JP3016355U - 壁スイッチの収容体 - Google Patents

壁スイッチの収容体

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JP3016355U
JP3016355U JP1995002572U JP257295U JP3016355U JP 3016355 U JP3016355 U JP 3016355U JP 1995002572 U JP1995002572 U JP 1995002572U JP 257295 U JP257295 U JP 257295U JP 3016355 U JP3016355 U JP 3016355U
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wall
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JP1995002572U
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Inventor
啓華 錢
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啓華 錢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁に取付けられた電気スイッチを覆う蓋部材
を容易に取付けおよび取外し可能な壁スイッチの収容体
を提供する。 【構成】 壁スイッチの収容体は、配線箱1、弾性部材
2、蓋部材3および結合部材4からなる。配線箱1の位
置決め突部10に弾性部材2の位置決め穴21を嵌合す
ることにより弾性部材2は配線箱1に取付けられる。蓋
部材3の保持部30には、結合部材4の頭部40が嵌合
可能なV字状の溝31が形成されている。配線箱1の開
口部に蓋部材3を押し付け、貫通孔30aに結合部材4
を挿入して歯部41を係止部23に係止させることによ
り電気スイッチを収容した配線箱1に蓋部材3を取り付
けることができる。頭部40をずらせてV字溝31から
外すと、蓋部材3は結合部材4に係止されることなく配
線箱1から容易に取外すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気スイッチの収容体に関するものであり、特に壁に取り付けられ る電気スイッチの収容体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の壁スイッチの収容体は、壁に取付けられた電気スイッチの操作部を蓋部 材に設けた操作穴から露出させ、複数のねじにより蓋部材を壁に締め付けて固定 していた。これにより、操作部以外の電気スイッチの電気部品は蓋部材により覆 われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の壁スイッチの収容体では、複数のねじを締め付 けて蓋部材を壁に取付けなければならないので、壁スイッチの取付けに長い時間 を要するという問題がある。また、壁スイッチが故障した場合、壁スイッチを修 理するためには壁に蓋部材を固定している複数のねじをゆるめて蓋部材を壁から 取外さなければならず、修理をするのに長い時間を有するという問題がある。
【0004】 本考案はこのような問題を解決するためになされたものであり、壁に取付けら れた電気スイッチを覆う蓋部材を容易に取付けおよび取外し可能な壁スイッチの 収容体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本考案の請求項1記載の壁スイッチの収容体は、 一部に凹部を形成した複数の位置決め突部を所定間隔で内壁に形成した配線箱 と、 前記位置決め突部に対応する位置に形成され前記位置決め突部に嵌合可能な位 置決め穴を設けた平面部、および、前記位置決め穴が前記位置決め突部に嵌合し たとき、前記位置決め突部の間に形成された前記所定間隔に対応する位置に配置 される係止部を設けた垂直面部を有する弾性部材と、 前記配線箱に取付けた状態で、前記位置決め突部の間に形成された前記所定間 隔および前記係止部に対応する位置に貫通孔を形成した保持部を有する蓋部材と 、 前記貫通孔に挿入され、前記保持部に係止可能な鋸状の歯部を有する結合部材 と、 を備えることを特徴とする。
【0006】 本考案の請求項2記載の壁スイッチの収容体は、請求項2記載の壁スイッチの 収容体において、前記保持部にはV字状の溝が形成され、前記結合部材は前記溝 に嵌合可能なテーパ部を有することを特徴とする。 本考案の請求項3記載の壁スイッチの収容体は、 木製壁板との嵌合を強化する複数の突部を設け前記木製壁板に嵌合可能な止め 金、および、係止部を有する弾性部材と、 前記木製壁板に取付けた状態で、前記係止部に対応する位置に貫通孔を形成し た保持部を有する蓋部材と、 前記貫通孔に挿入され、前記係止部に係止可能な鋸状の歯部を有する結合部材 と、 を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用および考案の効果】
本考案の請求項1記載の壁スイッチの収容体によると、電気スイッチを収容し た配線箱の内壁に係止部を有する弾性部材を取付け、鋸状の歯部を設けた結合部 材を蓋部材の貫通孔に挿入することにより、歯部が弾性部材の係止部に係止され 、配線箱に電気スイッチを収容した状態で配線箱に容易に蓋部材を取付けること ができる。また、係止部は可動であるため、結合部材をずらすことにより配線箱 から蓋部材を容易に取り外すことができる。
【0008】 本考案の請求項2記載の壁スイッチの収容体によると、蓋部材の保持部にV字 状の溝を形成するとともに結合部材に前記溝に嵌合可能なテーパ部を形成するこ とにより、配線箱に蓋部材を取付けた状態で、結合部材が蓋部材からずれること を規制する。 本考案の請求項3記載の壁スイッチの収容体によると、木製壁板に嵌合可能な 止め金を弾性部材に設けたことにより、木製壁板に直接蓋部材を容易に取付ける ことができるとともに、木製壁板から蓋部材を容易に取外すことができる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 本考案の第1実施例による壁スイッチの収容体を図1、図2および図3に示す 。図1に示すように、壁スイッチの収容体は、配線箱1、弾性部材2、蓋部材3 および結合部材4からなる。
【0010】 配線箱1は開口部を有する直方体状に形成されており、内部に電気スイッチを 収容可能な空間部を有している。配線箱1の側壁には内部に収容した電気スイッ チと接続するための配線を挿入可能な円形の貫通孔が形成されている。箱部材1 の長手方向両側の内壁には、それぞれ所定の間隔11を隔てて位置決め突部10 が二個づつ形成されている。各内壁に設けられた位置決め突部10の互いに対向 する側面には中央部から側壁に向けて互いに離れるように凹部100が形成され ている。
【0011】 弾性部材2は、平面部である平板20および垂直面部である垂直板22からな る。平板20には配線箱1の位置決め突部10に嵌合可能な位置決め穴21が形 成されている。垂直板22は平板20に対して垂直に形成されており、垂直板2 2の中央に向けて平板20から離れるように折れ曲がった一対の係止部23が形 成されている。この係止部23は間隔11と対応する位置に形成されている。
【0012】 配線箱1に設けられた各位置決め突部10は弾性部材2の位置決め穴21に対 応する位置に設けられ位置決め穴21に嵌合可能である。弾性部材2を配線箱1 に取付ける場合、図3に示すように、位置決め穴21を位置決め突部10に嵌合 させると位置決め穴21を形成する平板20の内周縁部がそれぞれ凹部100に 係止され、弾性部材2が配線箱1に確実に保持される。
【0013】 蓋部材3は弾性部材2に設けられた係止部23に対応する位置に貫通孔30a を有する保持部30が形成されている。各保持部30には、後述する結合部材4 の頭部40が嵌合可能なV字状の溝31がそれぞれ同じ位置に設けられている。 貫通孔30aは、蓋部材3が配線箱1に取り付けられた状態で間隔11に対応す る位置に設けられている。貫通孔30aの一方の端部には、後述する結合部材4 の頭部40が通過可能な空間が形成されている。
【0014】 結合部材4は頭部40および歯部41からなる。頭部40は、貫通孔30aの 一方の端部に形成された空間を通過可能であるが、貫通孔30aの前記空間以外 の部分は頭部40が保持部30により係止されるので通過できない。頭部40の 歯部41側はV字溝31と嵌合するようにテーパ状に形成されている。歯部41 は長板状に形成され、貫通孔30aのいずれの位置からも挿入可能である。歯部 41の両側面には鋸状の凹凸が頭部40に向けて形成されている。結合部材4を 貫通孔30aから挿入すると、歯部41が係止部23に係止され、頭部40がV 字溝31に押し付けられる。
【0015】 図2に示すように、位置決め突部10に位置決め穴21を嵌合させることによ り配線箱1に弾性部材2を取付け、次に配線箱1の開口部に蓋部材3を押し付け 、保持部30に設けた貫通孔30aに結合部材4を挿入して歯部41を係止部2 3に係止させることにより電気スイッチを本実施例による壁スイッチの収容体に 確実に収容することができる。
【0016】 係止部23は弾性を有するので可動であり、図4に示すように、頭部40をず らせてV字溝31から外すと蓋部材3は結合部材4に係止されることなく容易に 取外すことができる。 (第2実施例) 本考案の第2実施例を図5および図6に示す。
【0017】 図示しない電気スイッチは木製の壁板5内に埋め込まれている。弾性部材50 の止め金52は弾性を有し、壁板5を両側から挟み込んで嵌合するように形成さ れている。止め金52の両側面には止め金52の内側に突き出すように複数の保 持突部53が形成されているので、設置穴60を形成する壁板5の内周縁部に止 め金52をさらに強固に嵌合させることができる。係止部51は、それぞれ弾性 部材50の中央部に向けて止め金52から遠ざかるように形成されている。
【0018】 蓋部材3の保持部30に形成された貫通孔30aに結合部材4を挿入すると、 結合部材4の歯部41が係止部51に係止されることにより、蓋部材3が壁板5 に固定される。 本考案は、以上説明した実施例に限定されるものではなく、本考案の思想を逸 脱しない限りにおいて他の実施形態でも実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による壁スイッチの収容体
を示す分解組立図である。
【図2】配線箱に蓋部材を取り付けた状態を示す断面図
である。
【図3】配線箱に弾性部材を取り付けた状態を示す斜視
図である。
【図4】配線箱から蓋部材を取り外す状態を示す断面図
である。
【図5】本考案の第2実施例を示す分解組立図である。
【図6】壁板に蓋部材を取り付けた状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 配線箱 2 弾性部材 4 結合部材 10 位置決め突部 11 間隔 20 平板(平面部) 21 位置決め穴 22 垂直板(垂直面部) 23 係止部 30 保持部 30a 貫通孔 31 V字溝(溝) 40 頭部 41 歯部 50 弾性部材 51 係止部 52 止め金 53 保持突部 100 凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部に凹部を形成した複数の位置決め突
    部を所定間隔で内壁に形成した配線箱と、 前記位置決め突部に対応する位置に形成され前記位置決
    め突部に嵌合可能な位置決め穴を設けた平面部、およ
    び、前記位置決め穴が前記位置決め突部に嵌合したと
    き、前記位置決め突部の間に形成された前記所定間隔に
    対応する位置に配置される係止部を設けた垂直面部を有
    する弾性部材と、 前記配線箱に取付けた状態で、前記位置決め突部の間に
    形成された前記所定間隔および前記係止部に対応する位
    置に貫通孔を形成した保持部を有する蓋部材と、 前記貫通孔に挿入され、前記保持部に係止可能な鋸状の
    歯部を有する結合部材と、 を備えることを特徴とする壁スイッチの収容体。
  2. 【請求項2】 前記保持部にはV字状の溝が形成され、
    前記結合部材は前記溝に嵌合可能なテーパ部を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の壁スイッチ収容体。
  3. 【請求項3】 木製壁板との嵌合を強化する複数の突部
    を設け前記木製壁板に嵌合可能な止め金、および、係止
    部を有する弾性部材と、 前記木製壁板に取付けた状態で、前記係止部に対応する
    位置に貫通孔を形成した保持部を有する蓋部材と、 前記貫通孔に挿入され、前記係止部に係止可能な鋸状の
    歯部を有する結合部材と、 を備えることを特徴とする壁スイッチの収容体。
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