JPS6135189Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6135189Y2
JPS6135189Y2 JP19131184U JP19131184U JPS6135189Y2 JP S6135189 Y2 JPS6135189 Y2 JP S6135189Y2 JP 19131184 U JP19131184 U JP 19131184U JP 19131184 U JP19131184 U JP 19131184U JP S6135189 Y2 JPS6135189 Y2 JP S6135189Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
box
box body
sewing
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19131184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61106192U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19131184U priority Critical patent/JPS6135189Y2/ja
Publication of JPS61106192U publication Critical patent/JPS61106192U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6135189Y2 publication Critical patent/JPS6135189Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業の利用分野 本考案は箱本体の上端開口部へ蝶着した蓋体を
止める施錠金具の省略化を可能とし、且、使用時
に持運び並びに取扱いにきわめて便利な裁縫箱に
構成に関する。
従来の技術 従来の裁縫箱は図面第6図に示すように、箱本
体22の上端開口縁に、側方へ夫々展開する一対
の蓋体23,24を蝶25着し、且、この蓋体2
3,24間に箱本体22の長手方向に直交する向
きで、前記上端開口縁の中央に持手26を突設し
た構成のものか、或いは第7図に示すように、箱
本体27の上端開口縁に、該開口部を閉塞し得る
寸法で単体の蓋体28を開閉自在に蝶着し、その
蓋体28の上面に持手29を取付けるとともに、
箱本体27を蓋体28との前面に簡易な施錠金具
30を取付けたものであつた。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の前者のものは、箱本体における上端
開口部の中央に、箱本体の長手方向に直交する向
きに持手を突設したものであるから、この持手を
掴んで裁縫箱を持運びする場合、応々にして箱本
体の長手方向が箱本体の側方に位置してきわめて
持ちにくく、その持運びに不便を来すとともに、
持手は箱本体の開口部中央を仕切る状態で取付け
られる為、内部に長尺の道具を収容することもで
きないし、又、蓋体は左右に展開する構成である
から、開口部全体をワンタツチで開口することの
出来ない問題点を有するものである。
次に従来の後者のものは、蓋体に持手を附設し
たものであるから、閉蓋時、蓋体を箱本体に止め
る簡易な施錠金具を必要とするので、使用時施錠
金具の施錠を忘却し、過まつてそのまま持手を持
上げ箱本体を開けてしまい収容した道具を散乱さ
せる問題点を有するとともに、体裁の良い比較的
高価な施錠金具を使用するので、裁縫箱を安価に
提供することもできない問題点があつた。
本考案は前記従来の問題点の解消を図るため、
箱本体の上端開口縁に蝶着する蓋体を平面門形と
し、且、持手の取付け位置並びに取付け方向を閉
蓋時蓋体の凹部より突出可能な位置で、箱本体の
長手方向に平行する向きに設けることにより、施
錠金具の省略化を可能とし、又、収容した道具の
散乱を防止し併わせて持ち易さを高めた裁縫箱を
得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記の目的を達成するための本考案に係る構成
を、実施例に対応する第1図乃至第4図を用いて
説明すると、本考案は、裁縫箱を構成する箱本体
1とこの箱本体1の上端開口縁aに蝶着する蓋体
9と、開口部中央よる突出する持手14と、小蓋
とよりなり、箱本体1の上端開口縁aには、平面
門形とした凹部15を有する蓋体9を開閉自在に
蝶10,10着し、且、この箱本体1の開口部中
央より箱本体1の長手方向と平行する向きで、閉
蓋時蓋体9の凹部15より突出可能な持手14を
設けてある。次に箱本体1の上端開口縁aに、閉
蓋時蓋体9の凹部15に対応し得る寸法の小蓋1
6を開閉自在に蝶17,17着した構成である。
作 用 次に本考案に係る裁縫箱の作用を説明すると、
この裁縫箱Aの使用に際し、箱本体1の開口部よ
り裁縫道具(図示せず)を出し入れする場合
は、、箱本体1の上端開口縁aに蝶10,10着
した蓋体9を展開して開口部よりそのまま裁縫道
具の出し入れを行う。又、例へば頻繁に出し入れ
する針はその針山を小蓋16内に収容して必要に
応じ小蓋16のみを展開し、これより縫針とか待
ち針を出し入れするものである。さらに又、この
裁縫箱Aを持ち運びする場合、閉蓋状態にある蓋
体9の凹部15より突出する持手14をそのまま
掴んで持運びするが、このとき持手14は箱本体
1の長手方向と平行する向きに設けられているか
ら、カバンなどの持手と同様で持ち易いものであ
る。
実施例 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、図中符号1は裁縫箱Aを構成する箱本体を示
し、左右両側壁板2,3の両端部に前板4と後板
5とを取付けて箱枠を形成し、この箱枠に底板を
張つて箱状とし、該箱部内の中間に中底6を設け
て箱内を区割し、その区割した下部に抽斗7を摺
動自在に嵌め、区割した上部の収容部イに仕切り
板8,8を嵌めて収容部イを区割してある。次に
符号9は箱本体1の上端開口縁aに蝶10,10
着した蓋体を示し、平面門形に形成して左右の側
蓋部11,12と、この側蓋部11,12を連結
する連結蓋体13とより構成し、箱形の蓋をな
す。図中14は箱本体1の開口部中央に突設した
持手で、箱本体1の長手方向と平行する向きで、
蓋体9の閉蓋時、該蓋体9の凹部15より突出可
能に設けてある。次に符号16は箱本体1の開口
縁aへ開閉自在に蝶17,17着した箱形の小蓋
を示し、箱本体1の前方へ展開するよう箱本体1
の前板4中央に設け、且その寸法は閉蓋時蓋体9
の凹部15に対応し得る寸法とし、上面に摘み1
8を設けるとともに、この小蓋16に針山19を
収容する。図中20,20は蓋体9の内側に突設
した糸巻き(図示せず)の差通し棒である。
尚、本考案における裁縫箱Aは第5図に示す様
に、箱本体1の抽斗7と収容部イとの間に一対の
小抽斗21,21を摺動自在に嵌るものを使用す
る場合もあり、収容量の増大を図る実施上の効果
がある。
次に図面第6図及び第7図は従来の裁縫箱を示
し、前者のものは箱本体22の上端開口縁に側方
へ夫々展開する一対の蓋体23,24を蝶25着
し、且、この蓋体23,24間に箱本体22の長
手方向と直交する向きで、前記上端開口縁の中央
に持手26を突設した構成である。又、後者の裁
縫箱は、箱本体27の上端開口縁に、該開口部を
閉塞し得る寸法をなし、且、単体の蓋体28を開
閉自在に蝶着し、その蓋体28の上面に持手29
を取付けるとともに、箱本体27と蓋体28との
前面に装飾を兼ねた簡易な施錠金具30を取付け
た構成である。
前記実施例による裁縫箱Aの使用に際しては、
箱本体1の上部収容部イへ裁縫道具を出し入れす
る場合は、蓋体9を展開してそのまま裁縫道具を
出し入れするもので、使用後蓋体9を展開して収
容部イを閉塞する。又、縫針とか待ち針を取り出
す場合は、小蓋16を展開して前記針を取り出す
ものである。尚、この裁縫箱Aの持運びに当て
は、蓋体9の凹部15より突出する持手14を掴
んでこれを持運びするものである。
考案の効果 前記の様に本考案に係る裁縫箱は、箱本体の上
端開口縁に蓋体を開閉自在に蝶着する裁縫箱にお
いて、前記蓋体を平面門形に形成し、且、箱本体
の開口部中央より箱本体の長手方向と平行する向
きで、閉蓋時蓋体の凹部より突出可能な持手を設
けるとともに、箱本体の開口縁に蓋体の凹部に対
応する寸法の小蓋を開閉自在に蝶着したものであ
るから、この裁縫箱の持運びに際してはカバンな
どの持手と同様にそのまま突出する持手を掴んで
持上げれば、箱本体の長手方向が前後方向に位置
するので、従来のように持ちにくくなることはな
く、又、羅紗バサミなど大きな裁縫道具を収容す
る場合でも持手が邪魔になることもなく、然も蓋
体が平面門形をなしている為、箱本体における開
口部の殆どを蓋体の展開によつて開口できるとと
もに、持手は箱本体側に取付けられている為、例
閉蓋時に持手を持つても箱本体を開けてしまうこ
とはないから、施錠金具の施錠忘却に伴う収容し
た道具類などの散乱を防止する特有の効果を示
し、又比較的高価な施錠金具を必要とする従来の
ものと違つて仝金具を使用しないので、裁縫箱を
安価に提供できる特有の効果も有するとともに、
前記小蓋のみを開閉できるから、これの内部を針
山の収容部に使用したときは、頻繁に使用する縫
針の取出しとか収納にきわめて便利となる特有の
効果も発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る裁縫箱の実施例を示すもの
で、第1図は斜視図、第2図は蓋体及び小蓋の展
開状態を示す正面図、第3図は仝上平面図、第4
図は仝上側面図、第5図は箱本体の変形例を示す
斜視図、第6図及び第7図は従来の裁縫箱を示す
斜視図である。 尚、図中Aは裁縫箱、1は箱本体、aは開口
縁、9は蓋体、10,10は蝶番、14は持手、
15は凹部、16は小蓋である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱本体の上端開口縁に蓋体を開閉自在に蝶着す
    る裁縫箱において、前記蓋体を平面形に形成
    し、且、箱本体の開口部中央より箱本体の長手方
    向と平行する向きで、閉蓋時蓋体の凹部より突出
    可能な持手を設けるとともに、箱本体の開口縁に
    蓋体の凹部に対応する寸法の小蓋を開閉自在に蝶
    着したことを特徴とする裁縫箱。
JP19131184U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPS6135189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19131184U JPS6135189Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19131184U JPS6135189Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61106192U JPS61106192U (ja) 1986-07-05
JPS6135189Y2 true JPS6135189Y2 (ja) 1986-10-13

Family

ID=30748747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19131184U Expired JPS6135189Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6135189Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61106192U (ja) 1986-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6105767A (en) Tool case with butterfly door
JPS6135189Y2 (ja)
JPH0354575Y2 (ja)
JPS5821402Y2 (ja) 開閉自在蓋を取付けた容器
JPS6117870Y2 (ja)
JP3009532U (ja) 裁縫箱
JPS6214892Y2 (ja)
JPH0133462Y2 (ja)
JP3054714U (ja) 裁縫箱等の抽斗を備える収納整理箱
JPH0414350Y2 (ja)
JPS5831668Y2 (ja) 蓋付き物品収納箱
JPS6241643Y2 (ja)
JPH0238645Y2 (ja)
JP2547438Y2 (ja) 裁縫箱
JPS5843874Y2 (ja) 収納箱
JPS646094Y2 (ja)
JPS5939023Y2 (ja) 容器
JPH053152Y2 (ja)
JPH0348046Y2 (ja)
JPS6138489Y2 (ja)
JPH021240Y2 (ja)
JPH073937Y2 (ja) プラスチツクケース
JPH0420254Y2 (ja)
JPH0349678Y2 (ja)
JP3009531U (ja) 裁縫箱等の抽斗を備える収納整理箱