JPS643704Y2 - - Google Patents

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JPS643704Y2
JPS643704Y2 JP3491483U JP3491483U JPS643704Y2 JP S643704 Y2 JPS643704 Y2 JP S643704Y2 JP 3491483 U JP3491483 U JP 3491483U JP 3491483 U JP3491483 U JP 3491483U JP S643704 Y2 JPS643704 Y2 JP S643704Y2
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JP3491483U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、キヤブオーバー型トラツクのキヤブ
内における物入構造に関する。
ボンネツト型トラツクのキヤブ内において、シ
ートとバツクパネルとの間に空間を設け、この空
間に開閉自在の荷物棚を設け、この上面を荷物台
として利用するとともに、これの下部に形成され
る空間を荷室とし利用するようにした考案が実開
昭50−128814号公報に示されている。
しかしながら、上記の考案は、エンジンルーム
がキヤブの前方に突き出したいわゆるボンネツト
型のトラツクに適用されたものであり、これをそ
のままキヤブの下部にエンジンが設置されるいわ
ゆるキヤブオーバー型のトラツクに適用すること
はできない。すなわち、第1図に示すように、キ
ヤブオーバー型のトラツクにおいて、バツクパネ
ルをシートの後方にずらせてシートとバツクパネ
ルとの間に空間を設けると、本来は荷台の前方部
に位置していたエンジンサービスホールが前記空
間の床面に位置することになるため、上記公報に
示されているように、単にリヤトレイを設けるだ
けではそのリヤトレイが邪魔になつてその下方に
位置することとなるエンジンサービスホールを通
してのエンジンメインテナンス作業を支障なく行
なうことが困難となるからである。
本考案は、キヤブオーバー型トラツクのキヤブ
内において、シートとバツクパネルとの間に空間
を設け、バツクパネルに開閉蓋の基部を回動可能
かつ着脱可能に取付けることにより、上記の問題
点を解決したものである。
これにより、通常時は開閉蓋の上面を荷物棚と
して利用するとともに、この開閉蓋とフロアパネ
ルとにより形成される空間を荷物入れとして利用
することができる一方、開閉蓋を取外すことによ
り、エンジンサービスホールを通じてのエンジン
メインテナンス作業を支障なく行うことができる
ようになる。
以下、本考案の好ましい実施例を図面を参照し
つつ具体的に説明する。
第1図に示すように、キヤブオーバー型トラツ
クにおいては、エンジンルーム1はキヤブ2の下
部に設けられており、したがつて、エンジンのメ
インテナンス作業は、フロアパネル3に設けられ
たエンジンサービスホール4,5を介して行なわ
れる。このエンジンサービスホール4,5は前後
2ケ所に分けて設けることが通常行なわれてお
り、主としてエンジン本体部のメインテナンスを
行うための第1サービスホール4がシートライザ
ー部6の上面に設けられるとともに、これより若
干後方において主として変速機部のメインテナン
スを行うための第2サービスホール5が設けられ
る。本考案においては、バツクパネル7を通常よ
り後退させてシート8とバツクパネル7との間に
空間Sを設けているため、前記第2サービスホー
ル5はこの空間Sにおけるフロアパネルに設けら
れることになる。前記第1サービスホール4はシ
ート8を回動状に持ち上げあるいは取外すことに
より開口させ、一方第2サービスホール5は適宜
のサービスホールカバー9を取外すことにより開
口させられる。
前記空間S、すなわち、第2サービスホール6
の上方に荷物棚および荷物室を同時に形成すべ
く、開閉蓋10をその基部をバツクパネル7に対
し、回動可能かつ着脱可能に取付ける。
本実施例においては、第2図に示すように、前
記開閉蓋10は、前記空間Sの前後幅とほぼ同じ
前後長さを有する平坦部10aと、この平坦部1
0aの前端部から下方に延び、フロアパネル3に
車幅方向に走るように膨出するクロスメンバ11
の上面に当接しうる下垂部10bとを有するもの
を、左右1対設けてある。この場合、第3図に示
すように、左右両開閉蓋間に開閉蓋の側縁部を支
持するための支持杆12を設けておくと、たとえ
ば開閉蓋上に重量荷物を載置した場合においても
その重量の一部が前記支持杆12を介して支持さ
れることとなり、開閉蓋の荷物棚としての強度が
増すので好都合である。
開閉蓋10は、上記したように、通常時、その
上面平坦部10aを荷物台として機能させること
ができる一方、バツクパネル7、フロアパネル
3、クロスメンバ11、および、この開閉蓋10
により囲まれる空間を荷物室13として利用する
こともできる。この荷物室13への荷物の出し入
れは開閉蓋10を第1図仮想線で示すように開い
て行なう。
前にも説明したように、本考案においては、前
記開閉蓋10をバツクパネル7に対して回動可能
かつ着脱可能に取付けるのであるが、そのための
ヒンジ14の構造例を第4図に示す。
すなわち、バツクパネル7側には水平状に取付
けたブラケツト15を介して環17aの一部を開
放させかつその開放部に外開き状の案内部16を
設けて成るクリツプ17を取付け、これに開閉蓋
10側に設けた軸18を弾性的に抱持させるよう
にしてある。前記軸18を前記案内部16に当て
がいながら下に向けて押し込むと前記軸がクリツ
プ17に弾性的に嵌まり込み、容易に開閉蓋10
を回動可能に支持させることができる。逆に、前
記軸18を上方に引き上げると前記開放部が押し
拡げられて軸18が前記クリツプ17から抜け
出、容易に開閉蓋10を取外すことができる。
なお、図示例の場合、第3図に示すように、左
右の開閉蓋10,10の中間部において、これら
の側縁部を支持するようにバツクパネル7とフロ
アパネル3のクロスメンバ11との間を掛け渡す
ように固定した前記支持杆12を、ボルト19を
抜くことにより取外しうるようにしておくと、開
閉蓋10を取外して第2サービスホール5よりエ
ンジンのメインテナンスを行う際、障害物が全く
なくなるので好都合である。
また、各開閉蓋10の下垂部10bの下端部に
は、たとえば第5図に詳細を示すように、開閉蓋
10を閉じると自動的に作動するロツク機構20
を設けておくと、走行中の振動等により開閉蓋1
0がバウンドし、不快音が発生するということが
なくなるので好都合である。このロツク機構20
は、たとえば弾性板材等を折り曲げて作成した爪
21を開閉蓋10の下垂部10bの適部に設ける
とともに、クロスメンバ11に前記爪21と係合
しうる孔22を設けて構成される。なお、ロツク
の解除は、弾性板材の一部を開閉蓋10の外面に
臨ませて構成した押ボタン23を押し込み、前記
爪21と孔22との係合を解くことにより行な
う。
なお、本考案の範囲は図面に示す実施例に限定
されない。開閉蓋の形状は、これにより荷物台を
形成すべき高さ、あるいはクロスメンバ等の形状
により種々変更可能である。また、図示例におい
ては左右1対の開閉蓋の形態としたが車幅方向に
一体にのびる単一ものに形成してもよい。さらに
開閉蓋を着脱可能かつ回動可能とするためのヒン
ジの構造としては、第4図に示すものの他、第7
図に示すもののように、係合部24を有する舌片
25を孔26に差し込む形式のものでもよい。こ
の場合、開閉蓋を閉じているとき前記係合部24
が前記孔26近傍のブラケツトの裏側に係合して
開閉蓋を取外すことはできないが、開閉蓋を立ち
上り状に開き回動させると前記舌片25を前記孔
26から抜き取ることができ、開閉蓋を取り外す
ことができる。
以上のように、本考案においては、第2サービ
スホールを備えたシートとバツクパネルとの間の
空間に、開閉蓋を、これが回動可能かつ着脱可能
にバツクパネルに取付けることにより設けたの
で、通常時はこの開閉蓋の上面を荷物棚として用
い、かつこれの下部に形成された空間を荷物室と
して用いるなどしてトラツクのキヤブ内空間を有
効利用することができるとともに、第6図に示す
ように、開閉蓋を取外すことにより、第2サービ
スホールの上方を完全に開放し、エンジンのメイ
ンテナンス作業を支障なく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
を適用したキヤブオーバー型トラツクのキヤブの
構造を示す断面側面図、第2図は開閉蓋の取付け
状態における全体構成を示す斜視図、第3図は開
閉蓋を取外した状態で示す斜視図、第4図はヒン
ジの構造例を示す斜視図、第5図はロツク機構の
一例を示す断面図、第6図はキヤブ内においてシ
ートおよび開閉蓋を取外し、エンジンサービスホ
ールを開放させた状態を示す断面側面図、第7図
はヒンジの他の構造例を示す斜視図である。 2……キヤブ、7……バツクパネル、8……シ
ート、10……開閉蓋、S……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブオーバー型トラツクのキヤブ内におい
    て、シートとキヤブのバツクパネルとの間に空間
    を設け、この空間のフロアパネルにエンジンのサ
    ービスホールを設けると共に上記バツクパネルに
    回動可能かつ着脱可能に取付けた開閉蓋と上記フ
    ロアパネルとにより物入れを構成したことを特徴
    とするキヤブオーバー型トラツクにおける物入構
    造。
JP3491483U 1983-03-10 1983-03-10 キヤブオ−バ−型トラツクにおける物入構造 Granted JPS59140941U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3491483U JPS59140941U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 キヤブオ−バ−型トラツクにおける物入構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3491483U JPS59140941U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 キヤブオ−バ−型トラツクにおける物入構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140941U JPS59140941U (ja) 1984-09-20
JPS643704Y2 true JPS643704Y2 (ja) 1989-02-01

Family

ID=30165629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3491483U Granted JPS59140941U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 キヤブオ−バ−型トラツクにおける物入構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026985B1 (ko) * 2008-12-04 2011-04-11 한일이화주식회사 크래쉬패드의 퓨즈 박스 커버 조립체

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Publication number Publication date
JPS59140941U (ja) 1984-09-20

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