JPH0555047A - 保持ケース付のノイズ対策用フエライト部品 - Google Patents
保持ケース付のノイズ対策用フエライト部品Info
- Publication number
- JPH0555047A JPH0555047A JP3237199A JP23719991A JPH0555047A JP H0555047 A JPH0555047 A JP H0555047A JP 3237199 A JP3237199 A JP 3237199A JP 23719991 A JP23719991 A JP 23719991A JP H0555047 A JPH0555047 A JP H0555047A
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- JP
- Japan
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- core
- case
- ferrite component
- holding
- noise
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 構造が簡単であって、信号線への取付けや取
外しが容易で確実に取付けることができ、製造が容易で
コストが安い保持ケース付のノイズ対策用フェライト部
品を提供する。 【構成】 合体して信号線1を抱持する貫通孔を形成す
る凹部をそれぞれ有する2分割された柱状コア3と、該
柱状コア3と信号線1とを保持するコアケース4とから
なる保持ケース付のノイズ対策用フェライト部品2にお
いて、前記コアケース4を、前記柱状コア3の一方側の
みを覆う箱状の壁部15と、該壁部15から延びた突出
部16と、該突出部16の先端近辺に設けた爪部17と
から形成し、前記合体した柱状コア3を前記コアケース
4によって所定圧力で保持するようにしている。
外しが容易で確実に取付けることができ、製造が容易で
コストが安い保持ケース付のノイズ対策用フェライト部
品を提供する。 【構成】 合体して信号線1を抱持する貫通孔を形成す
る凹部をそれぞれ有する2分割された柱状コア3と、該
柱状コア3と信号線1とを保持するコアケース4とから
なる保持ケース付のノイズ対策用フェライト部品2にお
いて、前記コアケース4を、前記柱状コア3の一方側の
みを覆う箱状の壁部15と、該壁部15から延びた突出
部16と、該突出部16の先端近辺に設けた爪部17と
から形成し、前記合体した柱状コア3を前記コアケース
4によって所定圧力で保持するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器間を接続する
信号線を貫通させて保持する保持ケース付のノイズ対策
用フェライト部品に関し、特に信号線への取付けや取外
しが容易な分割型のコアを合わせて使用した保持ケース
付のノイズ対策用フェライト部品に関する。
信号線を貫通させて保持する保持ケース付のノイズ対策
用フェライト部品に関し、特に信号線への取付けや取外
しが容易な分割型のコアを合わせて使用した保持ケース
付のノイズ対策用フェライト部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子機器の装置間を接続する往
復信号線は、静電気の放電などによるノイズを防止する
ために、筒状の分割型磁気コアで挟まれている。この種
の信号線を固定する磁気コアとしては、中央溝をそれぞ
れ有した2つに分割され筒状コアから形成し、筒状コア
の周囲を絶縁テープ、締付金具等で締付けて筒状コアで
信号線を抱持しているものがある。しかし、この種の筒
状コアは、信号線への取付けや取外しが面倒で時間がか
かっていた。
復信号線は、静電気の放電などによるノイズを防止する
ために、筒状の分割型磁気コアで挟まれている。この種
の信号線を固定する磁気コアとしては、中央溝をそれぞ
れ有した2つに分割され筒状コアから形成し、筒状コア
の周囲を絶縁テープ、締付金具等で締付けて筒状コアで
信号線を抱持しているものがある。しかし、この種の筒
状コアは、信号線への取付けや取外しが面倒で時間がか
かっていた。
【0003】そこで、この欠点を解消するため、図11
に示すような保持ケース付のフェライト部品が提案され
ている。この保持ケース付のフェライト部品32は、信
号線を抱持する中央溝34,34をそれぞれ有した、分
割された筒状コア33,33と、合体した2つの筒状コ
ア33,33の全体を包囲して収容する2つに分割され
たケース35,35とからなっている。各ケース35に
は、それぞれ突起36と孔37が平行な対向する面に設
けられ、各突起36はそれぞれ相対向する孔37に挿入
されるように形成されている。そして、合体した筒状コ
ア33,33の中央溝34,34により形成された貫通
孔により信号線(図示していない)を挟んで抱持し、各
ケース35の収容空間内に合体した筒状コア33,33
を収容し、相対するケース35の突起36を孔37に挿
入し、筒状コア33,33をケース35で覆って固定し
ている。
に示すような保持ケース付のフェライト部品が提案され
ている。この保持ケース付のフェライト部品32は、信
号線を抱持する中央溝34,34をそれぞれ有した、分
割された筒状コア33,33と、合体した2つの筒状コ
ア33,33の全体を包囲して収容する2つに分割され
たケース35,35とからなっている。各ケース35に
は、それぞれ突起36と孔37が平行な対向する面に設
けられ、各突起36はそれぞれ相対向する孔37に挿入
されるように形成されている。そして、合体した筒状コ
ア33,33の中央溝34,34により形成された貫通
孔により信号線(図示していない)を挟んで抱持し、各
ケース35の収容空間内に合体した筒状コア33,33
を収容し、相対するケース35の突起36を孔37に挿
入し、筒状コア33,33をケース35で覆って固定し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の保持ケー
ス付のフェライト部品は、部材の総数が多く、取付けや
取外し等の取扱が満足できるものでないとともに、コス
ト的に高くなるという問題点があった。
ス付のフェライト部品は、部材の総数が多く、取付けや
取外し等の取扱が満足できるものでないとともに、コス
ト的に高くなるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、構造が簡単であって、信号線への取付けや取
外しが容易で確実に取付けることができ、製造が容易で
コストが安い保持ケース付のノイズ対策用フェライト部
品を提供することを目的としている。
のであり、構造が簡単であって、信号線への取付けや取
外しが容易で確実に取付けることができ、製造が容易で
コストが安い保持ケース付のノイズ対策用フェライト部
品を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保持ケース
付のノイズ対策用フェライト部品は、合体して信号線を
抱持する貫通孔を形成する凹部をそれぞれ有する2分割
された柱状コアと、該柱状コアと信号線とを保持するコ
アケースとからなる保持ケース付のノイズ対策用フェラ
イト部品において、前記コアケースを、前記柱状コアの
一方側のみを覆う箱状の壁部と、該壁部から延びた突出
部と、該突出部の先端近辺に設けた爪部とから形成し、
前記合体した柱状コアを前記コアケースによって所定圧
力で保持することを特徴とする。第2発明に係る保持ケ
ース付のノイズ対策用フェライト部品は、上記柱状コア
の接合面の外縁に軸方向に沿って1部又は辺全長にわた
って凹部を設けたことを特徴としている。さらに、第3
発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェライト部品
は、上記柱状コアの接合面に対向する外側の面にケース
に保持させたとき、コアケースの爪部が嵌合するように
凹部を設けたことを特徴としている。
付のノイズ対策用フェライト部品は、合体して信号線を
抱持する貫通孔を形成する凹部をそれぞれ有する2分割
された柱状コアと、該柱状コアと信号線とを保持するコ
アケースとからなる保持ケース付のノイズ対策用フェラ
イト部品において、前記コアケースを、前記柱状コアの
一方側のみを覆う箱状の壁部と、該壁部から延びた突出
部と、該突出部の先端近辺に設けた爪部とから形成し、
前記合体した柱状コアを前記コアケースによって所定圧
力で保持することを特徴とする。第2発明に係る保持ケ
ース付のノイズ対策用フェライト部品は、上記柱状コア
の接合面の外縁に軸方向に沿って1部又は辺全長にわた
って凹部を設けたことを特徴としている。さらに、第3
発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェライト部品
は、上記柱状コアの接合面に対向する外側の面にケース
に保持させたとき、コアケースの爪部が嵌合するように
凹部を設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェ
ライト部品は、上記のように構成しているので、合体さ
せた柱状コアにより形成された貫通孔により信号線を抱
持し、これらをケースで保持させるように収納すると、
一方の柱状コアは収納されると同時に、他方側の柱状コ
アの外側から突出部の爪部の弾性力により押さえつけら
れ、一定した力で確実に信号線に取り付けられ、しかも
柱状コアの取付け、取外しが容易である。第2発明によ
れば、柱状コアの接合面の外側に軸方向に沿って凹部を
設け、この凹部に相対向するコアケース内部側面に凸部
を設けているので、コアケース内に柱状コアを収納する
と、柱状コアはコアケース底方向に押さえつけられると
同時に、接合面の軸心方向にも押され、より確実に取り
付けられ、しかも柱状コアの取付け、取外しが容易であ
る。また、第3発明によれば、柱状コアのコアケースの
底部と反対側の接合面に対向する面に凹部をコアケース
の突出部の爪部を嵌合するように設けているので、確実
に信号線に取り付けられ、しかも柱状コアの取付け、取
外しが容易である。
ライト部品は、上記のように構成しているので、合体さ
せた柱状コアにより形成された貫通孔により信号線を抱
持し、これらをケースで保持させるように収納すると、
一方の柱状コアは収納されると同時に、他方側の柱状コ
アの外側から突出部の爪部の弾性力により押さえつけら
れ、一定した力で確実に信号線に取り付けられ、しかも
柱状コアの取付け、取外しが容易である。第2発明によ
れば、柱状コアの接合面の外側に軸方向に沿って凹部を
設け、この凹部に相対向するコアケース内部側面に凸部
を設けているので、コアケース内に柱状コアを収納する
と、柱状コアはコアケース底方向に押さえつけられると
同時に、接合面の軸心方向にも押され、より確実に取り
付けられ、しかも柱状コアの取付け、取外しが容易であ
る。また、第3発明によれば、柱状コアのコアケースの
底部と反対側の接合面に対向する面に凹部をコアケース
の突出部の爪部を嵌合するように設けているので、確実
に信号線に取り付けられ、しかも柱状コアの取付け、取
外しが容易である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1ないし図4は、本発明に係る保持ケース付の
ノイズ対策用フェライト部品の第1実施例を説明する図
である。図において、1は信号線で、2は保持ケース付
のノイズ対策用フェライト部品である。フェライト部品
2は、2分割された柱状コア3と、この柱状コア3,3
を合体させ信号線1を抱持し、これらを保持する箱状の
コアケース4とからなっている。各柱状コア3は、合体
して貫通孔を形成するように、図3に示すように、例え
ば軸方向に平行に凹部13を有するように、フェライト
等の磁性体により同一形状に形成されている。信号線1
を凹部13に嵌通させ一対の柱状コア3,3の接合面3
aを合わせることにより柱状コア3で抱持する。この柱
状コア3の一方をコアケース4内に収容して包囲し、他
方の柱状コア3の外側から押さえつけて固定している。
する。図1ないし図4は、本発明に係る保持ケース付の
ノイズ対策用フェライト部品の第1実施例を説明する図
である。図において、1は信号線で、2は保持ケース付
のノイズ対策用フェライト部品である。フェライト部品
2は、2分割された柱状コア3と、この柱状コア3,3
を合体させ信号線1を抱持し、これらを保持する箱状の
コアケース4とからなっている。各柱状コア3は、合体
して貫通孔を形成するように、図3に示すように、例え
ば軸方向に平行に凹部13を有するように、フェライト
等の磁性体により同一形状に形成されている。信号線1
を凹部13に嵌通させ一対の柱状コア3,3の接合面3
aを合わせることにより柱状コア3で抱持する。この柱
状コア3の一方をコアケース4内に収容して包囲し、他
方の柱状コア3の外側から押さえつけて固定している。
【0009】コアケース4は、図4に示すように、合成
樹脂からなり底部14と箱状の壁部15が一体に形成さ
れ、壁部15のうちの軸方向に平行な対向する2つの面
から延び出して突出部16,16が形成され、各突出部
16の先端近辺に内方向に突出して爪部17が形成され
ている。コアケース4内に、信号線1を抱持した状態で
合体した柱状コア3,3をコアケース4の開放端側から
嵌合することにより、柱状コア3の一方を箱状の壁部1
5に収容し、柱状コア3の他方側から爪部17の弾性に
より底部14方向に押さえ付けてコアケース4により、
信号線1に設けた保持ケース付のノイズ対策用フェライ
ト部品2を固定する。コアケース4内への柱状コア3,
3の嵌合は、これらを底部14方向に押し付けて突出部
16,16を外方に変形させ、一方の柱状コア3を通過
させ、箱状の底部14に挿入することにより行う。
樹脂からなり底部14と箱状の壁部15が一体に形成さ
れ、壁部15のうちの軸方向に平行な対向する2つの面
から延び出して突出部16,16が形成され、各突出部
16の先端近辺に内方向に突出して爪部17が形成され
ている。コアケース4内に、信号線1を抱持した状態で
合体した柱状コア3,3をコアケース4の開放端側から
嵌合することにより、柱状コア3の一方を箱状の壁部1
5に収容し、柱状コア3の他方側から爪部17の弾性に
より底部14方向に押さえ付けてコアケース4により、
信号線1に設けた保持ケース付のノイズ対策用フェライ
ト部品2を固定する。コアケース4内への柱状コア3,
3の嵌合は、これらを底部14方向に押し付けて突出部
16,16を外方に変形させ、一方の柱状コア3を通過
させ、箱状の底部14に挿入することにより行う。
【0010】図5ないし図6は、本発明に係る保持ケー
ス付のノイズ対策用フェライト部品の第2実施例を説明
する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する部
分については、同一符号を付している。図において、
5,5は2分割された柱状コアである。各柱状コア5
は、図5に示すように、その接合面3aの辺の中央部に
凹部5a,5aを軸方向に平行に設けている。その他
は、上記第1実施例の柱状コア3と同様に構成されてい
る。本実施例のコアケース6は合成樹脂からなり、図6
に示すように、突出部16,16の軸方向に平行な中央
部の前記凹部5aに相対向する部分に突起6a,6aを
設けて、底部14と箱状の壁部15が一体に形成されて
いる。その他、上記第1実施例と同様に構成されてい
る。
ス付のノイズ対策用フェライト部品の第2実施例を説明
する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する部
分については、同一符号を付している。図において、
5,5は2分割された柱状コアである。各柱状コア5
は、図5に示すように、その接合面3aの辺の中央部に
凹部5a,5aを軸方向に平行に設けている。その他
は、上記第1実施例の柱状コア3と同様に構成されてい
る。本実施例のコアケース6は合成樹脂からなり、図6
に示すように、突出部16,16の軸方向に平行な中央
部の前記凹部5aに相対向する部分に突起6a,6aを
設けて、底部14と箱状の壁部15が一体に形成されて
いる。その他、上記第1実施例と同様に構成されてい
る。
【0011】図7は、本発明に係る保持ケース付のノイ
ズ対策用フェライト部品の第3実施例の柱状コアを説明
する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する部
分については、同一符号を付している。図において、
3,7は2分割された柱状コアで、柱状コア7は他方側
になるものである。柱状コア7は、その接合面3aの辺
の中央部に凹部13を軸方向に平行に設け、この接合面
3aと対向する外側の面に平行な凹溝7a,7aを軸方
向に沿って設けている。各凹溝7aに、図示していない
コアケースの突出部の爪部が嵌合する。なお、本実施例
の柱状コア3の代わりに、柱状コア7のみで構成したも
のであってもよい。その他、上記第1実施例と同様に構
成されている。
ズ対策用フェライト部品の第3実施例の柱状コアを説明
する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する部
分については、同一符号を付している。図において、
3,7は2分割された柱状コアで、柱状コア7は他方側
になるものである。柱状コア7は、その接合面3aの辺
の中央部に凹部13を軸方向に平行に設け、この接合面
3aと対向する外側の面に平行な凹溝7a,7aを軸方
向に沿って設けている。各凹溝7aに、図示していない
コアケースの突出部の爪部が嵌合する。なお、本実施例
の柱状コア3の代わりに、柱状コア7のみで構成したも
のであってもよい。その他、上記第1実施例と同様に構
成されている。
【0012】図8は、本発明に係る保持ケース付のノイ
ズ対策用フェライト部品の第4実施例の柱状コアを説明
する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する部
分については、同一符号を付している。図において、9
は2分割された柱状コアで、各柱状コア9は、その接合
面3aの辺の中央部に凹部13を軸方向に平行に設け、
この接合面3aと対向する外側の面に平行な凹溝9a,
9aを軸方向に沿って端から端に全長にわたって設けて
いる。各凹溝9aに、図示していないコアケースの突出
部の爪部が嵌合する。その他、上記第1実施例と同様に
構成されている。
ズ対策用フェライト部品の第4実施例の柱状コアを説明
する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する部
分については、同一符号を付している。図において、9
は2分割された柱状コアで、各柱状コア9は、その接合
面3aの辺の中央部に凹部13を軸方向に平行に設け、
この接合面3aと対向する外側の面に平行な凹溝9a,
9aを軸方向に沿って端から端に全長にわたって設けて
いる。各凹溝9aに、図示していないコアケースの突出
部の爪部が嵌合する。その他、上記第1実施例と同様に
構成されている。
【0013】図9は、本発明に係る保持ケース付のノイ
ズ対策用フェライト部品の第5実施例のコアケースを説
明する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する
部分については、同一符号を付している。図において、
8はコアケースで、このコアケース8は、底部14aか
ら壁部15a,15aが軸方向に平行に設けられ、この
2つの各壁部15aから延び出して突出部16aがそれ
ぞれ形成され、各突出部16aの先端近辺に内方向に突
出して爪部17aが形成され、さらに底部14aの柱状
コアを載置する面に凸部18a,18aが軸方向に平行
に中央部の一部に設けられている。このコアケース8
は、上記第3実施例及び第4実施例の柱状コアと組合わ
せることができる。この場合、各凸部18aは柱状コア
の接合面と反対の外側の面の凹溝、例えば図7の7a又
は図8の9aに嵌合する。その他、上記第1実施例と同
様に構成されている。
ズ対策用フェライト部品の第5実施例のコアケースを説
明する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当する
部分については、同一符号を付している。図において、
8はコアケースで、このコアケース8は、底部14aか
ら壁部15a,15aが軸方向に平行に設けられ、この
2つの各壁部15aから延び出して突出部16aがそれ
ぞれ形成され、各突出部16aの先端近辺に内方向に突
出して爪部17aが形成され、さらに底部14aの柱状
コアを載置する面に凸部18a,18aが軸方向に平行
に中央部の一部に設けられている。このコアケース8
は、上記第3実施例及び第4実施例の柱状コアと組合わ
せることができる。この場合、各凸部18aは柱状コア
の接合面と反対の外側の面の凹溝、例えば図7の7a又
は図8の9aに嵌合する。その他、上記第1実施例と同
様に構成されている。
【0014】図10は、本発明に係る保持ケース付のノ
イズ対策用フェライト部品の第6実施例のコアケースを
説明する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当す
る部分については、同一符号を付している。図におい
て、10はコアケースで、このコアケース10は、底部
14bから壁部15b,15bが軸方向に平行に設けら
れ、この2つの各壁部15bが延び出し、各壁部15b
の先端近辺に内方向に突出して爪部17bが形成され、
さらに底部14bの柱状コアを載置する面に凸部18
b,18bが軸方向に平行に底部14bの全長にわたっ
て設けられている。このコアケース10は、第4実施例
の柱状コアと組合わせることができる。この場合、各凸
部18bは柱状コアの接合面と反対の外側の面の凹溝、
例えば図8の9aに嵌合する。その他、上記第1実施例
と同様に構成されている。
イズ対策用フェライト部品の第6実施例のコアケースを
説明する斜視図である。図中、上記第1実施例に相当す
る部分については、同一符号を付している。図におい
て、10はコアケースで、このコアケース10は、底部
14bから壁部15b,15bが軸方向に平行に設けら
れ、この2つの各壁部15bが延び出し、各壁部15b
の先端近辺に内方向に突出して爪部17bが形成され、
さらに底部14bの柱状コアを載置する面に凸部18
b,18bが軸方向に平行に底部14bの全長にわたっ
て設けられている。このコアケース10は、第4実施例
の柱状コアと組合わせることができる。この場合、各凸
部18bは柱状コアの接合面と反対の外側の面の凹溝、
例えば図8の9aに嵌合する。その他、上記第1実施例
と同様に構成されている。
【0015】上記のように、コアケースを、上部を開放
して柱状コアの一部のみを包囲するようにしているとと
もに、延び出した突出部又は壁部に柱状コアを弾性を利
用して押さえる爪部を設けているので、信号線への取付
けや取外しが容易で確実にでき、製造が容易でコストが
安くできる。なお、上記実施例において、各柱状コアは
略同一外形に形成して説明したが、上記実施例の外形に
限定されるものでない。その他、本発明は上記実施例に
限定されるものでない。
して柱状コアの一部のみを包囲するようにしているとと
もに、延び出した突出部又は壁部に柱状コアを弾性を利
用して押さえる爪部を設けているので、信号線への取付
けや取外しが容易で確実にでき、製造が容易でコストが
安くできる。なお、上記実施例において、各柱状コアは
略同一外形に形成して説明したが、上記実施例の外形に
限定されるものでない。その他、本発明は上記実施例に
限定されるものでない。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策
用フェライト部品によれば、信号線への取付けや取外し
が容易で確実にでき、製造が容易でコストが安くでき
る。
用フェライト部品によれば、信号線への取付けや取外し
が容易で確実にでき、製造が容易でコストが安くでき
る。
【図1】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェ
ライト部品の第1実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
ライト部品の第1実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本実施例に係る柱状コアの斜視図である。
【図4】本実施例に係るコアケースの斜視図である。
【図5】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェ
ライト部品の第2実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
ライト部品の第2実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
【図6】本実施例のコアケースの斜視図である。
【図7】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェ
ライト部品の第3実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
ライト部品の第3実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
【図8】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェ
ライト部品の第4実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
ライト部品の第4実施例の柱状コアを説明する斜視図で
ある。
【図9】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フェ
ライト部品の第5実施例のコアケースの斜視図である。
ライト部品の第5実施例のコアケースの斜視図である。
【図10】本発明に係る保持ケース付のノイズ対策用フ
ェライト部品の第6実施例のコアケースの斜視図であ
る。
ェライト部品の第6実施例のコアケースの斜視図であ
る。
【図11】従来例の分解斜視図である。
1 信号線 2 フェライト部品 3,5,7,9 柱状コア 4,6,8,10 コアケース 15 壁部 16 突出部 17 爪部 7a,9a,11 凹部 12,18a,18b 凸部
Claims (3)
- 【請求項1】 合体して信号線を抱持する貫通孔を形成
する凹部をそれぞれ有する2分割された柱状コアと、該
柱状コアと信号線とを保持するコアケースとからなる保
持ケース付のノイズ対策用フェライト部品において、前
記コアケースを、前記柱状コアの一方側のみを覆う箱状
の壁部と、該壁部から延びた突出部と、該突出部の先端
近辺に設けた爪部とから形成し、前記合体した柱状コア
を前記コアケースによって所定圧力で保持することを特
徴とする保持ケース付のノイズ対策用フェライト部品。 - 【請求項2】 請求項1記載の保持ケース付のノイズ対
策用フェライト部品において、柱状コアの接合面の外縁
に軸方向に沿って1部又は辺全長にわたって凹部を設け
るとともに、該凹部に相対向するコアケース内側面に凸
部を設けたことを特徴とする保持ケース付のノイズ対策
用フェライト部品。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の保持ケー
ス付のノイズ対策用フェライト部品において、柱状コア
の接合面と反対の外側面に軸方向に沿って1部又は辺全
長にわたって凹部を、該凹部に相対向するコアケースの
爪部が嵌合するように設けたことを特徴とする保持ケー
ス付のノイズ対策用フェライト部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237199A JPH0555047A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 保持ケース付のノイズ対策用フエライト部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237199A JPH0555047A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 保持ケース付のノイズ対策用フエライト部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555047A true JPH0555047A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=17011846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3237199A Pending JPH0555047A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 保持ケース付のノイズ対策用フエライト部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555047A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000173826A (ja) * | 1998-12-03 | 2000-06-23 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ノイズ吸収部材 |
US6625872B1 (en) * | 1999-01-06 | 2003-09-30 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for sintering magnetic core |
JP2011192825A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Fuji Electric Co Ltd | Emcフィルターユニットおよびインバータ装置の筐体構造 |
US20140266556A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | General Electric Company | Core tube for a transformer and an associated method thereof |
JP2015220355A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ノイズフィルタ |
JP2020009964A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電装装置及び表示装置 |
JP2020061424A (ja) * | 2018-10-05 | 2020-04-16 | 株式会社タムラ製作所 | コイル部品 |
JP2021052211A (ja) * | 2018-10-05 | 2021-04-01 | 株式会社タムラ製作所 | コイル部品 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3237199A patent/JPH0555047A/ja active Pending
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