JPH0714116B2 - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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JPH0714116B2
JPH0714116B2 JP9504288A JP9504288A JPH0714116B2 JP H0714116 B2 JPH0714116 B2 JP H0714116B2 JP 9504288 A JP9504288 A JP 9504288A JP 9504288 A JP9504288 A JP 9504288A JP H0714116 B2 JPH0714116 B2 JP H0714116B2
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JP
Japan
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cover
case
stopper
engaging
electronic device
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哲夫 松村
進 大槻
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小形受信装置などの電子機器に使用する電子機
器筐体に関する。
従来の技術 従来の電子機器筐体の構造の一例を第5図に示してい
る。第5図において、11はケース,12はカバー,13は電池
カバーであり、それぞれプラスチツク材料で形成してい
る。ケース11には、カバー12の一辺の側板の内面側の下
端に設けた突部12aと係合するように、対応する辺の外
面側の上部に凹部11aを設け、かつカバー12の前記凸部1
2aの辺に対向する辺の側板の一端部の内面側に下方に突
出して設けた係合凸部12bと係合するように、対応する
辺の側板の上部に係合孔11bを設けている。またケース1
1には、カバー12の前記係合凸部12bを設けた側板の他端
部の内面側に突出して設けた丸棒状の突出部12cと係合
するように、対応する辺の側板上に突出して切欠き係合
部11cを設けている。前記ケース11とカバー12は、カバ
ー12の凸部12aの先端を回転の軸として、カバー12をケ
ース11へかぶせることにより係合凸部12bと係合孔11b、
突出部12cと切欠き突出部11cをそれぞれ係合して筐体と
して組立てる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の電子機器筐体では、カバー11
の保持をプラスチツク成形品における弾性力にのみよつ
ているため、数度,取付け,取外しを行うと十分な強度
がなくなり、簡単に分解してしまうという問題があつ
た。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
何度取付け取外しを行つても十分な保持強度を保ち、し
かも小型化に対して有利な電子機器筐体を提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の電子機器筐体は、
ケースとカバーからなり、ケースの一辺の側板の上部に
設けた凹部および対向する側板に設けた係合孔に、カバ
ーの一辺に設けた凸部および対向した辺の側板に設けた
係合突部をそれぞれ係脱自在に係合し、かつ前記ケース
とカバーの対向する両面に対向してレール部を形成し、
両レール部に係脱自在のストツパーレール部を有するス
トツパーを装着したことを特徴とするものである。
作用 上記のような構成により本発明の電子機器筐体は、ケー
スおよびカバーに設けた互いに係合する凹部と凸部なら
びに係合孔と係合突部を係合するとともに、それぞれに
設けたレール部にストツパーを装着してストツパーレー
ル部を係合したので、ケースとカバーが強固に固定して
おり、繰返し取付け,取外しを行なつても十分な強度を
保持している。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の電子機器筐体を示す概略分
解斜視図である。第1図において、電子機器筐体はケー
ス1と、カバー2と、ストツパー3で組立てる。4は電
池カバーである。ケース1には、一辺の側板1Aの上部に
凹部1aを有し、前記側板1Aに対向する辺の側板1Bの下部
に係合孔1bを1個形成している。なお前記係合孔1bは電
子機器筐体の大きさ、必要とされる強度に応じて2箇所
以上の複数箇所に形成することも可能である。前記カバ
ー2には一辺に前記ケース1の凹部1aに係脱自在の凸部
2aを形成し、また前記凸部2aに対向する辺の前記ケース
1の係合孔1bに対応する位置に下方へ突出した係合突部
2bを形成している。なおケース1の係合孔1bが複数個の
場合はカバー2の係合突部2bも対応する個数を対向する
位置に形成する。またケース1の側板1Bの側の底板の一
部、およびカバー2のそれに対応する位置の部分を外側
へ延出して、その延出部1c,2cに上下方向に対向して先
端部がかぎ状に折曲したレール部1d,2dを配設してい
る。ストツパー3は板状部3aの一面側に、前記ケース1
とカバー2とを組立てたとき対向した状態のレール1d,2
dに対応して係脱自在の平行な2条のストツパーレール
部3bを設けている。
前記ケース1、カバー2およびストツパー3の組立て
は、ケース1の凹部1aにカバー2の凸部2aを係合した
後、カバー2の全体を上から押さえることによりカバー
2の係合突部2bをケース1の係合孔1bに押込んで係合さ
せる。このとき第2図に示すようにカバー2の係合突部
2bは弾性により矢印A方向に変形して係合孔1bと係合す
る。次にストツパー3を、ケース1とカバー2の対向す
る延出部1c,2cに設けたレール部1d,2dに、第1図に示す
矢印B方向に装着してそれぞれにストツパーレール部3b
を第3図に示すように係合させればよく、極めて簡単に
組立てることができる。
上記実施例の電子機器筐体においては、まずカバー2の
凸部2aがケース1の凹部1aに係合し、かつ係合突部2bが
係合孔1bに係合しているのでカバー2の浮き上がりを完
全に防止して強固に組立てでき、さらにストツパー3に
より第3図に示すようにケース1とカバー2とを確実に
一定間隔をおいて固定して、カバー2が矢印C方向に離
間することを防ぎ、組立て,分解を繰返しても十分な強
度を保つて電子機器筐体としての形状を保持する。なお
第4図に示すように、ケース1とカバー2のレール部1d
と2dに嵌合凹部1e,2e(1eは図示せず)を形成し、スト
ツパー3の2本のストツパーレール部3bにおける前記レ
ール部1d,2dの嵌合凹部1e,2eに対応する位置に係合凸部
3cを形成して、レール部1d,2dにストツパーレール部3b,
3bを装着したとき、嵌合凹部1e,2eに嵌合凸部3cを嵌合
させているので、ストツパー3が抜け落ちるのを防止す
ることができる。この場合ストツパー3の装着,取外し
は、レール部1d,2dの矢印D方向への弾性変形により可
能となる。
発明の効果 以上のように本発明の電子機器筐体は、ケースおよびカ
バーに互いに係合する凹部,凸部ならびに係合孔,係合
突部を設けるとともに、それぞれにレール部を設け、前
記レール部に係合するストツパーレール部を設けたスト
ツパーを装着することによつて、ケースとカバーを固定
するので、カバーの取付け取外しを何度行つても十分な
強度を保ち、しかも強固に組立てできることにより小型
化に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電子機器筐体を示す概略分
解斜視図、第2図および第3図は同電子機器筐体の要部
の概略断面図、第4図は同電子機器筐体の要部の分解斜
視図、第5図は従来例の概略分解斜視図である。 1……ケース、1a……凹部、1b……係合孔、1d……レー
ル部、2……カバー、2a……凸部、2b……係合突部、2d
……レール部、3……ストツパー、3b……ストツパーレ
ール部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースとカバーからなり、ケースの一辺の
    側板の上部に設けた凹部および対向する側板に設けた係
    合孔に、カバーの一辺に設けた凸部および対向する辺の
    側板に設けた係合突部をそれぞれ係脱自在に係合し、か
    つ前記ケースとカバーの対向した両面に対向してレール
    部を形成し、両レール部に係脱自在のストツパーレール
    部を有するストツパーを装着したことを特徴とする電子
    機器筐体。
JP9504288A 1988-04-18 1988-04-18 電子機器筐体 Expired - Fee Related JPH0714116B2 (ja)

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JPH01266797A JPH01266797A (ja) 1989-10-24
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US5216582A (en) * 1992-02-10 1993-06-01 Quantum Corporation Shock mounted disk drive module having snap-lock cover
JP2616396B2 (ja) * 1993-07-31 1997-06-04 日本電気株式会社 電子機器の電池収納構造
JP6222201B2 (ja) * 2015-11-04 2017-11-01 富士通株式会社 表示装置及び電子機器

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