JPS607251Y2 - 自動車用バンパの取付構造 - Google Patents

自動車用バンパの取付構造

Info

Publication number
JPS607251Y2
JPS607251Y2 JP5846679U JP5846679U JPS607251Y2 JP S607251 Y2 JPS607251 Y2 JP S607251Y2 JP 5846679 U JP5846679 U JP 5846679U JP 5846679 U JP5846679 U JP 5846679U JP S607251 Y2 JPS607251 Y2 JP S607251Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
floor
stay
shaped cross
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5846679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55161644U (ja
Inventor
久男 笠原
Original Assignee
富士重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP5846679U priority Critical patent/JPS607251Y2/ja
Publication of JPS55161644U publication Critical patent/JPS55161644U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS607251Y2 publication Critical patent/JPS607251Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用バンパの取付構造に関するものであ
る。
バンパの取付にはいろいろな構造があり、実公昭48−
8827号公報に示すような構造のものも案出されてい
るが、一般に自動車の車体に対するバンパの配置はたと
えば第1図に示すようになっている。
すなわちリヤスカート1にリヤフロア2の折曲げ部2a
が固着され、その端部に水漏れ防止のシール材3が塗着
されている。
そしてリヤフロア2の下方にスペアタイヤ4の収納室5
が形成されている。
リャバンパ6はリヤフロア2に貼設するナンバプレート
7より上方に配置されており、リャハンパ6の下Et6
aはりャフロア2の仮想延長面より0寸法(1own程
度)上方に位置するようになっている。
そしてリャバンパ6をリヤスカート1に固着する構造は
、たとえば第2図、第3図に示すようになっている。
すなわちリャバンパ6にU字形断面のステー8を溶着し
、ステー8をリヤスカート1の外面に結合する。
しかしこの構造のままでは、追従されたときりャバンパ
6を介してリヤスカート1が衝撃力を受は大きな変性を
生じることになるので、補強をする必要がある。
そこでリヤスカート1の室内側からりャフロア2の上面
にわたる隅部に補強金具9を固着する。
この補強金具9はハツト形断面状になっており、隅部の
車幅方向に対称位置に2個所程度固着する。
しかしハツト形断面状の長手方向の端部9aが室内にむ
き出しになっているので、積載する荷物などが当ったと
きこれを傷つけるという欠点がある。
またリヤフロア2の折曲げ部2aの端部において、補強
金具9を取付けたところは隠れるので、この端部にはシ
ール材3が塗着できないという欠点がある。
本考案はこのような欠点を解消するために案出したもの
であって、次にその構造を第4〜第7図に示す実施例に
よって説明する。
図においてリヤスカート11にリヤフロア12の折曲げ
部12aが固着され、その端部にシール材13が塗着さ
れている。
リャバンパ14を取付ネジ15によって取付けるステー
16は、ハツト形断面状に形成されている。
これをリヤスカート11に設けた透孔11aに挿通腰ハ
ツト形断面の頂面部16aがリヤフロア12の下面に添
うように形成して取付ネジ17で固着するようになって
いる。
そしてリャバンパ14はリヤフロア12の仮想延長面よ
り上方に位置しているから、ステー16はりャバンパ1
4との取付部からりャフロア12の下面に向かって第4
図に示すように斜めに降下するように形成されるが、ス
テー16は車幅方向に対称位置に2個所設けられるので
、リヤスカート11に2個所の透孔11aを穿設すると
ともに、リヤフロア12に2個所の傾斜する突起部12
bを設け、その下面に添ってステー16を接面させるよ
うにしである。
なおリヤフロア12には車体の前後方向に並列するビー
ド12cを突設しであるから、ステー16の取付ネジ1
7の頭部がビード12cの谷間にあるように配置し、ビ
ード12cの頂部にマット18を敷いて平坦な床部を形
成するようにしである。
前述のように本考案は構成されているので次のような種
々の利点を有している。
(イ)バンパ取付ステーをハツト形断面状に形成し、そ
のままフロア下面に固着するようにしであるから、衝突
時の衝撃力はバンパを介してフロアに掛かり、従来の構
造のように車体パネルに変形などの損傷を与えることが
ない。
(ロ) そして従来の構造のようにステーを受ける補強
部材を別に設ける必要がないから、部品点数を減じその
取付工数が不用になる。
(ハ)ステーを挿通する車体パネルの透孔はフロアの下
面側すなわち車体の室外側に設けられるから、ステーと
透孔との間に若干の隙間があっても雨水等の室内侵入に
は全く関係がなく、むしろステーに当接していないため
ステーに掛かる衝撃力が車体パネルに伝わらない。
に)ステーを下面に添わせるために設けられるフロアの
隅部の突起部はその肩部がなだらかな曲面に形成される
から、荷物などが当ってもこれを傷めることがない。
またステーのハツト形断面状の長手方向の端部は室外側
にありかつ車体下方にあるから、この端部により損傷す
るようなこともない。
(ホ)車体パネルに固着するフロアの折曲げ部はその全
長にわたり室内側に形成され覆われることがないから、
折曲げ部の端部に施されるシール材は連続して塗着され
この部から水漏れが発生するようなことがない。
(へ)バンパ取付ステーを添わせるためにフロアに設け
た突起部は、ビード状に形成されるから、フロアのこの
部の強度が大になる。
(ト)バンパ取付ステーをハツト形断面状に形成して傾
斜降下させ、フロアの傾斜突起部の内に添わせであるか
ら、バンパにかかる衝突時の衝撃力に対してこのバンパ
の取付構造は、車体前後方向のみならず車体左右方向に
おいても剛性(強度)がきわめて大きく強固である。
【図面の簡単な説明】
第1図は車体に対するバンパの配置を示す断面図、第2
図は従来例のバンパ固着部の断面図、第3図は第2図A
−A線の断面図、第4−〜第7図は本考案の実施例を示
し、第4図はバンパ取付ステーまわりの断面図、第5図
は第4図C−C線の断面図、第6図は第4図C−C線の
断面図、第7図は第4図C−C線の断面図である。 1・・・・・・リヤスカート、2・・・・・・リヤフロ
ア、2a・・・・・・折曲げ部、3・・・・・・シール
材、4・・・・・・スペアタイヤ、5・・・・・・収納
室、6・・・・・・リャバンパ、6a・・・・・・下縁
、7・・・・・・ナンバプレート、8・・・・・・ステ
ー、9・・・・・・補強金具、9a・・・・・・端部、
11・・・・・・リヤスカート、11a・・・・・・透
孔、12・・・・・・リヤフロアく12a・・・・・・
折曲げ部、12b・・・・・・突起部、12c・・・・
・・ビード、14・・・・・・リャバンパ、15・・・
・・・取付ネジ、16・・・・・・ステー 16a・・
・・・・頂面部、17・・・・・・取付ネジ、18・・
・・・・マット、e・・・・・・位置寸法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパがフロアの仮想延長面より上方に位置するものに
    おいて、ハツト形断面状からなりバンパから傾斜降下さ
    せるバンパ取付ステーを、車体パネルに設けた透孔に挿
    通ずるとともに、フロアに設けた傾斜突起部の内に添わ
    せて、前記ハツト形断面の頂面部をフロア下面に固着し
    たことを特徴とする自動車用バンパの取付構造。
JP5846679U 1979-05-01 1979-05-01 自動車用バンパの取付構造 Expired JPS607251Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5846679U JPS607251Y2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 自動車用バンパの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5846679U JPS607251Y2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 自動車用バンパの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55161644U JPS55161644U (ja) 1980-11-20
JPS607251Y2 true JPS607251Y2 (ja) 1985-03-11

Family

ID=29292496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5846679U Expired JPS607251Y2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 自動車用バンパの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS607251Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932565A (ja) * 1982-08-18 1984-02-22 Nissan Motor Co Ltd リヤバンパ−取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55161644U (ja) 1980-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3052766B2 (ja) 自動車の内装材による衝撃エネルギ吸収構造
US6742832B1 (en) Vehicle bed assembly and a method for making a vehicle bed assembly
US4440438A (en) Rear vehicle body structure of an automotive vehicle
JPH0939833A (ja) 自動車のフロントピラー
JP3463510B2 (ja) 側突センサの取付構造
JPS6146036Y2 (ja)
JPS607251Y2 (ja) 自動車用バンパの取付構造
US4763925A (en) Automobile body pillar structure having a safety belt anchor nut plate
JP2001151150A (ja) 自動車のフロントピラー
CN211493621U (zh) 车辆尾门的安装结构和车辆
JP3348481B2 (ja) 車両側部構造
JPS6013730Y2 (ja) フレ−ム構造
JP3385715B2 (ja) ピラートリムの取付け構造
JPS646386Y2 (ja)
JP3082542B2 (ja) 自動車の車体構造
JP3518202B2 (ja) 自動車用ドアパネル構造
JPH0139648Y2 (ja)
JPS6136453Y2 (ja)
JPH0213256Y2 (ja)
JPH0221349Y2 (ja)
JPS6236688Y2 (ja)
JPH0132613Y2 (ja)
JP2504919Y2 (ja) リヤマッドガ―ドの取付け構造
JPS5823888Y2 (ja) 自動車のドアストライカ取付部構造
JPS6224605Y2 (ja)