング47によって常時後
方へ向けて付勢されている。各レバ−44、45の車幅
方向外端部は、摺動案内用のブラケット48により前後
方向に摺動可能に保持されている。そして、レバ−4
4、45の各車幅方向外端部には、係止爪49あるいは
50が一体化されている。そして、上記連結レバ−46
には、図7、図8に示すように、ガイドフレ−ム42内
において受ブロック51が固定されている。
【0017】図7、図8に示すように、ガイドフレ−ム
41内には、駆動ブロック55が摺動自在に装備されて
いる。この駆動ブロック55には、駆動ワイヤ56の前
端部が固定されている。この駆動ワイヤ56は、モ−タ
57によって正逆回転されるピニオン58に係合してい
る。これにより、モ−タ57の回転に応じて、駆動ブロ
ック55が前後方向に駆動される。駆動ブロック55の
側面には、ピン55aが突設されている。また、駆動ブ
ロック55の前面には、前記受ブロック51の後面に当
接可能に臨む押圧部55bが突設されている。
【0018】一方、可動ル−フ31の下面には、車幅方
向に伸びるピン61を中心として、レバ−62が揺動自
在に取付けられている。このレバ−62の取付けのた
め、可動ル−フ31下面には、取付板66(ピン61の
保持用板)が固定される。このレバ−62には、図7、
図8に示すような形状のカム孔63が形成されて、当該
カム孔63内に、前記駆動ブロック55に突設したピン
55aが摺動自在に挿入されている。
【0019】また、可動ル−フ31の前部下面には、前
記係止爪49に対応させて左右一対の受爪64が一体化
されている。同様に、可動ル−フ31の後部下面には、
前記係止爪50に対応させて、左右一対の受爪65が一
体化されている。この係止爪49と受爪64、および係
止爪50と受爪65とは互いにテ−パ面でもって当接可
能とされて、係止爪49、50から前方への押圧力を受
けたときに、可動ル−フ31が前方かつ下方への押圧力
を受けるようになっている。
【0020】再び図6において、ベ−スフレ−ム21の
左右のガイド部分24、25上面には、ガイドフレ−ム
70あるいは71が固定されている。このガイドフレ−
ム70、71には、レバ−72、73の一端部が、ロ−
ラを介して摺動自在に嵌合されている。レバ−72、7
3の他端部は、取付板74、75を介して、可動ル−フ
31に対して回動自在に取付けられており、その回動中
心となるピン部分を符号76、77で示してある。
【0021】以上のように構成されたユニット体Uによ
る作用について、可動ル−フ31の動きに着目しつつ説
明する。先ず、図7は、可動ル−フ31が閉状態にある
ときを示す。このとき、駆動ブロック55が受ブロック
51を前方へ押圧しており、この結果、係止爪49が受
爪64に、また係止爪50が受爪65を前方へ押圧して
いる。これにより、可動ル−フ31は、前方かつ下方へ
の押圧力を受けて、閉状態がしっかりと維持される。す
なわち、走行中に車体に作用する大きな外力を受けてフ
ロントヘッダ4が多少変位したとしても、上記押圧力に
よって可動ル−フ31はこのフロントヘッダ4にしっか
りと押し付けられ、該両者4と31との間のシ−ルを常
に良好に維持することができる。なお、上記押付力を維
持するには、モ−タ57を通電し続けてもよいが、好ま
しくは電流遮断によりロックされるロック機能を備えた
形式のモ−タを利用するとよい。
【0022】図7の閉状態から、モ−タ57を回転させ
て、駆動ブロック55を後方へ変位させる。この駆動ブ
ロック55の後方への移動に応じて、スプリング47の
付勢力によって、前記爪49と64および50と65の
係合が解除される。駆動ブロック55がなおも後方へ移
動すると、そのピン55aがカム孔63の後方ストロ−
ク端へ向けて変位し、これにより、レバ−63がピン6
1を中心として、可動ル−フ31に対して、図中反時計
方向へ揺動されていき、この結果可動ル−フ31の後端
部が上昇されていく(チルトアップ)。そして、ピン5
5aがカム孔63の後方ストロ−ク端に位置したとき
に、図8に示すように上記チルトアップが完了される。
【0023】駆動ブロック55のさらなる後方への変位
に応じて、可動ル−フ31は、チルチアップした状態の
まま後方へと変位して、左右一対のル−フ開口2、3を
共に開いた開状態となる。この可動ル−フ31の開方向
への移動の際、可動ル−フ31は、レバ−62、駆動ブ
ロック55を介したガイドフレ−ム41の案内作用を受
け、またレバ−72、73、を介したガイドフレ−ム7
0、71の案内作用を受ける。
【0024】可動ル−フ31の開状態から閉状態へと移
行するのは、駆動ブロック55を前方へ移動させること
によって、上記手順とは逆の手順で行なわれる。すなわ
ち、開状態から図8の状態を経て、図7の状態へと復帰
される。
【0025】次に、ル−フ開口直後方付近の車体構造に
ついて、図9、図10を参照しつつ説明する。先ず、可
動ル−フ31は、その下面周縁部に沿ってインナパネル
31Aを接合することにより、該可動ル−フ31の全周
縁部には閉断面が構成され、このうち後端部の閉断面を
第1閉断面として符号HD1で示してある。また、ル−
フパネル後部1aの前端部には、後述するように車幅方
向に伸びる第2閉断面HD2が構成されており、この第
2閉断面HD2は、上記第1閉断面HD1とガイドレ−
ル70との間に位置されている。
【0026】前記サイドドア36、37の直後方には、
センタピラ−110が位置されるが、このセンタピラ−
110は、図10に示すように、インナパネ100とア
ウタパネル102とにより閉断面状として形成され、さ
らに、第1レインフォ−スメント101と第2レインフ
ォ−スメント103とによって補強された極めて剛性の
高いものとされている。
【0027】前記第2閉断面HD2は、車幅方向に伸び
るフレ−ム体FRを構成しており、このフレ−ム体FR
の下面は、ル−フパネル後部1aの下面に接合されたイ
ンナパネル130によって構成されている。このインナ
パネル130は、センタピラ−110のインナパネル1
00に連なっている。また、フレ−ム体FR内には、セ
ンタピラ−100のレインフォ−スメント102が延長
して存在されている。。このように、フレ−ム体FR
は、パネル1aと130とによって閉断面とされると共
に、レインフォ−スメント102によって2重の閉断面
とされて、全体として極めて剛性の高いものとなる。
【0028】ル−フパネル後部1aの車幅方向外端部に
は、図10に示すように、前後方向に伸びるル−フサイ
ドレ−ル120が構成されている。このル−フサイドレ
−ル120は、インナパネル122ととアウタパネル1
21とにより閉断面として構成されている。そして、ル
−フサイドレ−ル120の前端部は、フレ−ム体FRお
よびセンタピラ−110に接合されている。すなわち、
ル−フサイドレ−ル120のうち、車幅方向内端部がフ
レ−ム体FRに連なり、車幅方向外端部がセンタピラ−
に連なっている。なお図9中130は、ガイドレ−ル7
0に摺動案内されるスライダで、このスライダ130に
対してレバ−72がピン72aを中心にして回動自在に
連結されている。
【0029】このように、ル−フ開口2、3の後縁部を
構成することになるル−フパネル後部1aの前端部が、
フレ−ム体FRとセンタピラ−とによる一種のロ−ルバ
−を構成したものとなり、剛性が飛躍的に向上される。
そして、上記ロ−ルバ−となる部材には、前後方向に伸
びるル−フサイドレ−ル120が連なっているので、さ
らに剛性が向上されることになる。
【0030】ここで、左右一対ガイドレ−ル70と71
との位置決めを精度よく行なうため、次のようにしても
よい。すなわち、図1、図9に示すように、ル−フパネ
ル構図1aの大半を上方から覆うカバ−パネル81を設
けて、このカバ−パネル81によって左右一対のガイド
レ−ル70と71とを連結するとよい。
【0031】カバ−パネル81とガイドレ−ル70(7
2についても同じ)との連結部分付近の様子を図12に
示してある。この図12において、86はクオ−タウイ
ンドであり、またレバ−72はガイドレ−ル70に対し
てロ−ラ78を介して案内される形式としてある。カバ
−パネル81の後端部は、図11に示すように、リアヘ
ッダ82に固定される。なお、カバ−パネル81によっ
て、モ−タ57部分の上方を隠し、また閉位置にある可
動ル−フ31とを略面一とするのが、外観上の体裁をよ
くする上で好ましいものとなる。
【0032】左右一対のガイドレ−ル70、71の位置
決めを精度よくするには、この他、図6に示すように、
ベ−スフレ−ム20のうち左右一対ガイド部24と25
との後端部同士を連結部材140によって連結すること
により行なうこともできる。
【0033】第2閉断面を構成するフレ−ム体FRが、
モ−タ57から伸びる駆動ワイヤ56と干渉することも
考えられる。この場合は、例えば図11に示すように、
ワイヤ56を、フレ−ム体FRを貫通するように配設す
ることもできる。このようにすることによって、ワイヤ
を大きく迂回させて配設することが不用になる。図11
のものでは、モ−タ57をベ−スフレ−ム20の上面に
取付けてある他、フレ−ム体FRを1重構造の閉断面と
してある。また、カバ−パネル81を実質的にル−フパ
ネルとして機能させるべく、ル−フパネル後部の中央部
分は開口141として、この開口141をカバ−パネル
で施蓋するようにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図2は可動ル−フが開位置にあるときの斜視
図。
【図3】図3は図2に示す自動車の上面図。
【図4】図4は可動ル−フが閉位置にあるときの斜視
図。
【図5】図5は図4に示す自動車の上面図。
【図6】図6はベ−スフレ−ムに組付けられたユニット
体を示す斜視図。
【図7】図7は可動ル−フが閉位置にあるときの側面断
面図。
【図8】図8は可動ル−フがチルトアップ状態とのとき
の側面断面図。
【図9】図9は可動ル−フとガイドレ−ルとフレ−ム体
との配置関係を示す側面断面図。
【図10】図10はル−フ開口開口の直後方部分の車体
構造を示す一部断面斜視図。
【図11】図11はカバ−パネル後端部付近の様子を示
す側面断面図。
【図12】図12はカバ−パネル側端部付近の様子を示
す断面図。
【図13】図13は本発明の他の実施例を示すもので、
可動ル−フ開閉用モ−タとフレ−ム体との関係を示す側
面断面図。
【符号の説明】
1:ル−フパネル 1a:ル−フパネル後部 2、3:ル−フ開口 20:ベ−スフレ−ム 31:可動ル−フ 70,71:ガイドレ−ル 72、73:連結レバ− 81:カバ−パネル(連結部材) 110:センタピラ− 120:ル−フサイドレ−ル 140:連結部材 FR:フレ−ム体 HD1:第1閉断面 HD2:第2閉断面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−253521(JP,A) 特開 平3−54025(JP,A) 特開 平3−10933(JP,A) 特開 平3−45424(JP,A) 実開 昭60−18838(JP,U) 実開 平2−48422(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ル−フパネル前部のうちサイドドアに対応
    した位置においてそれぞれ車幅方向外方が開口された左
    右一対のル−フ開口が形成され、該ル−フ開口を可動ル
    −フによって開閉するようにした自動車のサンル−フ構
    造において、 前記ル−フ開口よりも後方のル−フパネル後部上に、前
    記可動ル−フを案内するためのガイドレ−ル取付けら
    れ、 前記可動ル−フの後縁部には第1閉断面が形成され、 前記ル−フパネル後部の前端部には、第2閉断面を構成
    るフレ−ム体が形成され、前記第2閉断面を構成する 前記フレ−ム体は、前記ルー
    フパネル後部の前端部に沿って車幅方向に伸びて、前記
    サイドドアの直後方に位置する閉断面とされたセンタピ
    ラ−と該ル−フパネル後部の車幅方向外端部に位置する
    閉断面とされたル−フサイドレ−ルとに連なって一連の
    閉断面構造体を形成しており、 前記フレ−ム体は、前記第1閉断面の後方でかつ前記ガ
    イドレ−ルの前方に配置されている、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記可動ル−フが、ベ−スフレ−ムを介してル−フパネ
    ルに取付けられ、 前記ベ−スフレ−ムの後端部が、前記フレ−ム体上に位
    置されているもの。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ガイドレ−ルが左右一対設けられ、 前記左右一対のガイドレ−ル間を連結する連結部材が設
    けられているもの。
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CN102470899B (zh) * 2009-08-26 2014-08-20 本田技研工业株式会社 汽车的上部车身构造

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