JPH0624540Y2 - ラツゲージドアヒンジ構造 - Google Patents
ラツゲージドアヒンジ構造Info
- Publication number
- JPH0624540Y2 JPH0624540Y2 JP11514388U JP11514388U JPH0624540Y2 JP H0624540 Y2 JPH0624540 Y2 JP H0624540Y2 JP 11514388 U JP11514388 U JP 11514388U JP 11514388 U JP11514388 U JP 11514388U JP H0624540 Y2 JPH0624540 Y2 JP H0624540Y2
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- JP
- Japan
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- wire harness
- hinge arm
- hinge
- ratchet
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車体側から線状体が配設されるラツゲージドア
を、ラツゲージコンパートメント内に配置されたヒンジ
アームを介して上下方向に開閉自在に支持するラツゲー
ジドアヒンジ構造に関する。
を、ラツゲージコンパートメント内に配置されたヒンジ
アームを介して上下方向に開閉自在に支持するラツゲー
ジドアヒンジ構造に関する。
[従来の技術] 第7図乃至第9図には従来のラツゲージドアヒンジ構造
が示されている。第7図は第9図のVII−VII線に沿って
切断した断面図、第8図は第7図に対応した別の従来構
造を示す断面図、第9図はラツゲージドアヒンジ構造を
示す断面図である。
が示されている。第7図は第9図のVII−VII線に沿って
切断した断面図、第8図は第7図に対応した別の従来構
造を示す断面図、第9図はラツゲージドアヒンジ構造を
示す断面図である。
第8図に示されるようにラツゲージコンパートメント1
0を開閉するラツゲージドア12は、裏面側にヒンジア
ーム14の一端がボルト16で固定されている。このヒ
ンジアーム14の他端はヒンジサポート18を介してボ
デイ側アツパ20へヒンジピン22で軸支されている。
これによってラツゲージドア12は第9図実線で示され
る状態からヒンジピン22を中心に第9図反時計方向へ
回転して第9図想像線で示される位置でラツゲージコン
パートメント10を開放し、第9図想像線で示される位
置から時計方向へ回転して実線で示される位置で閉止す
るようになっている。またヒンジアーム14には中間部
にリンク24の一端が連結され、このリンク24の他端
には図示しないトーシヨンバーが接続されている。この
トーシヨンバーはヒンジアーム14をヒンジピン22を
中心に反時計方向へ付勢している。ヒンジアーム14の
断面形状としては実開昭62−85658号や、第7図
に示される形状のようにプレートを屈曲して成形したも
のが提案されている。また第8図に示されるように断面
が矩形状の中空パイプで形成されたヒンジアーム26が
提案されている。
0を開閉するラツゲージドア12は、裏面側にヒンジア
ーム14の一端がボルト16で固定されている。このヒ
ンジアーム14の他端はヒンジサポート18を介してボ
デイ側アツパ20へヒンジピン22で軸支されている。
これによってラツゲージドア12は第9図実線で示され
る状態からヒンジピン22を中心に第9図反時計方向へ
回転して第9図想像線で示される位置でラツゲージコン
パートメント10を開放し、第9図想像線で示される位
置から時計方向へ回転して実線で示される位置で閉止す
るようになっている。またヒンジアーム14には中間部
にリンク24の一端が連結され、このリンク24の他端
には図示しないトーシヨンバーが接続されている。この
トーシヨンバーはヒンジアーム14をヒンジピン22を
中心に反時計方向へ付勢している。ヒンジアーム14の
断面形状としては実開昭62−85658号や、第7図
に示される形状のようにプレートを屈曲して成形したも
のが提案されている。また第8図に示されるように断面
が矩形状の中空パイプで形成されたヒンジアーム26が
提案されている。
ところで、第9図に示されるようにラツゲージドア12
の裏面側へは、ボデー側から線状体であるワイヤハーネ
ス25が配設されている。このワイヤハーネス25は、
ラツゲージドア12のヒンジアーム14部分では、第7
図に示されるようにヒンジアーム14の側部へクランプ
28で支持されてこのヒンジアームに沿ってラツゲージ
ドア12へ案内されている。
の裏面側へは、ボデー側から線状体であるワイヤハーネ
ス25が配設されている。このワイヤハーネス25は、
ラツゲージドア12のヒンジアーム14部分では、第7
図に示されるようにヒンジアーム14の側部へクランプ
28で支持されてこのヒンジアームに沿ってラツゲージ
ドア12へ案内されている。
また第8図に示されるように中空状のパイプで成形され
たヒンジアーム26も同様にクランプ27がヒンジアー
ム26の側部で支持され、ヒンジアーム26に沿ってラ
ツゲージドア12へ案内されている。
たヒンジアーム26も同様にクランプ27がヒンジアー
ム26の側部で支持され、ヒンジアーム26に沿ってラ
ツゲージドア12へ案内されている。
ところが、上記のようにワイヤハーネス25をヒンジア
ーム14、26の側部へクランプ28や、27で支持す
るとワイヤハーネス25がラツゲージコンパートメント
10内へ突出するので、ラツゲージコンパートメント1
0の容量が低下するという問題がある。またワイヤハー
ネス25がラツゲージコンパートメント10内に露出し
た状態で配設されると、このワイヤハーネス25を、ラ
ツゲージドコンパートメント10内への荷物の出し入れ
時に、この荷物で引っかけて破損するという問題があ
る。さらにワイヤハーネス25がラツゲージコンパート
メント10内に露出していると、ラツゲージドアー12
の開放時に外部から見えるので、ヒンジアーム14、2
6の見栄えが低下する。
ーム14、26の側部へクランプ28や、27で支持す
るとワイヤハーネス25がラツゲージコンパートメント
10内へ突出するので、ラツゲージコンパートメント1
0の容量が低下するという問題がある。またワイヤハー
ネス25がラツゲージコンパートメント10内に露出し
た状態で配設されると、このワイヤハーネス25を、ラ
ツゲージドコンパートメント10内への荷物の出し入れ
時に、この荷物で引っかけて破損するという問題があ
る。さらにワイヤハーネス25がラツゲージコンパート
メント10内に露出していると、ラツゲージドアー12
の開放時に外部から見えるので、ヒンジアーム14、2
6の見栄えが低下する。
これらの問題点を解決するために、ヒンジアーム14、
26に上方へ向けて開口した溝を設け、この溝内にワイ
ヤハーネスを収容して、ヒンジアームに沿ってラツゲー
ジドアへワイヤハーネスを配設するヒンジ構造が提案さ
れている。この構造によればワイヤハーネスが外部に露
出しないので、ラツゲージコンパートメントの容量を増
加することが出来、荷物でワイヤハーネスを引っかける
こともなく、外観見栄えも向上する。
26に上方へ向けて開口した溝を設け、この溝内にワイ
ヤハーネスを収容して、ヒンジアームに沿ってラツゲー
ジドアへワイヤハーネスを配設するヒンジ構造が提案さ
れている。この構造によればワイヤハーネスが外部に露
出しないので、ラツゲージコンパートメントの容量を増
加することが出来、荷物でワイヤハーネスを引っかける
こともなく、外観見栄えも向上する。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のようにヒンジアームに上方へ向け
て開口した溝を設けて、この溝内にワイヤハーネスを収
容して配設する構造ではワイヤハーネスを溝内に収容さ
せる配設作業に手間がかかる。すなわち、ヒンジアーム
の上面側には、このヒンジアームを軸支するヒンジサポ
ートと、このヒンジアームが支持するラツゲージドアが
配置されているので、ワイヤハーネスを溝内に収容する
ための作業スペースが狭く、配設作業がしづらい。
て開口した溝を設けて、この溝内にワイヤハーネスを収
容して配設する構造ではワイヤハーネスを溝内に収容さ
せる配設作業に手間がかかる。すなわち、ヒンジアーム
の上面側には、このヒンジアームを軸支するヒンジサポ
ートと、このヒンジアームが支持するラツゲージドアが
配置されているので、ワイヤハーネスを溝内に収容する
ための作業スペースが狭く、配設作業がしづらい。
本考案は上記事実を考慮し、ワイヤハーネスをヒンジア
ームへ容易に配設することが出来、かつラツゲージドア
ーの開放時にワイヤハーネスが見えることないラツゲー
ジドアヒンジ構造を提供することを目的とする。
ームへ容易に配設することが出来、かつラツゲージドア
ーの開放時にワイヤハーネスが見えることないラツゲー
ジドアヒンジ構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案では、車体側から線状体が配設されるラツゲージ
ドアを、ラツゲージコンパートメント内に配設されたヒ
ンジアームを介して上下方向に開閉自在に支持するラツ
ゲージドアヒンジ構造において、前記ヒンジアームに車
体下方側へ向けて開口して前記線状体が収容される収容
溝と、この収容溝を閉鎖するカバーと、を設けたことを
特徴とした構成としている。
ドアを、ラツゲージコンパートメント内に配設されたヒ
ンジアームを介して上下方向に開閉自在に支持するラツ
ゲージドアヒンジ構造において、前記ヒンジアームに車
体下方側へ向けて開口して前記線状体が収容される収容
溝と、この収容溝を閉鎖するカバーと、を設けたことを
特徴とした構成としている。
[作用] 上記構成の本考案では、線状体は車体側からヒンジアー
ムに設けられた収容溝内に収容され、このヒンジアーム
に沿ってラツゲージドアへ配設される。線状体が収容さ
れた収容溝は、カバーによって閉止される。このカバー
は支持手段によって収容溝へ支持されているので、収容
溝は外部と確実に遮断される。
ムに設けられた収容溝内に収容され、このヒンジアーム
に沿ってラツゲージドアへ配設される。線状体が収容さ
れた収容溝は、カバーによって閉止される。このカバー
は支持手段によって収容溝へ支持されているので、収容
溝は外部と確実に遮断される。
また収容溝は車体下方側に向けて開口しているので、線
状体の収容溝内への配設作業の際には容易にこの収容溝
内へ線状体を収容することが出来る。すなわちヒンジア
ームに設けられる収容溝は車体下方側に向けて開口して
おり、このヒンジアームの車体下方側はラツゲージドコ
ンパートメント内に面しているので、配設作業のための
スペースが広く、収容溝内へ線状体を挿入配設する作業
が容易である。
状体の収容溝内への配設作業の際には容易にこの収容溝
内へ線状体を収容することが出来る。すなわちヒンジア
ームに設けられる収容溝は車体下方側に向けて開口して
おり、このヒンジアームの車体下方側はラツゲージドコ
ンパートメント内に面しているので、配設作業のための
スペースが広く、収容溝内へ線状体を挿入配設する作業
が容易である。
この収容溝はカバーによって閉止されるので収容溝内に
収容された線状体は外部から見えることがない。これに
より外観見栄えが向上し、ラツゲージコンパートメント
内への荷物の出し入れの際に、線状体に荷物を引っかけ
て、線状体を破損させることがない。
収容された線状体は外部から見えることがない。これに
より外観見栄えが向上し、ラツゲージコンパートメント
内への荷物の出し入れの際に、線状体に荷物を引っかけ
て、線状体を破損させることがない。
また線状体は収容溝内へ収容されるので、ラツゲージコ
ンパートメントの容量が増加する。
ンパートメントの容量が増加する。
[実施例] 第1図乃至第4図には本考案が適用されたラツゲージド
アヒンジ構造の実施例が示されている。
アヒンジ構造の実施例が示されている。
第2図はラツゲージドアヒンジ部30を示す断面図であ
り、この図において紙面左側が車両前方側であり、紙面
右側が車両後方側である。
り、この図において紙面左側が車両前方側であり、紙面
右側が車両後方側である。
第2図に示されるように、ラツゲージコンパートメント
32を開閉するラツゲージドア34の裏面側には、リイ
ンフオースメント36が接合されている。このリインフ
オースメント36はラツゲージドア34を補強してい
る。リインフオースメント36の車両前方側端部には、
車両幅方向(紙面直角方向)外方側に一対のヒンジアー
ム38の一端がボルト40で固定されている。一対のヒ
ンジアーム38の他端はヒンジサポート42を介してボ
デー側アツパバツク44へ支持されている。
32を開閉するラツゲージドア34の裏面側には、リイ
ンフオースメント36が接合されている。このリインフ
オースメント36はラツゲージドア34を補強してい
る。リインフオースメント36の車両前方側端部には、
車両幅方向(紙面直角方向)外方側に一対のヒンジアー
ム38の一端がボルト40で固定されている。一対のヒ
ンジアーム38の他端はヒンジサポート42を介してボ
デー側アツパバツク44へ支持されている。
ヒンジアーム38は第2図、第3図及び第4図に示され
るように中間部が湾曲上に屈曲されており、アルミニウ
ムの押し出し成形で成形されている。
るように中間部が湾曲上に屈曲されており、アルミニウ
ムの押し出し成形で成形されている。
ヒンジアーム38には、車体下方側に向けて開口し、断
面が矩形状のワイヤハーネス収容溝46が長手方向に沿
って形成されている。このワイヤハーネス収容溝46内
には車体側からラツゲージドア34へ配設されるリヤコ
ンビランプ、電磁式ドアロツクソレノイド用のワイヤハ
ーネス48が収容されるようになっている。
面が矩形状のワイヤハーネス収容溝46が長手方向に沿
って形成されている。このワイヤハーネス収容溝46内
には車体側からラツゲージドア34へ配設されるリヤコ
ンビランプ、電磁式ドアロツクソレノイド用のワイヤハ
ーネス48が収容されるようになっている。
またワイヤハーネス収容溝46は第2図に示されるよう
に、カバー50で閉止されている。このカバー50は第
2図に示されるように断面形状が略コ字状に形成されて
おり、長手方向に沿う両側部は外方へ突出されて係合爪
52が形成されている。この係合爪52はワイヤハーネ
ス収容溝46の開口縁部と係合して、カバー50をヒン
ジアーム38へ支持し、ワイヤハーネス48を収容溝4
6内へ確実に収容している。
に、カバー50で閉止されている。このカバー50は第
2図に示されるように断面形状が略コ字状に形成されて
おり、長手方向に沿う両側部は外方へ突出されて係合爪
52が形成されている。この係合爪52はワイヤハーネ
ス収容溝46の開口縁部と係合して、カバー50をヒン
ジアーム38へ支持し、ワイヤハーネス48を収容溝4
6内へ確実に収容している。
さらにヒンジアーム38には第1図に示されるように長
手方向全域に渡って中空部54が形成されている。これ
によってヒンジアーム38の重量が低減されている。
手方向全域に渡って中空部54が形成されている。これ
によってヒンジアーム38の重量が低減されている。
ヒンジアーム38は第2図及び第3図に示されるように
一端部がピン56でヒンジサポート42へ軸支されてい
る。このためこのピン56を中心に回動可能となってい
る。
一端部がピン56でヒンジサポート42へ軸支されてい
る。このためこのピン56を中心に回動可能となってい
る。
ヒンジサポート42は第2図に示されるように長方形の
プレートの両側部が同方向へ屈曲されて形成されてお
り、中間部に車体への取付部58、ヒンジアーム38の
先端部が挿入される貫通孔60が形成されている。また
貫通孔60からは一対の側壁62が同方向へ屈曲されて
おり、これらの側壁62間にヒンジアーム38はピン5
6で軸支されている。
プレートの両側部が同方向へ屈曲されて形成されてお
り、中間部に車体への取付部58、ヒンジアーム38の
先端部が挿入される貫通孔60が形成されている。また
貫通孔60からは一対の側壁62が同方向へ屈曲されて
おり、これらの側壁62間にヒンジアーム38はピン5
6で軸支されている。
またヒンジサポート42の先端部にはストツパゴム64
が挿入される貫通孔66が形成されている。このストツ
パゴム64はヒンジアーム38の開放時にヒンジアーム
38の上面部と当接して開放位置を決めるようになって
いる。
が挿入される貫通孔66が形成されている。このストツ
パゴム64はヒンジアーム38の開放時にヒンジアーム
38の上面部と当接して開放位置を決めるようになって
いる。
またヒンジアーム38の中間部にはリンク68の一端が
連結されている。このリンク68の他端には図示しない
トーシヨンバーが挿入される溝70が形成されており、
車体側に固定支持された図示しないトーシヨンバーが挿
入されるようになっている。このトーシヨンバーはヒン
ジアーム38を第2図反時計方向へ付勢しており、ラツ
ゲージドア34の開放時には、容易に回転して開放動作
が容易になされるようになっている。
連結されている。このリンク68の他端には図示しない
トーシヨンバーが挿入される溝70が形成されており、
車体側に固定支持された図示しないトーシヨンバーが挿
入されるようになっている。このトーシヨンバーはヒン
ジアーム38を第2図反時計方向へ付勢しており、ラツ
ゲージドア34の開放時には、容易に回転して開放動作
が容易になされるようになっている。
次に本実施例の作用について説明する。
ラツゲージドア34を第2図実線で示される状態から、
ピン56を中心に反時計方向へ回転させ、第2図想像線
で示される位置へ移動させることによりラツゲージコン
パートメント32は開放される。
ピン56を中心に反時計方向へ回転させ、第2図想像線
で示される位置へ移動させることによりラツゲージコン
パートメント32は開放される。
またラツゲージコンパートメント32を閉止する場合に
は、第2図想像線で示される状態からラツゲージドア3
4を、ピン56を中心に時計方向へ回転させ、第2図実
線で示される位置へ移動させる。
は、第2図想像線で示される状態からラツゲージドア3
4を、ピン56を中心に時計方向へ回転させ、第2図実
線で示される位置へ移動させる。
車体側からラツゲージドア34の裏面側へ配設されるワ
イヤハーネス48は、ワイヤハーネス収容溝46内に挿
入され、このワイヤハーネス収容溝46に沿ってラツゲ
ージドア34へ案内され配設される。この配設作業で
は、ワイヤハーネス収容溝46が車体下方側に向けて開
口されているので挿入作業が容易である。
イヤハーネス48は、ワイヤハーネス収容溝46内に挿
入され、このワイヤハーネス収容溝46に沿ってラツゲ
ージドア34へ案内され配設される。この配設作業で
は、ワイヤハーネス収容溝46が車体下方側に向けて開
口されているので挿入作業が容易である。
ワイヤハーネス48をワイヤハーネス収容溝46内へ挿
入した後に、カバー50をワイヤハーネス収容溝46の
開口部へあてて押込むことによって係合爪52が開口周
縁と係合しワイヤハーネス収容溝46が閉止される。こ
の状態ではワイヤハーネス48は確実にワイヤハーネス
収容溝46内へ収容される。
入した後に、カバー50をワイヤハーネス収容溝46の
開口部へあてて押込むことによって係合爪52が開口周
縁と係合しワイヤハーネス収容溝46が閉止される。こ
の状態ではワイヤハーネス48は確実にワイヤハーネス
収容溝46内へ収容される。
これによってワイヤハーネス48はラツゲージコンパー
トメント32内へ突出することがないので、ラツゲージ
コンパートメント32の容量を増加することが出来る。
トメント32内へ突出することがないので、ラツゲージ
コンパートメント32の容量を増加することが出来る。
またワイヤハーネス収容溝46が車体上下方向下方側へ
向かって開口されて設けられ、このワイヤハーネス収容
溝46内にワイヤハーネス48が収容されているので、
ラツゲージドア34の開放時に外部から見えることがな
い。これによってラツゲージドアヒンジ部30の外観見
栄えが向上する。
向かって開口されて設けられ、このワイヤハーネス収容
溝46内にワイヤハーネス48が収容されているので、
ラツゲージドア34の開放時に外部から見えることがな
い。これによってラツゲージドアヒンジ部30の外観見
栄えが向上する。
さらにワイヤハーネス48がカバー50によって閉止さ
れているので、ラツゲージコンパートメント32内に露
出せず、荷物の出入れ時に、この荷物でワイヤハーネス
48を引っかけて破損することがない。
れているので、ラツゲージコンパートメント32内に露
出せず、荷物の出入れ時に、この荷物でワイヤハーネス
48を引っかけて破損することがない。
次に他の断面形状のヒンジアーム72、74について第
5図、第6図について説明する。
5図、第6図について説明する。
第5図に示されるようにヒンジアーム72の車体下方側
には前述の実施例と同様にワイヤハーネス収容溝76が
形成されている。このワイヤハーネス収容溝76はカバ
ー78で閉止されるようになっている。カバー78は長
手方向に沿ってワイヤハーネス48が挿入される挿入溝
80が形成されている。この挿入溝80の両側壁には係
合爪80が形成されており、この係合爪80はワイヤハ
ーネス収容溝76の開口縁部と係合し、このカバー78
をワイヤハーネス収容溝76へ支持している。
には前述の実施例と同様にワイヤハーネス収容溝76が
形成されている。このワイヤハーネス収容溝76はカバ
ー78で閉止されるようになっている。カバー78は長
手方向に沿ってワイヤハーネス48が挿入される挿入溝
80が形成されている。この挿入溝80の両側壁には係
合爪80が形成されており、この係合爪80はワイヤハ
ーネス収容溝76の開口縁部と係合し、このカバー78
をワイヤハーネス収容溝76へ支持している。
この形状では、ワイヤハーネス48をヒンジアーム72
へ配設する場合に、カバー78の挿入溝80内へワイヤ
ハーネス48を挿入した状態でヒンジアーム72の下面
側へ係合爪82によって係合させる。これによりワイヤ
ハーネス48を容易に配設することが出来る。
へ配設する場合に、カバー78の挿入溝80内へワイヤ
ハーネス48を挿入した状態でヒンジアーム72の下面
側へ係合爪82によって係合させる。これによりワイヤ
ハーネス48を容易に配設することが出来る。
また第6図に示されるように、ヒンジアーム84には前
述の実施例と同様にワイヤハーネス収容溝86が形成さ
れている。このワイヤハーネス収容溝86はカバー88
で閉止されるようになっている。このカバー88はプレ
ート状で一方の面から一対の係合爪90が長手方向に沿
って突出して形成されている。このカバー88はワイヤ
ハーネス収容溝86を閉止した状態では第6図に示され
るように、ヒンジアーム84の下面側が前述の2零と比
較して突出しておらず、外観見栄えが向上する。さらに
ヒンジアーム84の下面側が突出していないので、ラツ
ゲージコンパートメント32の容積を増加することか出
来る。
述の実施例と同様にワイヤハーネス収容溝86が形成さ
れている。このワイヤハーネス収容溝86はカバー88
で閉止されるようになっている。このカバー88はプレ
ート状で一方の面から一対の係合爪90が長手方向に沿
って突出して形成されている。このカバー88はワイヤ
ハーネス収容溝86を閉止した状態では第6図に示され
るように、ヒンジアーム84の下面側が前述の2零と比
較して突出しておらず、外観見栄えが向上する。さらに
ヒンジアーム84の下面側が突出していないので、ラツ
ゲージコンパートメント32の容積を増加することか出
来る。
またラツゲージドア34の裏面側にトリム80が配設さ
れた構造では、ワイヤハーネス48をヒンジアーム38
の収容溝46の収容溝に沿って配設し端部から取り出し
ても良い。この場合にはトリム80によってヒンジアー
ム38の端部が覆われているので外観品質を低下させる
こともない。
れた構造では、ワイヤハーネス48をヒンジアーム38
の収容溝46の収容溝に沿って配設し端部から取り出し
ても良い。この場合にはトリム80によってヒンジアー
ム38の端部が覆われているので外観品質を低下させる
こともない。
[考案の効果] 以上に説明した通り本考案では、車体側から線状体が配
設されるラツゲージドアを、ラツゲージコンパートメン
ト内に配設されたヒンジアームを介して上下方向に開閉
自在に支持するラツゲージドアヒンジ構造において、前
記ヒンジアームに車体下方側へ向けて開口して前記線状
体が収容される収容溝と、この収容溝を閉鎖するカバー
と、を設けているので、ワイヤハーネスをヒンジアーム
へ容易に配設することが出来、かつラツゲージドアーの
開放時にワイヤハーネスが見えることがなく外観品質を
向上することが出来るという優れた効果を有する。
設されるラツゲージドアを、ラツゲージコンパートメン
ト内に配設されたヒンジアームを介して上下方向に開閉
自在に支持するラツゲージドアヒンジ構造において、前
記ヒンジアームに車体下方側へ向けて開口して前記線状
体が収容される収容溝と、この収容溝を閉鎖するカバー
と、を設けているので、ワイヤハーネスをヒンジアーム
へ容易に配設することが出来、かつラツゲージドアーの
開放時にワイヤハーネスが見えることがなく外観品質を
向上することが出来るという優れた効果を有する。
第1図はヒンジアームを示し第2図のI−I線に沿って
切断した断面図、第2図はラツゲージドアヒンジ部を示
す断面図、第3図はラツゲージドア閉止時のヒンジアー
ムとヒンジサポートとを示す斜視図、第4図はラツゲー
ジドア開放時のヒンジアームとヒンジサポートとを示す
斜視図、第5図及び第6図はヒンジアームの他の断面形
状を示す断面図、第7図及び第8図は従来のヒンジアー
ムを示す断面図、第9図は従来のラツゲージドアヒンジ
部を示す第2図に対応した断面図である。 30……ラツゲージドアヒンジ部、 32……ラツゲージコンパートメント、 34……ラツゲージドア、 38……ヒンジアーム、 46……ワイヤハーネス収容溝、 48……ワイヤハーネス。
切断した断面図、第2図はラツゲージドアヒンジ部を示
す断面図、第3図はラツゲージドア閉止時のヒンジアー
ムとヒンジサポートとを示す斜視図、第4図はラツゲー
ジドア開放時のヒンジアームとヒンジサポートとを示す
斜視図、第5図及び第6図はヒンジアームの他の断面形
状を示す断面図、第7図及び第8図は従来のヒンジアー
ムを示す断面図、第9図は従来のラツゲージドアヒンジ
部を示す第2図に対応した断面図である。 30……ラツゲージドアヒンジ部、 32……ラツゲージコンパートメント、 34……ラツゲージドア、 38……ヒンジアーム、 46……ワイヤハーネス収容溝、 48……ワイヤハーネス。
Claims (1)
- 【請求項1】車体側から線状体が配設されるラツゲージ
ドアを、ラツゲージコンパートメント内に配設されたヒ
ンジアームを介して上下方向に開閉自在に支持するラツ
ゲージドアヒンジ構造において、前記ヒンジアームに車
体下方側へ向けて開口して前記線状体が収容される収容
溝と、この収容溝を閉鎖するカバーと、を設けたことを
特徴とするラツゲージドアヒンジ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11514388U JPH0624540Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | ラツゲージドアヒンジ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11514388U JPH0624540Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | ラツゲージドアヒンジ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236587U JPH0236587U (ja) | 1990-03-09 |
JPH0624540Y2 true JPH0624540Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31356529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11514388U Expired - Fee Related JPH0624540Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | ラツゲージドアヒンジ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624540Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008005589A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Yazaki Corp | リンクアームのハーネス配索構造 |
EP3004500A1 (en) * | 2013-05-24 | 2016-04-13 | Toksan Yedek Parça Imalat Ticaret ve Sanayi Anonim Sirketi | Production method of a goose-neck profile made of aluminum material and used in automobile trunk lids |
-
1988
- 1988-09-01 JP JP11514388U patent/JPH0624540Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236587U (ja) | 1990-03-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |