JPH0541558Y2 - - Google Patents

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JPH0541558Y2
JPH0541558Y2 JP12774287U JP12774287U JPH0541558Y2 JP H0541558 Y2 JPH0541558 Y2 JP H0541558Y2 JP 12774287 U JP12774287 U JP 12774287U JP 12774287 U JP12774287 U JP 12774287U JP H0541558 Y2 JPH0541558 Y2 JP H0541558Y2
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JP
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heat sink
heat dissipation
side wall
transistor
claw
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JP12774287U
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JPS6433750U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は放熱板をトランジスター押えバネで固
定した場合に使用できる放熱装置に関するもので
ある。
従来の技術 一般に、放熱装置は放熱板に孔を開けシート状
のカバーの一部を差し込んでロツクされている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の放
熱装置の一例について説明する。
第6図は従来の放熱装置の動作説明をするため
の斜視図を示すものである。第6図においては、
1は放熱板カバーである。2は放熱板カバー1の
一部を折り曲げた切込みのある爪である。3は放
熱板カバー1の角穴である。4は放熱板である。
5は放熱板4の穴部である。6はトランジスター
である。7はトランジスター6と放熱板4を密着
固定するためのトランジスター押えバネである。
以上のように構成された従来の放熱装置につい
て、以下その動作について説明する。
まず、トランジスター押えバネ7でトランジス
ター6と固定されている放熱板4上の穴部5へ、
放熱板カバー1の爪2を入れる。次に向かい合う
端面で放熱板4をおおい、最後に爪2の切り欠き
部2aを角穴3へ引掛ける。これにより、トラン
ジスター6から発生した熱は放熱板4により放熱
される。放熱板カバー1はトランジスター6の近
傍に配された電線(図示せず)が放熱板4に直接
接触することを防止している。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、放熱板カ
バー1の爪2を放熱板4の穴部5に入れ、爪2と
向かい合う端の角穴3へ爪を引掛けるので、作業
工数が増えるという問題点を有していた。また、
放熱板4を脱着する時には爪2と角穴3のある端
面を広げなければならないので、トランジスター
6周辺にはその分のスペースを確保するという問
題点を有していた。
本考案は上記問題点に鑑じ、放熱板カバーに形
成された爪をトランジスター押えバネに係合させ
るようにし、箱上に成形した放熱板カバーのコー
ナー部に溝を設けることにより、放熱板カバーの
脱着に用する工数を削減するようにした放熱装置
を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案の放熱装置
はトランジスターの筐体に固定された放熱板を覆
う放熱装置であつて、断面略ロ字状の側壁部と、
前記側壁部に配されると共に、トランジスター筐
体と放熱板とを固定する固定部材の端部と係合可
能な爪部と、前記側壁部の角部近傍に形成された
溝部とを備え、前記側壁部の角部近傍を押圧する
ことにより前記爪部と前記固定部材の端部との係
合が解除される構成を備えたものである。
作 用 本考案は上記した構成によつて、放熱板の上部
から放熱板カバーの挿入ができ、離脱の際には側
壁部の角部近傍を押圧することによつて、爪の有
る面が開く様になり、これにより取付及び取はず
しに用する作業工数を削減でき、また放熱板カバ
ー周辺のスペースは非常に少なくなり、片手で脱
着できることとなる。
実施例 以下、本考案の一実施例の放熱装置について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本考案の第1の実施例の放熱板カバー
の裏面図を示すものである。第1図において、1
1は爪部、12はテーパー状のリブ、13は切り
込み溝、14は短辺の壁、15,16は長辺の壁
で箱状に成形された放熱板カバーである。
以上のように構成された放熱装置について、以
下、第1図ないし第3図を用いてその動作を説明
する。
まず、第2図は装着を示すものであつて、放熱
板4の上部から放熱板カバーを挿入すると、爪部
11がトランジスター押えバネ7に当たり、開
き、斜面部11aを乗り越えたあと、第3図に示
すように引掛けられ装着となる。取りはずす時
は、壁15,16を矢印A方向から押すとリブ1
2のテーパーに沿つて壁14が矢印B方向に動
き、トランジスター押えバネ7から爪部11がは
ずれるように動作する。
以上のように本考案によれば、放熱板カバー取
付後の脱落防止用の爪部11と、脱着時に脱落防
止用の爪部11が開く様に設けたコーナー部の溝
13と、放熱板カバー取りはずし時に脱落防止用
の爪部11が開く様に作用した力を伝える為に溝
近傍に設けたテーパー状のリブ12を設けること
により、脱着の作業工数を削減することができ
る。
以下、本考案の第2の実施例について図面を参
照しながら説明する。
第4図は本考案の第2の実施例の裏面図であ
る。同図において、21は爪部、22は短辺の
壁、23,24は長辺の壁、25は切り込み溝
で、以上は第1図の構成と同様なものである。第
1図の構成と異なるのは、テーパー状のリブ26
を、爪のない壁23,24に設け、かつ先端部を
壁22よりも外に出すように設けた点である。
上記のように構成された放熱装置について、以
下、第4図及び第5図を用いてその動作を説明す
る。放熱板上部から放熱板カバーを挿入すると、
爪部21がトランジスター押えバネ7に当たり、
開き斜面部を乗り越えた後引掛けられ装着とな
る。取りはずす時は、壁23,24を、矢印C方
向から押すと壁26のテーパーに沿つて壁22が
矢印D方向に動きトランジスター押えバネ7から
爪部21がはずれるように動作する。
以上のように、テーパー状のリブ26を、爪部
のない壁23,24に設け、かつ先端部を壁22
よりも外に出し設けることにより、着脱の作業工
数を削減することができる。
なお、第1の実施例において、長辺の壁15,
16の端面は、溝に沿つたテーパーの形状とした
が、長辺の壁15,16の端面にテーパー状のリ
ブを設けてもよい。
また、第2の実施例において、短辺の壁22の
端面は、溝に沿つたテーパー形状としたが、短辺
の壁22の端面にテーパー状のリブを設けてもよ
い。
さらに、前述の実施例では壁にテーパー状のリ
ブを形成したが、このリブは形成しなくても充分
に効果は得られるものである。
考案の効果 以上のように本考案によれば、放熱板の上部か
ら放熱板カバーの挿入ができ、離脱の際には側壁
部の角部近傍を押圧することによつて、爪の有る
面が開く様になり、これにより取付及び取はずし
に用する作業工数を削減でき、また放熱装置カバ
ー周辺のスペースは非常に少なくなり、片手で脱
着できるといつたすぐれた効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の放熱装置を示
す裏面図、第2図は同装置の装着動作を示す斜視
図、第3図は同装置の装着状態を示す断面図、第
4図は本考案の第2の実施例の裏面図、第5図は
同実施例の斜視図、第6図は従来の放熱装置の動
作説明を示す斜視図である。 11……爪部、12……リブ、13……溝、1
4……短辺の壁、15,16……長辺の壁、21
……爪部、22……短辺の壁、23,24……長
辺の壁、25……溝、26……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランジスターの筐体に固定された放熱板を覆
    う放熱装置であつて、断面略ロ字状の側壁部と、
    前記側壁部に配されると共に、トランジスター筐
    体と放熱板とを固定する固定部材の端部と係合可
    能な爪部と、前記側壁部の角部近傍に形成された
    溝部とを備え、前記側壁部の角部近傍を押圧する
    ことにより前記爪部と前記固定部材の端部との係
    合が解除されることを特徴とする放熱装置。
JP12774287U 1987-08-21 1987-08-21 Expired - Lifetime JPH0541558Y2 (ja)

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JP12774287U JPH0541558Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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JP12774287U JPH0541558Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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JPS6433750U JPS6433750U (ja) 1989-03-02
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JPS6433750U (ja) 1989-03-02

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