JPH064541Y2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JPH064541Y2
JPH064541Y2 JP6960088U JP6960088U JPH064541Y2 JP H064541 Y2 JPH064541 Y2 JP H064541Y2 JP 6960088 U JP6960088 U JP 6960088U JP 6960088 U JP6960088 U JP 6960088U JP H064541 Y2 JPH064541 Y2 JP H064541Y2
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JP
Japan
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terminal
terminal cover
terminal block
block body
cover
Prior art date
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Application number
JP6960088U
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JPH01172266U (ja
Inventor
良一 大宮
紀夫 小林
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01172266U publication Critical patent/JPH01172266U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、本体上に多数の端子板が配列され、各種電
子機器の入出力端子として用いられる端子台に関する。
【従来の技術】 第6図は従来のこの種の端子台を示すものである。第6
図において、1はモールド樹脂成形品の端子台本体で、
この端子台本体1上には多数の端子板2が2段に配設さ
れている。端子台本体1の上面には透明樹脂からなる端
子カバー3が開閉自在に取り付けられる。この端子カバ
ー3の取り付けは、端子カバー両端に一体に突出する軸
部4を端子台本体側壁の内側に対向して設けられた軸受
穴5に嵌め込んで行われる。端子カバー3を閉じた状態
では、両端の突起6が本体側壁の凹部7に嵌まり固定が
行われる。
【考案が解決しようとする課題】
第7図は上記端子カバー3が開いた状態を示すもので、
端子カバー3は180度開いたところで端子カバー本体
1の背壁1aの上面で図示の通り支えられる。 ところが、端子カバー3の開放時、あるいは開放後に、
端子カバー3に対して第7図の矢印P方向に過大な力が
働くと、軸部4あるいは軸受穴5が破損して端子カバー
3が脱落し紛失することがある。端子カバー3には端子
の配線番号や配線要領などが記載されているのが普通な
ので、端子カバー3の脱落紛失はその後の機器の保守点
検に影響を与える。 この考案は、過大な力が働き端子カバーが端子台本体か
ら外れた場合でも、端子カバーを端子台本体に係留する
ことによって脱落を防止した端子台を提供することを目
的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためにこの考案は、端子台本体側壁
の内側に軸受穴が対向して設けられ、この軸受穴に両端
に突出した軸部を嵌め込んで端子台本体に端子カバーが
開閉自在に取り付けられる端子台において、端子カバー
両端の軸部を結ぶ軸線に沿わせて先端に係止用の爪を有
する可撓性の脚片を端子カバーと一体に形成するととも
に、端子カバーを端子台本体に取り付けた状態で前記脚
片を摺動可能に収容しかつ入口に前記脚片の爪との係合
する段部を有する縦穴を端子台本体に設けるものとす
る。
【作用】
端子カバーが端子台本体から外れた場合でも、端子カバ
ーは脚片によって端子台本体に係留され脱落しない。端
子カバーを端子台本体に取り付けた状態で端子台本体の
縦穴に収容される脚片は、可撓性でかつ端子台本体の縦
穴内を自由に摺動できるため、端子カバーの開閉動作を
妨げることはない。
【実施例】
以下、図に基づいてこの考案の実施例を説明する。な
お、従来例と同一あるいは対応する部分には同一の符号
を付け説明を省略する。 第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図はその端子
カバーの反対側から見た斜視図である。第1図及び第2
図において、端子カバー3の両側には、軸部4,4を結
ぶ軸線に沿わせて舌片状の薄肉の脚片8が端子カバー3
と一体に形成されている。端子カバー3は弾性を有する
合成樹脂からなる成形品で、薄肉の脚片8は十分な可撓
性を備え、図の上下方向に自由に弾性変形することがで
きる。また、脚片8の端子カバー上面側への変形を容易
にするために、脚片8の基部に面する端子カバー3の後
端面に切欠3aが設けられている。 脚片8は図示の通り、端子カバー3の裏面からやや垂れ
下がり、さらにL形に曲がって後方へ水平に延びてい
る。脚片8はその先端両側に端子台本体1に対する係止
用のくさび状をした爪9を有し、またこの爪9,9の間
にはスリット10が形成されている。爪9は、後述する
ようにその肩部9aが端子台本体1に係合する。 一方、端子台本体1の上面両端には背壁1aに沿って、
脚片8に対応する方形状の縦穴11が設けられている。
この縦穴11は入口に脚片8の爪9と係合する段部11
aを有している。すなわち、縦穴11は奥部が入口より
も幅広になっている。 第3図〜第5図は端子台本体1に端子カバー3を取り付
けた状態における一部分を断面にした側面図で、第3図
は端子カバー3を閉じたとき、第4図は端子カバー3を
180度開いたとき、また第5図は端子カバー3が端子
台本体1から外れたときをそれぞれ示している。 第3図〜第5図の状態で、端子カバー3の脚片8は対向
する端子台本体1の縦穴11に収容されている。すなわ
ち、端子カバー3の取り付け時に、脚片8を同時に縦穴
11に差し込む。そのとき、脚片8の先端は爪9のくさ
び効果とスリット10の作用で内側に弾性変形し、縦穴
11の入口を潜り抜けて幅広の奥部に収められる。 第3図の端子カバー3を閉じた状態では、脚片8は端子
カバー裏面側に90度折り曲げられている。また、第4
図の180度開いた状態では、脚片8は逆に端子カバー
上面側に90度折り曲げられ、脚片8は端子カバー後端
面の切欠3a内に入り込んでいる。このように、第3図
と第4図との間で端子カバー3が開閉されると、脚片8
は縦穴11内で上下動を強いられるが、爪9の肩部9a
と縦穴11の段部11aとの間には隙間K(第3図)が
あり、脚片8は縦穴11内を自由に摺動できるので、そ
れにより開閉が妨げられることはない。 第4図の状態で、端子カバー3に矢印P方向に過大な力
が働くと、端子カバー3は端子台本体1から外れる。第
5図はその様子を示したもので、端子カバー3が外れる
と脚片8は縦穴11から抜け出すものの、爪9の肩部9
aが縦穴11の段部11aに係合した時点で端子カバー
3は端子台本体1に係止され脱落が阻止される。 上述構成によれば、過って工具や手が触り、端子カバー
に過大な力がかかって端子カバーが本体から外れても、
端子カバーは脚片を介して端子台本体に係留され脱落す
ることがない。したがって、端子カバーに端子の配線番
号や配線要領を記入しておいても紛失の心配がなく安全
である。また、脚片をL形に曲げた薄肉構成にしたり、
曲げ部の曲率に工夫を加えることにより、端子カバーを
開いたときに特別に角度規制手段を設けることなく開い
た状態に維持することも可能である。 なお、端子カバー3に過大な力が働いたとき、端子台本
体1側の軸受穴5が破損すると端子台本体1を交換しな
ければならない。したがって、端子カバーの軸部4が軸
受穴5から抜け出し易い構造寸法にしておくか、軸受穴
5の強度を軸部4よりも大きくして軸部4が先に破損す
るように設計しておき、軸部が破損したときは端子カバ
ー3を交換するようにした方が経済的に有利である。
【考案の効果】
この考案は、可撓性の脚片を端子カバーと一体に設け、
この脚片で端子カバーを常時端子台本体に係留しておく
ようにしたので、端子カバーが端子台本体から外れても
脱落紛失することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の分解斜視図、第2図は第1
図の端子カバーの斜視図、第3図〜第5図は第1図の実
施例の作用を説明するための一部分を断面した側面図、
第6図は従来例の分解斜視図、第7図は従来例の問題点
を説明するための一部分を断面にした側面図である。 1:端子台本体、3:端子カバー、4:軸部、5:軸受
穴、8:脚片、9:爪、11:縦穴、11a:段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子台本体側壁の内側に軸受穴が対向して
    設けられ、この軸受穴に両端に突出した軸部を嵌め込ん
    で端子台本体に端子カバーが開閉自在に取り付けられる
    端子台において、端子カバー両端の軸部を結ぶ軸線に沿
    わせて先端に係止用の爪を有する可撓性の脚片を端子カ
    バーと一体に形成するとともに、端子カバーを端子台本
    体に取り付けた状態で前記脚片を摺動可能に収容しかつ
    入口に前記脚片の爪と係合する段部を有する縦穴を端子
    台本体に設けたことを特徴とする端子台。
JP6960088U 1988-05-26 1988-05-26 端子台 Expired - Lifetime JPH064541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6960088U JPH064541Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 端子台

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6960088U JPH064541Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 端子台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172266U JPH01172266U (ja) 1989-12-06
JPH064541Y2 true JPH064541Y2 (ja) 1994-02-02

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ID=31294877

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JP6960088U Expired - Lifetime JPH064541Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 端子台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435340B2 (ja) * 2009-07-17 2014-03-05 富士ゼロックス株式会社 蓋装置および画像形成装置

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JPH01172266U (ja) 1989-12-06

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