JPS6344298Y2 - - Google Patents

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JPS6344298Y2
JPS6344298Y2 JP4317284U JP4317284U JPS6344298Y2 JP S6344298 Y2 JPS6344298 Y2 JP S6344298Y2 JP 4317284 U JP4317284 U JP 4317284U JP 4317284 U JP4317284 U JP 4317284U JP S6344298 Y2 JPS6344298 Y2 JP S6344298Y2
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JP
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lid
trunk
closing device
opening
support arm
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JP4317284U
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JPS60155680U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のトランクリツドの開閉装置
に関する。
〔従来技術〕
自動車のトランクには、荷物の出し入れを容易
にするため、トランクの後面中央を床面まで切欠
したものがある。
第1図は、従来のこの種のトランクを略示する
もので、1は上記切欠部である。前端を車体に、
ヒンジ2をもつて蝶着されたトランクリツド3の
上蓋4の後端には、切欠部1に嵌入してこれを閉
塞する後蓋5が垂設されている。
なお、6は、トランクリツド3を軽快に開閉す
るため、ヒンジ2を介してトランクリツド3を上
方に向けて付勢するトーシヨンスプリング、7は
施錠装置、8はストライカである。
しかし、この従来装置は、トランクリツド3を
開いた時、後蓋5が後下方に突出するので、トラ
ンクに荷物を出し入れする時邪魔になるととも
に、頭等が、当たつて負傷する危険があつた。
このような欠点を除去するため、本出願人は、
上蓋の開閉動作に連動して、後蓋を、邪魔になら
ない収納位置と、トランクルームの後面を覆う閉
止位置とに移動させるようにした自動車のトラン
クリツド開閉装置につき、別途特許出願してある
(特願昭59− 号(昭和59年3月28日
出願))。
〔考案の目的〕
本考案は、この装置の改良に関するもので、特
に、作動杆が常に上蓋に沿つて移動し、上蓋を開
いた場合に、作動杆が、開いた上蓋の内面より突
出して、トランクルームへの荷物の出入れの妨げ
となるのを防止するとともに、装置全体が、トラ
ンクルーム内の空間をほとんど妨げないように、
小形コンパクト化した自動車のトランクリツドの
開閉装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
本考案は、Xアーム式の公知の上蓋開閉装置の
一部に、後蓋折り畳み装置における作動杆を連結
したことを特徴とている。
より詳しくは、本考案は、車体とトランクリツ
ドの上蓋とにそれぞれ対向して設けられた前後方
向の1対の基板に、中間部で、互いに連結された
交差状の2本の支腕の各基端をそれぞれ枢着する
とともに、各支腕の遊端を、相手側基板の長手方
向に穿設された長孔に沿つて摺動可能に係合し、
車体側基板における長孔に係合する一方の支腕の
遊端を、該基板における他方の支腕の枢着部に向
けて常時付勢する手段を設けてなる上蓋開閉装置
を備える自動車のトランクリツド開閉装置におい
て、前記上蓋体の後部に設けられた後蓋に連結さ
れ、牽引されることにより、前記後蓋を、上蓋と
ほぼ平行に折り畳まれた収納位置に移動し、かつ
押動されることにより、前記後蓋を、上蓋より垂
下して、トランクルームの後面を覆う閉止位置に
移動させる、後蓋折り畳み装置における作動杆
を、前記上蓋開閉装置における上蓋側基板の長孔
に係合する支腕の遊端に連結したことを特徴とし
ている。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成され、トランクを
開いた時は、後蓋が上蓋と平行をなして、その内
面に大部分が収納されるとともに、作動杆は常に
上蓋に沿つて移動するので、荷物の出し入れにそ
れらが邪魔になることはなく、かつ身体に触れる
恐れがないので安全である。
また、作動杆は常に上蓋に沿つて移動するの
で、作動杆に無理な力が掛かることはなく、その
作動性がよく、かつ作動杆の座屈防止のための案
内片等を容易に取付けられる等の利点もある。
さらに、本考案の装置においては、トランクを
閉じた時、その内方に突出するものがないので、
トランク内を有効に利用することができ、かつ開
閉に際しては、上蓋の前縁が昇降するのみで、前
進しないので、車体を自由に設計することができ
る利点もある。
〔実施例〕
第2図乃至第8図は、本考案の一実施例を示す
もので、上述と同様の部材については、同一符号
を付して、その説明を省略する。
トランク本体11内に形成されたトランクルー
ム10を閉塞するトランクリツド12は、上蓋1
3と後蓋14に分割されている。
トランク本体11における上蓋13の前部左右
両側端下方には、公知の上蓋の開閉装置Aの前後
方向を向く基板15が固着され、その基板15の
後部には、前後方向を向く第1長孔16が穿設さ
れている。
基板15の前部には、後上方を向く第1支腕1
7が、ピン18をもつて、枢着され、第1長孔1
6には、前上方を向く第2支腕19が、ピン20
をもつて摺動自在に係合している。
両ピン18,20には、引張りばね21が張設
され、第1支腕17と、第2支腕19の交差部分
において、ピン22をもつて互いに枢着され、両
支腕17,19はXアーム状をなしている。
上蓋13の内面前部左右両側端には、前後方向
を向く別の基板23が垂設され、その基板23の
後部には、上蓋13と平行をなす第2長孔24が
穿設されている。
基板23の前部には、第2支腕19の上端がピ
ン25をもつて枢着され、支板23の第2長孔2
4には、第1支腕17の上端が、連係ピン26を
もつて、摺動自在に係合している。
上述のように、上蓋13は、ばね21により、
第5図に示すように、前上方に開くように付勢さ
れている。
上蓋13の内面後部には、次記するような後蓋
折り畳み装置Bが設けられている。
27は、収納枠で、上蓋13と平行をなし、ト
ランクリツド12を閉じた状態において前後方向
を向き、後端より後蓋14を挿入して支持しうる
大きさの角筒状をなしている。
第6図と第7図に示すように、収納枠27の左
右両側片27aには、上蓋13と平行をなす上下
2段の第1案内長孔28と第2案内長孔29が穿
設され、それぞれの後端の相対位置は、後上方と
前下方の関係に定めてあり、第1案内孔28の後
端上部には、弧状の拡幅部28aが設けられてい
る。
また、収納枠27の下片27b後端には、下方
に湾曲して案内を兼ねるストツパ30が連設され
ている。
トランクリツド12を閉じた状態における後蓋
14の両側面後上端には、左右方向を向く案内杆
31が貫設され、後蓋14における案内杆31の
若干前下方には、それと平行をなす案内ピン32
が突設されている。
案内杆31と案内ピン32は、それぞれ第1・
第2両案内長孔28,29に係合し、後蓋14の
前面上部は、トランクリツド12を閉じていると
きは、ストツパ30に当接している。
案内杆31の両端は、作動杆33をもつて、上
記開閉装置Aの連係ピン26に連係されている。
そして、その作動杆33は、上蓋13の下面に固
着された案内片34によつて支持されている。
上述装置において、第3図と第4図に示すよう
に、トランクリツド12がほぼ水平をなしてトラ
ンク本体11を閉じている時は、ピン20と連係
ピン26は、それぞれ、第1長孔16と第2長孔
24の後端に位置している。
第3図と第5図に示すように、上記状態のトラ
ンクリツド12を前上方に揺動させると、ピン2
0と連係ピン26は、それぞれ第1長孔16と第
2長孔24内を前進する。
従つて、連係ピン26に連結された作動杆33
が前方に牽引され、案内杆31とともに後蓋14
が前方に引張られる。
すると、後蓋14は、第3図及び第6図に示す
ように、上蓋13より、垂下して、トランクルー
ム10の後面を覆う閉止位置から前方に移動しよ
うとするが、案内杆31より下方にあるストツパ
30により、そのまま前進できずに、第6図矢印
方向に、上蓋13と平行になるまで、揺動させら
れ、第3図に想像線で示すように、上蓋13が上
方に開くのに従い、案内杆31と案内ピン32
が、それぞれ第1・第2両案内長孔28,29内
を前方に摺動して、後蓋14は、収納枠27内に
引き込まれ、上蓋13が、第3図に想像線ロで示
すように全開すると、後蓋14は、第8図に示す
ように、上蓋13とほぼ平行に折り畳まれた収納
位置に達する。
トランクルーム10を開いたトランクリツド1
2を下降させると、各部材は上述と逆の動作をし
て、上蓋13の下向揺動とともに、後蓋14は、
作動杆33に押されて、収納枠27内を、上蓋1
3と平行を保つて後退する。
案内ピン32が第2案内長孔29の後端に達す
ると、さらに作動杆33に押される後蓋14は、
案内杆31が、第1案内長孔28後端の弧状拡幅
部28aを、案内ピン32まわりに回動すること
により、後蓋14の内面上部がストツパ30に当
接するまで下方に移動して、第6図に示す閉止位
置に戻り、施錠装置7が、ストライカ8と係合し
てロツクされる。
上述において、第1案内長孔28の拡幅部28
aに代えて、第2案内長孔29の後端を下向鈎状
としてもよく、あるいは、案内杆31と第1案内
長孔28の間、および案内ピン32と第2案内長
孔29の間に、若干の遊びを設けることにより拡
幅部28aを省略してもよい。
また、トランクリツド12を閉じた状態の時、
後蓋14が垂直を向く自動車の場合、トランクリ
ツド12を閉じる際には、後蓋14は、自重によ
りほぼ垂直になるので、後蓋14の側面と切欠部
1の間、あるいは、遊錠装置7の下面に、適宜の
案内装置を設けることにより、第2案内長孔29
と案内ピン32とストツパ30を省略することも
できる。
この実施例においては、本考案の効果として上
述したところと同様の効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のトランクリツド装置を備える
自動車の後方斜視図、第2図は、本考案の一実施
例を備える自動車の後方斜視図、第3図は、同じ
くトランクリツドの縦断側面図、第4図は、第3
図におけるX部拡大図、第5図は、トランクを開
いた時の第4図に相当する図、第6図は、第3図
におけるY部拡大図、第7図は、第6図の−
線に沿う断面図、第8図は、第3図におけるZ部
拡大図である。 A……上蓋開閉装置、B……後蓋折り畳み装
置、10……トランクルーム、11……トランク
本体、12……トランクリツド、13……上蓋、
14……後蓋、15……基板、16……第1長
孔、17……第1支腕、18……ピン、19……
第2支腕、20……ピン、21……引張りばね、
22……ピン、23……基板、24……第2長
孔、25……ピン、26……連係ピン、27……
収納枠、28……第1案内長孔、29……第2案
内長孔、30……ストツパ、31……案内杆、3
2……案内ピン、33……作動杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のトランクリツドの上蓋とにそれぞれ対向
    して設けられた前後方向の1対の基板に、中間部
    で、互いに連結された交差状の2本の支腕の各基
    端をそれぞれ枢着するとともに、各支腕の遊端
    を、相手側基板の長手方向に穿設された長孔に沿
    つて摺動可能に係合し、車体側基板における長孔
    に係合する一方の支腕の遊端を、該基板における
    他方の支腕の枢着部に向けて常時付勢する手段を
    設けてなる上蓋開閉装置を備える自動車のトラン
    クリツド開閉装置において、前記上蓋体の後部に
    設けられた後蓋に連結され、牽引されることによ
    り、前記後蓋を、上蓋とほぼ平行に折り畳まれた
    収納位置に移動し、かつ押動されることにより、
    前記後蓋を、上蓋より垂下して、トランクルーム
    の後面を覆う閉止位置に移動させる、後蓋折り畳
    み装置における作動杆を、前記上蓋開閉装置にお
    ける上蓋側基板の長孔に係合する支腕の遊端に連
    結したことを特徴とする自動車のトランクリツド
    開閉装置。
JP4317284U 1984-03-28 1984-03-28 自動車のトランクリツド開閉装置 Granted JPS60155680U (ja)

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JP4317284U JPS60155680U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 自動車のトランクリツド開閉装置

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JP4317284U JPS60155680U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 自動車のトランクリツド開閉装置

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JPS60155680U JPS60155680U (ja) 1985-10-17
JPS6344298Y2 true JPS6344298Y2 (ja) 1988-11-17

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JP4317284U Granted JPS60155680U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 自動車のトランクリツド開閉装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045364Y2 (ja) * 1985-12-27 1992-02-17
KR100472235B1 (ko) * 2002-07-03 2005-03-08 기아자동차주식회사 화물 차량의 슬라이딩식 본네트 개방 장치
EP2044282B1 (en) * 2006-07-18 2014-01-01 Warren Industries Ltd. Integrated hinge assembly with spring biased prop arm

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JPS60155680U (ja) 1985-10-17

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