JPS6122037Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6122037Y2 JPS6122037Y2 JP13257881U JP13257881U JPS6122037Y2 JP S6122037 Y2 JPS6122037 Y2 JP S6122037Y2 JP 13257881 U JP13257881 U JP 13257881U JP 13257881 U JP13257881 U JP 13257881U JP S6122037 Y2 JPS6122037 Y2 JP S6122037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back door
- trim board
- door opening
- guide rail
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車の車体におけるバツクドア開
口部の積載物落下防止装置に関するものである。
口部の積載物落下防止装置に関するものである。
従来、バツクドア付き自動車の車体のリアフロ
アー後端いつぱいまで荷物を積んだ場合、第1図
のギヤオーバー型バン及び第2図のボンネツト型
バンでは扉aを開けた時積載物(荷物)bが転が
り落ちやすく、また図の斜線で表わした部分cに
物を積みにくい。更に第3図にようにボンネツト
型バンにおいては、積載物(荷物)bは落ちにく
いが奥の方に入れる場合に積みづらい。また前記
第1図、第2図のタイプと比較して地上からリヤ
フロアーまでの高さHが高いため、一度荷物を高
く上げなければならない。
アー後端いつぱいまで荷物を積んだ場合、第1図
のギヤオーバー型バン及び第2図のボンネツト型
バンでは扉aを開けた時積載物(荷物)bが転が
り落ちやすく、また図の斜線で表わした部分cに
物を積みにくい。更に第3図にようにボンネツト
型バンにおいては、積載物(荷物)bは落ちにく
いが奥の方に入れる場合に積みづらい。また前記
第1図、第2図のタイプと比較して地上からリヤ
フロアーまでの高さHが高いため、一度荷物を高
く上げなければならない。
本考案の目的はリヤフロアー後端いつぱいまで
荷物を積込んだ場合でも荷物は転落することな
く、積降し作業を円滑に行なえる積載物落下防止
装置を提供し、前記従来の欠点を除去することに
ある。
荷物を積込んだ場合でも荷物は転落することな
く、積降し作業を円滑に行なえる積載物落下防止
装置を提供し、前記従来の欠点を除去することに
ある。
そのため本考案では該積載物落下防止装置を、
車体にバツクドア開口部を開閉するバツクドアが
設けられ、バツクドアの車室内面に固定用レール
が形成され、該固定用レールにトリムボードが抜
差し可能に挿入され、前記バツクドア開口部下方
の両側縁部に案内レールが取付けられ、該案内レ
ールはバツクドア開口部に突出しない格納位置と
バツクドア開口部に突出して前記トリムボードを
上下方向に抜差し可能にする突出位置とに移動可
能に設けられている構造とすることにより所期の
目的を達成するようにしたものである。
車体にバツクドア開口部を開閉するバツクドアが
設けられ、バツクドアの車室内面に固定用レール
が形成され、該固定用レールにトリムボードが抜
差し可能に挿入され、前記バツクドア開口部下方
の両側縁部に案内レールが取付けられ、該案内レ
ールはバツクドア開口部に突出しない格納位置と
バツクドア開口部に突出して前記トリムボードを
上下方向に抜差し可能にする突出位置とに移動可
能に設けられている構造とすることにより所期の
目的を達成するようにしたものである。
以下、本考案を第4図乃至第10図に示す実施
例に随つて説明する。
例に随つて説明する。
1は車体2のバツクドア開口部7を開閉するバ
ツクドアであつて、車体のバツクドア開口部7の
上縁側にヒンジによつて開閉可能に枢着されて設
けられている。3はトリムボードであつて、該ト
リムボード3は車室内の化粧板の役目をしてお
り、バツクドア1の車内室側下方のインナパネル
1aに形成された固定用レール4に抜差し可能に
挿入されているこの固定用レール4は、もともと
トリムボード3の端縁をインナパネル1aへ嵌込
むために形成されていたものを、トリムボード3
の抜差しが容易になるようにするだけでよい。
ツクドアであつて、車体のバツクドア開口部7の
上縁側にヒンジによつて開閉可能に枢着されて設
けられている。3はトリムボードであつて、該ト
リムボード3は車室内の化粧板の役目をしてお
り、バツクドア1の車内室側下方のインナパネル
1aに形成された固定用レール4に抜差し可能に
挿入されているこの固定用レール4は、もともと
トリムボード3の端縁をインナパネル1aへ嵌込
むために形成されていたものを、トリムボード3
の抜差しが容易になるようにするだけでよい。
尚、第5図に示すようにトリムボード3をバツ
クドア1の固定用レール4に差込んだとき、固定
ねじ5をトリムボード3に穿設された小穴6から
バツクドア1のねじにねじ込み、該トリムボード
3をバツクドア1に固定するようにしてもよい。
この場合、固定ねじ5は工具を用いないで締付け
取外しができるように頭部を大きくしておく必要
がある。インナパネル1aには、バツクドア1を
組立てる際の作業性をよくするため、あるいは軽
重量化のため、トリムボード3を固定用レール4
へ差込んだとき隠閉されるインナパネル開口穴1
bが開けられている。車体2のバツクドア開口部
7下方の左右両側縁部に、前記トリムボード3を
上下方向に抜差し可能にする案内レール8を設け
てあり、バツクドア1から外したトリムボード3
を案内レール8に上方から差込み、積載物落下防
止板の役目を行わせる。9は両案内レール8間に
設けた下側ガイドで、ねじ10によりマツト11
を介して車体2に固定されている。
クドア1の固定用レール4に差込んだとき、固定
ねじ5をトリムボード3に穿設された小穴6から
バツクドア1のねじにねじ込み、該トリムボード
3をバツクドア1に固定するようにしてもよい。
この場合、固定ねじ5は工具を用いないで締付け
取外しができるように頭部を大きくしておく必要
がある。インナパネル1aには、バツクドア1を
組立てる際の作業性をよくするため、あるいは軽
重量化のため、トリムボード3を固定用レール4
へ差込んだとき隠閉されるインナパネル開口穴1
bが開けられている。車体2のバツクドア開口部
7下方の左右両側縁部に、前記トリムボード3を
上下方向に抜差し可能にする案内レール8を設け
てあり、バツクドア1から外したトリムボード3
を案内レール8に上方から差込み、積載物落下防
止板の役目を行わせる。9は両案内レール8間に
設けた下側ガイドで、ねじ10によりマツト11
を介して車体2に固定されている。
尚、案内レール8は車体のバツクドア開口部7
に対して固定すると、常に開口部より突出するこ
とになるので、第9図に示すように案内レール8
に取付片8′を設け、これに長孔が形成されねじ
12で車体2に摺動式にするか、あるいは、第1
0図に示すようにピン15による回転式にして、
使用しない場合は、車体内側に納められる構造に
する。そしてトリムボード3をバツクドア開口部
7の案内レール8に差込んだまゝにして、バツク
ドア1を閉めても、バツクドア1がトリムボード
3や案内レール8に当らないようにしておく。
に対して固定すると、常に開口部より突出するこ
とになるので、第9図に示すように案内レール8
に取付片8′を設け、これに長孔が形成されねじ
12で車体2に摺動式にするか、あるいは、第1
0図に示すようにピン15による回転式にして、
使用しない場合は、車体内側に納められる構造に
する。そしてトリムボード3をバツクドア開口部
7の案内レール8に差込んだまゝにして、バツク
ドア1を閉めても、バツクドア1がトリムボード
3や案内レール8に当らないようにしておく。
そして、通常はトリムボード3をバツクドア1
の固定用レール4に差込んでおき、車室内の化粧
板として用い、積載物(荷物)の種類や量に応じ
て、トリムボード3をバツクドア1の固定用レー
ル4から外して、バツクドア開口部7の案内レー
ル8に差込むようにする。又、トリムボード3
は、バツクドア開口部7の案内レール8へ差込ん
だまゝにしておいても差しつかえない。
の固定用レール4に差込んでおき、車室内の化粧
板として用い、積載物(荷物)の種類や量に応じ
て、トリムボード3をバツクドア1の固定用レー
ル4から外して、バツクドア開口部7の案内レー
ル8に差込むようにする。又、トリムボード3
は、バツクドア開口部7の案内レール8へ差込ん
だまゝにしておいても差しつかえない。
以上述べたように本考案によれば、バツクドア
の車室内面に固定用レールを形成し、該固定用レ
ールにトリムボードを抜差し可能に挿入し、前記
バツクドア開口部下方の両側縁部に案内レールを
取付けると共に、該案内レールをバツクドア開口
部に突出しない格納位置とバツクドア開口部に突
出して前記トリムボードを上下方向に抜差し可能
にする突出位置とに移動可能に設けたので、転が
り易い荷物を荷室の後方に積込む場合、トリムボ
ードがあるため、手で荷物を押えたりしないで済
む。又、いつたんバツクドアを閉じ、前から荷物
を入れるような作業が不用となり、転がり易い荷
物もリヤフロアー後端いつぱいまで積込むことが
できる。しかも、荷降し時にはバツクドアを開け
た途端に荷物が転がり落ちることがなく、又、ト
リムボードは上方に引抜いて簡単に取外すことが
できるので、荷降しが容易に行なえる。
の車室内面に固定用レールを形成し、該固定用レ
ールにトリムボードを抜差し可能に挿入し、前記
バツクドア開口部下方の両側縁部に案内レールを
取付けると共に、該案内レールをバツクドア開口
部に突出しない格納位置とバツクドア開口部に突
出して前記トリムボードを上下方向に抜差し可能
にする突出位置とに移動可能に設けたので、転が
り易い荷物を荷室の後方に積込む場合、トリムボ
ードがあるため、手で荷物を押えたりしないで済
む。又、いつたんバツクドアを閉じ、前から荷物
を入れるような作業が不用となり、転がり易い荷
物もリヤフロアー後端いつぱいまで積込むことが
できる。しかも、荷降し時にはバツクドアを開け
た途端に荷物が転がり落ちることがなく、又、ト
リムボードは上方に引抜いて簡単に取外すことが
できるので、荷降しが容易に行なえる。
又、トリムボードを使用しない時には、該トリ
ムボードをバツクドアに収納し、かつ、案内レー
ルをバツクドア開口部に突出しない格納位置に移
動できるので、荷物の積降し時に該案内レールが
邪魔になることがなく、容易に積降し作業が行な
うことができるだけはなく、荷物の積載スペース
を狭くすることがない。
ムボードをバツクドアに収納し、かつ、案内レー
ルをバツクドア開口部に突出しない格納位置に移
動できるので、荷物の積降し時に該案内レールが
邪魔になることがなく、容易に積降し作業が行な
うことができるだけはなく、荷物の積載スペース
を狭くすることがない。
又、本考案によれば、積載物落下防止板とし
て、バツクドア開口部の幅よりも狭いトリムボー
ドを流用したので、別部材により該積載物落下防
止板を新設する必要がない。
て、バツクドア開口部の幅よりも狭いトリムボー
ドを流用したので、別部材により該積載物落下防
止板を新設する必要がない。
さらに本考案によれば、トリムボードの固定用
レールをバツクドアに設け、案内レールをバツク
ドア開口部の側縁に設けたので、リヤフロアーを
フラツトすることができ、荷物の積降しが容易に
できる等の効果を有するものである。
レールをバツクドアに設け、案内レールをバツク
ドア開口部の側縁に設けたので、リヤフロアーを
フラツトすることができ、荷物の積降しが容易に
できる等の効果を有するものである。
第1図乃至第3図は従来のバツクドア式車体に
積荷した状態を示す側面図、第4図は本考案に係
る車体におけるバツクドア開口部の積載物落下防
止装置の具体例を示す斜視図、第5図はバツクド
アの一部の斜視図、第6図は第5図A−A′線に
おける断面図、第7図は車体バツクドア開口部の
斜視図、第8図は同上の分解断面図、第9図及び
第10図は案内レールの取付例を示す横断平面図
である。 1……バツクドア、2……車体、3……トリム
ボード、4……固定用レール、7……バツクドア
開口部、8……案内レール。
積荷した状態を示す側面図、第4図は本考案に係
る車体におけるバツクドア開口部の積載物落下防
止装置の具体例を示す斜視図、第5図はバツクド
アの一部の斜視図、第6図は第5図A−A′線に
おける断面図、第7図は車体バツクドア開口部の
斜視図、第8図は同上の分解断面図、第9図及び
第10図は案内レールの取付例を示す横断平面図
である。 1……バツクドア、2……車体、3……トリム
ボード、4……固定用レール、7……バツクドア
開口部、8……案内レール。
Claims (1)
- 車体にバツクドア開口部を開閉するバツクドア
が設けられ、バツクドアの車室内面に固定用レー
ルが形成され、該固定用レールにトリムボードが
抜差し可能に挿入され、前記バツクドア開口部下
方の両側縁部に案内レールが取付けられ、該案内
レールはバツクドア開口部に突出しない格納位置
とバツクドア開口部に突出して前記トリムボード
を上下方向に抜差し可能にする突出位置とに移動
可能に設けられていることを特徴とする車体にお
けるバツクドア開口部の積載物落下防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13257881U JPS5839337U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 車体におけるバツクドア開口部の積載物落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13257881U JPS5839337U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 車体におけるバツクドア開口部の積載物落下防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839337U JPS5839337U (ja) | 1983-03-15 |
JPS6122037Y2 true JPS6122037Y2 (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=29926105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13257881U Granted JPS5839337U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 車体におけるバツクドア開口部の積載物落下防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839337U (ja) |
-
1981
- 1981-09-08 JP JP13257881U patent/JPS5839337U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5839337U (ja) | 1983-03-15 |
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