JPH0562449U - 扉のステー装置 - Google Patents
扉のステー装置Info
- Publication number
- JPH0562449U JPH0562449U JP292792U JP292792U JPH0562449U JP H0562449 U JPH0562449 U JP H0562449U JP 292792 U JP292792 U JP 292792U JP 292792 U JP292792 U JP 292792U JP H0562449 U JPH0562449 U JP H0562449U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- metal fitting
- movable metal
- movable
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扉を開くだけで自動的に開蓋状態を保持させ
ることができる扉のステー装置を提供すること。 【構成】 扉3の裏面に可動金具4を枢支させ、その先
端部を箱本体1側に設けられた固定金具6の案内長孔7
に摺動自在に嵌合した扉のステー装置において、可動金
具4の枢支部にばね9を設け、可動金具4の先端部のピ
ン5を案内長孔7の係合切欠8に向けて付勢し、自動的
に嵌合させる。
ることができる扉のステー装置を提供すること。 【構成】 扉3の裏面に可動金具4を枢支させ、その先
端部を箱本体1側に設けられた固定金具6の案内長孔7
に摺動自在に嵌合した扉のステー装置において、可動金
具4の枢支部にばね9を設け、可動金具4の先端部のピ
ン5を案内長孔7の係合切欠8に向けて付勢し、自動的
に嵌合させる。
Description
【0001】
本考案は、電気機器収納用ボックスのような箱体の開口部に取り付けられ、扉 を開いた際に扉を開蓋状態に保持させるための扉のステー装置に関するものであ る。
【0002】
扉のステー装置としては、図3に示すように箱本体1の上部開口2を施蓋する 扉3の裏面に可動金具4を枢着し、その先端部のピン5を上部開口2の一側面に 立設した固定金具6の案内長孔7に摺動自在に嵌合した構造のものが知られてい る。この案内長孔7の一端には係合切欠8が箱本体1側へ向けて形成されており 、扉3を開くとピン5がこの係合切欠8に重力により自動的に嵌合し、扉3の開 蓋状態を保持するようになっている。
【0003】 ところがこのような従来の扉のステー装置は、図1に示すように箱本体1の背 面部を垂直な壁面に取り付けた場合には、扉3を開いたときに可動金具4のピン 5を係合切欠8に重力により嵌合させることができず、片手で扉3を開いたまま 他方の手で可動金具4を押してピン5を係合切欠8に嵌合させねばならないとい う問題があった。
【0004】
本考案は上記した従来の問題点を解決し、箱本体の背面部を垂直な壁面に取り 付けてその開口面の上部が下部よりも前面に突出したような姿勢となった場合に も、蓋を開くだけでその開蓋状態を保持させることができる扉のステー装置を提 供するために完成されたものである。
【0005】
前記の課題点を解決するためになされた本考案は、扉の裏面に可動金具を枢支 させ、その先端部を箱本体側に設けられた固定金具の案内長孔に摺動自在に嵌合 した扉のステー装置において、可動金具の枢支部に可動金具の先端部を案内長孔 のピン係止用の係合切欠に向けて付勢するばねを設けたことを特徴とするもので ある。
【0006】
次に、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1及び図2において、1は背面部を壁面に密着させて設置した箱本体であり 、箱本体1の前面側には上部が下部よりも前面に突出した開口部2が設けられて いる。3は開口部2を施蓋する扉であり、この扉3はその上側を箱本体1の開口 部2の上端に枢動自在に取り付けられている。4は基端を扉3の裏面に枢支させ るとともに、先端部の側面にピン5を突設した可動金具である。また6は箱本体 1の開口部2の側面に可動金具4に対応させて設けた固定金具であり、固定金具 6には可動金具4のピン5を摺動自在に嵌合するための案内長孔7が透設されて いる。
【0007】 8は案内長孔7の枢支部側の端部及び中間部に設けた係合切欠であり、箱本体 1側に屈曲させて形成されている。この係合切欠8は扉3が開かれたときに可動 金具4のピン5を嵌合させて扉3の開蓋状態を保持させるためのものである。し かしこのままでは前記したような欠点があるため、本考案では可動金具4の先端 部のピン5を係合切欠8に向けて付勢するためのばね9を可動金具4の枢支部に 設け、ピン5がこの係合切欠8に達したときに自動的にピン5が係合切欠8に嵌 合するようにしてある。
【0008】 なお10は箱本体1の開口部2の下端外側に設けた係止金具であり、扉3の下端 に設けた掛金具11を係止して、前記ばね9の弾発力に抗して扉3の施蓋状体を確 実に保持させるためのものである。
【0009】
【作用】 このように構成されたものは、係止金具10から掛金具11を外したうえで扉3の 下側を引き上げれば、扉3は箱本体1の開口部2の上端の枢支部を中心に回動し て開くこととなるが、これとともに可動金具4のピン5は固定金具6の案内長孔 7に沿って上方へ移動する。そしてピン5が案内長孔7の端部に形成された係合 切欠8に達すると同時にばね9の弾発力によりピン5は係合切欠8の内部に自動 的に嵌合する。この状態で扉3から手を離しても、扉3の重量によりピン5は係 合切欠8の奥側に押圧されるため、ピン5が係合切欠8から外れることがなく、 従って扉3は開かれた状態を保持することとなる。
【0010】 また、可動金具4を付勢するばね9は係止金具10から掛金具11を外したときに 扉3を開く方向に付勢する作用をもつので、扉3の下方が少し開き手指を差し込 む空間が自動的に形成される利点もある。なお本考案は図3に示したような開口 部2が上向きである場合にも使用できることはいうまでもない。
【0011】
本考案は以上の説明によって明らかなように、可動金具の枢支部に可動金具の 先端部を係合切欠に向けて付勢するばねを設けたことにより、単に蓋を開くだけ で係合切欠にピンを自動的に嵌合させ、扉を開蓋状態に保持させることができる ものである。よって本考案は従来のこの種の扉のステー装置の問題点を解決した ものとして、その実用的価値は極めて大なものである。
【図1】本考案の実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の実施例の要部を示す側面図である。
【図3】従来の扉のステー装置を示す側面図である。
1 箱本体 2 開口部 3 扉 4 可動金具 5 ピン 6 固定金具 7 案内長孔 8 係合切欠 9 ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 扉(3) の裏面に可動金具(4) を枢支さ
せ、その先端部を箱本体(1) 側に設けられた固定金具
(6) の案内長孔(7) に摺動自在に嵌合した扉のステー装
置において、可動金具(4) の枢支部に可動金具(4) の先
端部を案内長孔(7) のピン係止用の係合切欠(8) に向け
て付勢するばね(9) を設けたことを特徴とする扉のステ
ー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP292792U JPH0562449U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 扉のステー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP292792U JPH0562449U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 扉のステー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562449U true JPH0562449U (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11542977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP292792U Withdrawn JPH0562449U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 扉のステー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562449U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017056122A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ポータブルトイレ |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP292792U patent/JPH0562449U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017056122A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ポータブルトイレ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |