JPH0413266Y2 - - Google Patents

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JPH0413266Y2
JPH0413266Y2 JP1984064473U JP6447384U JPH0413266Y2 JP H0413266 Y2 JPH0413266 Y2 JP H0413266Y2 JP 1984064473 U JP1984064473 U JP 1984064473U JP 6447384 U JP6447384 U JP 6447384U JP H0413266 Y2 JPH0413266 Y2 JP H0413266Y2
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JP
Japan
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partition plate
vehicle
panel
attached
compartment
Prior art date
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JP1984064473U
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JPS60175748U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はトラツク、乗用車などの車室や荷室な
どを仕切る車輌用仕切板に関し、特に簡単に着脱
ができる車輌用仕切板に関するものである。
[従来の技術] 乗用車などの客室は、鉄板、ガラスで形状が固
定化されており、個々人の使い勝手の違いに対し
て対応能力が低く、使い方が固定されており、乗
用車は乗用車、トラツクはトラツクとしてしか使
用できず、ましてや今日は乗用車、明日はトラツ
クなどとはならない。このように運転室や車室の
後方を区画するバツクパネルが固定されているた
め、荷室から運転室或は客室など二室にまたがる
様な大きな荷物や大物装備品を搭載することがで
きない。また客室、荷室が分離しているため、そ
の出入は別々の出入口を使わなければならない。
従来、キヤブオーバーバン(フアーゴ等)の場
合、車室をビニール製の間仕切りで仕切ることが
なされているが、シール性が悪く、冷暖房効率が
悪いと共に荷室から運転室内へニオイと音が侵入
してくるといつた問題もある。またバンの場合、
荷室の仕切りにガードパイプが付いているが、断
面の小さい荷物は荷崩れを起こした時、ガードパ
イプを通して運転席に侵入してくる問題がある。
[考案が解決しようとする課題] この種の車輌用仕切板として、実開昭50−
114815号公報で提案されているようにピツクアツ
プトラツクの運転室後方のバツクパネルにスライ
ド式のドアを設け、そのドアの開放により助手席
から荷台の方に自由に移ることができるようにし
たり、或は荷台に搭載できない荷物をドアを介し
て助手席にまたがつて搭載するようにしたり、或
は特開昭58−30877号公報で提案されているよう
に、バツクパネルを上部パネルと下部パネルとに
分割し、その上部パネルをルーフに回動自在に、
また下部パネルをフロアーに対して回動自在に設
け、その上部パネルと下部パネルとを適宜開閉し
て運転席を荷台と連通するようにしたりしている
が、これらは車室のバツクパネルとして予め取り
付けられており、単に運転室と荷台とを連通する
だけであり、そのバツクパネルの全部を取り外す
ことはできない。
本考案は上記の事情を考慮してなされたもの
で、車輌に簡単に取り付けができると共にその車
輌から簡単に取り外すことができる車輌用仕切板
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成すべく本考案は、上部パネルと
下部パネルとをヒンジを介して折曲げ自在に接合
すると共にそのヒンジの反対側にシールラバーを
設けて仕切板を形成し、他方車輌に、その仕切板
の上下と側部を係合する係合溝を設け、上記仕切
板の周縁にシールラバーを取付けると共にこの仕
切板を屈曲させて上記係合溝に着脱自在に取り付
け、車輌側に仕切板の屈曲を阻止して仕切板を固
定する固定手段を設けたものである。
[作用] 上記構成によれば、シールラバーを取り付けた
仕切板の上部パネルと下部パネルとを屈曲させた
状態とし、先ず下部パネルの下端を係合溝に係合
させ、次にその屈曲部を押し込んで上部パネルの
上端を係合溝に係合させることにより取り付ける
ようにし、また取り外す場合にはこれと反対に操
作することによりその取り外しができるようにし
たものである。また装着後は仕切板を固定手段に
より車輌に固定する。これにより車輌は完全に仕
切られ、ニオイや音が侵入することはない。
[実施例] 以下本考案に係る車輌用仕切板の好適一実施例
を添付図面に基づいて詳述する。
第1図はピツクアツプトラツク1の後部を示し
ており、図において、車室2と荷室3とに仕切る
仕切板4が取り付けられた状態を示していいる。
仕切板4はガラス板などからなる上部パネル5と
鉄板などからなる下部パネル6とから構成され、
その接合部はピアノヒンジ7にて屈曲自在に接合
される。このピアノヒンジ7は第4図に示すよう
に下部ヒンジ板8がボルトナツト9にて下部パネ
ル6に取り付けられ、上部ヒンジ板10がボルト
ナツト9にて上部パネル5に取り付けられ、軸部
11を中心に上部パネル5と下部パネル6とが車
室2側に屈曲するように取り付けられる。また上
部パネル5の上端にはセンターシールラバー12
がヒンジ7の取り付けと共に固定され、このシー
ルラバー12にて上方の上部パネル5を受けると
共に上部パネル5と下部パネル6のすき間をシー
ルするようになつている。また上部パネル5の上
端はシールラバー12を支持する支持部6aが形
成され、この支持部6aを包囲するようシールラ
バー12が取り付けられ、この支持部6aによ
り、図示の取付位置のとき、シールラバー12を
上部パネル5に密に当接するよう支持する。
フロア13上には下部パネル6の下端を係合す
る係合溝14が設けられ、ルーフインナーパネル
15には上部パネル5の上端を係合する係合溝1
6が設けられる。また第3図に示すようにサイド
インナーパネル17には上部パネル5及び下部パ
ネル6の側部を保持するための凹溝18が設けら
れる。この上下の係合溝14,16及び凹溝18
に仕切板4の外周がシールラバー19を介して嵌
め入まれる。
仕切板4の荷室3側の面と当接する係合溝1
4,16及び凹溝18側の当り面14a,16
a,18aはその他方の面14b,16b,18
bより高く形成され、取付後の仕切板4が荷室3
側へ移動しないようストツパーとなる。
また第3図に示すように車室側のサイドインナ
ーパネル17には仕切板4の車室2側の面と整合
する段部20が形成され、第2図に示すようにこ
の段部20に仕切板4を固定するための固定手段
21が設けられている。固定手段21は例えば段
部20に回動自在に設けたレバー部材22からな
り、レバー部材22の回動により仕切板4と当接
し、仕切板4が車室2側に屈曲することを防止す
る。
仕切板4を取り付けるには先ず仕切板4を屈曲
した状態とし、車室2側から仕切板4の下部パネ
ル6の下端を係合溝14に嵌め入み、次に上部パ
ネル5と下部パネル6とが平板状になるよう荷室
3側に押し込むと、上部パネル5及び下部パネル
6の周縁は係合溝14,16及び凹溝18の当り
面14a,16a,18aに案内されて屈曲され
た状態から平板状となり、上部パネル5の上端が
上部係合溝16に嵌め入まれる。この状態で固定
手段21により仕切板4が車室2側に再び屈曲し
ないように固定することにより仕切板4が固定さ
れる。また係合溝14,16及び凹溝18と仕切
板4の周縁とはシールラバー19が設けられるた
めシール性がよく、かつシールラバー19の弾力
性により仕切板4が係合溝14,16及び凹溝1
8に密に嵌め入まれる。この場合係合溝14,1
6及び凹溝18内に位置したシールラバー19に
中空部19aを形成することによりその弾力性が
より増し、取り付けがより容易となる。
尚第1〜4図において23はルーフアウターパ
ネル、24はサイドアウターパネルを示す。
以上のように仕切板4を取り付けることにより
車室2と荷室3とに仕切ることができると共に仕
切板4を取り外せば車室2と荷室3とが連通し、
車室2にまたがるような大きな荷物を搭載するこ
とが可能となる。
[変形実施例] 第5図、第6図はワゴン車に本考案を適用した
もので、運転席25の後方に上部パネル5と下部
パネル6とからなる仕切板4を取り付けられるよ
う車室のインナーパネル26及びフロア27に係
合溝(図示せず)を設けておき、その係合溝に上
述のように仕切板4を嵌め入み、第5図に示すよ
うに運転室28と荷室29とに仕切る例を示して
いる。また仕切板4を取り外した場合に、運転席
25の後方にも座席が確保できるよう、フロア2
7にシート30を取り付けるための座部31を形
成しておき、この座部31に回動自在に背もたれ
支持板32を取り付け、荷室29として使用する
場合には第5図に示すように座部31を倒した状
態としてフロアとして使用し、座席として使用す
る場合には第6図に示すように支持板32を起立
させ、その支持板32と座部31とにシート30
を取り付けるようにしてもよい。
[考案の効果] 以上詳述してきたことから明らかなように本考
案によれば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1) 上部パネルと下部パネルとを屈曲自在に接合
して仕切板を形成し、車両にその仕切板と係合
する係合溝を形成することにより仕切板をワン
タツチで着脱できる。
(2) 仕切板の着脱により運転室や荷室などを広く
も狭くもできるので好みに合つた車づくりがで
きる。
(3) 仕切板の外周にシールラバーを設けることに
より、シール性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車輌用仕切板の一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図の車輌用仕切板に
おいて運転室側からみた状態を示す図、第3図は
本考案に係る車輌用仕切板において仕切板をサイ
ドインナーパネルとの取り付けの詳細を示す平断
面図、第4図は第1図の−線断面図、第5図
及び第6図は本考案に係る車輌用仕切板の他の実
施例を示す図である。 図中、4は仕切板、5は上部パネル、6は下部
パネル、14,16は係合溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部パネルと下部パネルとをヒンジを介して折
    曲げ自在に接合すると共にそのヒンジの反対側に
    シールラバーを設けて仕切板を形成し、他方車輌
    に、その仕切板の上下と側部を係合する係合溝を
    設け、上記仕切板の周縁にシールラバーを取付け
    ると共にこの仕切板を屈曲させて上記係合溝に着
    脱自在に取り付け、車輌側に仕切板の屈曲を阻止
    して仕切板を固定する固定手段を設けたことを特
    徴とする車輌用仕切板。
JP6447384U 1984-05-02 1984-05-02 車輌用仕切板 Granted JPS60175748U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6447384U JPS60175748U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 車輌用仕切板

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JP6447384U JPS60175748U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 車輌用仕切板

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Publication Number Publication Date
JPS60175748U JPS60175748U (ja) 1985-11-21
JPH0413266Y2 true JPH0413266Y2 (ja) 1992-03-27

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JP6447384U Granted JPS60175748U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 車輌用仕切板

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507729B2 (ja) * 1987-03-23 1996-06-19 日産自動車株式会社 自動車の車体構造
EP3242818B1 (en) * 2015-01-09 2018-08-08 Pressan Madeni Esya Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi A mechanism for changing the luggage compartment width in a vehicle.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100579U (ja) * 1980-12-12 1982-06-21

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