JPS5942276Y2 - ボックスにおける蓋体の開閉支持装置 - Google Patents
ボックスにおける蓋体の開閉支持装置Info
- Publication number
- JPS5942276Y2 JPS5942276Y2 JP7601480U JP7601480U JPS5942276Y2 JP S5942276 Y2 JPS5942276 Y2 JP S5942276Y2 JP 7601480 U JP7601480 U JP 7601480U JP 7601480 U JP7601480 U JP 7601480U JP S5942276 Y2 JPS5942276 Y2 JP S5942276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- box body
- locking hole
- support arm
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、主に車両用のコンソールボックス、グラブ
ボックス等のボックスにおいて、そのボックス本体の一
側に開閉可能に取りつげられた蓋体を開閉支持するため
の装置に関し、その目的は、ボックス本体に対し蓋体を
所定の開放角度に保持することができるとともに構造が
簡単でかつ組付は作業性にすぐれた蓋体の開閉支持装置
を提供することである。
ボックス等のボックスにおいて、そのボックス本体の一
側に開閉可能に取りつげられた蓋体を開閉支持するため
の装置に関し、その目的は、ボックス本体に対し蓋体を
所定の開放角度に保持することができるとともに構造が
簡単でかつ組付は作業性にすぐれた蓋体の開閉支持装置
を提供することである。
以下、この考案の一実施例を車両用のコンソールボック
スについて図面にしたがって説明する。
スについて図面にしたがって説明する。
図中、1は車両用のコンソールボックスを示し、そのボ
ックス本体2の後部には上方開口する有底箱型状の収納
部3が一体状に形成されており、この部分におけるボッ
クス本体2は二重構造に形成されている。
ックス本体2の後部には上方開口する有底箱型状の収納
部3が一体状に形成されており、この部分におけるボッ
クス本体2は二重構造に形成されている。
ボックス本体2の一側(第1図では右端部)には収納部
3を覆蓋するための蓋体4が開閉可能に取りつげられて
いる。
3を覆蓋するための蓋体4が開閉可能に取りつげられて
いる。
この蓋体4は外蓋部4aと内蓋部4bとにより一体状に
形成されており、内蓋部4bの一側には蓋体4の開閉支
点となる薄肉状の蝶番部5と、ボックス本体2に対する
取付部6とが順次に形成されている。
形成されており、内蓋部4bの一側には蓋体4の開閉支
点となる薄肉状の蝶番部5と、ボックス本体2に対する
取付部6とが順次に形成されている。
そして、この取付部6がボックス本体2の一側上端に形
成された斜状の支持片7に対しクリップ8とビス9によ
って固定されている。
成された斜状の支持片7に対しクリップ8とビス9によ
って固定されている。
さて、ボックス本体2の側部(第1図では右tllll
)上端面の一部には、その外側板2aと収納部3の側板
3aとの間に形成された空間部Sに連通ずるスリット状
の係止孔10が形成されている。
)上端面の一部には、その外側板2aと収納部3の側板
3aとの間に形成された空間部Sに連通ずるスリット状
の係止孔10が形成されている。
一方、この係止孔10に対向して蓋体4の内蓋部4b下
面に固定された取付片11には、蓋体4を開閉支持する
ための平帯状の支持アーム13がピン12を中心として
揺動自在に垂下されている。
面に固定された取付片11には、蓋体4を開閉支持する
ための平帯状の支持アーム13がピン12を中心として
揺動自在に垂下されている。
この支持アーム13は係止孔10よりボックス本体2の
空°間部S内に出没自在に挿入されており、その先端部
には蓋体4を所定の角度に開放した時に係止孔10の両
縁部に係合する第1、第2の両係止片14.15がそれ
ぞれ形成されている。
空°間部S内に出没自在に挿入されており、その先端部
には蓋体4を所定の角度に開放した時に係止孔10の両
縁部に係合する第1、第2の両係止片14.15がそれ
ぞれ形成されている。
これら第1、第2の両係止片14,15は、その係止面
14a。
14a。
15aが支持アーム13の長手方向に対し所定の角度を
もって傾斜状に形成されているとともに、第1係止片1
4の先端から第2係止片15の先端までの長さAが係止
孔10の孔長さBよりも適宜に長く形成されている。
もって傾斜状に形成されているとともに、第1係止片1
4の先端から第2係止片15の先端までの長さAが係止
孔10の孔長さBよりも適宜に長く形成されている。
さらに、支持アーム13は、その板厚が係止孔10の孔
幅より僅かに小さく形成されており、蓋体4の開閉時に
はこの蓋体4を開閉案内するとともにその横振れを防止
するものである。
幅より僅かに小さく形成されており、蓋体4の開閉時に
はこの蓋体4を開閉案内するとともにその横振れを防止
するものである。
上記の構成にお(・て、蓋体4とは別体の支持アーム1
3を、この蓋体4とボックス本体2との間に組付ける際
、まず、第5図に示すように支持アーム13の第1係止
片14をボックス本体2の係止孔10よりボックス本体
2の空間部S内に挿入してから、この支持アーム13を
下動すると、第2係止片15の下側傾斜面15bが係止
孔10の一1llに形成した傾斜面IQaに沿って下降
されて第2係止片15も係止孔10よりボックス本体2
の空間部S内に挿入される。
3を、この蓋体4とボックス本体2との間に組付ける際
、まず、第5図に示すように支持アーム13の第1係止
片14をボックス本体2の係止孔10よりボックス本体
2の空間部S内に挿入してから、この支持アーム13を
下動すると、第2係止片15の下側傾斜面15bが係止
孔10の一1llに形成した傾斜面IQaに沿って下降
されて第2係止片15も係止孔10よりボックス本体2
の空間部S内に挿入される。
このように、支持アーム13の第1、第2の両件止片1
4,15を係止孔10よりボックス本体2の空間部S内
に挿入した後、支持アーム13の基部(上端部)を蓋体
4の内蓋部4bの取持片11に対しピン12によって揺
動自在に取りつげることによって支持アーム13の取付
けが完了する。
4,15を係止孔10よりボックス本体2の空間部S内
に挿入した後、支持アーム13の基部(上端部)を蓋体
4の内蓋部4bの取持片11に対しピン12によって揺
動自在に取りつげることによって支持アーム13の取付
けが完了する。
支持アーム13を組付けた状態において、蓋体4を蝶番
部5を支点として閉鎖すると、蓋体4に対し支持アーム
13が自重によって垂下状をなし、ボックス本体2の限
られた空間部Sに収容される。
部5を支点として閉鎖すると、蓋体4に対し支持アーム
13が自重によって垂下状をなし、ボックス本体2の限
られた空間部Sに収容される。
ボックス本体2に対し蓋体4を開放動すると、この蓋体
4に対し支持アーム13が自重によってピン12を中心
とし相対的に回動する。
4に対し支持アーム13が自重によってピン12を中心
とし相対的に回動する。
そして、蓋体4を所定の角度に開放した時には、支持ア
ーム13の第1、第2の両件止片14,15が係止孔1
0の両縁部に係合するため、蓋体4が所定の開放角度に
保持される。
ーム13の第1、第2の両件止片14,15が係止孔1
0の両縁部に係合するため、蓋体4が所定の開放角度に
保持される。
すなわち、この考案は、ボックス本体の一側に開閉可能
に取りつけられた蓋体を開閉支持するための装置であっ
て、前記ボックス本体の測部上端面には係止孔を形成す
る′一方、この係止孔に対向する前記蓋体の測部下面に
はこの蓋体を開閉支持するために一直線状に形成された
支持アームを、その基端部において揺動自在にピン着し
かつ前記係止孔に遊嵌してボックス本体内に垂下させる
とともに、前記支持アームの先端には前記蓋体を所定の
角度に開放したときに前記係止孔の両縁部と係合する係
止片を成形したボックスにおける蓋体の開閉支持装置で
あるから、支持アームによって蓋体を所定の開放角度に
保持することができるとともに、構造がきわめて簡単で
かつコスト低減を図ることができる。
に取りつけられた蓋体を開閉支持するための装置であっ
て、前記ボックス本体の測部上端面には係止孔を形成す
る′一方、この係止孔に対向する前記蓋体の測部下面に
はこの蓋体を開閉支持するために一直線状に形成された
支持アームを、その基端部において揺動自在にピン着し
かつ前記係止孔に遊嵌してボックス本体内に垂下させる
とともに、前記支持アームの先端には前記蓋体を所定の
角度に開放したときに前記係止孔の両縁部と係合する係
止片を成形したボックスにおける蓋体の開閉支持装置で
あるから、支持アームによって蓋体を所定の開放角度に
保持することができるとともに、構造がきわめて簡単で
かつコスト低減を図ることができる。
さらに、蓋体の閉鎖時には支持アームが、蓋体の下面に
対し自重によって垂下状をなしてボックス本体内に収容
されるため、ボックス本体内部の限られた空間を利用し
て支持アームを収容することもできる効果がある。
対し自重によって垂下状をなしてボックス本体内に収容
されるため、ボックス本体内部の限られた空間を利用し
て支持アームを収容することもできる効果がある。
しかも、この考案によれば、前記支持アームの先端に形
成された係止片は、前記係止孔の上方よりボックス本体
内に挿入可能でかつ係止孔の孔長さよりも所定量だけ長
い係止面を備えて傾斜状に形成されているから、ボック
ス本体と蓋体との間に支持アームを組付けるときには、
まず、支持アームの係止片を、ボックス本体の係止孔の
上方からこの係止孔に嵌挿してボックス本体内に挿入し
、次に、支持アームの基端部を、蓋体の下面にピン着す
ることで容易に組付けることができる。
成された係止片は、前記係止孔の上方よりボックス本体
内に挿入可能でかつ係止孔の孔長さよりも所定量だけ長
い係止面を備えて傾斜状に形成されているから、ボック
ス本体と蓋体との間に支持アームを組付けるときには、
まず、支持アームの係止片を、ボックス本体の係止孔の
上方からこの係止孔に嵌挿してボックス本体内に挿入し
、次に、支持アームの基端部を、蓋体の下面にピン着す
ることで容易に組付けることができる。
さらに、上記したように、ボックス本体と蓋体との間に
支持アームを組付けた後は、前記支持アームの係止片の
係止面によって、同支持アームの抜は止めを確実に行う
ことができる効果がある。
支持アームを組付けた後は、前記支持アームの係止片の
係止面によって、同支持アームの抜は止めを確実に行う
ことができる効果がある。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は車両
用コンソールボックスを示す斜視図、第2図はボックス
本体に対し蓋体を閉鎖した状態における要部を示す正断
面図、第3図は同側断面図、第4図は蓋体を開放した状
態を示す側断面図、第5図と第6図はボックス本体の係
止孔に対し支持アームの係止片を挿入する過程を順次に
示す説明である。 1・・・・・・コンソールボックス、2・・・・・・ボ
ックス本体、4・・・・・・蓋体、5・・・・・・蝶番
部、6・・・・・・取付部、10・・・・・係止孔、1
2・・・・・・ピン、13・・・・・・支持アーム、1
4・・・・・・第1係止片、15・・・・・・第2係止
片。
用コンソールボックスを示す斜視図、第2図はボックス
本体に対し蓋体を閉鎖した状態における要部を示す正断
面図、第3図は同側断面図、第4図は蓋体を開放した状
態を示す側断面図、第5図と第6図はボックス本体の係
止孔に対し支持アームの係止片を挿入する過程を順次に
示す説明である。 1・・・・・・コンソールボックス、2・・・・・・ボ
ックス本体、4・・・・・・蓋体、5・・・・・・蝶番
部、6・・・・・・取付部、10・・・・・係止孔、1
2・・・・・・ピン、13・・・・・・支持アーム、1
4・・・・・・第1係止片、15・・・・・・第2係止
片。
Claims (1)
- ボックス本体の一側に開閉可能に取りつげられた蓋体を
開閉支持するための装置であって、前記ボックス本体の
測部上端面には係止孔を形成する一方、この係止孔に対
向する前記蓋体の側部下面にはこの蓋体を開閉支持する
ために一直線状に形成された支持アームを、その基端部
において揺動自在にピン着しかつ前記係止孔に遊嵌して
ボックス本体内に垂下させるとともに、前記支持アーム
の先端には前記蓋体を所定の角度に開放したときに前記
係止孔の両縁部と係合する係止片を形成し、しかも、こ
の係止片は、前記係止孔の上方よりボックス本体内に挿
入可能でかつ係止孔の孔長さよりも所定量だけ長い係止
面を備えて傾斜状に形成されていることを特徴とするボ
ックスにおける蓋体の開閉支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7601480U JPS5942276Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | ボックスにおける蓋体の開閉支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7601480U JPS5942276Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | ボックスにおける蓋体の開閉支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56175246U JPS56175246U (ja) | 1981-12-24 |
JPS5942276Y2 true JPS5942276Y2 (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=29438671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7601480U Expired JPS5942276Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | ボックスにおける蓋体の開閉支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942276Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138969U (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-13 | ダイハツ工業株式会社 | グラブドアの開位置係止装置 |
JP7230151B1 (ja) * | 2021-10-19 | 2023-02-28 | 真和工業株式会社 | 収納容器の上蓋の開閉構造 |
-
1980
- 1980-05-29 JP JP7601480U patent/JPS5942276Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56175246U (ja) | 1981-12-24 |
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