JPH0723340Y2 - エンジンルーム開口部の構造 - Google Patents
エンジンルーム開口部の構造Info
- Publication number
- JPH0723340Y2 JPH0723340Y2 JP1989048016U JP4801689U JPH0723340Y2 JP H0723340 Y2 JPH0723340 Y2 JP H0723340Y2 JP 1989048016 U JP1989048016 U JP 1989048016U JP 4801689 U JP4801689 U JP 4801689U JP H0723340 Y2 JPH0723340 Y2 JP H0723340Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- rear surface
- opening
- side surfaces
- floor
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はキャブオーバータイプの自動車のエンジンルー
ムの車室内における開口部に関するものである。
ムの車室内における開口部に関するものである。
従来は第4図に示すように、エンジンルーム開口部
(1)においては該開口部(1)周縁の床を立上がらせ
て前面(4)、両側面(5)、後面(3)を形成し、上
面を点検用の蓋(2)とし、その上にはシート等が設置
され、更に別個に後面(3)に点検用の蓋(31)が取付
けられていた。
(1)においては該開口部(1)周縁の床を立上がらせ
て前面(4)、両側面(5)、後面(3)を形成し、上
面を点検用の蓋(2)とし、その上にはシート等が設置
され、更に別個に後面(3)に点検用の蓋(31)が取付
けられていた。
しかしながらエンジンを点検する場合には上面の蓋
(2)と後面(3)の蓋(31)とを別々に開けなければ
ならないと云う手間がかゝるし、蓋(2)とエンジンル
ーム開口部(1)の前面(4)、両側面(5)との境
界、および蓋(31)と後面(3)との境界が露出して外
観的にも好ましいものではない。
(2)と後面(3)の蓋(31)とを別々に開けなければ
ならないと云う手間がかゝるし、蓋(2)とエンジンル
ーム開口部(1)の前面(4)、両側面(5)との境
界、および蓋(31)と後面(3)との境界が露出して外
観的にも好ましいものではない。
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、
エンジンルーム開口部(1)A周縁の車体の床Fを立上
がらせて前面(4)Aと両側面(5)A,(5)Aとを形
成し、上面(2)Aと後面(3)Aとを一体的な蓋
(6)Aとして後面(3)A下縁を床Fに螺着し、該両
側面(5)A,(5)Aには該蓋(6)Aの後面(3)A
上縁に沿って補強梁(8)Aを差渡したエンジンルーム
開口部(1)Aの構造を提供するものである。
エンジンルーム開口部(1)A周縁の車体の床Fを立上
がらせて前面(4)Aと両側面(5)A,(5)Aとを形
成し、上面(2)Aと後面(3)Aとを一体的な蓋
(6)Aとして後面(3)A下縁を床Fに螺着し、該両
側面(5)A,(5)Aには該蓋(6)Aの後面(3)A
上縁に沿って補強梁(8)Aを差渡したエンジンルーム
開口部(1)Aの構造を提供するものである。
エンジン点検時には上面(2)Aと後面(3)Aとを一
体的にした蓋(6)Aを開く。該蓋(6)Aは両側面
(5)A,(5)Aおよび該両側面(5)A,(5)A間に
差渡されている補強梁(8)Aによって支持補強されて
いる。
体的にした蓋(6)Aを開く。該蓋(6)Aは両側面
(5)A,(5)Aおよび該両側面(5)A,(5)A間に
差渡されている補強梁(8)Aによって支持補強されて
いる。
したがって本考案においては点検時に上面の蓋と後面の
蓋とを別々に開ける手間が省略されるし、また上面と後
面とは一体化した好ましい外観を呈する。また該蓋は上
面に設置されるシート等の重量にも充分耐えることが出
来る。
蓋とを別々に開ける手間が省略されるし、また上面と後
面とは一体化した好ましい外観を呈する。また該蓋は上
面に設置されるシート等の重量にも充分耐えることが出
来る。
本考案を第1図および第2図に示す一実施例によって説
明すれば、エンジンルーム開口部(1)Aは該開口部
(1)A周縁の車体の床Fを立上がらせて形成した前面
(4)Aと両側面(5)A,(5)Aとからなり、上面
(2)Aと後面(3)Aとは一体的にされて蓋(6)A
を構成し、該蓋(6)Aは後面(3)A下縁においてヒ
ンジ(7)Aによって床Fに螺着されており、更に両側
面(5)A,(5)A間には蓋(6)Aの後面(3)Aの
上縁に沿って補強梁(8)Aが差渡されている。
明すれば、エンジンルーム開口部(1)Aは該開口部
(1)A周縁の車体の床Fを立上がらせて形成した前面
(4)Aと両側面(5)A,(5)Aとからなり、上面
(2)Aと後面(3)Aとは一体的にされて蓋(6)A
を構成し、該蓋(6)Aは後面(3)A下縁においてヒ
ンジ(7)Aによって床Fに螺着されており、更に両側
面(5)A,(5)A間には蓋(6)Aの後面(3)Aの
上縁に沿って補強梁(8)Aが差渡されている。
上記構成においてはエンジンルーム開口部(1)Aの上
面(2)Aと後面(3)Aとを一体的とした蓋(6)A
を第2図点線に示すように開いてエンジンを点検する。
該蓋(6)Aは車体側の前面(4)A、両側面(5)A,
(5)Aおよび該両側面(5)A,(5)A間に差渡され
た補強梁(8)Aによって支持補強されているから、該
蓋(6)Aの上面に設置されるシート等から及ぼされる
重量にも充分耐えることが出来る。
面(2)Aと後面(3)Aとを一体的とした蓋(6)A
を第2図点線に示すように開いてエンジンを点検する。
該蓋(6)Aは車体側の前面(4)A、両側面(5)A,
(5)Aおよび該両側面(5)A,(5)A間に差渡され
た補強梁(8)Aによって支持補強されているから、該
蓋(6)Aの上面に設置されるシート等から及ぼされる
重量にも充分耐えることが出来る。
第3図には本考案の他の実施例が示される。本実施例の
エンジンルーム開口部(1)Bは該開口部(1)B周縁
の床を立上がらせて形成した前面(4)Bと両側面
(5)B,(5)Bとからなり、上面(2)Bと後面
(3)Bとは一体的にされて蓋(6)Bを構成するが、
該後面(3)Bの両側部は前方へ凹んで凹部(31)B,
(31)Bとなり、該蓋(6)Bは後面(3)B下縁にお
いてヒンジ(7)Bによって床Fに螺着され、更に凹部
(31)B,(31)Bの下縁においてはヒンジ(7)Bの軸
lと一致した軸によって床Fに螺着されているアーム
(71)B,(71)Bにより支持されている。かくして該開
口部(1)Bの蓋(6)Bは一体的に開閉可能である。
なお(8)Bは該開口部(1)Bの両側面(5)B,
(5)Bに差渡され、後面(3)Bに沿う補強梁であ
る。
エンジンルーム開口部(1)Bは該開口部(1)B周縁
の床を立上がらせて形成した前面(4)Bと両側面
(5)B,(5)Bとからなり、上面(2)Bと後面
(3)Bとは一体的にされて蓋(6)Bを構成するが、
該後面(3)Bの両側部は前方へ凹んで凹部(31)B,
(31)Bとなり、該蓋(6)Bは後面(3)B下縁にお
いてヒンジ(7)Bによって床Fに螺着され、更に凹部
(31)B,(31)Bの下縁においてはヒンジ(7)Bの軸
lと一致した軸によって床Fに螺着されているアーム
(71)B,(71)Bにより支持されている。かくして該開
口部(1)Bの蓋(6)Bは一体的に開閉可能である。
なお(8)Bは該開口部(1)Bの両側面(5)B,
(5)Bに差渡され、後面(3)Bに沿う補強梁であ
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は斜視図、第2図は第1図におけるA−A断
面図、第3図は他の実施例の斜視図、第4図は従来例の
斜視図である。 図中、(1)A,(1)B……エンジンルーム開口部、
(2)A,(2)B……上面、(3)A,(3)B……後
面、(5)A,(5)B……両側面、(6)A,(6)B…
…蓋、(7)A,(7)B……ヒンジ、(71)B……アー
ム、(8)A,(8)B……補強梁、F……床
り、第1図は斜視図、第2図は第1図におけるA−A断
面図、第3図は他の実施例の斜視図、第4図は従来例の
斜視図である。 図中、(1)A,(1)B……エンジンルーム開口部、
(2)A,(2)B……上面、(3)A,(3)B……後
面、(5)A,(5)B……両側面、(6)A,(6)B…
…蓋、(7)A,(7)B……ヒンジ、(71)B……アー
ム、(8)A,(8)B……補強梁、F……床
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンルーム開口部周縁の車体の床を立
上がらせて前面と両側面とを形成し、上面と後面とを一
体的な蓋として後面下縁を床に螺着し、該両側面には該
蓋の後面上縁に沿って補強梁を差渡したことを特徴とす
るエンジンルーム開口部の構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989048016U JPH0723340Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | エンジンルーム開口部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989048016U JPH0723340Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | エンジンルーム開口部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139185U JPH02139185U (ja) | 1990-11-20 |
JPH0723340Y2 true JPH0723340Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31564460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989048016U Expired - Lifetime JPH0723340Y2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | エンジンルーム開口部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723340Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62101583A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-12 | Nissan Motor Co Ltd | 産業用車両のトツプパネル支持構造 |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP1989048016U patent/JPH0723340Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139185U (ja) | 1990-11-20 |