JPH0281772A - 車体側部構造 - Google Patents

車体側部構造

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JPH0281772A
JPH0281772A JP23518788A JP23518788A JPH0281772A JP H0281772 A JPH0281772 A JP H0281772A JP 23518788 A JP23518788 A JP 23518788A JP 23518788 A JP23518788 A JP 23518788A JP H0281772 A JPH0281772 A JP H0281772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
vehicle body
opening
door
car
Prior art date
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Pending
Application number
JP23518788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tazaki
博史 田崎
Kenzo Kihara
木原 憲三
Masaki Kadokura
門倉 正樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH0281772A publication Critical patent/JPH0281772A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワンボックスワゴン車、カーゴトラック車も
しくはステーションワゴン車等の前部席の後方に広いス
ペースが設けられた車両の車体側部構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、例えば実開昭63−15219号公報に示される
ように、ワンボックスワゴン車の車体側部にスライドド
アを設置し、このスライドドアを後方にスライドさせて
後部席の側方部に開放するようにした乗用車タイプのワ
ゴン車が知られている。また、ワンボックスワゴン車等
において、後部席を設ける代わりに、前部席の後方に広
い貨物室を形成した貨物車タイプのワゴン車も知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記乗用車タイプの車両は、後部席への乗員の乗降性を
向上させるために通常、後部席の側方部に形成された開
口部に上記スライドドアもしくはヒンジドアが設置され
るとともに、このドアの設置位置に対応する車室フロア
の側辺部にステップ用段部が形成されている。一方、貨
物車タイプの車両は、貨物の積降ろしを容易にするため
、前部塵の後方に位置する車体側部の略全域に開口部を
形成し、この開口部に跳ね上げ式ドア等を設置するとと
もに、貨物室のフロア部を略平坦部に形成している。こ
のように、同じワンボックスワゴン車においても車種が
異なるとその車体構造も大きく相違しているため、各車
種に応じた車体をそれぞれ設計して製造しなければなら
ず、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、同一構造の車体を使用して貨物車タイプおよび乗
用車タイプの車両の両方を構成することができ、車体の
量産化を可能にして製造コストを安価に抑えることがで
きるようにすることを目的としている。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、前部塵の後方に広いスペースが設けられた車
体において、上記スペースの側方に位置する車体側部の
略全域にドアおよびサイドパネル等が設置される開口部
を形成し、この開口部に設置される乗員乗降用ドアの閉
止位置に対応する車室フロアの側辺部に、ステップ用段
部を形成してなるものである。
上記構成の車体を貨物車タイプの車両に適用する場合に
は、車室フロアの側近辺部に形成されたステップ用段部
に、フロア面と略同一高さの上壁部を有するステップカ
バーを着脱自在に取付け、このステップカバーの上壁部
に、ドア設置用の開口縁部に設けられた車体7ランジ部
と連続するとともに、上記車体フランジ部と離れた位置
において車体部材に接合されるフランジ部を形成するこ
とが望ましい。
〔作用〕
上記構成の車体は、車体側部には形成された開口部に、
乗員乗降用のスライドドアもしくはヒンジドアと、サイ
ドパネル等を設置することにより、乗用車タイプの車両
用に適用され、かつ上記開口部に跳ね上げ式ドア等を設
置するとともに、車室フロアの側辺に形成されたステッ
プ用段部の上面を被うステップカバーを取付ける等によ
り、貨物車タイプの車両用に適用される。
また、上記ステップ用段部に取付けられるステップカバ
ーの上壁部に形成されたフランジ部は、シール用のラバ
一部材の取付部となり、この7ランジ部からドア間口縁
部の車体7ランジ部にかけて上記ラバ一部材が連続して
設置され、かつ上記ステップカバーの7ランジ部が車体
フランジ部から離れた位置において車体部材に接合され
ることにより、上記ラバ一部材の設置部にボルト孔が形
成されることなく、ステップカバーのフランジ部が支持
される。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る車体側部構造を備えたワンボッ
クスワゴン車の一例を示している。このワゴン車の前部
には前部塵(図示せず)が設けられ、この前部塵の後方
には貨物室もしくは後部席の設置部を構成する広いスペ
ース1が設けられている。そして上記スペース1の側方
に位置する車体側部2には、後述する各種のドアおよび
サイドパネル等が設置される開口部3が形成され、かつ
この開口部3の前半部に対応する車室フロア4の側辺部
には、乗員が乗降する際に使用するステップ用段部5が
形成されている。
上記車室フロア4は、第2図に示すように、側辺部下面
に断面口字状のサイドフレーム6が接合された上部パネ
ル7と、上記サイドフレーム6の下面からサイドシル8
の上部にかけて設置された断面り字状の下部パネル9と
を備え、上記下部パネル9によってステップ用段部5が
形成されている。
上記構成の車体を乗用車タイプの車両に適用する場合に
は、上記スペース1の前半部に後部席を設置し、かつ第
3図に示すように、開口部3の前半部に乗員乗降用のス
ライドドア10を設置するとともに、開口部3の後半部
にサイドパネル11を設置し、このサイドパネル11の
側壁面に形成されたガイドレール12等に沿ってスライ
ドドア10を後方にスライドさせることにより、開口部
3の前半部を開放するように構成する。
また、上記車体を貨物車タイプの車両に適用する場合に
は、第4図に示すように、開口部3の前面を被う跳ね上
げ式ドア14を設置するとともに、第5図および第6図
に示すように、上記車室フロア4のフロア面つまり上部
パネル9の壁面と略同一高さの上壁部15を有するステ
ップカバー16を取付けることにより、前部塵の後方に
設けられた広いスペース1の全域に貨物室が形成された
車両を構成する。
上記ステップカバー16は、上部パネル7の側端部にボ
ルトにより着脱自在に接合される上壁部15と、この上
壁部15の側端部下面にボルトにより着脱自在に接合さ
れるとともに、取付ブラケット17を介して下部パネル
9の側端部に支持される側壁部18とを備え、上記上壁
部15は支持ブラケット19.20によって車室フロア
4の下部パネル9に支持されている。また、上記上壁部
15には、車体前後方向に伸びるフランジ部21が側辺
部上面に形成されるとともに、このフランジ部21およ
び上記車室フロア4の連結部に沿って車体の前後方向に
伸びる溝部22.23が形成されている。
上記ステップカバー16に形成されたフランジ部21の
前端部24は、第7図に示すように、ドア設置用開口縁
部に設けられた車体フランジ部、つまり前部席用ドア2
5と上記跳ね上げ式ドア14との間に設置されたピラー
26に形成された車体フランジ部27と連続するように
車体の前方側に伸びるとともに、この車体フランジ部2
7と離れた位置において上記ピラー26のインナパネル
28にボルトにより接合されている。
上記のように、後部席の後方に広いスペース1が設けら
れた車体において、上記スペース1の側方に位置する車
体側部2の略全域に開口部3を形成し、この開口部3の
前半部に対応する車室フロア4の側辺部にステップ用段
部5を形成したため、上記開口部3の前半部に乗員乗降
用のスライドドア10を設置するとともに、後半部にサ
イドパネル11を設置することにより、上記ステップ用
段部5を利用して上記スペース1の前半部に設置された
後部席に対する乗降を容易に行なうことができる乗用車
タイプのワゴン車を構成することができる。
また、上記開口部3の全面を被う跳ね上げ式ドア14を
設置するとともに、上記ステップ用段部5にフロア面と
略同一高さの上壁部15を有するステップカバー16を
取付けることにより、スペース1のフロア面が平坦面に
形成され、このスペース1に対する貨物の乗降を容易に
行なうことができる貨物車タイプのワゴン車を構成する
ことができ、同一構造の車体によって乗用車タイプおよ
び貨物車タイプの両方の車両を構成することができる。
また、上記ステップカバー16の上壁部15に、前端部
24がドア設置用の開口縁部に設けられた車体フランジ
部27と連続するフランジ部21を形成したため、この
フランジ部21から上記車体フランジ部27にかけてシ
ール用のラバ一部材29を連続して設置することができ
、上記開口縁部を効果的にシールすることができる。し
かも上記フランジ部21の前端部は、車体フランジ部2
7から離れた位置において車体部材を構成するピラー2
6のインナパネル28に接合されているため、上記フラ
ンジ部21と車体7ランジ部27との重合部にボルト挿
通孔を形成することなく、フランジ部21の前端部24
を車体に支持することができる。したがって、上記フラ
ンジ部21の前端部と車体フランジ部とを直接ボルトに
より接合した場合のように、上記ボルトの存在によって
シール用ラバ一部材の設置が妨げられたり、両フランジ
部21.27の接合部に形成されたボルト挿通孔から雨
水が浸入したりする等の問題が生じることがなく、開口
部3のシール性をより向上させることができる。
また、上記実施例では、ステップカバー16の上壁部1
5に上記フランジ部21および車室フロア4の連結部に
沿って伸びる溝部22.23が形成されているため、ド
ア設置用の開口縁部から雨水等が浸入した場合に、この
雨水等が上記溝部22.23を介して外部に排出される
ことになり、車室内に雨水等が浸入するのをより効果的
に防止できるという利点がある。
また、第8図に示すように、ステップカバー16の側壁
部18aを、上端部に設けたヒンジ支点30を中心に回
動自在に支持し、上記側壁部18aを仮想線で示すよう
に開放し得るように構成することにより、ステップ用段
部5とステップカバー16との間に形成された空同部を
小物入れ用のスペースとして利用するようにしてもよい
なお、上記実施例では乗用車タイプの車両を構成する場
合に、開口部3の前半部に乗員乗降用のスライドドア1
0を設置しているが、上記スライドドア10に代えてヒ
ンジドアを設けた構造としてもよい。また、上記車体に
よって貨物車タイプの車体を構成する場合に、上記跳ね
上げ式ドア14に代えて観音開き式に配置される一対の
ドアを設けた構造としてもよい。
また、上記実施例ではワンボックスワゴン車について説
明したが、カーゴトラック車およびステーションワゴン
車等の前部席の後方に広いスペースが設けられた種々の
車両についても本発明に係る側部車体構造を適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、後部席の後方に広いスペ
ースが設けられた車体において、上記スペースの側方に
位置する車体側部の略全域に開口部を形成するとともに
、この開口部に設置される乗員乗降用のドアの閉止位置
に対応する単室フロアの側辺部にステップ用段部を形成
したため、上記ステップ用段部を利用して乗員の乗降を
容易に行ない得るようにした乗用車タイプの車両と、上
記開口部の全面を被う貨物乗降用のドアを設置するとと
もに、ステップ用段部を被うステップカバーを設置する
ことにより、貨物の乗降を容易に行ない得るようにした
貨物車タイプの車両とを同一構造の車体によって構成す
ることができ、車体の」産化を可能にして製造コストを
安価に抑えることができるという利点がある。
また、上記ステップカバーの上壁部に、ドア設置用の開
口縁部に設けられた車体フランジ部と連続する7ランジ
部を形成し、このフランジ部の端部を上記車体フランジ
部から離れた位置において車体部材に接合することによ
り、上記ステップカバーのフランジ部から車体フランジ
部にかけてシール用のラバ一部材を設置してドア設置用
の開口部を効果的にシールできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は第1図
のIf−I線断面図、第3図は乗用車タイプの車両の一
例を示す側面図、第4図は貨物車タイプの車両の一例を
示す側面図、第5図は第4図のv−ys*断面図、第6
図はステップカバーの取付状態を示す部分拡大斜視図、
第7図は第6図のVl −VI線断面図、第8図は本発
明の別の実施例を示す第5図相当図である。 1・・・スペース、2・・・車体側部、3・・・開口部
、4・・・車室フロア、5・・・ステップ用段部、10
・・・スライドドア、11・・・サイドパネル、14・
・・跳ね上げ式ドア、15・・・上壁部、16・・・ス
テップカバー21・・・フランジ部、26・・・ピラー
(ドア設置用の開口縁部)、27・・・車体フランジ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前部席の後方に広いスペースが設けられた車体にお
    いて、上記スペースの側方に位置する車体側部の略全域
    にドアおよびサイドパネル等が設置される開口部を形成
    し、この開口部に設置される乗員乗降用ドアの閉止位置
    に対応する車室フロアの側辺部に、ステップ用段部を形
    成してなることを特徴とする車体側部構造。 2、車室フロアの側近辺部に形成されたステップ用段部
    に、フロア面と略同一高さの上壁部を有するステップカ
    バーを着脱自在に取付け、このステップカバーの上壁部
    に、ドア設置用の開口縁部に設けられた車体フランジ部
    と連続するとともに、上記車体フランジ部と離れた位置
    において車体部材に接合されるフランジ部を形成してな
    ることを特徴とする請求項1記載の車体側部構造。
JP23518788A 1988-09-19 1988-09-19 車体側部構造 Pending JPH0281772A (ja)

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JP23518788A JPH0281772A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 車体側部構造

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JPH0281772A true JPH0281772A (ja) 1990-03-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04133987U (ja) * 1991-03-29 1992-12-14 マツダ株式会社 車両の下部車体構造
JP2007069853A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Toyota Auto Body Co Ltd 車体下部構造
JP2007313918A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Suzuki Motor Corp 車両室内構造

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