JP2575378Y2 - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents

車両用灯具の取付構造

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JP2575378Y2
JP2575378Y2 JP1992038709U JP3870992U JP2575378Y2 JP 2575378 Y2 JP2575378 Y2 JP 2575378Y2 JP 1992038709 U JP1992038709 U JP 1992038709U JP 3870992 U JP3870992 U JP 3870992U JP 2575378 Y2 JP2575378 Y2 JP 2575378Y2
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lens
opening
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rectangular
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真 今村
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車体に設けられた長方
形状の開口に、車両用灯具を嵌め込んで取り付けるため
の構造に関するものである。本考案において長方形状と
は、長方形に類似する形状を含む意である。
【0002】
【従来の技術】図3は車両用灯具の取付構造に係る従来
例を示し、(A)は正面図であり、(B)はそのB−B
断面図である。ランプハウジング1の長方形状の開口部
を覆って、長方形状のレンズ2が装着されて車両用灯具
の外筺を形成している。2aは、レンズをランプハウジ
ングに位置決めするための脚である。このように構成さ
れた車両用灯具が、次に述べるようにして、車体3の長
方形状の開口の縁3aに嵌め込んで係着されている。す
なわち、ランプハウジング1には、上記車体の開口3a
に係合する係合突起1aが一体に成形されるとともに、
弾性フック5が取付ネジ6で取り付けられている。この
弾性フック5は、前記の開口の縁3aに対向している縁
3bに係合するように構成されている。この従来例の取
付構造を設けた車両用灯具を車体3に装着するには、前
記の係合突起1aを開口の縁3aに係合し、ここを支点
として矢印p方向に押圧力を加えると、弾性フック5の
先端部が実線で描いたように開口の縁3bに押しつけら
れて撓みつつ摺動し、開口内に入り終えると鎖線で示し
た形状に弾性復元して該開口の縁3bに係合される。4
はパッキンとシールとの役目を兼ね、取付部のガタを防
止する弾性部材である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図3に示した従来例の
取付構造においては、ランプハウジング1の周囲から外
側(図において右側)に係合突起が突出しているので、
前記のレンズの脚2aはランプハウジング1の周囲の内
側に位置せしめられる。従って、前記の突起1aを含め
てランプハウジング1の周縁がレンズ2の脚の外側に位
置することになり、レンズの脚2aがレンズの内側(図
において左側)に寄せられる。これを灯具正面から見る
と図3(A)に示したように、上記レンズの脚2aの影
であるシャドウ2bが出来、レンズの有効発光面積が狭
められる。本考案は上述の事情に鑑みて為されたもの
で、車体に設けられた長方形状の開口に車両用灯具を嵌
め込むとともに、該車両用灯具の外周に設けられた突起
を上記車体の開口の縁に係合する方式の取付構造を改良
して、レンズの有効発光面積がレンズ脚によって制約さ
れない取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この種の取付構造におい
ては、車両用灯具の外周に係合用の突起を設けなければ
ならない。前記従来例(図3)においては、ランプハウ
ジング1の外周に係合突起1aが設けられていたため、
レンズ2の脚2a該ランプハウジング外周壁1bの内
側に置せざるを得ず、該レンズ脚2aがレンズ2の周
囲から内側(図3において左側)に追い込まれ、その分
だけ有効発光面積が狭められていた。そこで本考案にお
いては、その1実施例に対応する図1に示されているよ
うに、レンズ8の脚8aの外周側に係合突起8bを設け
た。すなわち、灯具の周囲に設けられるべき突起を、ラ
ンプハウジングに設けないでレンズに設けた。
【0005】
【作用】図1の例において係合突起8bを(ランプハウ
ジングに、ではなく)レンズ8の外周部に設けたので、
レンズ脚8をランプハウジング7の外周壁7aよりも
外側(図1において右側)に位置せしめ得るようにな
り、その分だけレンズ脚8aがレンズ8の外周側に寄
り、有効発光面積が拡大された。
【0006】
【実施例】図1は本考案の1実施例を示し、前記従来例
における図3(B)に対応する断面図である。図3
(B)と同一の符号を付した車体3,開口の縁3a,同
3b,弾性部材4,弾性フック5、および取付ネジ6は
前記従来例におけると同様ないし類似の構成部材であ
る。ランプハウジング7の長方形状開口部を覆ってレン
ズ8が装着されている。レンズ8の脚8aはランプハウ
ジング7の外周壁7aの外側(図において右側)に位置
し、車体3の開口の縁3aに当接している。上記レンズ
の脚8aの外周部に位置せしめて、長方形状レンズの短
辺に相当する部分に、係合突起8bが一体に成形されて
いる。この係合突起8bは、開口の縁3aに対する機械
的な係合関係については前記従来例における係合突起1
aと同様に作用する。図2は、(A)図に従来例の取付
部付近の拡大断面を示すとともに、(B)図に従来例の
取付部付近の拡大断面を示して、両図の左右方向の位置
を揃えて対比した説明図である。紙面において上下の線
aは車体3の開口の縁3aの位置を表わし、上下の線b
はレンズの外周の位置を表わしている。上記の線aより
も右側の区域eは、車体3の開口の周囲であるから車体
の影になる。そして上下の線cは係合用の突起の先端の
位置を表わしており、従来例(A)図の係合突起1aは
ランプハウジング1と一体に成形され、本実施例(B)
図の係合突起8bはレンズ8と一体に成形されている。
(A),(B)両図を対比して明らかなように、従来例
(A)図のレンズの脚2aの外周側の位置は上下の線d
上に在り、実施例(B)図のレンズの脚8aの外周側の
位置は上下の線a上に在って、実施例の脚8aは従来例
の脚2aに比して寸法fだけ外周側に位置しており、こ
の寸法fに相当する分だけ実施例のレンズ8の方が有効
発光面積が広い。上記の寸法fは、図から容易に理解で
きるように従来例のランプハウジング1の外周壁1bの
厚さに相当する寸法である。
【0007】
【考案の効果】以上説明したように本考案の取付構造
によれば、車両用灯具におけるレンズの有効発光面積を
大きく取って、該車両用灯具を車体の開口に取り付け
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る取付構造の1実施例を備えた車両
用灯具を示し、模式的な水平断面図である。
【図2】従来例の取付構造の要部断面を(A)図に、上
記実施例の要部断面を(B)図に描いて対比した図であ
る。
【図3】(A)は従来例の車両用灯具の正面図、(B)
はそのB−B面で切断した水平断面図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、1a…係合突起、2…レンズ、
2a…脚、3…車体、3a,3b…開口の縁、7…ラン
プハウジング、8…レンズ、8a…脚、8b…係合突
起。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジングの長方形状の開口部を
    覆って長方形状のレンズが装着されている車両用灯具
    を、車体に設けられた長方形状の開口に取り付ける構造
    であって、上記車両用灯具の長方形状の対向2辺の内の
    片方の1辺に、前記車体に設けられた開口の縁に係合す
    る突起が設けられるとともに、該対向2辺の内の他方の
    辺に、該開口の縁に係合する弾性フックが設けられてい
    るものにおいて、前記車体に設けられた長方形状の開口に係合される突起
    が、前記 長方形状のレンズの短辺に設けられていること
    を特徴とする、車両用灯具の取付構造。
JP1992038709U 1992-06-08 1992-06-08 車両用灯具の取付構造 Expired - Lifetime JP2575378Y2 (ja)

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JP2013171814A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具

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JPH0740241Y2 (ja) * 1989-01-31 1995-09-13 市光工業株式会社 前照灯のモール取付構造
JP3040708U (ja) * 1997-02-19 1997-08-26 富華熱水瓶股▲分▼有限公司 断熱容器用の口栓

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