JP2537008Y2 - 車体構造 - Google Patents
車体構造Info
- Publication number
- JP2537008Y2 JP2537008Y2 JP1991007259U JP725991U JP2537008Y2 JP 2537008 Y2 JP2537008 Y2 JP 2537008Y2 JP 1991007259 U JP1991007259 U JP 1991007259U JP 725991 U JP725991 U JP 725991U JP 2537008 Y2 JP2537008 Y2 JP 2537008Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hooks
- torii
- carrier
- cab
- cabin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、運転室と荷台
との間を仕切るとともに運転室と荷台との間に鳥居を介
在させたキャブオ−バ型トラック等の車体構造に関す
る。
との間を仕切るとともに運転室と荷台との間に鳥居を介
在させたキャブオ−バ型トラック等の車体構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5に示すようなキャブオ−バ
型トラック(以下、トラックと称する)1が知られてい
る。このトラック1は、運転室としてのキャビン2と例
えば3方開式の荷台3とを備えており、キャビン2を最
前部に配置するとともに、荷台3をキャビン2の後方に
配置している。
型トラック(以下、トラックと称する)1が知られてい
る。このトラック1は、運転室としてのキャビン2と例
えば3方開式の荷台3とを備えており、キャビン2を最
前部に配置するとともに、荷台3をキャビン2の後方に
配置している。
【0003】キャビン2の内部には運転席や助手席等が
形成されており、キャビン2は、左右両側部に乗降用の
ドア(一方のみ図示)4を枢支している。さらに、キャ
ビン2は、枠組を構成するフロントピラ−5やリヤピラ
−6を角部に配設しており、これらフロントピラ−5や
リヤピラ−6を同じく枠組を構成するサイドメンバやク
ロスメンバ等(図示しない)に連結している。
形成されており、キャビン2は、左右両側部に乗降用の
ドア(一方のみ図示)4を枢支している。さらに、キャ
ビン2は、枠組を構成するフロントピラ−5やリヤピラ
−6を角部に配設しており、これらフロントピラ−5や
リヤピラ−6を同じく枠組を構成するサイドメンバやク
ロスメンバ等(図示しない)に連結している。
【0004】また、キャビン2は、フロントウインド7
やサイドウインド8の他にリヤウインド9を有してお
り、このリヤウインド9をキャビン2の背面の上部に配
置している。そして、このリヤウインド9を通して、キ
ャビン2の内部から車体後方の視界が確保される。
やサイドウインド8の他にリヤウインド9を有してお
り、このリヤウインド9をキャビン2の背面の上部に配
置している。そして、このリヤウインド9を通して、キ
ャビン2の内部から車体後方の視界が確保される。
【0005】前記荷台3は、キャビン2の背面を構成す
るリヤパネル10によって運転席(および助手席)との
間を仕切られており、床部11をリヤウインド9よりも
下方に位置させている。さらに、荷台3はゲ−ト12、
12、13によって囲われている。そして、荷台3の床
部11の型式として高床式、低床式、および、平床式等
があり、荷台3の開放方式として3方開式等がある。
るリヤパネル10によって運転席(および助手席)との
間を仕切られており、床部11をリヤウインド9よりも
下方に位置させている。さらに、荷台3はゲ−ト12、
12、13によって囲われている。そして、荷台3の床
部11の型式として高床式、低床式、および、平床式等
があり、荷台3の開放方式として3方開式等がある。
【0006】また、トラック1には鳥居14が設けられ
ている。この鳥居14は、複数のフレ−ム15〜18に
より構成されており、例えばリヤウインド9の窓枠に沿
った枠状に組立てられている。さらに、鳥居14は、キ
ャビン2と荷台3との境界部に配置されており、キャビ
ン2の背面に対向している。そして、鳥居14は、リヤ
パネル10に、或いは車体に連結されており、荷台3に
面している。
ている。この鳥居14は、複数のフレ−ム15〜18に
より構成されており、例えばリヤウインド9の窓枠に沿
った枠状に組立てられている。さらに、鳥居14は、キ
ャビン2と荷台3との境界部に配置されており、キャビ
ン2の背面に対向している。そして、鳥居14は、リヤ
パネル10に、或いは車体に連結されており、荷台3に
面している。
【0007】そして、鳥居14は、荷台3に積載された
荷物と運転席(および助手席)との間の仕切りの機能を
有している。
荷物と運転席(および助手席)との間の仕切りの機能を
有している。
【0008】また、鳥居14にはロ−プフック(以下、
フックと称する)19…が設けられている。このフック
19…は、例えば金属製の丸棒をL字状に成形してなる
もので、先端を球状に加工されている。さらに、フック
19…は、鳥居13の側部フレ−ム15、15に例えば
接合されている。そして、フック19、19は、例えば
2つを1組として各組毎に略同じ高さに配置されてい
る。
フックと称する)19…が設けられている。このフック
19…は、例えば金属製の丸棒をL字状に成形してなる
もので、先端を球状に加工されている。さらに、フック
19…は、鳥居13の側部フレ−ム15、15に例えば
接合されている。そして、フック19、19は、例えば
2つを1組として各組毎に略同じ高さに配置されてい
る。
【0009】また、フック19…は、車体の側方に突出
しており、球状の先端を下方に向けている。そして、フ
ック19…は、図7に1つのみ示すようにリヤピラ−6
の一部とともに横方向に並んでいる。さらに、フック1
9…は、鳥居14とリヤピラ−6との間に生じたスペ−
ス内に位置している。そして、フック19…は、荷台3
に積載された荷物20を固定するためのロ−プを結付け
ることや荷物20を覆うカバ−にもを取付けること等に
利用される。
しており、球状の先端を下方に向けている。そして、フ
ック19…は、図7に1つのみ示すようにリヤピラ−6
の一部とともに横方向に並んでいる。さらに、フック1
9…は、鳥居14とリヤピラ−6との間に生じたスペ−
ス内に位置している。そして、フック19…は、荷台3
に積載された荷物20を固定するためのロ−プを結付け
ることや荷物20を覆うカバ−にもを取付けること等に
利用される。
【0010】ここで、図7に6a、6bで示すのは、互
いに結合してリヤピラ−6を構成するリヤピラ−インナ
とリヤピラ−アウタである。
いに結合してリヤピラ−6を構成するリヤピラ−インナ
とリヤピラ−アウタである。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】上述のような従来の車
体構造においては、フック19…が鳥居14の側部フレ
−ム15、15から側方に突出している。
体構造においては、フック19…が鳥居14の側部フレ
−ム15、15から側方に突出している。
【0012】つまり、フック19…が荷台3へ向けて突
設された場合、荷台3にフック19…の突出量と荷台3
の幅とに略相当するデッドスペ−スが生じ、荷台3の荷
物積載可能な面積が小となる。そして、前述のようにフ
ック19…を荷台3の側ではなく側方へ突出させれば、
フック19…は荷台3に突出せず、荷台3のスペ−スを
最大限に確保することが可能である。
設された場合、荷台3にフック19…の突出量と荷台3
の幅とに略相当するデッドスペ−スが生じ、荷台3の荷
物積載可能な面積が小となる。そして、前述のようにフ
ック19…を荷台3の側ではなく側方へ突出させれば、
フック19…は荷台3に突出せず、荷台3のスペ−スを
最大限に確保することが可能である。
【0013】ところで、従来、フック19…は鳥居14
に別部材として付加されたものであり、フック19…と
鳥居14との一体感はあまり重要視されていなかった。
そして、外観よりも機能が優先し、フック19…の機能
を確保するために鳥居14および車体のデザインは制限
されていた。
に別部材として付加されたものであり、フック19…と
鳥居14との一体感はあまり重要視されていなかった。
そして、外観よりも機能が優先し、フック19…の機能
を確保するために鳥居14および車体のデザインは制限
されていた。
【0014】本考案の目的とするところは、ロ−プフッ
クの機能を損ねることなくロ−プフックと鳥居との一体
感を高めるとともに、ロ−プフックによりデザインを制
限されることのない車体構造を提供することにある。
クの機能を損ねることなくロ−プフックと鳥居との一体
感を高めるとともに、ロ−プフックによりデザインを制
限されることのない車体構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本考案は、運転室とこの運転室に対して仕
切られた荷台とを有し、上記運転室と上記荷台との間に
介在して上記荷台に面する枠状の鳥居を備え、この鳥居
にロ−プフックを突設した車体構造において、上記ロ−
プフックを上記鳥居の側部下部に側部フレ−ムに沿うよ
うに一体に配置するとともに、上記ロ−プフックを下向
きに突出させたことにある。
成するために本考案は、運転室とこの運転室に対して仕
切られた荷台とを有し、上記運転室と上記荷台との間に
介在して上記荷台に面する枠状の鳥居を備え、この鳥居
にロ−プフックを突設した車体構造において、上記ロ−
プフックを上記鳥居の側部下部に側部フレ−ムに沿うよ
うに一体に配置するとともに、上記ロ−プフックを下向
きに突出させたことにある。
【0016】こうすることによって本考案は、ロ−プフ
ックの機能を損ねることなくロ−プフックと鳥居との一
体感を高めるとともに、ロ−プフックにより制限される
ことなく車体をデザインできるようにした。
ックの機能を損ねることなくロ−プフックと鳥居との一
体感を高めるとともに、ロ−プフックにより制限される
ことなく車体をデザインできるようにした。
【0017】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと
重複するものについては同一番号を付し、その説明は省
略する。
いて説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと
重複するものについては同一番号を付し、その説明は省
略する。
【0018】図1は本考案の一実施例の要部を示すもの
で、図中2は例えばキャブオ−バ型トラックなどの車体
を構成する運転室としてのキャビンである。このキャビ
ン2は運転席や助手席等を内部に備えている。さらに、
キャビン2は、図示しないサイドメンバやクロスメン
バ、フロントピラ−、および、リヤピラ−6、6などに
よって枠組を構成されており、リヤピラ−6、6にその
側縁部を連結されたリヤパネル10によって背面を構成
されている。
で、図中2は例えばキャブオ−バ型トラックなどの車体
を構成する運転室としてのキャビンである。このキャビ
ン2は運転席や助手席等を内部に備えている。さらに、
キャビン2は、図示しないサイドメンバやクロスメン
バ、フロントピラ−、および、リヤピラ−6、6などに
よって枠組を構成されており、リヤピラ−6、6にその
側縁部を連結されたリヤパネル10によって背面を構成
されている。
【0019】さらに、キャビン2にはリヤウインド9が
設けられており、このリヤウインド9はリヤパネル10
の上部の面積の大半を占めている。そして、このリヤウ
インドウ9を通して、キャビン2の内部から車体後方の
視界が確保される。
設けられており、このリヤウインド9はリヤパネル10
の上部の面積の大半を占めている。そして、このリヤウ
インドウ9を通して、キャビン2の内部から車体後方の
視界が確保される。
【0020】また、図1中に21で示すのは鳥居であ
る。この鳥居21は、例えば6本のフレ−ム22〜25
により構成されており、リヤウインド9の窓枠に沿った
枠状に組立てられている。
る。この鳥居21は、例えば6本のフレ−ム22〜25
により構成されており、リヤウインド9の窓枠に沿った
枠状に組立てられている。
【0021】図中の符号22、22は上記鳥居21を構
成する側部フレ−ムである。これら側部フレ−ム22、
22は横方向に離間しており、それぞれが縦方向に延び
るとともにキャビン2の側縁部に沿って設けられてい
る。さらに、側部フレ−ム22、22は幾分湾曲してお
り、湾曲の度合を例えばキャビン2の側部の形状に合せ
ている。
成する側部フレ−ムである。これら側部フレ−ム22、
22は横方向に離間しており、それぞれが縦方向に延び
るとともにキャビン2の側縁部に沿って設けられてい
る。さらに、側部フレ−ム22、22は幾分湾曲してお
り、湾曲の度合を例えばキャビン2の側部の形状に合せ
ている。
【0022】また、側部フレ−ム22、22は、図2〜
図4に示すように例えば金属製の板材を断面略コ字形に
成形してなるものである。側部フレ−ム22、22は、
リヤパネル10のL字状に折曲された側縁部に係合して
おり、リヤパネル10に表面を当接させている。さら
に、側部フレ−ム22、22は、リヤパネル10によっ
て形成された凹部26の内側端部に位置しており、リヤ
パネル10に連結されている。
図4に示すように例えば金属製の板材を断面略コ字形に
成形してなるものである。側部フレ−ム22、22は、
リヤパネル10のL字状に折曲された側縁部に係合して
おり、リヤパネル10に表面を当接させている。さら
に、側部フレ−ム22、22は、リヤパネル10によっ
て形成された凹部26の内側端部に位置しており、リヤ
パネル10に連結されている。
【0023】ここで、リヤパネル10は、リヤピラ−6
の内側後縁部に側縁部を接合されており、リヤピラ−6
とともに閉断面を形成している。
の内側後縁部に側縁部を接合されており、リヤピラ−6
とともに閉断面を形成している。
【0024】また、図1に示すように、側部フレ−ム2
2、22の間には上部フレ−ム23と下部フレ−ム24
とが架設されている。これら上部フレ−ム23と下部フ
レ−ム24とは上下に離間しており、互いに水平に且つ
平行に配設されている。そして、上部フレ−ム23と下
部フレ−ム24とは、側部フレ−ム22、22ととも
に、下方へ拡がる台形状に組付けられている。
2、22の間には上部フレ−ム23と下部フレ−ム24
とが架設されている。これら上部フレ−ム23と下部フ
レ−ム24とは上下に離間しており、互いに水平に且つ
平行に配設されている。そして、上部フレ−ム23と下
部フレ−ム24とは、側部フレ−ム22、22ととも
に、下方へ拡がる台形状に組付けられている。
【0025】さらに、図1中に符号25、25で示すの
は中間フレ−ムである。これら中間フレ−ム25、25
は互いに平行に配設されており、縦方向に延びるととも
に横方向に離間している。さらに、中間フレ−ム25、
25は、上下方向に延びており、上部フレ−ム23およ
び下部フレ−ム24の間で対称的に架設されている。
は中間フレ−ムである。これら中間フレ−ム25、25
は互いに平行に配設されており、縦方向に延びるととも
に横方向に離間している。さらに、中間フレ−ム25、
25は、上下方向に延びており、上部フレ−ム23およ
び下部フレ−ム24の間で対称的に架設されている。
【0026】そして、前記上部フレ−ム23、下部フレ
−ム24、および、中間フレ−ム25、25として、側
部フレ−ム22、22と同様の断面形状の部材を採用す
ることが考えられる。
−ム24、および、中間フレ−ム25、25として、側
部フレ−ム22、22と同様の断面形状の部材を採用す
ることが考えられる。
【0027】そして、これらフレ−ム22〜25はリヤ
ウインド9の窓枠の形状に略沿うよう組付けられてお
り、図1においてリヤウインド9の窓枠は鳥居21によ
り隠されている。
ウインド9の窓枠の形状に略沿うよう組付けられてお
り、図1においてリヤウインド9の窓枠は鳥居21によ
り隠されている。
【0028】また、鳥居21にはロ−プフック(以下、
フックと称する)27、27が設けられている。フック
27、27は、図1および図2に示すように、板金製の
ものであり、断面形状を変形C字形に設定されている。
そして、フック27、27は外形寸法を側部フレ−ム2
2、22の下端部の内面の寸法と略等しく設定されてお
り、上部を側部フレ−ム22、22の下端部に入込ませ
ている。さらに、フック27、27は側部フレ−ム2
2、22と係合しており、側部フレ−ム22、22に連
結されているまた、フック27、27は、側部フレ−ム
22、22の下端から露出しており、側部フレ−ム2
2、22から略真下に向って延びている。さらに、フッ
ク27、27は、側部フレ−ム22、22から外側に露
出した部分の外側面28、28を曲面としており、先端
側の外形寸法を基端側の外形寸法よりも小さく設定され
ている。そして、フック27、27は、先端部に突部2
9、29(1つのみ図示)を有しており、この突部2
9、29を外側面28、28から側方へ突出させてい
る。
フックと称する)27、27が設けられている。フック
27、27は、図1および図2に示すように、板金製の
ものであり、断面形状を変形C字形に設定されている。
そして、フック27、27は外形寸法を側部フレ−ム2
2、22の下端部の内面の寸法と略等しく設定されてお
り、上部を側部フレ−ム22、22の下端部に入込ませ
ている。さらに、フック27、27は側部フレ−ム2
2、22と係合しており、側部フレ−ム22、22に連
結されているまた、フック27、27は、側部フレ−ム
22、22の下端から露出しており、側部フレ−ム2
2、22から略真下に向って延びている。さらに、フッ
ク27、27は、側部フレ−ム22、22から外側に露
出した部分の外側面28、28を曲面としており、先端
側の外形寸法を基端側の外形寸法よりも小さく設定され
ている。そして、フック27、27は、先端部に突部2
9、29(1つのみ図示)を有しており、この突部2
9、29を外側面28、28から側方へ突出させてい
る。
【0029】ここで、図2において、突部29、29は
例えば半円柱状に成形されている。また、フック27、
27は、荷台3の床面よりも十分に高い位置に設けられ
ている。
例えば半円柱状に成形されている。また、フック27、
27は、荷台3の床面よりも十分に高い位置に設けられ
ている。
【0030】また、フック27、27を側部フレ−ム2
2、22に、側部フレ−ム22、22が描く例えば曲線
の延長線を描くように取付けてもよい。
2、22に、側部フレ−ム22、22が描く例えば曲線
の延長線を描くように取付けてもよい。
【0031】すなわち、このような車体構造において
は、フック27、27が鳥居21の両側下部に配置され
ており、側部フレ−ム22、22から下方へ向って突出
しているので、フック27、27が荷物の積載を妨げる
ことがない。したがって、荷台3のスペ−スを最大限に
且つ有効に利用することができる。
は、フック27、27が鳥居21の両側下部に配置され
ており、側部フレ−ム22、22から下方へ向って突出
しているので、フック27、27が荷物の積載を妨げる
ことがない。したがって、荷台3のスペ−スを最大限に
且つ有効に利用することができる。
【0032】また、フック27、27は、鳥居21のデ
ザインに合うよう成形されており、さらに、側部フレ−
ム22、22の軸方向に沿うよう取付けられている。し
たがって、鳥居21とフック27、27との一体感を向
上させることができ、フック27、27を含む鳥居21
の全体の外観を向上させることができる。
ザインに合うよう成形されており、さらに、側部フレ−
ム22、22の軸方向に沿うよう取付けられている。し
たがって、鳥居21とフック27、27との一体感を向
上させることができ、フック27、27を含む鳥居21
の全体の外観を向上させることができる。
【0033】そして、フック27、27と鳥居21との
一体感を向上させているので、車体をフック27、27
によって制限されることのなくデザインすることができ
る。
一体感を向上させているので、車体をフック27、27
によって制限されることのなくデザインすることができ
る。
【0034】さらに、フック27、27が側方へ突出し
ないので鳥居21を幅広に見せることができる。
ないので鳥居21を幅広に見せることができる。
【0035】そして、荷台3のスペ−スを十分に確保
し、且つ、鳥居21を幅広に見せながら、フック27、
27の機能を維持することができる。
し、且つ、鳥居21を幅広に見せながら、フック27、
27の機能を維持することができる。
【0036】そして、フック27、27の機能と鳥居2
1のデザインの自由度の向上とを両立させることができ
る。
1のデザインの自由度の向上とを両立させることができ
る。
【0037】なお、本実施例では、鳥居21に2つのフ
ック27、27が設けられているが、本考案はこれに限
定されず、例えば上記フック27、27以外のフックを
側部フレ−ム22、22の長手方向途中の部位や上部フ
レ−ム23の適当な部位等に追加することも可能であ
る。
ック27、27が設けられているが、本考案はこれに限
定されず、例えば上記フック27、27以外のフックを
側部フレ−ム22、22の長手方向途中の部位や上部フ
レ−ム23の適当な部位等に追加することも可能であ
る。
【0038】さらに、上記フック27、27と異なる形
状のフックと組合わせて設けることも可能である。
状のフックと組合わせて設けることも可能である。
【0039】また、本実施例ではキャビン2にリヤウイ
ンド9を有するタイプの車体を例として説明している
が、本考案はリヤウインド9を有していないタイプの車
体にも適用可能である。
ンド9を有するタイプの車体を例として説明している
が、本考案はリヤウインド9を有していないタイプの車
体にも適用可能である。
【0040】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、運転室と
この運転室に対して仕切られた荷台とを有し、運転室と
荷台との間に介在して荷台に面する枠状の鳥居を備え、
この鳥居にロ−プフックを突設した車体構造において、
ロ−プフックを鳥居の側部と中央部との間の部位に配置
するとともに、ロ−プフックを下向きに突出させたもの
である。
この運転室に対して仕切られた荷台とを有し、運転室と
荷台との間に介在して荷台に面する枠状の鳥居を備え、
この鳥居にロ−プフックを突設した車体構造において、
ロ−プフックを鳥居の側部と中央部との間の部位に配置
するとともに、ロ−プフックを下向きに突出させたもの
である。
【0041】したがって本考案は、ロ−プフックの機能
を損ねることなくロ−プフックと鳥居との一体感を高め
るとともに、ロ−プフックにより制限されることなく車
体をデザインできるという効果がある。
を損ねることなくロ−プフックと鳥居との一体感を高め
るとともに、ロ−プフックにより制限されることなく車
体をデザインできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を車体後方から見た状
態を示す正面図。
態を示す正面図。
【図2】図1中の円Aで囲った部分を一部横断して示す
斜視図。
斜視図。
【図3】同じく図1中のB−B線に沿った断面図。
【図4】同じく図1中のC−C線に沿った断面図。
【図5】一般のキャブオ−バ型トラックを示す斜視図。
【図6】従来例を示す正面図。
【図7】同じく従来例を示す横断面図。
2…キャビン(運転室)、3…荷台、21…鳥居、2
7、27…ロ−プフック。
7、27…ロ−プフック。
Claims (1)
- 【請求項1】運転室とこの運転室に対して仕切られた荷
台とを有し、上記運転室と上記荷台との間に介在して上
記荷台に面する枠状の鳥居を備え、この鳥居にロ−プフ
ックを突設した車体構造において、上記ロ−プフックを
上記鳥居の側部下部に側部フレ−ムに沿うように一体に
配置するとともに、上記ロ−プフックを下向きに突出さ
せたことを特徴とする車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007259U JP2537008Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007259U JP2537008Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499142U JPH0499142U (ja) | 1992-08-27 |
JP2537008Y2 true JP2537008Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31739002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991007259U Expired - Lifetime JP2537008Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537008Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5763434A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Hitachi Ltd | Collecting filter for metal element |
JPS6027406A (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 熱間圧延機のスラブ巾圧下制御方法 |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP1991007259U patent/JP2537008Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0499142U (ja) | 1992-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |