JP2588825Y2 - 自動車ボデー - Google Patents

自動車ボデー

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JP2588825Y2
JP2588825Y2 JP1993019774U JP1977493U JP2588825Y2 JP 2588825 Y2 JP2588825 Y2 JP 2588825Y2 JP 1993019774 U JP1993019774 U JP 1993019774U JP 1977493 U JP1977493 U JP 1977493U JP 2588825 Y2 JP2588825 Y2 JP 2588825Y2
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roof
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JP1993019774U
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JPH0671369U (ja
Inventor
正憲 堀田
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セントラル自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、自動車ボデーに係
る。更に詳細には、キャンピングカーの様に標準のワゴ
ンタイプカー等の標準自動車ボデーのルーフを外し、荷
物容積を拡大するため、別途に天井面の高いルーフを架
装する自動車ボデーに係る。さらに詳細には、キャンピ
ングカー等の自動車の室内を仕切板で仕切る自動車ボデ
ーに係る。
【0002】
【従来の技術】 従来この種の自動車ボデーとしては、
図6に図示されるように、標準自動車ボデー101のル
ーフを取り外し、開口した天井面に丈が標準自動車ボデ
ーの天井面より高いルーフリンホース102を幅方向に
数本溶接あるいはボルト締めにより固定させて剛性を向
上させたものが知られている。
【0003】更に、図7に図示されるように、開口した
天井面にルーフリンホース102を設置するとともに、
ルーフリンホース102および天井開口部の側部を構成
するルーフサイドレール102等の断面積を拡大するこ
とで結合剛性を向上させ、剛性を確保する自動車ボデー
が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 図6に図示されるよ
うな自動車ボデーでは、天井開口部の設計の自由度が限
定される課題を有する。
【0005】図7に図示されるような自動車ボデーで
は、構造材の断面構造で強度を確保するため重くなりが
ちとなる課題を有した。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案は、
【0007】開口されたルーフからなる自動車ボデーの
室内を区分する仕切板設置位置の、仕切板外周に沿って
開口部を下にして自動車ボデーに固定されたほぼコ字型
からなる補強部材と、補強部材を前後方向から挟んで固
定された仕切板とからなることを特徴とする自動車ボデ
ー、
【0008】を提供する。
【0009】
【作用】 補強部材上部に別途の容易された新たなルー
フを架装する。補強部材を前後方向から挟んで固定され
た仕切板によって、自動車室内は区分される。
【0010】
【実施例】 この考案の実施例のルーフ未架装状態の斜
視図をあらわす図1、同補強部材の斜視図をあらわす図
2、同自動車室内を仕切る仕切板の正面図をあらわす図
3、同仕切板の設置状態の自動車ボデーの斜視図をあら
わす図4、同仕切板の一部拡大断面図をあらわす図5に
したがって説明する。
【0011】11は自動車ボデーである。この実施例で
は自動車ボデー11は、標準タイプのワゴン型自動車ボ
デーからルーフを取り外し、ルーフには開口部12が設
けられてなる。13は、開口部の側部を構成するルーフ
サイドレールである。
【0012】21は、ルーフリインホースである。ルー
フリインンホース21は、開口部12の運転席後部のピ
ラー14上間に幅方向に溶接あるいはボルト止めされ
る。22は、ルーフサイドレール補強である。ルーフサ
イドレール補強22は、ルーフサイドレール13に沿っ
て溶接によりそれぞれ取り付けられルーフサイドレール
13を補強する。更にルーフサイドレール補強22は、
室内に2段ベッドを設置したときの上段ベッドのサポー
トを兼ねさせる。
【0013】31は補強部材である。補強部材31は、
リインホースメントシェルボディからなり、図5に図示
されるように断面ロ字型からなり、全体としてはほぼコ
字型からなる。補強部材31は、開口部を下にして下端
はそれぞれ床パネルのリヤホイールアーチ付近に溶接さ
せる。更に、開口側部はブラケットシェルボディ32、
ブラケットシェルボディ33を介して自動車ボデー11
に溶接される。更に、ルーフサイドレール補強22とも
固定される。
【0014】41は仕切板である。仕切板41は、図5
に図示されるようにそれぞれ補強部材31を前後方向か
ら挟んで固定固定する。42は、仕切板41に設けられ
た通路、43は窓である。44は自動車の室内側に設置
される内装トリムである。
【0015】45は、ルーフである。ルーフ45は、F
RP製からなり、内側でルーフサイドレール13、補強
部材31に取り付けられる。
【0016】補強部材31を前後方向から挟んで固定さ
れた仕切板41によって、自動車室内は2室に区分さ
れ、前部は客席として、後部はキッチン等として使用す
る。更に室内には、リクライニングにより座席と下段ベ
ッドとの選択が可能なシートが設置される。
【0017】
【考案の効果】 したがって、この考案では天上開口部
の設計の自由度が限定されることなく、強度に優れ室内
が2室に分離された自動車ボデーを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施例のルーフ未架装状態の斜視
【図2】 この考案の実施例の補強部材の斜視図
【図3】 この考案の実施例の自動車室内を仕切る仕切
板の正面図
【図4】 この考案の実施例の仕切板の設置状態の自動
車ボデーの斜視図
【図5】 この考案の実施例の仕切板の一部拡大断面図
【図6】 従来例の斜視図
【図7】 従来例の斜視図
【符号の説明】
11 自動車ボデー 31 補強部材 41 仕切板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口されたルーフからなる自動車ボデー
    の室内を区分する仕切板設置位置の、仕切板外周に沿っ
    て開口部を下にして自動車ボデーに固定されたほぼコ字
    型からなる補強部材と、補強部材を前後方向から挟んで
    固定された仕切板とからなることを特徴とする自動車ボ
    デー。
JP1993019774U 1993-03-25 1993-03-25 自動車ボデー Expired - Lifetime JP2588825Y2 (ja)

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JPH0671369U JPH0671369U (ja) 1994-10-07
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