JPH068805U - ドアベルトモール用クリップ - Google Patents

ドアベルトモール用クリップ

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JPH068805U
JPH068805U JP054619U JP5461992U JPH068805U JP H068805 U JPH068805 U JP H068805U JP 054619 U JP054619 U JP 054619U JP 5461992 U JP5461992 U JP 5461992U JP H068805 U JPH068805 U JP H068805U
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molding
clip
door panel
end cap
belt molding
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富美夫 落合
泰司 浅井
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Togo Seisakusho Corp
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Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性に優れかつベルトモールの端末部分を
確実に固定できるようにする。 【構成】 基部にはドアパネル1とベルトモーMのそれ
ぞれに対する係合手段15,18を設ける。そして、こ
の基部9をベルトモールMの開口端面を覆うエンドキャ
ップ部8とを連続させ一体化させる。これにより、エン
ドキャップ部8がドアパネル1側に対する連結関係が得
られるため、モールMの端末部分において浮き上がりを
生じるのが規制される。また、一体化したことにより、
従来に比べて部品点数が削減され、組み付け工数とコス
トの低減が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のドアに使用されるベルトモールを装着するためのクリッ プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車用ドアの上縁にはベルトモールと呼ばれる装飾用のモールが 装着されている。このモールMは図6に示すように、ボディ側(ドアパネル30 )に対して樹脂製のクリップC1を用いて固定がなされてきた。また、モールM の両端は開口面となっていることから、安全のために樹脂製のエンドキャップE Cによって覆うようにしてきた。
【0003】 図6によって従来のベルトモールM(以下、単にモールMと言う。)の取り付 け作業を簡単に説明すると、まずモールMに対してクリップC1とエンドキャッ プECの取り付け作業が行われる。すなわち、モールMの端部へはエンドキャッ プECの差し込み凸部31が差し込まれ、ここに設けられた抜け止め爪32をモ ールM側の係止孔33に係合させてエンドキャップECを嵌着しておく。一方、 クリップC1はモールM側に対しドアパネル30の取り付け孔34と対応できる ような所定位置に仮付けされる。この場合、クリップC1は基板35とこれに設 けられた一対の抱持片36とによってモールMの一方の壁面の下端部を弾性力を もって挟み付けることで、仮付けされる。
【0004】 しかる後に、上記状態のモールMをドアパネル30の上縁に嵌め込む。この場 合、クリップC1のガイド舌片37がドアパネル30の取り付け孔34に差し込 まれることにより、抜け止め爪32が取り付け孔34の孔縁に係合し、かくして モールMがドアパネル30に対して固定される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記したような構造では次のような解決すべき点がある。すな わち、モールMの端部は単にエンドキャップECが嵌着されるのみで、ドアパネ ル30側に対して固定がされていないため、端末部分の組み付け状態が安定しな い。つまり、モールMの端末に持ち上げ方向の外力が作用すると、浮き上がりを 生じやすい。しかも、モールMの端部はドアパネル30側と干渉を回避する必要 があるため、図6に示すように切り欠き部38が設定されることが多い。この影 響で、モールMの端部では剛性が低下し、一層モールMの浮き上がりが懸念され る状況にある。
【0006】 上記した問題点に加え、モールMの端末部分ではエンドキャップECとクリッ プC1との2部材が使用され、モールMに対してそれぞれを別個に組み付けを行 わねばならないため、コストの面、作業工数の面でも最善と言えない、という点 も指摘される。
【0007】 本考案はこのような問題点に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とす るところは作業性に優れ、かつモールの端末部分を確実に固定できるクリップを 提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成は、自動車用ドアのモールをドアパ ネルに対して固定するためのクリップであって、前記ドアパネルと前記モールの それぞれに対する係合手段を備えた基部と、前記モールの開口端面を覆うエンド キャップ部とが一体に形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
モールはクリップのエンドキャップ部によって開口端面が覆われ、基部のモー ルM側係合手段と係合して、モールとクリップとが一体化される。また、基部の ドアパネル側係合手段がドアパネルに係合することで、モール全体がドアパネル に対して組み付け固定される。
【0010】
【考案の効果】
本考案の効果は次のようである。エンドキャップ部がボディパネル側への係合 手段を有する基部と一体に形成されるようにしたため、モールの端末部分の浮き 上がりを規制することができる。これにより、モールMの装着に対する信頼性が 高められる。また、このような一体化の構成により、部品点数が削減され、組み 付け工数およびコストの低減も期待できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を具体化した実施例を図面にしたがって詳細に説明する。図1は モールMの取り付け状況を分解して示すものである。同図において、ドアパネル 1はアウタパネル1aとインナパネル1bとの中空状の合わせパネルとなってお り、その上縁寄りの適所にはクリップCに対する取り付け孔2が開口している。 また、モールMについては、下向きのコの字状に折曲げ加工された金属製の芯 材3の表面に軟質樹脂製のシール片4を被覆成形したものが使用されている。さ らに、モールMの側端部寄りにおいてウインドガラスGと対向する面(装着面5 )には切り欠き部6が形成されるとともに、この装着面5において切り欠き部6 寄りの位置には係止孔7が開口している。
【0012】 クリップCは合成樹脂材により一体に成形されており、モールMの開口端面に 冠着されるエンドキャップ部8と、ドアパネル1およびモールMに対する係合手 段を備えた基部9とから全体構成がなされている。
【0013】 エンドキャップ部8はモールMの開口端より大きめに形成されたカバー片10 と、モールMの内側へ差し込み可能な差し込み片11とにより形成されている。 差し込み片11は図4に示すように、モールMの断面形状に適合可能な断面形状 に形成され、モールMへ差し込んだ状態でモールMの内壁面にほぼ密着するよう にしてある。また、カバー片10の一端縁には規制片12が張り出しており、差 し込み片11との間でモールMの切り欠き部6を挟み付け、クリップCの回り止 め等の役割を果たす。
【0014】 基部9はエンドキャップ部8と連続する平板の基板13を有し、その上部には 第1凹部14が開設され、ここにはモールMの係止孔に対して弾性的に係合する 側方抜け止め爪15が配されている。この側方抜け止め爪15は下向きに垂下形 成され、かつ内方へ撓み変形できるようになっている。また、側方抜け止め爪1 5は、クリップCのモールMに対する差し込み方向が図1に示すX矢印方向であ ることから、この間の差し込み操作を容易にするために操作方向に沿った側の端 部には図3に示されるような傾斜がつけられ案内面16となっている。
【0015】 また、側方抜け止め爪15の下側には第2凹部17が開設され、ここにはドア パネル1の取り付け孔2に弾性的に係合する上方抜け止め爪18が配されている 。この上方抜け止め爪18はドアパネル1と対向する側に向けて斜め上向きに突 出し、取り付け孔2の上縁に弾性的に係合することができる。さらに、上方抜け 止め爪18の側方における基板13の側縁には挟持爪19が屈曲形成されており 、基板13との間でモールMの装着面5を挟み付けることができるようにしてあ る。
【0016】 上記のように構成された本例の作用と効果を具体的に説明すると、まずモール Mに対してクリップCの取り付けを行うべく、クリップCの基部9側をモールM の開口端面に適合させ、図1に示すX矢印方向に沿って差し込む。そして、挟持 爪19がモールMの装着面5の端縁に当接し挟持する位置まで差し込みを行うと 、カバー片10によってモールMの開口端面が覆われるとともに、側方抜け止め 爪15が係止孔7に弾性的に係合し、クリップCは側方へ抜け止めされた状態で モールMに仮付けされる。
【0017】 次に、ドアパネル1への組付けを行うべく、モールMをドアパネル1の上縁に 嵌め込む。これに伴って、上方抜け止め爪18がドアパネル1の取り付け孔2に 弾性的に係合する結果、モールMがドアパネル1から抜け止めされた状態でドア パネル1に固定される。
【0018】 以上のようにして組み付けられたモールMはエンドキャップ部8と基部9とが 一体化され、モールMの端部に外力が作用してもエンドキャップ部8がドアパネ ル1側との連結関係が得られているため、モールMの浮き上がりが規制されてモ ールMの装着に対する信頼性が高められる。また、クリップCにエンドキャップ の機能を備えさせて部材の単一化が達成されたため、製造上のコストが低減され る。また、同時にクリップCはモールMの側方からの単なる差し込み操作によっ てモールMへの仮付けが可能であるため、従来と比較して作業効率の向上が期待 できる。
【0019】 なお、本考案は種々の変更が可能であり、例えば本例のクリップCに従来のガ イド舌片を設けて取り付け孔2への差し込みの案内を行うようにしても良い。ま た、挟持片は従来のような抱持片の形式であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】モールの固定作業を示す分解斜視図
【図2】クリップの正面図
【図3】クリップの平面図
【図4】エンドキャップ部側の嵌合状態を示す断面図
【図5】基部側の嵌合状態を示す断面図
【図6】従来の固定作業を示す分解斜視図
【図7】ドアパネルへの固定状況を示す斜視図
【符号の説明】
1…ドアパネル 2…取り付け孔 7…係止孔 8…エンドキャップ部 9…基部 15…側方抜け止め爪(係合手段) 18…上方抜け止め爪(係合手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ドアのベルトモールをドアパネ
    ルに対して固定するためのクリップであって、 前記ドアパネルと前記ベルトモールのそれぞれに対する
    係合手段を備えた基部と、前記ベルトモールの開口端面
    を覆うエンドキャップ部とが一体に形成されていること
    を特徴とするドアベルトモール用クリップ。
JP1992054619U 1992-07-09 1992-07-09 ドアベルトモール用クリップ Expired - Fee Related JP2593725Y2 (ja)

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