JP2538539Y2 - パネルユニット取付構造 - Google Patents

パネルユニット取付構造

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JP2538539Y2
JP2538539Y2 JP1992068777U JP6877792U JP2538539Y2 JP 2538539 Y2 JP2538539 Y2 JP 2538539Y2 JP 1992068777 U JP1992068777 U JP 1992068777U JP 6877792 U JP6877792 U JP 6877792U JP 2538539 Y2 JP2538539 Y2 JP 2538539Y2
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panel unit
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JP1992068777U
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久志 堀江
通宏 栗山
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器本体に着脱自
在に取り付けられるパネルユニットの取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子等の表示器やスイッ
チ等の操作部を備えたパネルユニットを電子機器本体に
着脱自在に取り付けるには、図6に示す如くネジによる
取付構造が一般的に知られている。即ち、パネルユニッ
ト1を構成するケース11の四隅にはネジ12を通すた
めの孔13が貫設され、又、機器本体2のパネル面には
パネルユニット1を挿入して位置決めする取付凹部21
を設けている。その取付凹部21の底面には、上記ネジ
12と螺合するネジ孔22が形成されている。この為、
機器本体2にパネルユニット1を取り付ける際は、機器
本体2の取付凹部21内にパネルユニット1を挿入して
位置させた後、ネジ12がケース11の孔13に挿入さ
れ、取付凹部21の底面のネジ孔22に螺合されること
によって、パネルユニット1を機器本体2に固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の取付構造ではパネルユニット1の着脱操作の際、
その都度、ネジ12を取り付けたり、或は取り外しを行
なわねばならず甚だ作業性が悪かった。しかも、パネル
ユニット1を取り外した際には、ネジ12を散逸するこ
ともあり得る。又、パネルユニット1の取付時にネジ1
2の締付けが不完全だと、ネジ12が緩む恐れもあっ
た。本考案は上述したような欠点を解決する為に成され
たものであって、面倒な操作を必要とせず、機器本体の
パネル面に対しパネルユニットを容易に着脱できるパネ
ルユニット取付構造が得られる。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本考案は、機器本体のパネ
ル面に設けたパネルユニット取付凹部に着脱自在に取り
付けられるパネルユニット取付構造において、上記パネ
ルユニットの対向する両端面及びこれと対向する上記取
付凹部の両内側面には互いに係合する凹凸状の第1及び
第2の係合部及び被係合部をそれぞれ設け、該第1及び
第2の係合部のうち少なくとも一方の係合部は上記パ
ネルユニットの端面に上記被係合部との係合離脱方向に
移動可能に設けられた係合片に設けられ、該係合片はば
ね部材により常時上記係合する向きに付勢されており、
上記係合片と対向する上記取付凹部の内側面には、該係
合片を押し込み係合状態を解除させるための溝を形成し
ものである。
【0005】以上の如く構成された上記パネルユニット
は、両端面に形成した上記第1及び第2の係合部を上記
機器本体の取付凹部に設けた上記第1及び第2の被係合
部に係合させることにより、上記機器本体に取り付ける
ことができる。この為、従来例の様なネジによるパネル
ユニットの着脱操作に比べ、機器本体に対し容易に、且
つ、確実にパネルユニットを着脱できるパネルユニット
取付構造が得られる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について図1乃至図5
を参照しつつ説明する。図1(a),(b)は本考案の
パネルユニット取付構造を示す斜視図であり、図2
(a),(b)はパネルユニット3の平面図及び側面図
であって、パネルユニット3を構成するケースを一部断
面にして示したものである。ケース3aは水平方向で上
下に2分割された上,下ケース32,33から成る。
上,下ケース32,33の分割面の一端側には一端面側
に開口する凹所32a,33aを有する。又、下ケース
33の分割面の他端側には他端面側に開口する凹所37
を有する。上,下ケース32,33を組み合わせると凹
所32a,33aによって係合片収納凹部39、凹所3
7と上ケース32の分割面とによって係合凹部38が構
成される。係合片収納凹部39には係合片34がパネル
ユニット3の長手方向に移動可能に収納されている。係
合片34はその両端が収納凹部39開口の両側から内側
に突出する突出部39aに係合することによって抜け止
めされている。係合片34と収納凹部39底面との間に
は圧縮バネ35が配置され、係合片34を常時開口側に
付勢している。このときの係合片34の前面31とケー
ス3aの一端は略同一面とされている。係合片34の前
面31には一対の係合凹部34a,34aが形成されて
いる。又、下ケース33の一端面には、凹所33aの下
縁と下ケース33の下面との間を切り欠いた切り欠き3
3cが設けられ係合片34の一端側下端が下ケース33
の下面に露出するようにしている。ケース3aへの係合
片34及びバネ35の組み込みは、上,下ケース32,
33を分離した状態にして、一方のケース32の凹所3
2aに係合片34及びバネ35を収納し、他方のケース
33を組み合せることにより簡単に行なうことができ
る。なお、図示していないが、上,下ケース32,33
には互いの組み合せ状態を保持するため公知の保持手段
が設けられている。なお、図中3bはスイッチ操作部、
3cは液晶表示素子を示す。
【0007】一方、機器本体4のパネル面には、従来例
と同様パネルユニット3を丁度収納できる大きさの取付
凹部41を有する。取付凹部41の一端側内側面にはパ
ネルユニット3の係合凹部34aに対応して一対の係合
凸起44,44が設けられている。その係合凸起44の
上面は傾斜面としてある。又、取付凹部41の他側内側
面にはパネルユニット3の係合凹部38に対応して係合
凸起42が設けられている。更に、取付凹部41の一端
側内側面の係合凸起44,44間にはパネル面に開口す
る溝43を形成している。溝43の幅寸法は指先が挿入
し得るように設定されており、又、溝43の底面は機器
本体4の上面から取付凹部41の底面に連続する傾斜面
になっている。次に、上記の如く構成された機器本体4
の取付凹部41内にパネルユニット3を取り付けるに
は、パネルユニット3の係合凹部38が設けられた端側
を機器本体4の取付凹部41内に挿入し、図3に示す如
く係合凹部38を機器本体4側の係合凸起42に係合す
る。次いで、パネルユニット3は係合凹部38と係合凸
起42との係合部分を中心にして機器本体4の取付凹部
41側に回動される。この為、図4(a)に示す様に、
パネルユニット3の係合片34の前面側(一端側)下端
が取付凹部41に突設した係合凸起44の斜面に当接す
る。
【0008】この状態からパネルユニット3を押圧する
と、図4(b)の如く、係合片34は係合凸起44から
の反力を受けることにより、バネ35の弾性力に抗して
内方へ摺動する。更に、パネルユニット3を取付凹部4
1内に押し込み、係合片34の係合凹部34aと機器本
体4側の係合凸起44との位置が合うと、図4(c)に
示すようにバネ35の復帰力によって係合片34が元の
位置に戻り、係合凹部34aと係合凸起44とが係合し
合う。この為、パネルユニット3は一端側の係合凹部3
8が機器本体4の係合凸起42に係合し、他端側の係合
片34の係合凹部34aが機器本体4の係合凸起44に
係合することにより(図5参照)、機器本体4の取付凹
部41内に確実に取り付けられる。次に、この係合状態
を解除して機器本体4の取付凹部41からパネルユニッ
ト3を取り外すには、機器本体4の溝43に手指を挿入
し、係合片34をバネ35の弾力に抗して内方へ押し込
むことによって、係合片34の係合凹部34aと機器本
体4の係合凸起44との係合を外す。その後、パネルユ
ニット3は係合凹部38と係合凸部42との係合部分を
中心にして上方へ回動され、次いで、係合凹部38と係
合凸起42との係合を外すことによって機器本体4の取
付凹部41から取り出される。尚、上記実施例では、係
合片34を付勢するバネ35にコイルバネを用いている
が、これに限定されず、例えば板バネを使用してもよ
い。更には、係合片34とケース32,33の内壁面の
互いに対向する面に磁石を取り付け、その磁石の反発力
を利用することも考えられる。また、実施例ではパネル
ユニット3側に係合凹部34a,38を設け、機器本体
4側に係合凹部34a,38と係合する係合凸起42,
44を形成したが、パネルユニット3側に係合凸起を設
け、機器本体側に係合凹部を形成するようにLてもよい
ことは勿論である。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のパネルユ
ニットは一端側端面に係合凹部を形成し、他端側端面に
は係合凹部を設けた係合片が他端側に弾発付勢された状
態で押込動自在に組み込まれている。これにより、パネ
ルユニットは一端側の係合凹部を機器本体取付凹部の一
方の内壁面に形成された係合凸起に係合させると共に、
係合片の係合凹部を機器本体の他方の内壁面の係合凸起
に弾性的に係合させることにより機器本体に取り付けら
れる。この為、従来例の様なネジによるパネルユニット
の着脱操作に比べ、機器本体に対し容易にパネルユニッ
トを着脱できる。しかも、係合片の弾発力がパネルユニ
ットと機器本体との係合部分に作用するため、パネルユ
ニットを機器本体に係合部のがたつきがなく信頼性を増
して取り付けられるパネルユニット取付構造が得られ
る。また、係合部の破損が防止出来るとともに着脱回数
を大巾に増やすことが可能になるパネルユニット取付構
造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の実施例に係るパネルユニット
の斜視図、(b)は機器本体の斜視図
【図2】(a),(b)はパネルユニットの一部を断面
にした平面図及び側面図
【図3】本考案のパネルユニット取付構造を示す説明図
【図4】(a),(b)及び(c)は、この考案の機器
本体に対するパネルユニットの一端側の取付過程を示す
断面図
【図5】(a),(b)及び(c)は、この考案の機器
本体に対するパネルユニットの他端側の取付過程を示す
断面図
【図6】従来例を示す分解斜視図
【符号の説明】
3 パネルユニット 34 係止片 34a,37 係合凹部 4 機器本体 41 取付凹部 42,44 係合凸起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体のパネル面に設けたパネルユニ
    ット取付凹部に着脱自在に取り付けられるパネルユニッ
    ト取付構造において、上記パネルユニットの対向する両
    端面及びこれと対向する上記取付凹部の両内側面には互
    いに係合する凹凸状の第1及び第2の係合部及び被係合
    部をそれぞれ設け、該第1及び第2の係合部のうち少な
    くとも一方の係合部は上記パネルユニットの端面に上
    記被係合部との係合離脱方向に移動可能に設けられた係
    合片に設けられ、該係合片はばね部材により常時上記係
    合する向きに付勢されており、上記係合片と対向する上
    記取付凹部の内側面には、該係合片を押し込み係合状態
    を解除させるための溝を形成したことを特徴とするパネ
    ルユニット取付構造。
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JPH0621018U JPH0621018U (ja) 1994-03-18
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WO2024014313A1 (ja) * 2022-07-12 2024-01-18 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体装置および電子機器

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