JP3007520U - ねじ止め部の封止構造 - Google Patents

ねじ止め部の封止構造

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JP3007520U
JP3007520U JP1994010666U JP1066694U JP3007520U JP 3007520 U JP3007520 U JP 3007520U JP 1994010666 U JP1994010666 U JP 1994010666U JP 1066694 U JP1066694 U JP 1066694U JP 3007520 U JP3007520 U JP 3007520U
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JP
Japan
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cap
sealing structure
screw
mounting member
screw head
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Application number
JP1994010666U
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English (en)
Inventor
寛 西本
好道 太田
Original Assignee
旭サカイ株式会社
株式会社エイゼット
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねじ1のねじ込みによって被装着部材2に装
着部材3を締結したねじ止め部の封止を完全かつ容易に
する。 【構成】 ねじ頭部4の周囲に形成した筒状突出部5内
にキャップ6を嵌合してねじ頭部4を覆う。 【効果】 ねじ頭部4が完全に覆われるので、封止が完
全になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車のナンバープレートの自動車本体への締結ねじ、磁気 テープカセット又はCD−ROMカセットのケースの締結ねじ等を簡単には取り 外せないように封止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車のナンバープレートを自動車本体へ取り付けるためのねじ は、ドライバーを差し込むねじ頭部の溝を別部材で埋めてしまい、当該ねじを簡 単に緩めることができないようにすることで封止している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の封止構造では、ねじの頭部自体は露出しているので 、場合によってはペンチ等でねじ頭部を掴んでねじを緩めることができ、封止が 完全とはいえない問題がある。
【0004】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、ねじ止め部の封 止を完全かつ容易に行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために本考案で講じた手段を一実施例に対応する図1で説明すると、本考 案では、ねじ1のねじ込みによって被装着部材2に装着部材3を締結したねじ止 め部において、ねじ頭部4側に位置する被装着部材2又は装着部材3に、ねじ頭 部4を囲んで筒状突出部5を形成し、この筒状突出部5内にキャップ6を嵌合し てねじ頭部4を覆うっこととしているものである。
【0006】
【実施例及び作用】
図1は本考案の第1の実施例を示すもので、図中2と3はいずれが被装着部材 であっても装着部材であってもよいが、本明細書では説明の便宜上2を自動車本 体等の被装着部材、3をナンバープレート等の装着部材として説明する。
【0007】 装着部材3は、被装着部材2に対してねじ1のねじ込みによって取り付けられ ているものである。
【0008】 ねじ1の頭部4側に位置する被装着部材3には、ねじ頭部4の周囲を囲んで、 筒状突出部5が形成されている。また、この筒状突出部5内には、キャップ6が 嵌合されており、これによってねじ頭部4が覆われている。
【0009】 このように、本考案によると、ねじ頭部4が筒状突出部5とキャップ6によっ て完全に覆われるので、キャップ6を取り外さなければねじ頭部4に触れること ができず、キャップ6を簡単には取り外せないようにすることで封止を完全にす ることができる。また、キャップ6を、これを無理にこじ開けようとした時に破 損又は変形しやすい材質又は構造としておくことによって、封止を解除したこと が容易に分かるようにすることもできる。
【0010】 図2は本考案の第2の実施例を示すもので、キャップ6の外周側に筒状突出部 5の内周面に弾性的に押し付けられる係止突起7が設けられている。
【0011】 本実施例における係止突起7は、キャップ6の側壁を部分的に膨出させたもの で、キャップ6が金属製である場合にはポンチ加工等によって形成することがで きる。
【0012】 また、この係止突起7の位置に対応して、筒状突出部5の内面には凹部8が形 成されている。この凹部8は必須のものではないが、これを設けておくと、係止 突起7との噛み合いによってキャップ6を更に外しにくくできるので好ましい。 また、凹部8の代わりに、筒状突出部5の内面に係止突起7と噛み合う段差を設 けておいてもよい。
【0013】 図3及び図4はキャップ6の他の実施例を示すもので、係止突起7は、キャッ プ6の側壁に上向きコ字形の切り込み9を入れ、この切り込み9に囲まれた部分 を外向きの山形に屈曲させた舌片状のものとなっている。
【0014】 本実施例の係止突起7は、キャップ6が金属製の場合には形成しやすく、しか 筒状突出部5の内周面へと押し付ける弾性が得やすい利点がある。
【0015】 図5及び図6はキャップ6の他の実施例を示すもので、係止突起7は、キャッ プ6の側壁下端から2本の切り込みを入れ、この切り込み9に挟まれた部分を外 向きの山形に屈曲させた舌片状のものとなっている。
【0016】 本実施例における切り込み9の方が、図3及び図4の実施例における切り込み 9より形成しやすいので、係止突起7の形成がより容易となる利点がある。
【0017】 図7及び図8はキャップ6の他の実施例を示すもので、係止突起7は、キャッ プ6の側壁に下向きコ字形の切り込み9を入れ、この切り込み9に囲まれた部分 をやや外側に倒すことによって、キャップ6の外周側に斜め上向きに突出した舌 片状のものとして形成されている。
【0018】 このような係止突起7の場合、キャップ6の引き抜き方向に向いた上向きの係 止突起7となるので、凹部8(図2参照)や段差と噛み合わせることで、キャッ プ6の引き抜きをより強固に係止することができる。
【0019】 図9及び図10はキャップ6の他の実施例を示すもので、係止突起7は、キャ ップ6の側壁に上向きコ字形の切り込み9を入れ、この切り込み9に囲まれた部 分を外側にレ字形に屈曲させることによって、キャップ6の外周側に斜め上向き に突出した舌片状のものとして形成されている。
【0020】 この係止突起7の場合も図7及び図8の係止突起7と同様の利益を得ることが できる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、以上説明した通りのものであり、ねじ止め部の封止を完全かつ容易 に行うことができ、変造等の防止効果を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す断面図である。
【図3】キャップの他の実施例を示す断面図である。
【図4】図3のキャップの側面図である。
【図5】キャップの他の実施例を示す断面図である。
【図6】図5のキャップの側面図である。
【図7】キャップの他の実施例を示す断面図である。
【図8】図7のキャップの側面図である。
【図9】キャップの他の実施例を示す断面図である。
【図10】図9のキャップの側面図である。
【符号の説明】
1 ねじ 2 被装着部材 3 装着部材 4 ねじ頭部 5 筒状突出部 6 キャップ 7 係止突起 8 凹部 9 切り込み

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじのねじ込みによって被装着部材に装
    着部材を締結したねじ止め部において、ねじ頭部側に位
    置する被装着部材又は装着部材に、ねじ頭部を囲んで筒
    状突出部が形成されており、この筒状突出部内にキャッ
    プが嵌合されてねじ頭部を覆っていることを特徴とする
    ねじ止め部の封止構造。
  2. 【請求項2】 キャップの外周側に、筒状突出部の内周
    面に対して弾性的に押し付けられる係止突起が突出して
    いることを特徴とする請求項1のねじ止め部の封止構
    造。
  3. 【請求項3】 キャップの係止突起が、キャップの外周
    側に斜め上向きに突出した舌片状であることを特徴とす
    る請求項2のねじ止め部の封止構造。
  4. 【請求項4】 係止突起が、キャップの側壁に下向きコ
    字形の切り込みを入れ、この切り込みに囲まれた部分を
    やや外側に倒すことによって、キャップの外周側に斜め
    上向きに突出した舌片状のものであることを特徴とする
    請求項3のねじ止め部の封止構造。
  5. 【請求項5】 係止突起が、キャップの側壁に上向きコ
    字形の切り込みを入れ、この切り込みに囲まれた部分を
    外側にレ字形に屈曲させることによって、キャップの外
    周側に斜め上向きに突出した舌片状のものであることを
    特徴とする請求項3のねじ止め部の封止構造。
  6. 【請求項6】 筒状突出部の内周面に、キャップの係止
    突起が噛み合う段差又は凹部が形成されていることを特
    徴とする請求項2ないし5いずれかのねじ止め部の封止
    構造。
JP1994010666U 1994-08-05 1994-08-05 ねじ止め部の封止構造 Expired - Lifetime JP3007520U (ja)

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Cited By (4)

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