JPS591366Y2 - 室内配線用カバ− - Google Patents

室内配線用カバ−

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JPS591366Y2
JPS591366Y2 JP16789181U JP16789181U JPS591366Y2 JP S591366 Y2 JPS591366 Y2 JP S591366Y2 JP 16789181 U JP16789181 U JP 16789181U JP 16789181 U JP16789181 U JP 16789181U JP S591366 Y2 JPS591366 Y2 JP S591366Y2
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JP
Japan
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cover
base
locking
engagement
integral
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JP16789181U
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JPS5872926U (ja
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靖 椎名
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は室内特に床面等に敷設される電線を収納被覆す
る室内配線用カバーに関するものである。
考案の技術的背景とその問題点 従来、この種の室内配線用カバーは、上面部とこの上面
部の巾方向の両側に形成した両側面部とにより下面を開
口した断面台形状のカバ一体において、その両側面下縁
に内方に開口した保合四部を形威し、この係合凹部にカ
バ一体の開口下面を覆う基体の両側上面に突出した係合
突部を係合し、カバ一体と基体とを嵌合する構造のもの
がある。
しかし、この構造では、カバー上に人や物が乗った場合
、カバ一体の弾性により両側面下縁が外方へ拡開する方
向に力を受けることになり、カバ一体の係合凹部と基体
の係合突部との係合が外れ易く、カバ一体の基体との嵌
合が外れ易いという欠点がある。
またこの種の室内配線用カバーとして、たとえば、実公
昭52−40070号公報に記載されている構造が知ら
れている。
この公報に記載の保護カバーは、本体の底板の中間部に
電線挟持板を突設するとともに、この底板の巾方向にお
ける両側に凸条を内側上端部に有する側板を突設し、蓋
体の巾方向の両端部に上記側板の凸条と電線挟持板の上
端部との間に圧入する圧接部を突出した構造である。
しかし、この構造では、蓋体の圧接部を、凸条と電線挾
持板の上端部との間に圧入するものであるから、本体の
両側の側板は、圧接部の下端部と底板との間に比較的大
きな空間が生じる高さで立設しなければならないので全
体的には上下方向に大型化する欠点がある。
また上方から荷重を受ける蓋体は、本体の両側の側板上
にて支持することになるからその荷重に耐え得るように
肉厚に形成しなければならず、材料消費が大きく不経済
であるという欠点がある。
考案の目的 本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、カバ一体の両
側下縁を、基体の基板部に近接する状態で外側部から保
持し、カバーに物や人が乗り、下方に力が加わってもカ
バ一体の両側下縁が外側方に拡開することを防いでカバ
一体と基体との嵌合状態を保持でき、全体的に小型扁平
状の室内配線用カバーの提供を目的とするものである。
考案の概要 本考案は、上面部両側から下方に向って拡開する方向に
設けられた両側面部の下縁に外方に開口した係合凹部を
形成し、かてその先端を外側下方に向って突出した保合
片部を有するカバ一体と、このカバ一体の保合片部間の
開口下面を覆う巾の基板部を有し、この基板部の両側縁
に上方に向って突出形成した係止片部に前記カバ一体の
係合凹部に係合する係止突部を互いに対向して突設し、
かつこの係止突部と前記基板部との間に前記カバ一体の
保合片部の先端を係合する係止凹部を形成した基体とに
より構成し、この相互を結合することにより、カバーに
人或いは物が乗り、カバ一体に下方への力が加わりカバ
一体が弾性変形してその両側面下縁が外方に拡開する方
向に作用しても、カバ一体の係合凹部には基体の係止突
部が、基体の係止凹部にはカバ一体の係合片部の先端が
それぞれ係合してその相互の嵌合状態を保持し、カバ一
体の両側面部の拡開を防止して、カバ一体と基体との嵌
合が外れることがないようにしたことを特徴とするもの
である。
考案の実施例 次に本考案を添附図面に示す一実施例に基づいて説明す
る。
なお、第1図は室内配線用カバーの正面図、第2図はこ
の斜視図である。
1は合成樹脂にて成形された細長カバ一体で上面部2と
、この上面部2の巾方向における両側縁に連続して下方
に向って拡開する方向に形成された両側面部3とにより
下面を開口された断面台形状に形成されている。
また上記両側面部3の内面下縁には内部下方に向って突
出し、先端4aを外側下方に向って折曲した略く字状の
係合片部4が形成されており、この保合片部4と上記側
面部3の下縁との間には外方やや下向きに開口した係合
凹部5が形成されている。
6は合成樹脂にて成形された基体で、上記カバ一体1の
開口下面を覆う巾で形成された平板状の基板部7と、こ
の基板部7の巾方向における両側縁から上方に突出した
係止片部8と、この係止片部8の上端より互いに対向し
やや上向きに突出した係止突部9とにより形成されてお
り、この基板部7の両側縁と係止片部8及び係止突部9
との間には上記係合片部4の先端4aを係合する係止凹
部10が内側に開口して形成されている。
そして、前記基板部7の下面には造営物の床面などに基
体6を固定するための接着テープなどが貼着されている
つぎに、使用に際しては、まず、接着テープにて基体6
を配線位置の床面に貼着する。
ついで、この基体6上に電線を配置して配線した後、カ
バ一体1の係合凹部5に基体6の係止突部9を対設した
状態で、カバ一体1を基体6の一端から挿入して嵌合す
る。
これにより、電線は被覆される。
つぎに、上記電線を被覆したカバーに人や物が乗り、カ
バ一体1に上方から力が加わると、カバ一体が弾性変形
して両側面部3が第1図矢印の方向の外方に拡開する力
を受けることになるが、この場合、カバ一体1の両側面
部3の下縁に形成された係合凹部5には基体6の係止突
部9が、基体6の係止凹部10にはカバ一体1の係合片
部4の先端4aが係合係止されているため、上記矢印の
方向に力を受けてもその相互の嵌合状態が保持されカバ
一体1と基体6との嵌合が外れることがない。
また、カバ一体1と基体6との嵌合が外れないため、カ
バ一体1は台形の形状を保ち、上方からの力に強く、変
形してわれるようなことがない。
考案の効果 本考案によれば、基体の両側部に形成された係止凹部内
にカバ一体の両側面部の下縁に連設された保合片部の先
端を係合するとともに、このカバ一体の係合片部の外方
に開口した保合凹部内に基体の係止突部を係合すること
により、カバ一体の両側面部における下縁部分は、基体
の両側部における係止片部及び係止突部によって外側部
から拡開しないように確実に保持され、そのためカバー
の上方に人や物が乗り、下方に荷重が附与されてもカバ
一体と基体との嵌合状態が保持されカバ一体が拡開して
基体から外れることがなく、また保合片部の先端を係合
する係止凹部は、基体の基板部と係止突部との間に形成
し、この係止凹部内に保合片部の先端を係合した場合に
はその先端が基板部に接し基板部との間に大きな空間が
生じることがなく、そのため、カバ一体が上方から荷重
を受けた場合には先端が基板部によって直接支持され、
係止突部にだけ荷重が集中することがないので係止片部
をその荷重に耐え得るように特に肉厚に形成する必要が
なく、また上下方向に大型化することもなく、シたがっ
て、全体的に小型扁平状で、上方からの荷重に対する耐
久性を強化できる室内配線用カバーを安価に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の室内配線用カバーの一実施例を示す正
面図、第2図は同上斜視図である。 1・・・・・・カバ一体、2・・・・・・上面部、3・
・・・・・側面部、4・・・・・・係合片部、4a・・
・・・・係合片部の先端、5・・・・・・係合凹部、6
・・・・・・基体、7・・・・・・基板部、8・・・・
・・係止片部、9・・・・・・係止突部、10・・・・
・・係止凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面部面側から下方に向って拡開する方向に設けられた
    両側面部の下縁に外方に開口した係合凹部を形威し、か
    つその先端を外側下方に向って突出した保合片部を有す
    る細長カバ一体と、このカバ一体の保合片部間の開口下
    面を覆う巾の基板部を有しこの基板部の両側縁に上方に
    向って突出形成した係止片部の上端に前記カバ一体の係
    合凹部に係合する係止突部を互いに対向して突設し、か
    つこの係止突部と前記基板部との間に前記カバ一体の係
    合片部の先端を係合する係止凹部を形成した基体とから
    なることを特徴とする室内配線用カバー。
JP16789181U 1981-11-11 1981-11-11 室内配線用カバ− Expired JPS591366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16789181U JPS591366Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 室内配線用カバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16789181U JPS591366Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 室内配線用カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5872926U JPS5872926U (ja) 1983-05-17
JPS591366Y2 true JPS591366Y2 (ja) 1984-01-14

Family

ID=29959949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16789181U Expired JPS591366Y2 (ja) 1981-11-11 1981-11-11 室内配線用カバ−

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JPS5872926U (ja) 1983-05-17

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