JPH0517915Y2 - - Google Patents

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JPH0517915Y2
JPH0517915Y2 JP6772687U JP6772687U JPH0517915Y2 JP H0517915 Y2 JPH0517915 Y2 JP H0517915Y2 JP 6772687 U JP6772687 U JP 6772687U JP 6772687 U JP6772687 U JP 6772687U JP H0517915 Y2 JPH0517915 Y2 JP H0517915Y2
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JP
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electronic device
housing
stopper
engaging portion
lever
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JP6772687U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は無線機等の電子機器を筐体に実装する
場合の電子機器の取付構造に関する。
(従来の技術) 電子機器を筐体に実装する場合は、一般に第4
図に示す如く、筐体1内に設けられたレール2上
を電子機器3を滑らせて筐体1内に挿入し、筐体
1内の接栓4と電子機器3の接栓5とを接続し、
さらに機器3が筐体1から抜け出ないように、止
めねじ6で機器3を筐体1に固定することにより
行われる。また、電子機器3を筐体1から引き抜
く場合は、まず止めねじ6を取り外し、電子機器
3の前面に設けられたハンドル7を持つて機器3
を引き抜いていた。
しかしながら、上記取付構造では、電子機器3
の取り付け、取り外しのたびに、ドライバ等の工
具を使用してねじ6の取り付け、取り外しを行わ
ねばならず煩雑であり、また、機器3を引き抜く
ためのハンドル7を必ず設けねばならないため、
余分なスペースを必要としていた。
尚、電子機器3を筐体1に螺着させるかわり
に、機器3を筐体1に磁気的に吸着させて保持さ
せたり、或いは、機器3に突起を設けこの突起を
筐体1側に設けた一対のローラで弾性を利用して
挟持(ローラキヤツチ)させることにより機器3
を保持させることも考えられるが、このような方
法では機器3を確実に筐体1に固定できないた
め、電気的接続を確実に行わねばならないこの種
の電子機器の取り付けとしては不向きであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した如く、従来の取付構造では、電子機器
の着脱のたびに、ドライバ等を用いてねじの着脱
を行わねばならず煩雑であつた。また、電子機器
を筐体から引き抜くためのハンドルを電子機器に
設ける必要があり、余分なスペースを必要として
いた。
本考案はこのような従来の欠点に鑑みてなされ
たものであり、電子機器を筐体に挿入するだけで
電子機器の抜け防止のロツクがなされ、かつドラ
イバ等の工具を用いずにこのロツクを解除でき、
しかも引き抜き用のハンドルを電子機器に設ける
必要もない電子機器の取付構造を提供することを
目的とする。
[考案の構成] 本考案の電子機器の取付構造にあつては、電子
機器には第1及び第2の係合部が設けられてお
り、この電子機器が挿入される筐体には、前記電
子機器が前記筐体に挿入されたときに前記第1の
係合部と係合して前記挿入方向と反対方向への前
記電子機器の移動を阻止するストツパが前記挿入
方向と交差する方向に移動可能にかつスプリング
で押圧されて設けられ、かつ所定の角度まで回転
させたときに前記第1の係合部とストツパとの係
合を解除し、前記所定の角度からさらに回転させ
たときに前記第2の係合部を押圧して前記電子機
器を前記挿入方向と反対の方向へ移動させるレバ
ーが回転自在に設けられている。
(作用) 従つて、電子機器は筐体へ挿入するだけで筐体
からの抜け防止のロツクがなされる。また、筐体
に設けられているレバーを所定の方向に回転させ
るだけで、抜け防止のロツクを解除することがで
き、かつ電子機器を筐体から引き抜くことができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図を参
照して詳述する。
図中、20は電子機器である。電子機器20の
両側面21には、背面側に開口する案内溝22が
設けられ、案内溝22の上部には、突起部(第1
及び第2の係合部)23が形成されている。ま
た、機器20の背面には、接栓24が設けられ、
前面にはパネル25が取り付けられている。尚、
パネル25には、従来例の如きハンドル7は設け
られていない。
28は、電子機器20及びその他の電子機器2
9が挿入され取り付けられる筐体である。筐体2
8内部には、側板30と並行に一対のガイド板3
1が設けられており、このガイド板31には前記
案内溝22に挿入される案内レール32が取り付
けられている。また、筐体28の背面板33に
は、接栓24と対応する接栓34が設けられてい
る。そして、電子機器20を、案内レール32を
案内として筐体28に挿入した場合は、接栓24
は接栓34と接続される構成となつている。
37は、電子機器20が筐体28から抜け出る
ことを防止するストツパである。ストツパ37
は、第1図及び第2図に示す如く、側板30とガ
イド板31との間に形成された溝部38に挿入さ
れることにより筐体28に取り付けられており、
電子機器20の挿入方向(矢印a方向)に対して
直交する矢印c−d方向に移動可能となつてい
る。尚、溝部38の上部には取付金具39がねじ
40により固定されており、ストツパ37が上方
に移動することはない。
このストツパ37は、スプリング41により案
内レール32側へ移動する方向(矢印C方向)に
押圧されている。すなわち、スプリング41は、
ストツパ37の基端42と側板30との間に設け
られており、ガイド板31に形成された開口より
ストツパ37の先端43を突出させている。尚、
ストツパ37に設けられている突起部44は前記
取付金具39のガイド溝45に挿入されており、
ストツパ37の先端43がガイド板31から若干
突出する状態で、ストツパ37は取付金具39に
係止される。
ところで、ストツパ37の先端43は斜面とな
つており、電子機器20を筐体28に挿入する
と、突起部32がこの先端43の斜面に当接する
構成となつている。従つて、機器20を矢印a方
向に押し進めると、第2図aに示す如く、ストツ
パ37は矢印d方向に移動して突起部23を乗り
越え、突起部23が通過すると、再度矢印c方向
に移動する(第2図b)。従つて、筐体28から
抜け出る方向(第3図に示す矢印b方向)への電
子機器20の移動はストツパ37により阻止され
る。
50は電子機器20を筐体28から引き抜くた
めのイジエクタ(レバー)である。レバー50
は、第1図及び第3図に示す如く、その穴部52
に筐体28に立設された支軸51が挿入され支軸
51の先端に止め輪53が取り付けられることに
より、支軸51に回動自在に保持されている。こ
のレバー50には、その把手部55を矢印e方向
に回転したときに、前記ストツパ37の突起部4
4と当接する第1の押圧部56と機器20の突起
部23と当接する第2の押圧部57が設けられて
いる。そして、第3図aに示す如く、筐体28に
機器20が実装された状態でレバー50を矢印e
方向に回転することにより、第1の押圧部56が
突起部44を押圧してストツパ37を矢印d方向
に移動させ、ストツパ37によるロツクを解除す
る。この状態からレバー50をさらに回転するこ
とにより、第2の押圧部57が突起部23を押圧
して機器20を筐体28から抜け出る矢印b方向
に移動させる。
上記の如き構成となつているため、電子機器2
0を筐体28に取り付ける場合は、単に案内レー
ル32を案内溝22に嵌合させて、機器20を筐
体28に挿入すれば良い。これにより、接栓24
と34は接続され、機器20の筐体28からの抜
けはストツパ37で阻止される。また、機器20
を筐体28から取り外す場合は、レバー50を矢
印e方向に回転すれば良い。これにより、まずス
トツパ37のロツクは解除され、ついで機器20
は矢印b方向に押し出される。この場合に、接栓
24と34とは強い力で接続されているが、レバ
ー50によるてこの原理で機器20を移動させる
ため、従来のごときハンドル7がなくとも、少な
い力で容易に機器20を取り外すことができる。
尚、本例においては、ストツパ37と係合する
第1の係合部及びレバー50と係合する第2の係
合部を突起部23で兼用しているが、これに限定
されるものではなく、第1及び第2の係合部を
別々に電子機器20に設けても良い。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の電子機器の取付構
造によるならば、電子機器を筐体に挿入するだけ
で筐体からの抜け防止のロツクがなされる。ま
た、筐体に設けられているレバーを回転するだけ
で抜け防止のロツクを解除することができ、かつ
電子機器を筐体から引き抜くことができる。従つ
て、電子機器を着脱する場合に、ドライバ等を用
いてねじの着脱を行う等の煩雑な作業を必要とし
ない。また、電子機器を引き抜くためのハンドル
を電子機器に設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を説明する
図であり、第1図は電子機器を筐体に挿入する状
態を示す分解斜視図、第2図は筐体に挿入された
電子機器がストツパでロツクされる状態を示す要
部拡大図、第3図は筐体内に実装された電子機器
のロツクがレバーにより解除され押し出される状
態を示す要部拡大図である。第4図は従来の取付
構造を示す側断面図である。 20……電子機器、21……側面、22……案
内溝、23……突起部(第1及び第2の係合部)
28……筐体、32……案内レール、37……ス
トツパ、41……スプリング、50……レバー、
56……第1の押圧部、57……第2の押圧部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1の係合部及び第2の係合部を有する電子
    機器と、この電子機器が挿入される筐体と、こ
    の筐体への前記電子機器の挿入方向に対して交
    差する方向に移動可能に前記筐体に設けられ前
    記電子機器が前記筐体に挿入されときに前記第
    1の係合部と係合して前記挿入方向と反対方向
    への前記電子機器の移動を阻止する方向にスプ
    リングで押圧されているストツパと、前記筐体
    に回動自在に設けられ所定の角度回転させたと
    きに前記第1の係合部と前記ストツパとの係合
    を解除し前記所定の角度からさらに回転させた
    ときに前記第2の係合部を押圧して前記電子機
    器を前記挿入方向と反対の方向へ移動させるレ
    バーとを具備することを特徴とする電子機器の
    取付構造。 (2) 第1の係合部及び第2の係合部は、電子機器
    の側面に突出して設けられた突起部で兼用され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載の電子機器の取付構造。
JP6772687U 1987-05-06 1987-05-06 Expired - Lifetime JPH0517915Y2 (ja)

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JP6772687U JPH0517915Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6772687U JPH0517915Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JPS63177092U JPS63177092U (ja) 1988-11-16
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JP6772687U Expired - Lifetime JPH0517915Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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