JPH0530516Y2 - - Google Patents

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JPH0530516Y2
JPH0530516Y2 JP11989286U JP11989286U JPH0530516Y2 JP H0530516 Y2 JPH0530516 Y2 JP H0530516Y2 JP 11989286 U JP11989286 U JP 11989286U JP 11989286 U JP11989286 U JP 11989286U JP H0530516 Y2 JPH0530516 Y2 JP H0530516Y2
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JP
Japan
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hinge
inner case
case
ashtray
outer case
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JP11989286U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の灰皿取付構造の改良に関す
る。
(従来技術とその問題点) 従来、第4図に示すように、車体フロア1上に
設けられたコンソールボツクス2の後面に灰皿3
を取付けたものが提案されている。
この灰皿3は、コンソールボツクス2の後面に
アウターケース4が固定され、該アウターケース
4の下部にインナーケース5がヒンジ6でヒンジ
結合されていて、インナーケース5は、下部のヒ
ンジ6を中心に前後方向へ開閉されるようになつ
ている(例えば、実公昭60−179196号公報参照)。
ところで、車室のリヤスペースを拡大するため
に、シートバツク8を車体フロア1と略平行に前
倒させるとともに、シートボトム9を車体フロア
1と略直角に起立させる(跳び上げる)ようにし
たリヤシート7を備えている場合(第4図の二点
鎖線参照)、灰皿3のインナーケース5を開いて
いる時にシートボトム9を跳ね上げると、シート
ボトム9がインナーケース5に当たり、インナー
ケース5は、ヒンジ6が下部にあるので、シート
ボトム9で押下げられるようになつてさらに開か
れ、ヒンジ6がアウターケース4から外れてイン
ナーケース5が脱落することがあるという問題が
あつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、インナーケースのヒンジ位置を工夫
することにより、インナーケースが自然に開いて
いる時にシートボトム等が当たると、インナーケ
ースが閉じられるようにして、インナーケースの
脱落を未然に防止することを目的とするものであ
る。
(考案の構成) このため、本考案は、車体フロア上に設けられ
たコンソールボツクスの後面に取付けられる灰皿
であつて、上記コンソールボツクスの後面にアウ
ターケースが固定され、該アウターケースの上部
にインナーケースがヒンジ結合されていて、該イ
ンナーケースは、上部のヒンジを中心に前後方向
へ開閉されるようになつていることを特徴とする
ものである。
(考案の効果) 本考案によれば、コンソールボツクスの後面に
取付けられたアウターケースの上部にインナーケ
ースをヒンジ結合するようにしたものであるか
ら、跳ね上げられたシートボトムが、開いている
インナーケースに当たつても、インナーケースは
ヒンジが上部にあるので、シートボトムで前方へ
押されて自然に閉じられるようになる。
従つて、従来のようにヒンジがアウターケース
から外れてインナーケースが脱落するということ
がなくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第3図に示すように、車体フロア11上に設け
られたコンソールボツクス12の後面に取付けら
れる灰皿13は、コンソールボツクス12の後面
12aに固定されるアウターケース14と、該ア
ウターケース14の上部にヒンジ結合されるイン
ナーケース15とで構成されている。
第1図に詳細に示すように、上記アウターケー
ス14は、扇形状の両側壁14a,14aと、該
両側壁14a,14a間の弧面を覆う外壁14b
と、該両側壁14a,14a間の上面を覆う上壁
14cと、該上壁14cの前部から上方へ立上つ
たヒンジブラケツト14dとで構成されていて、
該ヒンジブラケツト14dの前面にはヒンジ開口
14e,14eが形成され、該ヒンジ開口14
e,14e内には、側方からヒンジピン16が取
付けられている。
上記インナーケース15は、扇形状の両側壁1
5a,15aと、該両側壁15a,15aの間の
前面を覆う蓋壁15bと、該両側壁15a,15
a間の底面を覆う底壁15cと、上記蓋壁15b
の上部から二叉状で上方へ立上つたヒンジブラケ
ツト15d,15dとで構成されていて、該ヒン
ジブラケツト15d,15dの内面には、上記ア
ウターケース14のヒンジ開口14e,14eに
嵌入可能なヒンジ突起15e,15eが形成さ
れ、該ヒンジ突起15e,15eの外面には、第
2図にも示すように、上記ヒンジピン16に上方
から嵌合可能な半円状のヒンジフツク15f,1
5fが形成されている。なお、15hは、蓋壁1
5bの外面に設けられた開閉操作用つまみであ
る。
そして、アウターケース14のヒンジ開口14
e,14eにインナーケース15のヒンジ突起1
5e,15eを嵌入して、ヒンジフツク15f,
15fをヒンジピン16,16に上方から嵌合す
ると、インナーケース15はアウターケース14
に対して上部のヒンジピン16を中心に前後方向
へ開閉されるようになる。
上記アウターケース14の両側壁14a,14
aの内面には、ばね板17、17が取付けられる
とともに、上記インナーケース15の両側壁15
a,15aの外面には、上記ばね板17,17が
嵌り合う開閉方向の溝15g,15gが形成され
ていて、該ばね板17でインナーケース15の開
閉にフリクシヨンが付与され、インナーケース1
5の最大開き位置で、ばね板17が溝15gの端
部に当接してストツパーがかかるようになる。
そして、インナーケース15を最大開き位置か
らさらに開き操作すると、両側壁15aの外面に
ばね板17が乗り上げて溝15gから外れるの
で、インナーケース15を持ち上げてヒンジフツ
ク15fをヒンジピン16から外し、インナーケ
ース15を手前に引くと、ヒンジ突起15eがヒ
ンジ開口14eから抜けて、インナーケース15
がアウターケース14から取外せるようになる。
上記のような構成であれば、第3図に示すよう
に、車体のリヤスペースを拡大するために、リヤ
シート18のシートバツク19を車体フロム11
と略平行に前倒させるとともに、シートボトム2
0を車体フロア11と略直角に跳ね上げた場合
(第3図の二点鎖線参照)、灰皿13のインナーケ
ース15が開いていて、シートボトム20がイン
ナーケース15に当つても、インナーケース15
のヒンジ15f,16は上部にあるので、インナ
ーケース15はシートボトム20で前方へ押され
て自然に閉じられるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る灰皿の分解斜視図、第2
図はヒンジピンとヒンジフツクの斜視図、第3図
は本考案に係る灰皿を取付けた車室内の側面図、
第4図は従来の灰皿を取付けた車室内の側面図で
ある。 11……車体フロア、12……コンソールボツ
クス、12a……後面、13……灰皿、14……
アウターケース、14d……ヒンジブラケツト、
15……インナーケース、15d……ヒンジブラ
ケツト、15f……ヒンジフツク、16……ヒン
ジピン、18……リヤシート、20……シートボ
トム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体フロア上に設けられたコンソールボツクス
    の後面に取付けられる灰皿であつて、 上記コンソールボツクスの後面にアウターケー
    スが固定され、該アウターケースの上部にインナ
    ーケースがヒンジ結合されていて、該インナーケ
    ースは、上部のヒンジを中心に前後方向へ開閉さ
    れるようになつていることを特徴とする自動車の
    灰皿取付構造。
JP11989286U 1986-08-04 1986-08-04 Expired - Lifetime JPH0530516Y2 (ja)

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JP11989286U JPH0530516Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JP11989286U JPH0530516Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325644U JPS6325644U (ja) 1988-02-19
JPH0530516Y2 true JPH0530516Y2 (ja) 1993-08-04

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