JPH0745818Y2 - カバーの取付装置 - Google Patents
カバーの取付装置Info
- Publication number
- JPH0745818Y2 JPH0745818Y2 JP9418490U JP9418490U JPH0745818Y2 JP H0745818 Y2 JPH0745818 Y2 JP H0745818Y2 JP 9418490 U JP9418490 U JP 9418490U JP 9418490 U JP9418490 U JP 9418490U JP H0745818 Y2 JPH0745818 Y2 JP H0745818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- lock piece
- main body
- piece
- mounting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
本考案は、カード読取機や自動券売機等の各種処理機に
開閉自在に設けられるカバーの取付装置に関する。
開閉自在に設けられるカバーの取付装置に関する。
第6図は、従来の電気錠装置に用いられているカード読
取機のカバーの正面図であって、そのカバー1の中央縦
方向にカードの挿入口2を有し、その裏側に位置するカ
ード読取機本体(以下、本体という)3にビス4,4…に
よりねじ止めにより固定されている。 したがって、カバー1は、本体3の保守点検時等にビス
4,4…を外して取り外すことができるように取付けられ
ている。
取機のカバーの正面図であって、そのカバー1の中央縦
方向にカードの挿入口2を有し、その裏側に位置するカ
ード読取機本体(以下、本体という)3にビス4,4…に
よりねじ止めにより固定されている。 したがって、カバー1は、本体3の保守点検時等にビス
4,4…を外して取り外すことができるように取付けられ
ている。
しかしながら、上記従来のカバー取付装置は、カバーを
本体にビス止めにより固定していたので、ビスの頭部が
表に露出し、電気錠装置の保守管理関係者以外の第三者
によってカバーが開かれて本体が損傷を受ける等の虞が
あるとともに、美感を損う欠点があった。 そこで、本考案は、上記欠点を除去するためになされた
ものであって、その目的は、カバーの開閉装置を表に露
出させないカバー取付装置の提供にある。
本体にビス止めにより固定していたので、ビスの頭部が
表に露出し、電気錠装置の保守管理関係者以外の第三者
によってカバーが開かれて本体が損傷を受ける等の虞が
あるとともに、美感を損う欠点があった。 そこで、本考案は、上記欠点を除去するためになされた
ものであって、その目的は、カバーの開閉装置を表に露
出させないカバー取付装置の提供にある。
本考案装置は、上記の目的を達成するために、カード読
取機や自動券売機等の各種処理機本体に開閉自在に設け
られるカバーの取付装置であって、前記カバーの裏面に
離脱することなく摺動可能で、かつ操作子で所定以上の
力が加えられたときに摺動されるロック片を設け、前記
処理機本体に前記ロック片が摺動されたときそのロック
片の一部を受け止める受座を設けたことを特徴としてい
る。 また、前記ロック片は前記カバーに固定された保持片内
に設けられるとともに、そのロック片は磁石から構成さ
れ、かつその保持片またはそのカバーのうち少なくとも
一方が磁性体から構成されていることを特徴としてい
る。
取機や自動券売機等の各種処理機本体に開閉自在に設け
られるカバーの取付装置であって、前記カバーの裏面に
離脱することなく摺動可能で、かつ操作子で所定以上の
力が加えられたときに摺動されるロック片を設け、前記
処理機本体に前記ロック片が摺動されたときそのロック
片の一部を受け止める受座を設けたことを特徴としてい
る。 また、前記ロック片は前記カバーに固定された保持片内
に設けられるとともに、そのロック片は磁石から構成さ
れ、かつその保持片またはそのカバーのうち少なくとも
一方が磁性体から構成されていることを特徴としてい
る。
上記構成において、ロック片は操作子により摺動されて
受座に係合してカバーを本体に固定し、またロック片が
受座から離れてカバーを本体から離す。 また、磁石からなるロック片は磁性体からなる保持片ま
たはカバーに磁力により吸着される。
受座に係合してカバーを本体に固定し、またロック片が
受座から離れてカバーを本体から離す。 また、磁石からなるロック片は磁性体からなる保持片ま
たはカバーに磁力により吸着される。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は電気錠装置に用いられるカード読取機のカバー
の正面図、第2図はその下面図であって、従来と同一構
成要素には同一符号が付されている。これら同一構成要
素については、説明の重複を避けるため、その説明を省
略する。 カバー1は、その下端側の裏面に、第3図に示される取
付金具5を有している。また、カバーの上端壁の一部に
は、第4図に示されるように、本体3に設けられた左右
の穴6,6に係合される係止片7,7を有し、さらにカバー1
の下端壁の一部には、第2図に示されるようにその下端
壁の一部を切欠いて形成された開口8を有している。 取付金具5は、断面コ字状の例えば鋼製の磁性材からな
る保持片9と、この保持片9の凹部9aに摺動自在に挿入
される偏平な磁石からなるロック片10と、このロック片
10を受け止める例えば鋼製の受座(ストライク)11とか
ら構成されている。 このうち、保持片9は凹部9aの貫通方向が挿入口2の軸
心方向と平行となるように位置してカバー1の裏面にス
ポット溶接により固定されている。なお、カバー1がプ
ラスチック等でスポット溶接ができない材質のときは接
着剤により固定される。 ロック片10は、保持片9の凹部9aの長さのほぼ2倍の長
さを有し、その一方の側面下部には後述の操作子が挿入
される凹部10aを有している。 受座11は、保持片9の凹部9aに摺動自在に収納されたロ
ック片10が本体3側(第1図では下辺側)に摺動されて
きたときに、そのロック片10の下端側を受止めることが
できる位置において本体にねじ止めにより固定されてい
る。 第3図中、12は操作子であって、その先端にロック片10
の凹部10aに挿入される屈曲部12aを有し、基端には把持
部12bを有している。 カバー1を本体3に固定するには、先ず、保持片9の凹
部9aにロック片10を挿入して収納する。ロック片10の収
納位置は、カバー1が閉じられたときにロック片10の下
端が受座11に接しない位置である。カバー1は磁性体か
ら作られているため、保持片9に収納されたロック片10
はカバー1の裏面に磁力により吸着され、その吸着力は
面接触のため相当な力となる。なお、カバー1が非磁性
体のときはロック片10は保持片9に吸着される。 ロック片10の収納されたカバー1は、その上端壁に設け
られている係止片7,7を本体3に設けられている穴6,6に
挿入した後、本体3正面側に回動して、その本体3の正
面及び周縁を覆う。 次いで、操作子12の先端がカバー1の下端壁に設けられ
ている開口8から挿入され、その先端に設けられている
屈曲部12aがロック片10の凹部10aに挿入される。この状
態で操作子12が下方へ移動されると、ロック片10が摺動
され、その下端部が受座11に挿入される。しかも、この
受座も磁性体からなるため、ロック片10の下端部を吸着
して保持する。その後、操作子12は開口8から抜き出さ
れて、カバー1の本体3への取付が完了となる。 本体3からカバー1を外すには、上述とは逆に、操作子
12によりロック片10を受座11側から保持片9側へ摺動さ
せることによって行なわれる。 上述のように、本実施例装置においては、カバーの裏側
に設けられたロック片10を操作子12によって受座11側へ
摺動させてカバー1を本体3に固定し、また受座11側か
ら保持片9側に摺動させてカバー1を本体3から外すこ
とができるので、カバー1の表面には従来のようなビス
の頭部が表われることがない。 また、ロック片10は磁石からなるため自由に移動せず、
したがって不用意にカバー1が開くという不都合は生じ
ない。 なお、上述の実施例では、カバー1の上端壁は係止片7,
7で本体3に固定するようにしたが、これをヒンジ止め
にするようにしてもよい。 また、ロック片10は保持片9で摺動方向が規制されるよ
うに構成されているが、ロック片10に挿入口2の軸心と
平行した長穴を形成し、この長穴を介してロック片10を
摺動自在に、かつ離脱することなく取付けるようにして
もよい。すなわち、ロック片10はカバー1の裏面に取付
けられたねじ棒にロック片10の長穴を挿入した後、その
ねじ棒にナットを固定することにより取付けられる。 さらに、自動券売機のように、面積の広いカバーの場合
は、取付金具5を複数個設けるようにするとよい。 さらにまた、ロック片10は磁石としたが、これを非磁性
体としてもよく、この場合は、第5図に示されるよう
に、ロック片10の自由移動を規制するために、ロック片
10を押圧保持するスプリング13を保持片9に設けるよう
にするとよい。
の正面図、第2図はその下面図であって、従来と同一構
成要素には同一符号が付されている。これら同一構成要
素については、説明の重複を避けるため、その説明を省
略する。 カバー1は、その下端側の裏面に、第3図に示される取
付金具5を有している。また、カバーの上端壁の一部に
は、第4図に示されるように、本体3に設けられた左右
の穴6,6に係合される係止片7,7を有し、さらにカバー1
の下端壁の一部には、第2図に示されるようにその下端
壁の一部を切欠いて形成された開口8を有している。 取付金具5は、断面コ字状の例えば鋼製の磁性材からな
る保持片9と、この保持片9の凹部9aに摺動自在に挿入
される偏平な磁石からなるロック片10と、このロック片
10を受け止める例えば鋼製の受座(ストライク)11とか
ら構成されている。 このうち、保持片9は凹部9aの貫通方向が挿入口2の軸
心方向と平行となるように位置してカバー1の裏面にス
ポット溶接により固定されている。なお、カバー1がプ
ラスチック等でスポット溶接ができない材質のときは接
着剤により固定される。 ロック片10は、保持片9の凹部9aの長さのほぼ2倍の長
さを有し、その一方の側面下部には後述の操作子が挿入
される凹部10aを有している。 受座11は、保持片9の凹部9aに摺動自在に収納されたロ
ック片10が本体3側(第1図では下辺側)に摺動されて
きたときに、そのロック片10の下端側を受止めることが
できる位置において本体にねじ止めにより固定されてい
る。 第3図中、12は操作子であって、その先端にロック片10
の凹部10aに挿入される屈曲部12aを有し、基端には把持
部12bを有している。 カバー1を本体3に固定するには、先ず、保持片9の凹
部9aにロック片10を挿入して収納する。ロック片10の収
納位置は、カバー1が閉じられたときにロック片10の下
端が受座11に接しない位置である。カバー1は磁性体か
ら作られているため、保持片9に収納されたロック片10
はカバー1の裏面に磁力により吸着され、その吸着力は
面接触のため相当な力となる。なお、カバー1が非磁性
体のときはロック片10は保持片9に吸着される。 ロック片10の収納されたカバー1は、その上端壁に設け
られている係止片7,7を本体3に設けられている穴6,6に
挿入した後、本体3正面側に回動して、その本体3の正
面及び周縁を覆う。 次いで、操作子12の先端がカバー1の下端壁に設けられ
ている開口8から挿入され、その先端に設けられている
屈曲部12aがロック片10の凹部10aに挿入される。この状
態で操作子12が下方へ移動されると、ロック片10が摺動
され、その下端部が受座11に挿入される。しかも、この
受座も磁性体からなるため、ロック片10の下端部を吸着
して保持する。その後、操作子12は開口8から抜き出さ
れて、カバー1の本体3への取付が完了となる。 本体3からカバー1を外すには、上述とは逆に、操作子
12によりロック片10を受座11側から保持片9側へ摺動さ
せることによって行なわれる。 上述のように、本実施例装置においては、カバーの裏側
に設けられたロック片10を操作子12によって受座11側へ
摺動させてカバー1を本体3に固定し、また受座11側か
ら保持片9側に摺動させてカバー1を本体3から外すこ
とができるので、カバー1の表面には従来のようなビス
の頭部が表われることがない。 また、ロック片10は磁石からなるため自由に移動せず、
したがって不用意にカバー1が開くという不都合は生じ
ない。 なお、上述の実施例では、カバー1の上端壁は係止片7,
7で本体3に固定するようにしたが、これをヒンジ止め
にするようにしてもよい。 また、ロック片10は保持片9で摺動方向が規制されるよ
うに構成されているが、ロック片10に挿入口2の軸心と
平行した長穴を形成し、この長穴を介してロック片10を
摺動自在に、かつ離脱することなく取付けるようにして
もよい。すなわち、ロック片10はカバー1の裏面に取付
けられたねじ棒にロック片10の長穴を挿入した後、その
ねじ棒にナットを固定することにより取付けられる。 さらに、自動券売機のように、面積の広いカバーの場合
は、取付金具5を複数個設けるようにするとよい。 さらにまた、ロック片10は磁石としたが、これを非磁性
体としてもよく、この場合は、第5図に示されるよう
に、ロック片10の自由移動を規制するために、ロック片
10を押圧保持するスプリング13を保持片9に設けるよう
にするとよい。
本考案装置は、カバーの裏面にロック片を摺動自在に設
け、このロック片を操作子で本体に設けられた受座側へ
移動できるようにしたので、従来のように、ビスによら
ずにカバーを本体に取付けることが可能となる。しか
も、カバーの表面にビスの頭部が露出しないので見栄の
よい取付装置とすることができる。 また、ロック片を磁石とし、カバーまたは保持片のいず
れか一方を磁性体としたときには、ロック片が不用意に
開くという不都合は生じない。
け、このロック片を操作子で本体に設けられた受座側へ
移動できるようにしたので、従来のように、ビスによら
ずにカバーを本体に取付けることが可能となる。しか
も、カバーの表面にビスの頭部が露出しないので見栄の
よい取付装置とすることができる。 また、ロック片を磁石とし、カバーまたは保持片のいず
れか一方を磁性体としたときには、ロック片が不用意に
開くという不都合は生じない。
第1図は本考案の取付装置を備えたカバーの正面図、第
2図はそのカバーの下面図、第3図はカバーを除去した
状態の取付金具の分解斜視図、第4図は第1図のIV−IV
線断面図、第5図は保持片の他の例を示す斜視図、第6
図は従来装置の正面図である。 1…カバー、3…本体(処理機本体)、9…保持片、10
…ロック片、11…受座。
2図はそのカバーの下面図、第3図はカバーを除去した
状態の取付金具の分解斜視図、第4図は第1図のIV−IV
線断面図、第5図は保持片の他の例を示す斜視図、第6
図は従来装置の正面図である。 1…カバー、3…本体(処理機本体)、9…保持片、10
…ロック片、11…受座。
Claims (2)
- 【請求項1】カード読取機や自動券売機等の各種処理機
本体に開閉自在に設けられるカバーの取付装置であっ
て、 前記カバーの裏面に離脱することなく摺動可能で、かつ
操作子で所定以上の力が加えられたときに摺動されるロ
ック片を設け、 前記処理機本体に前記ロック片が摺動されたときそのロ
ック片の一部を受け止める受座を設けたこと、 を特徴とするカバーの取付装置。 - 【請求項2】前記ロック片は前記カバーに固定された保
持片内に設けられるとともに、そのロック片は磁石から
構成され、かつその保持片またはそのカバーのうち少な
くとも一方が磁性体から構成されていることを特徴とす
る請求項1記載のカバーの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9418490U JPH0745818Y2 (ja) | 1990-09-08 | 1990-09-08 | カバーの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9418490U JPH0745818Y2 (ja) | 1990-09-08 | 1990-09-08 | カバーの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452278U JPH0452278U (ja) | 1992-05-01 |
JPH0745818Y2 true JPH0745818Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31831939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9418490U Expired - Lifetime JPH0745818Y2 (ja) | 1990-09-08 | 1990-09-08 | カバーの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745818Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-08 JP JP9418490U patent/JPH0745818Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0452278U (ja) | 1992-05-01 |
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