JP3153286B2 - 自動車のサンル−フ構造およびサンル−フの組付方法 - Google Patents

自動車のサンル−フ構造およびサンル−フの組付方法

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JP3153286B2
JP3153286B2 JP25464391A JP25464391A JP3153286B2 JP 3153286 B2 JP3153286 B2 JP 3153286B2 JP 25464391 A JP25464391 A JP 25464391A JP 25464391 A JP25464391 A JP 25464391A JP 3153286 B2 JP3153286 B2 JP 3153286B2
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のサンル−フ構造
およびサンル−フの組付方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】自動車のなかには、ル−フパネルにル−フ
開口を形成して、このル−フ開口を可動ル−フで開閉す
るようにしたものが多くなっている。ル−フパネルに形
成されるル−フ開口としては次のようなものがある。す
なわち、ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向外端部
が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端側とが
閉じられた左右一対のル−フ開口としたものがある(特
開平2−306821号公報参照)。このようなル−フ
開口は、Tバ−ル−フとも呼ばれ、ル−フ開口の車幅方
向外端側が開口されているので、オ−プンカ−に近い解
放感が得られる。このような左右一対のル−フ開口は、
その前縁部がフロントヘッダで構成され、後縁部がル−
フパネル後部の前縁部で構成され、車幅方向内端側縁は
フロントヘッダとル−フパネル後部との各車幅方向中間
部を連結する中央連結部で構成される。
【0003】上述のような左右一対のル−フ開口は、左
右独立して構成された脱着式のル−フにを利用して開閉
されることが多いが、左右一対のル−フ開口を覆う大き
さとされた1つの可動ル−フを前後方向に移動させるこ
とにより、当該左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時
に開とすることも行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、左右一
対のル−フ開口を可動ル−フを利用して同時に閉、同時
に開とする場合、この可動ル−フを前後方向に案内する
必要が生じる。このため、車体側にベ−スフレ−ムを固
定して、このベ−スフレ−ムと可動ル−フとの間に案内
機構を構成することが考えられている。
【0005】上記ベ−スフレ−ムとしては種々の形状が
考えられるが、取付強度の確保等の観点から、次のよう
な形状のものが望まれている。すなわち、フロントヘッ
ダに沿って長く伸びる前部分と、ル−フパネル後部の前
縁部に沿って長く伸びる後部分と、該前部分と後部分と
の各中央部同士を連結している中央部分とを有る形状と
することが望まれている。このようにすることによっ
て、ベ−スフレ−ムの車体に対する取付面が大きく確保
されることと、車体への固定箇所を多くできる等の観点
から、ベ−スフレ−ムを車体に対してしっかりと固定す
ることができる。この場合、ベ−スフレ−ムの中央部分
を利用して、可動ル−フの案内機構が構成されることに
なる。
【0006】また、案内機構を車体後部側に構成する場
合は、ベ−スフレ−ム形状として、前記後部分の車幅方
向外端部から後方へ伸びる左右一対のガイド部分を有す
る形状とすることができる。上述の説明から既に明らか
なように、ベ−スフレ−ムとしては、後部分を有するこ
とを前提として、前部分および中央部分と、左右一対の
ガイド部とのいずれか一方または両方を有するものとす
ることができる。
【0007】ところで、前述の左右一対のル−フ開口を
有する自動車においては、ル−フサイドレ−ルがル−フ
開口に相当する部分で存在しないことになる。このこと
は、フロントヘッダの車幅方向外端部すなわちフロント
ピラ−上端部の位置がしっかりと位置決めされないこと
になる。また一方、ベ−スフレ−ムとして前部分を有す
る場合は、この前部分はその車幅方向外端部が自由端部
となるような片持ち式とされているので、当該前部分の
車幅方向外端部の位置というものもずれ易いものとな
る。このような位置ずれは、ベ−スフレ−ムの左右一対
のガイド部分についても同様となる。
【0008】このように、車体側およびベ−スフレ−ム
側共に位置ずれを生じ易いものとなっており、したがっ
て、ベ−スフレ−ムを単に車体に固定したのでは、ベ−
スフレ−ムがゆがんだ状態で車体に固定されてしまう等
の事態が発生して、可動ル−フをスム−ズに案内するこ
とが難しくなる。また、可動ル−フを閉じたときのシ−
ル性の点でも問題を生じ易くなる。
【0009】したがって、本発明の目的は、ベ−スフレ
−ムを所定の正規の組付関係で精度よく車体に組付ける
ことのできる自動車のサンル−フ構造およびサンル−フ
組付方法を提供することにある。
【0010】前記目的を達成するため、本発明にあって
は、位置決め手段を利用してベ−スフレ−ムがきちんと
車体に対して位置決めされた状態でベ−スフレ−ムと車
体との固定が行なわれるようにしてある。上記位置決め
のためには、位置ずれを生じ易い部分に対して、位置決
め治具を利用して位置決めするようにしてある。この位
置決め治具は、車体側あるいはベ−スフレ−ム側のいず
れかに選択的に取付けられる、勿論、このような位置決
め治具は、ベ−スフレ−ムの車体に対する固定後に取外
される。
【0011】位置決め治具を利用する他、車体側とベ−
スフレ−ム側とに、互いに係合したときにベ−スフレ−
ムが車体に対して正規の組付位置となるような関係とな
る位置決め部をあらかじめ形成しておくこともできる。
この位置決め部は、ベ−スフレ−ムの車体に対する固定
後に取外すようにしてもよいが、邪魔にならないのであ
れば、そのまま車体あるいはベ−スフレ−ムに残してお
くこともできる。
【0012】上記位置決め治具あるいは位置決め部とい
うものを、可動ル−フを利用して構成することもでき
る。本発明の具体的な構成は、特許請求の範囲に記載さ
れていることから明らかである。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ベ
−スフレ−ムを車体の正規の位置にきちんと精度よく組
付けることができる。この結果、可動ル−フのスム−ズ
な動きを確保する上で、また可動ル−フを閉じたときの
シ−ル性を確保する上で好ましいものとなる。特に位置
決め用として可動ル−フを利用する場合は、別途位置決
め用部材を用いる必要がないという利点を有する。本発
明の好ましい態様およびその利点は以下の実施例の説明
から明らかとなる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明するが、先ず本発明のサンル−フ構造全体につい
て説明し、その後その組付に関する部分を説明すること
とする。
【0015】図1において、ル−フパネル1の前部に
は、左右一対のル−フ開口2、3が形成されている。こ
のル−フ開口2、3は、それぞれ車幅方向外端部が開口
していて、当該ル−フ開口2、3の車幅方向外端部には
ル−フサイドレ−ルが存在しないものとなっている。こ
のル−フ開口2、3の前方周縁部がフロントヘッダ4に
より構成され、後方周縁部がル−フパネル後部1aの前
縁部5によって構成され、車幅方向内端側縁部が中央連
結部6によって構成されている。勿論、中央連結部6
は、フロントヘッダ4とル−フパネル後部1aの前縁部
5の各車幅方向中央部分同士を連結している。このよう
に、フロントピラ−9、10は、フロントヘッダ4によ
り連結されているのみで、すなわちル−フサイドレ−ル
によっては前後方向に連結されていないので、その上端
部が位置ずれを生じ易いものとなっている。
【0016】フロントヘッダ4、前縁部5、中央連結部
6は、ベ−スフレ−ム10の取付面となる関係上、それ
ぞれ、所定のル−フパネル高よりも所定分低く形成され
ている。そして、ル−フパネル後部1aには、ベ−スフ
レ−ム10の後述するガイド部分の取付面形成のため
に、前縁部5に連なると共に所定のル−フパネル高さよ
りも若干低くされた左右一対のガイド部取付面7、8が
形成されている。
【0017】ベ−スフレ−ム20は、前部分21と、後
部分22と、中央部分23と、左右一対のガイド部分2
4、25とを一体的に有する。前部分21は、フロント
ヘッダ4に固定されるもので、当該フロントヘッダ4の
長さとほぼ同等の長さを有する車幅方向の伸びる長尺と
されている。後部分22は、ル−フパネル後部1aの前
縁部5の上面に取付けられるもので、この前縁部5の車
幅方向長さとほぼ同等の長さを有する車幅方向に伸びる
長尺とされている。中央部分23は、中央連結部6上面
に取付けられるもので、前後方向に伸びて、フロントヘ
ッダ4と後部分5との各車幅方向中央部同士を連結して
いる。左右一対のガイド部分24、25は、車体のガイ
ド部取付面7あるいは8に取付けられるもので、後部分
12の各車幅方向外端部から後方へ伸びている。このよ
うに、前部分21の車幅方向外端部およびガイド部分2
4、25の後端部は自由端部とされて、その位置ずれが
生じ易いものとなっている。
【0018】31は可動ル−フで、左右一対のル−フ開
口2、3を同時に覆うことができるように、大きく形成
されている。すなわち、可動ル−フ31は、ル−フ開口
2、3部分におけるル−フパネルの車幅方向幅とほぼ同
程度の幅とされ、またフロントヘッダ4と前縁部5とに
またがるような前後方向長さとされている。このような
可動ル−フ31は、ベ−スフレ−ム21を介して、後述
のように前後方向に移動可能として車体に取付けられて
いる。そして、可動ル−フ31が後方へ移動したとき
は、図2、図3に示すように左右一対のル−フ開口2、
3を同時に開いた開状態とされる。また、可動ル−フ3
1が前方へ移動したときは、図4、図5に示すようにル
−フ開口2、3を同時に覆う閉状態となる。
【0019】なお、図1〜図5中、32、33はガイド
部分24、25を覆うカバ−体、34はフロントウイン
ド、35はリアウインド、36、37はサイドドアであ
る。
【0020】図6には、ベ−スフレ−ム21に可動ル−
フ31の案内機構等を組込んだユニット体Uを示してあ
り、ベ−スフレ−ム21とユニット体Uとを特に識別す
る必要のないときは、図面あるいは以下の説明において
該両者を識別することなく表現する場合もある。先ず、
ベ−スフレ−ム21の中央部分23には、当該中央部分
23と閉断面を構成するようにガイドフレ−ム41が固
定されている。このガイドフレ−ム41の前端部は前部
分21まで伸び、後端部は後部分22まで伸びて、ベ−
スフレ−ム21の補強作用をも兼ねている。
【0021】ガイドフレ−ム41の前端部および後端部
には、それぞれ前後方向に短く伸びる案内孔42、43
が形成されている。この案内孔42にはレバ−44が、
また案内孔42にはレバ−45が前後方向に摺動自在と
して貫通している。各レバ−44、45は車幅方向に長
く伸びていて、該両レバ−44と45同士は、図7、図
8に示すように連結レバ−46により互いに一体動する
ように連結されている。そして、このようなレバ44〜
46からなる組立体は、スプリング47によって常時後
方へ向けて付勢されている。
【0022】各レバ−44、45の車幅方向外端部は、
摺動案内用のブラケット48により前後方向に摺動可能
に保持されている。そして、レバ−44、45の各車幅
方向外端部には、係止爪49あるいは50が一体化され
ている。そして、上記連結レバ−46には、図7、図8
に示すように、ガイドフレ−ム42内において受ブロッ
ク51が固定されている。
【0023】図7、図8に示すように、ガイドフレ−ム
41内には、駆動ブロック55が摺動自在に装備されて
いる。この駆動ブロック55には、駆動ワイヤ56の前
端部が固定されている。この駆動ワイヤ56は、モ−タ
57によって正逆回転されるピニオン58に係合してい
る。これにより、モ−タ57の回転に応じて、駆動ブロ
ック55が前後方向に駆動される。駆動ブロック55の
側面には、ピン55aが突設されている。また、駆動ブ
ロック55の前面には、前記受ブロック51の後面に当
接可能に臨む押圧部55bが突設されている。
【0024】一方、可動ル−フ31の下面には、車幅方
向に伸びるピン61を中心として、レバ−62が揺動自
在に取付けられている。このレバ−62の取付けのた
め、可動ル−フ31下面には、取付板66(ピン61の
保持用板)が固定される。このレバ−62には、図7、
図8に示すような形状のカム孔63が形成されて、当該
カム孔63内に、前記駆動ブロック55に突設したピン
55aが摺動自在に挿入されている。
【0025】また、可動ル−フ31の前部下面には、前
記係止爪49に対応させて左右一対の受爪64が一体化
されている。同様に、可動ル−フ31の後部下面には、
前記係止爪50に対応させて、左右一対の受爪65が一
体化されている。この係止爪49と受爪64、および係
止爪50と受爪65とは互いにテ−パ面でもって当接可
能とされて、係止爪49、50から前方への押圧力を受
けたときに、可動ル−フ31が前方かつ下方への押圧力
を受けるようになっている。このように、各爪49、5
0、64、65が、シャッティング機構の主要構成要素
となっている。
【0026】再び図6において、ベ−スフレ−ム21の
左右のガイド部分24、25上面には、ガイドフレ−ム
70あるいは71が固定されている。このガイドフレ−
ム70、71には、レバ−72、73の一端部が摺動自
在に嵌合されている。レバ−72、73のガイドフレ−
ム70、71に対する案内は、例えばロ−ラを介してス
ム−ズな摺動が得られるようされている。レバ−72、
73の他端部は、取付板74、75を介して、可動ル−
フ31に対して回動自在に取付けられており、その回動
中心となるピン部分を符号76、77で示してある。こ
のようなレバ−72、73のうち、一方のレバ−73の
一端部、すなわちガイドフレ−ム71によって摺動され
る部分には、前記駆動ワイヤ56の他端部が連結されて
いる。
【0027】以上のように構成されたユニット体Uによ
る作用について、可動ル−フ31の動きに着目しつつ説
明する。先ず、図7は、可動ル−フ31が閉状態にある
ときを示す。このとき、駆動ブロック55が受ブロック
51を前方へ押圧しており、この結果、係止爪49が受
爪64に、また係止爪50が受爪65を前方へ押圧して
いる。これにより、可動ル−フ31は、前方かつ下方へ
の押圧力を受けて、閉状態がしっかりと維持される。
【0028】図7の閉状態から、モ−タ57を回転させ
て、駆動ブロック55を後方へ変位させる。この駆動ブ
ロック55の後方への移動に応じて、スプリング47の
付勢力によって、前記爪49と64および50と65の
係合が解除される。駆動ブロック55がなおも後方へ移
動すると、そのピン55aがカム孔63の後方ストロ−
ク端へ向けて変位し、これにより、レバ−63がピン6
1を中心として、可動ル−フ31に対して、図中反時計
方向へ揺動されていき、この結果可動ル−フ31の後端
部が上昇されていく(チルトアップ)。そして、ピン5
5aがカム孔63の後方ストロ−ク端に位置したとき
に、図8に示すように上記チルトアップが完了される。
【0029】駆動ブロック55のさらなる後方への変位
に応じて、可動ル−フ31は、チルチアップした状態の
まま後方へと変位して、左右一対のル−フ開口2、3を
共に開いた開状態となる。この可動ル−フ31の開方向
への移動の際、可動ル−フ31は、レバ−62、駆動ブ
ロック55を介したガイドフレ−ム41の案内作用を受
け、またレバ−72、73、を介したガイドフレ−ム7
0、71の案内作用を受ける。
【0030】可動ル−フ31の開状態から閉状態へと移
行するのは、駆動ブロック55を前方へ移動させること
によって、上記手順とは逆の手順で行なわれる。すなわ
ち、開状態から図8の状態を経て、図7の状態へと復帰
される。
【0031】さて次に、前述したようなベ−スフレ−ム
20を車体に固定する作業について説明する。なお、以
下の説明では、ベ−スフレ−ム20は図6に示すユニッ
ト体Uの形式で車体に固定されるものである。
【0032】先ず、図9は、車体側に対して、位置決め
治具81を利用した位置決めを行なうようにしたもので
ある。すなわち、十分な剛性を有する位置決め治具81
を左右一対用意して、フロントヘッダ4とル−フパネル
後部1aの前縁部5との各車幅方向外端部同士を当該位
置決め治具81で連結したものである。この連結は、例
えばボルト、ナット等の固定具82を利用して行なわれ
る。このような位置決め治具81を用いた連結によっ
て、フロントピラ−9、10がきちんと所定の位置関係
に設定される。
【0033】位置決め治具81による連結状態のまま、
ベ−スフレ−ム20を車体に固定する(通常はボルト、
ナットを利用した固定)。このベ−スフレ−ム20の車
体への固定終了後、位置決め治具81が車体から取外さ
れる。なお、位置決め治具81は、ベ−スフレ−ム20
固定時の邪魔とならないように、またベ−スフレ−ム2
0の車体への固定後の取外しに便利なように、フロント
ヘッダ4、前縁部5の下面から該両者4、5に連結する
ようにしてある。なお、ベ−スフレ−ム20は、図示は
略すが、各部分21、22、23、24、25について
それぞれ複数の取付用孔が形成されていて、この取付孔
を利用してボルト、ナット等の固定具によって車体に固
定される。
【0034】図10は、ベ−スフレ−ム20の前部分2
1と後部分22とを位置決め治具83によって位置決め
するようにしたものである。すなわち、前部分21と後
部分22との各車幅方向外端部同士を位置決め治具83
で連結したものであり、固定具による連結部を符号84
で示してある。このような位置決め治具83を用いるこ
とにより、ベ−スフレ−ム20は、車体への取付前に、
ル−フ開口2、3に対応した正規の形状にきちんと位置
決めされる。位置決め治具83によって位置決めされた
状態のまま、ベ−スフレ−ム20が車体に固定される。
そして、ベ−スフレ−ム20の車体への固定後、位置決
め治具83がベ−スフレ−ム20から取外される。
【0035】図11は、図10に示す位置決め治具83
の代りに、可動ル−フ31を位置決め治具として利用し
たものであり、固定具による連結部を符号85で示して
ある。可動ル−フ31による位置決めを行なった状態の
まま、ベ−スフレ−ム20が車体に固定され、この固定
後に、固定具による可動ル−フ31のベ−スフレ−ム2
0に対する固定が解除される。
【0036】図12は、左右一対のガイド部分24、2
5をあらかじめ正規の位置関係となるようにしたもので
ある。すなわち、位置決め治具86によって、左右一対
のガイド部分24、25の先端部同士を連結したもので
あり、固定具による連結部を符号87で示す。位置決め
治具86による位置決め状態が行なわれたまま、ベ−ス
フレ−ム20が車体に固定され、この固定後に、位置決
め治具86がベ−スフレ−ム20から取外される。
【0037】図9〜図11のいずれか1つと図12に示
す態様とを組み合わせて行なうようにしてもよい。この
場合、位置決め治具の数を減らるという観点から、また
位置決めをより精度よく行なうという観点から、図13
に示すように、1枚の大きな板状の位置決め治具88を
用意し、この位置決め治具88でもって、位置ずれを生
じ易い前部分21やガイド部分23、24の各先端部の
位置決めを行なうことができ、固定具による連結部を符
号89で示してある。位置決め治具88による位置決め
状態が行なわれたまま、ベ−スフレ−ム20が車体に固
定され、この固定後に、位置決め治具88がベ−スフレ
−ム20から取外される。
【0038】なお、位置決め治具88は、ベ−スフレ−
ム20の車体への固定作業に支承を生じさせないよう
に、車体への固定用ボルトが貫通する大きめの開口を形
成する等のことを行なうのが好ましい。また、ベ−スフ
レ−ム20の車体への固定後に大きな位置決め治具88
が容易に取外せるように、当該治具88はベ−スフレ−
ム20に対して上方から組付けられる。また、このよう
な位置決め治具88を用いることによって、あらかじめ
ユニット体Uとしてアッセンブリされたベ−スフレ−ム
20を当該位置決め治具88に固定して、所定の組立ラ
インまで搬送するようにすることもできる。この場合、
搬送中に異物に当接しても問題ないように、ベ−スフレ
−ム20(ユニット体U)の最外周縁に対して、位置決
め治具88の外周縁が少なくとも同位置かより外方側へ
突出しておくようにしておくのがよい。
【0039】図14、図15は、車体側に第1位置決め
部91を形成する一方、ベ−スフレ−ム20側に第2位
置決め部92を形成するようにしたものである。両位置
決め部91、と92同士は、ベ−スフレ−ム20の車体
への正規の組付け状態となったときに互いに係合される
もので、各位置決め部91、92は、例えば一方を突起
として、また他方を該突起が嵌入される孔として形成す
ることができる。勿論、両位置決め部91と92同士を
係合させた後、ベ−スフレ−ム20が車体に固定され
る。ただし、位置決め部91、92がベ−スフレ−ム2
0の車体への固定後に邪魔にならない限り、当該位置決
め部91、92はそのまま残存させておいてもよい。こ
の位置決め部を残存させない場合、特に突起とされた方
の位置決め部を残存させない場合は、当該突起を例えば
ボルトによって構成して、ベ−スフレ−ム20の車体へ
の固定後に当該ボルトを取外せばよい。
【0040】図14、図15では、前部分21とガイド
部分23、24との位置決めを合せて行なうようにした
場合を示しているが、そのいずれか一方のみの位置決め
を行なうようにしてもよい。
【0041】図14、図15に示すような位置決め部9
1、92の代りに、可動ル−フ31を位置決め部として
利用してもよい。すなわち、ベ−スフレ−ム20に対し
て可動ル−フ31を閉状態であらかじめ組付けておく。
この後、閉状態にある可動ル−フ31の外周縁が車体に
対して所定位置関係となるように、ベ−スフレ−ム20
と車体との位置合わせを行なう。すなわち、図7、図8
から明らかなように、可動ル−フ31が閉状態となった
ときに、可動ル−フ31とその周囲の車体側部分とが面
一となるように整合されるので、この整合が得られるよ
うに可動ル−フ31を車体側に組付けることによって位
置決めがなされる。
【0042】この可動ル−フ31を利用した位置決め後
に、ベ−スフレ−ム20を車体に固定すればよい、ただ
し、ベ−スフレ−ム20の車体への固定は、車室内側か
ら行なうようにする。ここで、可動ル−フ31による位
置決めをより良好に行なうように、位置決めの際に、駆
動ブロック55を前方へ移動させるようにモ−タ57を
回転させて、当該可動ル−フ31を前方かつ下方へ強制
的に押圧する状態とするのがよい。
【0043】勿論、可動ル−フ31に第2位置決め部9
2に相当する部分を形成して、この92部分を、図14
に示すような車体側の第1位置決め部に対して係合させ
るようにしてもよい。
【0044】図1に示すガイド体32、33は、ベ−ス
フレ−ム20の車体に対する固定後、ル−フパネル後部
1aに固定される。以上実施例について説明したが、ベ
−スフレ−ム20は、左右一対ガイド部分24、25が
無いもの、前部分21が無いもの、さらには前部分21
および中央部分22が無いものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明た適用された自動車のサンル−フ
部分の分解斜視図。
【図2】図2は可動ル−フが開状態にあるとき斜視図。
【図3】図3は図2の簡略上面図。
【図4】図4は可動ル−フが閉状態にあるとき斜視図。
【図5】図5は図4の簡略上面図。
【図6】図6はベ−スフレ−ムに種々の機構を組込んだ
ユニット体を示す斜視図。
【図7】図7は可動ル−フが閉状態にあるときの側面断
面図。
【図8】図8は可動ル−フがチルトアップされたときの
状態を示す側面断面図。
【図9】図9は位置決め治具による位置決め例を示す車
体上面図。
【図10】図10は位置決め治具による位置決め例を示
すベ−スフレ−ム上面図。
【図11】図11は可動ル−フによる位置決め例を示す
ベ−スフレ−ム上面図。
【図12】図12は位置決め治具による位置決め例を示
すベ−スフレ−ム上面図。
【図13】図13は位置決め治具による位置決め例を示
すベ−スフレ−ム上面図。
【図14】図14は車体側に設けた第1位置決め部の位
置関係を示す上面図。
【図15】図15はベ−スフレ−ム側に設けた第2位置
決め部の位置関係を示す上面図。
【符号の説明】
1:ル−フパネル 2、3:ル−フ開口 4:フロントヘッダ 5:ル−フパネル後部の前縁部 6:中央連結部 9、10:フロントピラ− 20:ベ−スフレ−ム 21:前部分 22:後部分 23:中央部分 24、25:ガイド部分 31:可動ル−フ 49、50:係止爪(シャッティング機構) 64、65:受爪(シャッティング機構) 81、83、86、88:位置決め治具 91:第1位置決め部 92:第2位置決め部
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 克明 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 高野 成史 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−306821(JP,A) 特開 昭62−39319(JP,A) 特開 昭62−1628(JP,A) 実開 昭59−37123(JP,U) 実開 平1−167918(JP,U) 実開 平3−76716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/00 B62D 25/06 B62D 65/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向外
    端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端側
    とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、前記ル−フ開口の前縁部を構成
    するフロントヘッダに沿って長く伸びる前部分と、ル−
    フパネル後部の前縁部に沿って長く伸びる後部分と、該
    前部分と後部分との各中央部同士を連結している中央部
    分とを有し、 前記左右一対のル−フ開口のうち車幅方向外方側におい
    て開口している部分を閉じるように前記フロントヘッダ
    側と前記ル−フパネル後部の前縁部側とを位置決め治具
    により連結し、 前記位置決め治具により連結された状態で前記ベ−スフ
    レ−ムが車体に固定され、 前記ベ−スフレ−ムの車体に対する固定後に、前記位置
    決め治具を車体から取外す、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ組付方法。
  2. 【請求項2】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向外
    端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端側
    とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、前記ル−フ開口の前縁部を構成
    するフロントヘッダに沿って長く伸びる前部分と、ル−
    フパネル後部の前縁部に沿って長く伸びる後部分と、該
    前部分と後部分との各中央部同士を連結している中央部
    分とを有し、 前記ベ−スフレ−ムの前部分の車幅方向外端部と後部分
    の車幅方向外端部同士とを位置決め治具により連結し、 前記位置決め治具による位置決めが行なわれている状態
    で、前記ベ−スフレ−ムを車体に固定し、 前記ベ−スフレ−ムの車体に対する固定後に、前記位置
    決め治具を該ベ−スフレ−ムから取外す、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ組付方法。
  3. 【請求項3】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向外
    端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端側
    とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、前記ル−フ開口の前縁部を構成
    するフロントヘッダに沿って長く伸びる前部分と、ル−
    フパネル後部の前縁部に沿って長く伸びる後部分と、該
    前部分と後部分との各中央部同士を連結している中央部
    分とを有し、 前記ベ−スフレ−ムに前記可動ル−フを仮組付すること
    により、該ベ−スフレ−ムの前部分と後部分との位置決
    めを行ない、 前記仮組付を行なった状態で、前記ベ−スフレ−ムを車
    体に固定し、 前記ベ−スフレ−ムの車体に対する固定後に、前記可動
    ル−フのベ−スフレ−ムに対する仮組付を解除する、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ組付方法。
  4. 【請求項4】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向外
    端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端側
    とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、前記ル−フ開口の前縁部を構成
    するフロントヘッダに沿って長く伸びる前部分と、ル−
    フパネル後部の前縁部に沿って長く伸びる後部分と、該
    前部分と後部分との各中央部同士を連結している中央部
    分とを有し、 前記フロントヘッダの車幅方向外端部とル−フパネル後
    部の前縁部における車幅方向外端部とにそれぞれ第1位
    置決め部が形成される一方、前記ベ−スフレ−ムには前
    記第1位置決め部に係合する2位置決め部が形成され
    て、該第1と第2の位置決め同士を係合させた状態で該
    ベ−スフレ−ムが車体に固定されている、ことを特徴と
    する自動車のサンル−フ構造。
  5. 【請求項5】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向外
    端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端側
    とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、前記ル−フ開口の前縁部を構成
    するフロントヘッダに沿って長く伸びる前部分と、ル−
    フパネル後部の前縁部に沿って長く伸びる後部分と、該
    前部分と後部分との各中央部同士を連結している中央部
    分とを有し、 前記フロントヘッダの車幅方向外端部とル−フパネル後
    部の前縁部における車幅方向外端部とにそれぞれ第1位
    置決め部が形成すると共に、前記ベ−スフレ−ムには前
    記第1位置決め部に係合する2位置決め部を形成し、 前記第1と第2の位置決め同士を係合させた状態で前記
    ベ−スフレ−ムの車体に対する固定を行なう、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ組付方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記ベ−スフレ−ムにあらかじめ可動ル−フが組付けら
    れて、該可動ル−フと車体側との間で前記位置決めが行
    なわれた状態で該ベ−スフレ−ムが車体に固定されてな
    る自動車のサンル−フ構造。
  7. 【請求項7】請求項5において、 前記ベ−スフレ−ムにあらかじめ可動ル−フを組付け、 前記可動ル−フと車体側との間で前記位置決めを行なっ
    た状態で、前記ベ−スフレ−ムを車体に固定する、 ことを特徴とするされてなる自動車のサンル−フ組付方
    法。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記ベ−スフレ−ムと可動ル−フとの間には、前記ル−
    フ開口を閉じているときの該可動ル−フを車体側に押付
    けおくシャッティング機構が構成され、 前記シャッティング機構により前記可動ル−フを車体側
    に押付けている状態で前記ベ−スフレ−ムが車体に固定
    されてなる自動車のサンル−フ構造。
  9. 【請求項9】請求項7において、 前記ベ−スフレ−ムと可動ル−フとの間には、前記ル−
    フ開口を閉じているときの該可動ル−フを車体側に押付
    けおくシャッティング機構が構成され、 前記シャッティング機構により前記可動ル−フを車体側
    に押付けている状態で前記ベ−スフレ−ムを車体に固定
    する、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ組付方法。
  10. 【請求項10】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向
    外端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端
    側とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、ル−フパネル後部の前縁部に沿
    って長く伸びる後部分と、該後部分の左右外端部からそ
    れぞれ後方へ伸びる左右一対のガイド部分とを有し、 前記左右一対のガイド部分の先端部同士を位置決め治具
    により連結し、 前記位置決めした状態で前記ベ−スフレ−ムが車体に固
    定し、 前記ベ−スフレ−ムの車体に対する固定後に前記位置決
    め治具を該ベ−スフレ−ムから取外す、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ組付方法。
  11. 【請求項11】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向
    外端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端
    側とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、ル−フパネル後部の前縁部に沿
    って長く伸びる後部分と、該後部分の左右外端部からそ
    れぞれ後方へ伸びる左右一対のガイド部分とを有し、 前記左右一対のガイド部分の先端部に第2位置決め部が
    形成される一方、車体には前記第2位置決めに係合され
    る第1位置決め部が形成されて、該第1と第2の位置決
    め部同士を係合させた状態で該ベ−スフレ−ムが車体に
    固定されてなる自動車のサンル−フ構造。
  12. 【請求項12】ル−フパネル前部に、それぞれ車幅方向
    外端部が開口されると共に、前方と後方と車幅方向内端
    側とが閉じられた左右一対のル−フ開口が形成され、 前記左右一対のル−フ開口を覆う大きさを有する可動ル
    −フが、車体に固定されたベ−スフレ−ムを介して車体
    前後方向に移動自在に設けられて、該可動ル−フのよっ
    て左右一対のル−フ開口を同時に閉、同時に開とするよ
    うにした自動車であって、 前記ベ−スフレ−ムが、ル−フパネル後部の前縁部に沿
    って長く伸びる後部分と、該後部分の左右外端部からそ
    れぞれ後方へ伸びる左右一対のガイド部分とを有し、 前記左右一対のガイド部分の先端部にはあらかじめ第2
    位置決め部が形成される共に、車体には前記第2位置決
    め部に係合される第1位置決め部があらかじめ形成さ
    れ、 前記第1と第2の位置決め部同士を係合させた状態で、
    前記ベ−スフレ−ムを車体に固定する、 ことを特徴とする自動車のサンル−フ組付方法。
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