JPH0221349Y2 - - Google Patents

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JPH0221349Y2
JPH0221349Y2 JP18292486U JP18292486U JPH0221349Y2 JP H0221349 Y2 JPH0221349 Y2 JP H0221349Y2 JP 18292486 U JP18292486 U JP 18292486U JP 18292486 U JP18292486 U JP 18292486U JP H0221349 Y2 JPH0221349 Y2 JP H0221349Y2
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JP
Japan
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bumper
trunk
bumper face
bent
vehicle body
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JP18292486U
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車のトランクルーム、特にそ
の後部の構造の改良に関する。
従来の技術 例えば、エンジンを前後車軸間に搭載したミツ
ドシツプ型自動車では、運転席の背後にエンジン
ルームが位置するため、車体最後部に形成される
トランクルームの容量は必然的に制約されたもの
となる。第5図は、従来のトランクルーム後部構
造の一例として実開昭60−30879号公報に記載の
構造を示している。これはミツドシツプ型自動車
の例であり、31が運転席背後に位置するエンジ
ンルーム、32がこのエンジンルーム31の後方
に位置するトランクルームであつて、このトラン
クルーム32の後端を仕切るトランクルーム後壁
33は、いわゆるリヤエンドパネルとして車体後
端に露出している。そして、このトランクルーム
後壁33の下部に、合成樹脂等からなるバンパフ
エイシヤ34が、トランクルーム後壁33から後
方に大きく突出した状態で取付けられている。な
お、35は、リヤコンビネーシヨンランプであ
り、通常このリヤコンビネーシヨンランプ35
は、リヤエンドパネルとなるトランクルーム後壁
33に一部もしくは全体が埋設された状態となつ
ている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来のトランクルーム後
部構造では、車体の取回し等の点からバンパフエ
イシヤ34までの車体全長を決定した場合に、バ
ンパフエイシヤ34上部の空間がトランクルーム
容量として有効に利用できず、特に上述したよう
なミツドシツプ型自動車などにあつてはトランク
ルーム容量が不足がちとなりやすい。またバンパ
フエイシヤ34の上面34aが外部に露出してい
るので、このバンパ上面34aの仕上げ加工(特
に端部)やバンパフエイシヤ34を、バンパレイ
ンフオース(図示省略)あるいは車体に固定する
部材が外から見えないようにする工夫が必要であ
り、加工コストが嵩むという問題がある。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記の問題点を解決するために、
車体後端に位置するバンパレインフオースの後面
を覆うバンパフエイシヤの後壁をバンパレインフ
オース上方に延在させ、このバンパフエイシヤの
後壁に連続してバンパフエイシヤの上端を前方に
折曲して延在させた折曲部を設けて、バンパフエ
イシヤの内側の上記バンパレインフオース上方に
空所が形成され、さらに、車体後部に位置するト
ランクルーム後壁を車体後方に折曲して段部を形
成し、該段部に上記バンパフエイシヤの折曲部を
固定するとともにこの段部に連続して上記トラン
クルーム後壁を上記空所に膨出形成し、かつ、ト
ランクリツド後端面で上記バンパフエイシヤの折
曲部の固定部を覆つたことを特徴としている。
作 用 車体の全長はバンパの位置によつて規定される
が、トランクルーム後壁が上記のようにバンパフ
エイシヤ内側でかつ、バンパレインフオース上方
に形成された空所に膨出形成されているので、そ
れだけトランクルーム容量が増大する。また上記
バンパフエイシヤの車体への固定部つまりバンパ
フエイシヤの折曲部の固定部はトランクリツド後
端面で覆われた形となり、外部に露出することが
ない。
実施例 第1図は、この考案に係るトランクルーム後部
構造を備えた自動車の要部を一部切欠いて示して
いる。これは、一例としてミツドシツプ型自動車
であり、トランクルーム1は、運転席背後のエン
ジンルーム2の後方に位置している。
上記トランクルーム1は、その後面が車体後部
に位置するトランクルーム後壁3によつて仕切ら
れており、かつ底面がトランクルームフロア4に
よつて仕切られている、上記トランクルーム後壁
3は、トランクルーム1の開口部となる上端縁に
ウエザーストリツプ5を有し、かつここから若干
下がつた位置において後方に折曲されて段部6が
形成されている。そして、この段部6に連続した
形で、後方に比較的大きく膨らんだ膨出部7が形
成されている。なお、8は車体後端両側部に位置
するリヤコンビネーシヨンランプであり、これに
対応して上記トランクルーム後壁3の段部6が部
分的に下方にくぼんで形成されていて、このリヤ
コンビネーシヨンランプ8上面と段部6上面とが
面一となつている。
10は、車体後端に装着されるバンパのバンパ
フエイシヤであつて、このバンパフエイシヤ10
は、例えばウレタンやポリプロピレン等の合成樹
脂からなり、第2図に示すように、上下方向に比
較的幅広に形成されているとともに、車体側方に
回り込んだコーナー部11を有し、かつ上下両端
縁並びに左右両端縁が内側に折曲された形状とな
つている。なお、このバンパフエイシヤ10の上
部両側部には上記リヤコンビネーシヨンランプ8
に対応して切欠部12が形成されている。そし
て、このバンパフエイシヤ10は、バンパレイン
フオース14の後面を覆うバンパフエイシヤの後
壁10aを有し、この後壁10aをバンパレイン
フオース14の上方に、ほぼ垂直に延在させ、さ
らに、このバンパフエイシヤの後壁10aに連続
してバンパフエイシヤ10の上端を前方に折曲し
て延在させた折曲部13が形成されている。ま
た、バンパフエイシヤ10の内側の上記バンパレ
インフオース14上方には空所29が形成されて
いる。
さらに、上記折曲部13が上記トランクルーム
後壁3の段部6上面に重ねられてビス26あるい
はクリツプで固定されているとともに、上記バン
パレインフオース14が車体側部のサイドメンバ
15に直接固定されて車体に支持されている、こ
の状態において、上記トランクルーム後壁3の膨
出部7はバンパフエイシヤ10の内側に形成され
た上記空所29に入り込んだ形となつてトランク
ルーム1の容量を増す部分となつている。なお、
16はバンパフエイシヤ10とバンパレインフオ
ース14との間に介装された緩衝用のウレタンで
あり、27はバンパフエイシヤ10に形成された
ライセンスプレート取付用凹部、28は固定のた
めにバンパフエイシヤ10に明けられたビスやボ
ルト等の固定具用の孔である。
また、トランクルーム1の両側部を仕切るトラ
ンクルーム側壁17は、この実施例では、やはり
バンパフエイシヤ10の内側に膨出形成されてい
るとともに、その上面に段部を有しており、この
段部にバンパフエイシヤ10のコーナー部11の
上端折曲部18が固定されている。そして、バン
パフエイシヤ10の両端は、第3図に示すように
フエンダパネル19とともにトランクルーム後壁
3とトランクルーム側壁17との間の段部20に
ボルト21,ナツト22によつて固定されてい
る。
次に、上記トランクルーム1の上面に開閉可能
に装着されたトランクリツド23の後端は、上記
ウエザーストリツプ5より外側に延設され、かつ
下方に折曲されている。そして、この折曲された
トランクリツド後端面24が、上記バンパフエイ
シヤ10の後端面である後壁10a及びリヤコン
ビネーシヨンランプ8表面とほぼ面一となつてお
り、つまり、このトランクリツド23によつて上
記バンパフエイシヤ10の折曲部13の固定部が
覆われている。なお、トランクリツド後端面24
はバンパフエイシヤ10の折曲部13の固定部を
覆い、固定部を外から見えないようにする位置ま
で延びていればよいのでバンパフエイシヤ10の
後壁10aと面一となつていなくても良い。ま
た、トランクリツド23の側端も同様にウエザー
ストリツプ5より外側に延設されているとともに
下方に折曲されており、この折曲された側端面2
5がバンパフエイシヤ10の側面とほぼ面一に形
成されていて、該バンパフエイシヤ10のコーナ
ー部11上面を覆つている。
さて上記のように構成されたトランクルーム1
においては、トランクルーム後壁3及びトランク
ルーム側壁17がそれぞれバンパフエイシヤ10
の内側に大きく入り込むように膨出形成されてい
るので、車体寸法つまりバンパフエイシヤ10の
外形状に比してトランクルーム容量を非常に大き
く確保することができる。そして、上記構成によ
ればバンパフエイシヤ10の上面がトランクリツ
ド23によつて覆われるので、この部分、特に前
端部の仕上げ加工が不要となるとともにバンパフ
エイシヤ10の上面すなわち折曲部13の固定部
も外から見えないので固定具(ビスやクリツプ)
が見えないようにする必要がなく、工数の削減が
図れる。また、車体後部の外観上も、バンパのみ
が大きく突出することがなく一体感のあるデザイ
ンとすることができる。
なお、上記実施例では、トランクリツド23の
側部がフエンダパネル19上部に回り込んだ構成
となつているが、この考案は、第4図に示すよう
に、トランクリツド23が左右のフエンダパネル
19間に形成されたものにおいても同様に適用す
ることができる。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案に係る
自動車のトランクルーム後部構造によれば、バン
パ裏側の空間をトランクルームとして有効に利用
でき、車体寸法に比してトランクルーム容量を大
きく確保することができる。またバンパ上面をト
ランクリツドで覆つた状態とすることができ、こ
の部分の仕上げ加工を不要とするとともにこの部
分に設ける固定具を外から見えないようにする必
要がない等加工コストや工数の低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るトランクルーム後部構
造を備えた自動車後部を一部切欠いて示す斜視
図、第2図はバンパのみの斜視図、第3図はバン
パ側部の平断面図、第4図はこの考案の異なる実
施例を示す斜視図、第5図は従来の構成例を示す
斜視図である。 1……トランクルーム、3……トランクルーム
後壁、6……段部、7……膨出部、8……リヤコ
ンビネーシヨンランプ、10……バンパフエイシ
ヤ、13……折曲部、23……トランクリツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体後端に位置するバンパレインフオースの後
    面を覆うバンパフエイシヤの後壁をバンパレイン
    フオース上方に延在させ、このバンパフエイシヤ
    の後壁に連続してバンパフエイシヤの上端を前方
    に折曲して延在させた折曲部を設けて、バンパフ
    エイシヤの内側の上記バンパレインフオース上方
    に空所が形成され、さらに、車体後部に位置する
    トランクルーム後壁を車体後方に折曲して段部を
    形成し、該段部に上記バンパフエイシヤの折曲部
    を固定するとともにこの段部に連続して上記トラ
    ンクルーム後壁を上記空所に膨出形成し、かつ、
    トランクリツド後端面で上記バンパフエイシヤの
    折曲部の固定部を覆つたことを特徴とする自動車
    のトランクルーム後部構造。
JP18292486U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH0221349Y2 (ja)

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JP18292486U JPH0221349Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18292486U JPH0221349Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6388580U JPS6388580U (ja) 1988-06-09
JPH0221349Y2 true JPH0221349Y2 (ja) 1990-06-08

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ID=31129175

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JP18292486U Expired JPH0221349Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP2717970B2 (ja) * 1988-07-28 1998-02-25 スズキ株式会社 車体後部構造

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JPS6388580U (ja) 1988-06-09

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