JP2526590Y2 - 電子機器筐体の押し込み式蓋 - Google Patents
電子機器筐体の押し込み式蓋Info
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- JP2526590Y2 JP2526590Y2 JP292193U JP292193U JP2526590Y2 JP 2526590 Y2 JP2526590 Y2 JP 2526590Y2 JP 292193 U JP292193 U JP 292193U JP 292193 U JP292193 U JP 292193U JP 2526590 Y2 JP2526590 Y2 JP 2526590Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic device
- housing
- cover plate
- device unit
- keeper
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器筐体の押し込
み式蓋に関するものである。
み式蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CATVシステム施設では高周波増幅
器、変調器、復調器などをユニット構造化することが進
み、筐体内に多数個のユニットを並べて収容する電子機
器筐体が多くなってきている。電子機器ユニットを、筐
体内に取付けたり取り離したりする際に出し入れするの
に、電子機器ユニットの正面に取手を設けていたが、外
観上の見栄えが悪いため、正面の取手は廃止される傾向
である。電子機器ユニット正面の取手を廃止すると、電
子機器ユニットの筐体への出し入れが不便である。
器、変調器、復調器などをユニット構造化することが進
み、筐体内に多数個のユニットを並べて収容する電子機
器筐体が多くなってきている。電子機器ユニットを、筐
体内に取付けたり取り離したりする際に出し入れするの
に、電子機器ユニットの正面に取手を設けていたが、外
観上の見栄えが悪いため、正面の取手は廃止される傾向
である。電子機器ユニット正面の取手を廃止すると、電
子機器ユニットの筐体への出し入れが不便である。
【0003】それで、図7に示すように、筐体101 内に
高周波電子回路を組み込んだ電子機器ユニット102 を収
容し、電子機器ユニット102 を筐体101 内から挿脱が便
利なように、電子機器ユニット102 の周縁と筐体正面の
パネルとの間に開口103 を設けている。この開口103 に
蓋をしない状態にしておくと、電子機器ユニット102を
筐体101 内から挿脱するには便利であるが、開口103 か
ら塵、ゴミなどの浸入により電気性能上故障の原因にな
る。
高周波電子回路を組み込んだ電子機器ユニット102 を収
容し、電子機器ユニット102 を筐体101 内から挿脱が便
利なように、電子機器ユニット102 の周縁と筐体正面の
パネルとの間に開口103 を設けている。この開口103 に
蓋をしない状態にしておくと、電子機器ユニット102を
筐体101 内から挿脱するには便利であるが、開口103 か
ら塵、ゴミなどの浸入により電気性能上故障の原因にな
る。
【0004】開口を塞ぐために、図8に示すように、筐
体201 に収容した電子機器ユニット202の周縁の開口203
に蓋板204を蝶番205 により開閉自在に設けたものがあ
る。これによると、電子機器ユニット202 の取り外し作
業時に蓋板204 を押さえ続ける必要があり作業が煩わし
く、また、蝶番205 の取付ネジ206 が蓋板204 や筐体20
1 の表面に出て外観上好ましくない。
体201 に収容した電子機器ユニット202の周縁の開口203
に蓋板204を蝶番205 により開閉自在に設けたものがあ
る。これによると、電子機器ユニット202 の取り外し作
業時に蓋板204 を押さえ続ける必要があり作業が煩わし
く、また、蝶番205 の取付ネジ206 が蓋板204 や筐体20
1 の表面に出て外観上好ましくない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】筐体内への塵埃の浸入
を防ぎ、電子機器ユニットの挿脱が容易にできる空間を
簡単に形成し、作業後簡単に復帰する蓋の開発が待たれ
ている。
を防ぎ、電子機器ユニットの挿脱が容易にできる空間を
簡単に形成し、作業後簡単に復帰する蓋の開発が待たれ
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、上記
の事情に鑑み、筐体内への塵埃の浸入を防ぎ、電子機器
ユニットの挿脱が容易にできる空間を簡単に形成し、作
業後簡単に復帰する蓋を提供すべく、筐体内に多数個の
電子機器ユニットを収容する電子機器筐体において、上
記電子機器ユニット周辺部に開口を開設し、前記開口に
位置する蓋板から突出した案内棒を筐体内に固着した支
持板に摺動自在に案内させ、上記蓋板を弾性体により上
記電子機器ユニットの正面位置に復帰可能に付勢させ、
前記支持板にラッチ片を有するラッチ体を固着し、前記
ラッチ体のラッチ片に対向する箇所の蓋板にキーパを固
着し、蓋板を押し込みキーパをラッチ片にロック状態と
し、もう一度蓋板を押し込んでキーパをラッチ片からア
ンロック状態にして蓋板を上記電子機器ユニットの正面
位置に復帰させるようにした電子機器筐体の押し込み式
蓋である。
の事情に鑑み、筐体内への塵埃の浸入を防ぎ、電子機器
ユニットの挿脱が容易にできる空間を簡単に形成し、作
業後簡単に復帰する蓋を提供すべく、筐体内に多数個の
電子機器ユニットを収容する電子機器筐体において、上
記電子機器ユニット周辺部に開口を開設し、前記開口に
位置する蓋板から突出した案内棒を筐体内に固着した支
持板に摺動自在に案内させ、上記蓋板を弾性体により上
記電子機器ユニットの正面位置に復帰可能に付勢させ、
前記支持板にラッチ片を有するラッチ体を固着し、前記
ラッチ体のラッチ片に対向する箇所の蓋板にキーパを固
着し、蓋板を押し込みキーパをラッチ片にロック状態と
し、もう一度蓋板を押し込んでキーパをラッチ片からア
ンロック状態にして蓋板を上記電子機器ユニットの正面
位置に復帰させるようにした電子機器筐体の押し込み式
蓋である。
【0007】
【作用】電子機器ユニットを筐体内から挿脱する際蓋板
を押し込んでキーパをラッチ片にロック状態とさせ、電
子機器ユニットを筐体から取り外す空間を設け、もう一
度蓋板を押し込んでキーパをラッチ片からアンロック状
態とし、蓋板を電子機器ユニットの正面位置に復帰させ
る。
を押し込んでキーパをラッチ片にロック状態とさせ、電
子機器ユニットを筐体から取り外す空間を設け、もう一
度蓋板を押し込んでキーパをラッチ片からアンロック状
態とし、蓋板を電子機器ユニットの正面位置に復帰させ
る。
【0008】
【実施例】本考案を添付する図面に示す具体的実施例に
基づいて以下詳細に説明する。図1に示すように、筐体
1内に多数個 (本例では5個) の高周波増幅器、変調
器、復調器等の電子機器ユニット2が収容されており、
それらの上部に上記電子機器ユニット2を挿脱するため
に筐体正面と電子機器ユニット2との間に開口3を開設
し、この開口3に蓋板4を設けている。なお、この電子
機器ユニット2は正面上下にフランジ部Aが設けられて
おり、筐体1内に固定収容された電子回路上のコネクタ
等と電子機器ユニット2に設けられたコネクタとが電気
的に接続されている。
基づいて以下詳細に説明する。図1に示すように、筐体
1内に多数個 (本例では5個) の高周波増幅器、変調
器、復調器等の電子機器ユニット2が収容されており、
それらの上部に上記電子機器ユニット2を挿脱するため
に筐体正面と電子機器ユニット2との間に開口3を開設
し、この開口3に蓋板4を設けている。なお、この電子
機器ユニット2は正面上下にフランジ部Aが設けられて
おり、筐体1内に固定収容された電子回路上のコネクタ
等と電子機器ユニット2に設けられたコネクタとが電気
的に接続されている。
【0009】図2は図1のII−II部分断面図であって、
筐体1内に電子機器ユニット2が収容され、この電子機
器ユニット2の上部の開口3には蓋板4が開口3を塞ぐ
ように設けられている。図3は図1のIII−III断面図で
あって、筐体1内の電子機器ユニット2の上部の開口3
に蓋板4が電子機器ユニット2の正面パネルの高さ位置
に配置されている。
筐体1内に電子機器ユニット2が収容され、この電子機
器ユニット2の上部の開口3には蓋板4が開口3を塞ぐ
ように設けられている。図3は図1のIII−III断面図で
あって、筐体1内の電子機器ユニット2の上部の開口3
に蓋板4が電子機器ユニット2の正面パネルの高さ位置
に配置されている。
【0010】図2および図3に示すように、蓋板4から
筐体1内側に突出させた2本の案内棒11は筐体1に溶接
などで固着したコ字形状の支持板12に摺動自在に案内さ
せ、蓋板4を弾性体である引張りコイルスプリング13に
より電子機器ユニット2の正面パネルの高さ位置に復帰
可能なように付勢させている。この蓋板4の摺動機構を
図4の分解斜視図に基づいてより詳細に説明すると、蓋
板4はコ字状断面の板材であって、その内面両側に案内
棒11・11を配置しビス14・14により筐体1内側へ突出状
に螺着し、蓋板4上のビス14の頭部が見えないように蓋
板4に化粧板15を張り付けている。
筐体1内側に突出させた2本の案内棒11は筐体1に溶接
などで固着したコ字形状の支持板12に摺動自在に案内さ
せ、蓋板4を弾性体である引張りコイルスプリング13に
より電子機器ユニット2の正面パネルの高さ位置に復帰
可能なように付勢させている。この蓋板4の摺動機構を
図4の分解斜視図に基づいてより詳細に説明すると、蓋
板4はコ字状断面の板材であって、その内面両側に案内
棒11・11を配置しビス14・14により筐体1内側へ突出状
に螺着し、蓋板4上のビス14の頭部が見えないように蓋
板4に化粧板15を張り付けている。
【0011】一方、前記支持板12も前片21と基片22と後
片23とよりなるコ字状断面の板材であって、前記各案内
棒11を挿通する案内孔16・16を前片21と後片23とに穿設
し、蓋板4から突出した各案内棒11を支持板12の案内孔
16・16に挿通し、L字断面の移動支持板17に穿設した通
し孔18に各案内棒11の先端のネジ部19を通しナット20で
螺締する。
片23とよりなるコ字状断面の板材であって、前記各案内
棒11を挿通する案内孔16・16を前片21と後片23とに穿設
し、蓋板4から突出した各案内棒11を支持板12の案内孔
16・16に挿通し、L字断面の移動支持板17に穿設した通
し孔18に各案内棒11の先端のネジ部19を通しナット20で
螺締する。
【0012】一方、各引張りコイルスプリング13の一端
は支持板12の前片21の係合孔32に引っ掛けて固定し、後
片23の切欠き24に通し、他端は移動支持板17の係合孔25
に引っ掛けて固定する。それで、蓋板4に螺着した案内
棒11・11は固定部材である支持板12の案内孔16・16によ
り摺動自在に案内され、この案内棒11・11の先端は移動
支持板17に固定され、この移動支持板17は引張りコイル
スプリング13・13によって支持板12側に引き寄せられて
いる。蓋板4に押し込み力を加えない場合は、引張りコ
イルスプリング13・13により移動支持板17は支持板12の
後片23まで引き寄せられて、蓋板4は筐体正面の開口3
を覆っている。
は支持板12の前片21の係合孔32に引っ掛けて固定し、後
片23の切欠き24に通し、他端は移動支持板17の係合孔25
に引っ掛けて固定する。それで、蓋板4に螺着した案内
棒11・11は固定部材である支持板12の案内孔16・16によ
り摺動自在に案内され、この案内棒11・11の先端は移動
支持板17に固定され、この移動支持板17は引張りコイル
スプリング13・13によって支持板12側に引き寄せられて
いる。蓋板4に押し込み力を加えない場合は、引張りコ
イルスプリング13・13により移動支持板17は支持板12の
後片23まで引き寄せられて、蓋板4は筐体正面の開口3
を覆っている。
【0013】蓋板4の中央に対向する固定部材である支
持板12前片21の中央に、四角孔27を穿設しラッチ体26を
この四角孔27に挿入して固定する。一方、蓋板4の前記
ラッチ体26と対向する箇所に、キーパ金具28をスポット
溶接により固着し、このキーパ金具28にキーパ29をビス
30・30により固定する。蓋板4を押し込み、キーパ29を
ラッチ体26に当接させると、ラッチ体26の前方に設けて
あるラッチ片31でロック状態となり、蓋板4も押込んだ
状態でその位置に保持する。ここで、蓋板4をもう一度
押し込むとラッチ片31はキーパ29をアンロック状態と
し、引張りコイルスプリング13・13の付勢力により移動
支持板17は支持板12の後片23まで引き戻され、蓋板4は
筐体1正面パネルの開口3の高さ位置に復帰する。
持板12前片21の中央に、四角孔27を穿設しラッチ体26を
この四角孔27に挿入して固定する。一方、蓋板4の前記
ラッチ体26と対向する箇所に、キーパ金具28をスポット
溶接により固着し、このキーパ金具28にキーパ29をビス
30・30により固定する。蓋板4を押し込み、キーパ29を
ラッチ体26に当接させると、ラッチ体26の前方に設けて
あるラッチ片31でロック状態となり、蓋板4も押込んだ
状態でその位置に保持する。ここで、蓋板4をもう一度
押し込むとラッチ片31はキーパ29をアンロック状態と
し、引張りコイルスプリング13・13の付勢力により移動
支持板17は支持板12の後片23まで引き戻され、蓋板4は
筐体1正面パネルの開口3の高さ位置に復帰する。
【0014】ラッチ体26とキーパ29とよりなるラッチ
は、ラッチ体26内にカムやスプリングが内蔵されている
ので、キーパ29がラッチ体26に当接してラッチ片31がキ
ーパ29をロック状態とし、再びキーパ29をラッチ体26に
向けて押し込むと、ラッチ片31がキーパ29をアンロック
状態とするワンサイクル、ツーアクションのワンタッチ
式のラッチである。
は、ラッチ体26内にカムやスプリングが内蔵されている
ので、キーパ29がラッチ体26に当接してラッチ片31がキ
ーパ29をロック状態とし、再びキーパ29をラッチ体26に
向けて押し込むと、ラッチ片31がキーパ29をアンロック
状態とするワンサイクル、ツーアクションのワンタッチ
式のラッチである。
【0015】図2および図3に示すように、蓋板4が筐
体正面パネルの開口3に位置する状態である。すなわ
ち、引張りスプリング13・13により移動支持板17が支持
板12の後片23に当接しており、ラッチ体26とキーパ29と
の間はへだたっている。図5および図6に示すように、
引張りスプリング13・13の付勢力に抗して蓋板4を押し
込み、蓋板4の内面に設けてあるキーパ29が支持板12の
前片21に取付けてあるラッチ体26に押し込まれ、ラッチ
片31がキーパ29をロック状態とする。この状態が、図5
および図6に示す電子機器ユニット2を取り出せるだけ
の正面開口3に空間が出来た状態である。この状態の時
に電子機器ユニット2のフランジ部Aを手で持ち、取り
出したりあるいは電子機器ユニット2を筐体1内に装着
したりする。
体正面パネルの開口3に位置する状態である。すなわ
ち、引張りスプリング13・13により移動支持板17が支持
板12の後片23に当接しており、ラッチ体26とキーパ29と
の間はへだたっている。図5および図6に示すように、
引張りスプリング13・13の付勢力に抗して蓋板4を押し
込み、蓋板4の内面に設けてあるキーパ29が支持板12の
前片21に取付けてあるラッチ体26に押し込まれ、ラッチ
片31がキーパ29をロック状態とする。この状態が、図5
および図6に示す電子機器ユニット2を取り出せるだけ
の正面開口3に空間が出来た状態である。この状態の時
に電子機器ユニット2のフランジ部Aを手で持ち、取り
出したりあるいは電子機器ユニット2を筐体1内に装着
したりする。
【0016】図5および図6に示した状態から蓋板4を
さらに押し込むと、蓋板4の内面に取付けたキーパ29は
ラッチ体26を押し込み、ラッチ体26のラッチ片31はキー
パ29をアンロック状態とし、引張りコイルスプリング13
の付勢力により移動支持板17は支持板12の後片23に当接
するまで移動し、蓋板4は電子機器ユニット2の正面パ
ネルの高さ位置まで押し上げられ開口3を塞ぐ。
さらに押し込むと、蓋板4の内面に取付けたキーパ29は
ラッチ体26を押し込み、ラッチ体26のラッチ片31はキー
パ29をアンロック状態とし、引張りコイルスプリング13
の付勢力により移動支持板17は支持板12の後片23に当接
するまで移動し、蓋板4は電子機器ユニット2の正面パ
ネルの高さ位置まで押し上げられ開口3を塞ぐ。
【0017】なお、筐体正面の開口3を上部に開設して
いるが、下部にも開口を開設し押し込み式蓋を設け、上
下双方の蓋を押さえて両手で電子機器ユニットの挿脱を
行うようにしてもよい。さらに、開口3を筐体1の正面
左右に開設しても上記に述べた同様の作用で、電子機器
ユニット2の挿脱を容易に行うことができる。また、本
実施例では筐体1の正面より電子機器ユニット2を挿脱
するようにしたが、筐体上面や底面および側面から挿脱
するのに開口を開設し押し込み式蓋を設けてもよい。
いるが、下部にも開口を開設し押し込み式蓋を設け、上
下双方の蓋を押さえて両手で電子機器ユニットの挿脱を
行うようにしてもよい。さらに、開口3を筐体1の正面
左右に開設しても上記に述べた同様の作用で、電子機器
ユニット2の挿脱を容易に行うことができる。また、本
実施例では筐体1の正面より電子機器ユニット2を挿脱
するようにしたが、筐体上面や底面および側面から挿脱
するのに開口を開設し押し込み式蓋を設けてもよい。
【0018】
【考案の効果】本考案は、筐体内に多数個の電子機器ユ
ニットを収容する電子機器筐体において、上記電子機器
ユニット周辺部に開口を開設し、前記開口に位置する蓋
板から突出した案内棒を筐体内に固着した支持板に摺動
自在に案内させ、上記蓋板を弾性体により上記電子機器
ユニットの正面位置に復帰可能に付勢させ、前記支持板
にラッチ片を有するラッチ体を固着し、前記ラッチ体の
ラッチ片に対向する箇所の蓋板にキーパを固着し、蓋板
を押し込みキーパをラッチ片にロック状態とし、もう一
度蓋板を押し込んでキーパをラッチ片からアンロック状
態にして蓋板を上記電子機器ユニットの正面位置に復帰
させるようにした電子機器筐体の押し込み式蓋であるの
で、電子機器ユニットの取り出しが容易にできる空間を
簡単に形成し、作業後簡単に復帰する蓋の提供ができ、
故障の原因となる筐体内への塵埃の浸入を防ぎ、電子機
器筐体内のユニット配列に美的感覚を与えることができ
る。
ニットを収容する電子機器筐体において、上記電子機器
ユニット周辺部に開口を開設し、前記開口に位置する蓋
板から突出した案内棒を筐体内に固着した支持板に摺動
自在に案内させ、上記蓋板を弾性体により上記電子機器
ユニットの正面位置に復帰可能に付勢させ、前記支持板
にラッチ片を有するラッチ体を固着し、前記ラッチ体の
ラッチ片に対向する箇所の蓋板にキーパを固着し、蓋板
を押し込みキーパをラッチ片にロック状態とし、もう一
度蓋板を押し込んでキーパをラッチ片からアンロック状
態にして蓋板を上記電子機器ユニットの正面位置に復帰
させるようにした電子機器筐体の押し込み式蓋であるの
で、電子機器ユニットの取り出しが容易にできる空間を
簡単に形成し、作業後簡単に復帰する蓋の提供ができ、
故障の原因となる筐体内への塵埃の浸入を防ぎ、電子機
器筐体内のユニット配列に美的感覚を与えることができ
る。
【図1】本考案の具体的一実施例の正面図である。
【図2】図1のII−II部分断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】本考案の要部の分解斜視図である。
【図5】図2の蓋板を押し込んで保持させた状態の部分
断面図である。
断面図である。
【図6】図3の蓋板を押し込み保持させた状態の断面図
である。
である。
【図7】従来の蓋板を設けず、ユニットの周縁に開口を
設けた状態の電子機器筐体の部分縦断面図である。
設けた状態の電子機器筐体の部分縦断面図である。
【図8】従来のユニット周縁の開口を回動する蓋板で蓋
した状態を示す部分縦断面図である。
した状態を示す部分縦断面図である。
1…筐体 2…電子機器ユニット 3…開口 4…蓋板 11…案内棒 12…支持板 13…引張りコイルスプリング (弾性体の例) 29…キーパ 31…ラッチ片 26…ラッチ体
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体内に多数個の電子機器ユニットを収
容する電子機器筐体において、上記電子機器ユニット周
辺部に開口を開設し、前記開口に位置する蓋板から突出
した案内棒を筐体内に固着した支持板に摺動自在に案内
させ、上記蓋板を弾性体により上記電子機器ユニットの
正面位置に復帰可能に付勢させ、前記支持板にラッチ片
を有するラッチ体を固着し、前記ラッチ体のラッチ片に
対向する箇所の蓋板にキーパを固着し、蓋板を押し込み
キーパをラッチ片にロック状態とし、もう一度蓋板を押
し込んでキーパをラッチ片からアンロック状態にして蓋
板を上記電子機器ユニットの正面位置に復帰させるよう
にした電子機器筐体の押し込み式蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP292193U JP2526590Y2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 電子機器筐体の押し込み式蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP292193U JP2526590Y2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 電子機器筐体の押し込み式蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662583U JPH0662583U (ja) | 1994-09-02 |
JP2526590Y2 true JP2526590Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=11542818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP292193U Expired - Lifetime JP2526590Y2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 電子機器筐体の押し込み式蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526590Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP292193U patent/JP2526590Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0662583U (ja) | 1994-09-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961001 |