JPH069942Y2 - 取付脚装着装置 - Google Patents

取付脚装着装置

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JPH069942Y2
JPH069942Y2 JP7925690U JP7925690U JPH069942Y2 JP H069942 Y2 JPH069942 Y2 JP H069942Y2 JP 7925690 U JP7925690 U JP 7925690U JP 7925690 U JP7925690 U JP 7925690U JP H069942 Y2 JPH069942 Y2 JP H069942Y2
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mounting
bottom plate
mounting leg
leg
housing
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JP7925690U
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JPH0438943U (ja
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正雄 森川
Original Assignee
菊水電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、取付脚装着装置に関し、詳しくは、物体を収
納する箱型の収納容器や機器のベース台等にワンタッチ
で装着可能な取付脚装着装置に関する。
[従来の技術] 従来、収納容器や機器のベース台等においては、その筐
体に対し、できるだけ簡単な操作で複数の取付脚が取付
けられるようになして、これらの取付脚によりテーブル
等の上に安定した載置状態が保たれるようにしている。
第5図は従来のこの種取付装着装置の一例を示すもの
で、ここで、11は弾性体、例えばゴム等で形成された取
付脚本体であり、取付脚本体11にはその下面に花弁状を
なす複数の離脱防止用係止片11Aと、上面の中心部から
これらの係止片11Aの中心にかけて穿設された貫通孔11B
とが設けられている。また12は上記貫通孔11Bに嵌合可
能な栓部材である。
そこで、第5図の(A)で示すように、筐体13の底板13A
(これらの図では説明を分かり易くするために、筐体13
を天地させ、その底面が上に向けられた状態で示されて
いる)の装着孔13Bにまず取付脚本体11の係止片11Aを圧
入気味に嵌合させた上、その貫通孔11Bに栓部材12を圧
入することによって第5図の(B)に示すように、係止片1
1Aをその弾性によって筐体13の円側で四方に開かせ、取
付状態とするようにしている。
第6図は他の従来例を示す。この従来例は取付脚21自体
に弾性の段付部21Aとその先に係止部21Bとが設けられて
いる例で、筐体13の底板13Aの外側からその装着孔13B
に、(A)で示すようにして取付脚21の係止部21Bを圧入す
ることにより、(B)に示すように、取付脚21の段付部21A
を装着孔13Bに嵌合させた状態で取付脚21を筐体13に装
着するようにしている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の取付脚の装着装置では、
いずれもその弾性を利用して、係止片11Aなり係止部21B
を底板13の装着孔13Bに、底板13に対し鉛直の方向から
圧入するように構成されているため、筐体13内に突出す
る係止部分の大きさが大きくなり、それだけ筐体13内の
容積利用度が低下する。
また、第5図に示す従来例の場合は栓部材12を用意する
必要があり、また第6図に示す従来例の場合はこじられ
たりすると抜落の危険がある。
本考案の目的は、上述した従来の問題点に着目し、その
解決を図るべく、抜けに対して強く、しかも筐体内に大
きい容積をとらずにワンタッチで固着可能な取付脚装着
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本考案は、 筐体の底板に配設される取付脚の装着装置であって、前
記取付脚に、前記底板と平行し該底板の厚さに対応した
幅を有する2つの係止溝と、該係止溝に平行し、当該係
止溝を介して前記底板の内側に係合可能な薄板状の係止
部とを弾性体で形成し、前記筐体の底板に、該底板の側
方から前記取付脚の係止溝を圧入可能な平行する端縁
と、該端縁に沿って前記係止溝を圧入し、前記取付脚を
装着した状態で該取付脚の圧入方向の位置が規制される
端縁とを有する装着孔を設け、当該装着孔への装着状態
で前記取付脚が弾性により3方向に対して係止されるよ
うにしたことを特徴とするものである。
[作用] 本考案によれば、底板に設けた装着孔の平行する端縁に
沿って取付脚の係止溝を圧入し、更に、取付脚をその装
着状態で取付方向の位置を規制する端縁によって拘束す
ることにより、取付脚を装着孔に弾性的に3方向に対し
て係止させることができる。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示す。ここで、1は本考案
にかかる取付脚であり、本例の取付脚1は弾性体で全体
がほぼ台形型に形成される。また、これを筐体13に装着
するための係止部1Aは取付脚1の形状に合わせて、方形
の平板状に形成されている。さらにまた、取付脚1には
その方形係止部1Aの一対の側面に平行して両側に係止用
の溝(以下で係止溝という)1Bが形成されていて、この
係止溝1Bの喰い込み深さDおよび幅H1は第2A図に示すよ
うに筐体13に設けた脚装着孔14の各部寸法に対応して設
定されている。
すなわち、筐体13の脚装着孔14は第2A図に示すように筐
体13の底板13Aと側板13Cとに跨がって形成することによ
り、その側板13C側の空間部14Cから取付脚1の係止部1A
を差込み可能なようにする。従って、その差込み時には
取付脚1の係止溝1Bが筐体底板13Aの両側に形成した案
内部15に沿って案内される。なおここで、先に述べた係
止溝1Bの幅H1は底板13Aの厚さに合わせて形成され、取
付脚1の係止部1Aの厚さSは孔14の空間部14Cの高さH2
より幾分厚めに形成されるもので、空間部14Cから取付
脚1の差込みにあたってはその係止部1Aの先端部を空間
部14Cから圧入させるようにする。
また、上述の実施例では取付脚1の係止部1Aの厚さ全体
を空間部14Cにおける孔の高さH2より厚めの寸法とした
が、係止部1Aの厚さの一部を圧入方向にわたって例えば
山高に厚く形成するようにしてもよく、あるいは係止部
1Aの厚さはかえず、その圧入方向とは直角方向の幅を空
間部14Cにおける孔の横幅Bより幾分大きい目に形成し
て上述したように圧入するようにしてもよい。
このように構成した取付脚の装着装置にあっては、第2A
図に示すように取付脚1を脚装着孔14にその弾性を利用
して矢印方向から圧入すると、例えば装着孔14の奥行寸
法を係止部1Aの同方向の長さより幾分長めに形成してお
くことにより係止部1Aが側板13Cの孔縁部13Dを通過した
時点で係止部1Aがその弾性で復元して孔縁部13Dで係止
される。従って、人手で操作する以外取付脚1が筐体13
から簡単に抜け落ちるようなことがない。第3A図および
第3B図はこのようにして取付脚1が筐体13に装着された
状態を示す。
第2B図は本考案の他の実施例を示す。本実施例において
も、取付脚1自体の構成については上述の第1実施例に
おけるものと変わらない。ここで、23は筐体底板13Aか
ら例えば型押し成形等によって突設した取付脚装着部
(以下で脚装着部という)である。脚装着部23にかかわ
る形状は先に述べた実施例と同様取付脚1の係止部1Aに
対応して形成される。そこで、第2B図において取付脚1
を矢印方向から脚装着部23の脚装着孔24に向けて差込む
ようにすると、第1実施例の場合と同様、取付脚1の係
止溝1Bに案内されて装着孔24の両側の案内部25が嵌め合
わされると共に、取付脚1の係止部1Aが圧縮された形で
脚装着部23と筐体底体13Aとの間の空間部24Cを介して圧
入される。
かくして装着動作を終えた状態では第4A図および第4B図
に示すように圧縮されていた係止部1Aの形状の復元によ
り取付脚1の姿勢を3方向から規制することができ、安
定した装着状態が得られる。また、本実施例によれば筐
体13の内側に係止部1Aを大きく突出させることがないの
で筐体13に収容される機器の配置や物件の妨げとなるこ
とがなく、しかも取付脚を筐体底板の自在の位置に設け
ることができるという利点が得られる。
なお、以上に述べた実施例では取付脚本体の形状を梯形
台型としたが、その本体形状はこれに限られるものでは
なく、例えば円錐台形状,多角形台形状等でもよく、要
はその係止部および係止溝を脚の両側に平行して形成し
筐体底板に設けた方形の装着孔に側方から挿入して装着
可能なように構成する限り、本体の方はどのような形で
あってもよいことはいうまでもない。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、筐体の底板
に配設される取付脚の装着装置であって、前記取付脚
に、前記底板と平行し該底板の厚さに対応した幅を有す
る2つの係止溝と、該係止溝に平行し、当該係止溝を介
して前記底板の内側に係合可能な薄板状の係止部とを弾
性体で形成し、前記筐体の底板に、該底板の側方から前
記取付脚の係止溝を圧入可能な平行する端縁と、該端縁
に沿って前記係止溝を圧入し、前記取付脚を装着した状
態で該取付脚の圧入方向の位置が規制される端縁とを有
する装着孔を設け、当該装着孔への装着状態で前記取付
脚が弾性により3方向に対して係止されるようにしたの
で、装着が容易であるのみならず、いったん装着したあ
とは簡単に抜け落ちたりする心配がない。また、係止部
を平坦に形成することができるので底板から筐体円部に
出張らず、内部に収容される機器や物件に対し、妨げに
なるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の構成を示す斜視図、 第2A図は本考案の第1実施例を分解して示す斜視図、 第2B図は本考案の第2実施例を分解して示す斜視図、 第3A図および第3B図は本考案の第1実施例による装着状
態を示す正面図および側面図、 第4A図および第4B図は本考案の第2実施例による装着状
態を2方向から示す説明図、 第5図は従来例による装着動作の説明図、 第6図はさらに他の従来例による装着動作の説明図であ
る。 1……取付脚、 1A……係止部、 1B……係止溝、 13……筐体、 13A……底板、 13C……側板、 13D……孔縁部、 14,24……脚装着孔、 14C,24C……空間部、 15,25……案内部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の底板に配設される取付脚の装着装置
    であって、 前記取付脚に、前記底板と平行し該底板の厚さに対応し
    た幅を有する2つの係止溝と、該係止溝に平行し、当該
    係止溝を介して前記底板の内側に係合可能な薄板状の係
    止部とを弾性体で形成し、 前記筐体の底板に、該底板の側方から前記取付脚の係止
    溝を圧入可能な平行する端縁と、該端縁に沿って前記係
    止溝を圧入し、前記取付脚を装着した状態で該取付脚の
    圧入方向の位置が規制される端縁とを有する装着孔を設
    け、 当該装着孔への装着状態で前記取付脚が弾性により3方
    向に対して係止されるようにしたことを特徴とする取付
    脚装着装置。
JP7925690U 1990-07-27 1990-07-27 取付脚装着装置 Expired - Lifetime JPH069942Y2 (ja)

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