JPH0523404Y2 - - Google Patents
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- JPH0523404Y2 JPH0523404Y2 JP1989002173U JP217389U JPH0523404Y2 JP H0523404 Y2 JPH0523404 Y2 JP H0523404Y2 JP 1989002173 U JP1989002173 U JP 1989002173U JP 217389 U JP217389 U JP 217389U JP H0523404 Y2 JPH0523404 Y2 JP H0523404Y2
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- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、灯具本体の裏側に車体への取付固定
用クリツプが突設されている車輌用灯具に係り、
特に先端に錨形状の貫通抜止部が形成されたクリ
ツプによつて灯具本体を車体に取付固定する車輌
用灯具に関する。
用クリツプが突設されている車輌用灯具に係り、
特に先端に錨形状の貫通抜止部が形成されたクリ
ツプによつて灯具本体を車体に取付固定する車輌
用灯具に関する。
〔従来技術〕
第12図に示されるように、クリツプ2は先端
に錨形状の貫通抜止部2aを有しており、車体に
形成されたクリツプ挿通孔3を貫通すると自と抜
止される構造である。このため近年では、ランプ
ボデイ側方に延出したダミー領域であるレンズ延
出部4やランプボデイ裏側にクリツプ2を突設
し、ボルトナツト締結と併用して、或いはクリツ
プを単独で用いることにより、ワンタツチでラン
プを車体に取付固定するようになつている。
に錨形状の貫通抜止部2aを有しており、車体に
形成されたクリツプ挿通孔3を貫通すると自と抜
止される構造である。このため近年では、ランプ
ボデイ側方に延出したダミー領域であるレンズ延
出部4やランプボデイ裏側にクリツプ2を突設
し、ボルトナツト締結と併用して、或いはクリツ
プを単独で用いることにより、ワンタツチでラン
プを車体に取付固定するようになつている。
しかし前記した従来技術では、クリツプ2が金
属製ブラケツト6を介してランプ側に固定されて
おり、クリツプ2を一体化した金属製ブラケツト
6をいちいち熱風カシメ(符号7はカシメ部であ
る)によつてランプ側に固定しなければならない
という煩わしさが問題となつていた。
属製ブラケツト6を介してランプ側に固定されて
おり、クリツプ2を一体化した金属製ブラケツト
6をいちいち熱風カシメ(符号7はカシメ部であ
る)によつてランプ側に固定しなければならない
という煩わしさが問題となつていた。
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は灯具本体を車体に取付固定す
る固定部材であるクリツプの灯具本体への装着の
容易な車輌用灯具を提供することにある。
もので、その目的は灯具本体を車体に取付固定す
る固定部材であるクリツプの灯具本体への装着の
容易な車輌用灯具を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案に係る車輌
用灯具においては、灯具本体の裏側に突設された
クリツプを車体に形成されたクリツプ挿通孔に貫
通させて車体に取付固定される車輌用灯具におい
て、前記クリツプを、スライドプレートと、この
スライドプレートのプレート面から略垂直に突出
し、車体のクリツプ挿通孔周縁をスライドプレー
トと協働して挟持する錨形状の貫通抜止部とから
なる合成樹脂製の一体成形体とし、一方、灯具本
体裏側には、前記スライドプレートを側方よりス
ライド挿入でき、挿入されたスライドプレートの
プレート面と面一の外表面をもつ枠状のプレート
収容部を形成し、プレート収容部のスライドプレ
ート挿入路には、スライドプレートのスライド圧
入を許容するとともに、圧入したスライドプレー
トの抜止として機能するストツパーを突設するよ
うにしたものである。
用灯具においては、灯具本体の裏側に突設された
クリツプを車体に形成されたクリツプ挿通孔に貫
通させて車体に取付固定される車輌用灯具におい
て、前記クリツプを、スライドプレートと、この
スライドプレートのプレート面から略垂直に突出
し、車体のクリツプ挿通孔周縁をスライドプレー
トと協働して挟持する錨形状の貫通抜止部とから
なる合成樹脂製の一体成形体とし、一方、灯具本
体裏側には、前記スライドプレートを側方よりス
ライド挿入でき、挿入されたスライドプレートの
プレート面と面一の外表面をもつ枠状のプレート
収容部を形成し、プレート収容部のスライドプレ
ート挿入路には、スライドプレートのスライド圧
入を許容するとともに、圧入したスライドプレー
トの抜止として機能するストツパーを突設するよ
うにしたものである。
クリツプを灯具本体裏側に形成されたプレート
収容部に挿入する際に、スライドプレートはスラ
イドプレート挿入路に突設されたストツパーと干
渉するが、弾性変形してプレート収容部にスライ
ド圧入できる。圧入後のスライドプレートはスト
ツパーによつて抜止されて、プレート収容部に固
定状態となる。また灯具を車体に取り付けた時に
は、面一のスライドプレートのプレート面とプレ
ート収容部の外表面の双方が車体に圧接されるの
で、クリツプだけが車体に圧接される構造に比べ
てガタが少ない上に、灯具本体と車体間に大きな
圧接接触面積が確保されるので、取付強度にも優
れたものとなる。
収容部に挿入する際に、スライドプレートはスラ
イドプレート挿入路に突設されたストツパーと干
渉するが、弾性変形してプレート収容部にスライ
ド圧入できる。圧入後のスライドプレートはスト
ツパーによつて抜止されて、プレート収容部に固
定状態となる。また灯具を車体に取り付けた時に
は、面一のスライドプレートのプレート面とプレ
ート収容部の外表面の双方が車体に圧接されるの
で、クリツプだけが車体に圧接される構造に比べ
てガタが少ない上に、灯具本体と車体間に大きな
圧接接触面積が確保されるので、取付強度にも優
れたものとなる。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第11図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はテール&ストツプランプを裏側か
ら見た斜視図、第2図aはランプの車体への固定
部材であるクリツプを表側から見た斜視図、第2
図bはそのクリツプを裏側から見た斜視図、第3
図はランプボデイ裏側のクリツプ取付部周辺の斜
視図、第4図はテール&ストツプランプの正面
図、第5図は第4図に示す線−に沿う断面
図、第6図は第4図に示す線−に沿う断面
図、第7図は第4図に示す線−に沿う拡大断
面図、第8図は第4図に示す線−に沿う拡大
断面図、第9図はランプボデイの分解斜視図、第
10図はランプの発光領域を示す図、第11図は
ランプボデイのプロテクター収容部の断面図であ
る。
ので、第1図はテール&ストツプランプを裏側か
ら見た斜視図、第2図aはランプの車体への固定
部材であるクリツプを表側から見た斜視図、第2
図bはそのクリツプを裏側から見た斜視図、第3
図はランプボデイ裏側のクリツプ取付部周辺の斜
視図、第4図はテール&ストツプランプの正面
図、第5図は第4図に示す線−に沿う断面
図、第6図は第4図に示す線−に沿う断面
図、第7図は第4図に示す線−に沿う拡大断
面図、第8図は第4図に示す線−に沿う拡大
断面図、第9図はランプボデイの分解斜視図、第
10図はランプの発光領域を示す図、第11図は
ランプボデイのプロテクター収容部の断面図であ
る。
これらの図において、符号10はテール&スト
ツプランプであり、バルブ12の装着された容器
形状のランプボデイ14に前面レンズ16が組み
付けられて、ランプとして一体化されている。ラ
ンプボデイ14の内周面は放物面形状とされると
ともに、ここに反射膜塗装が施されてリフレクタ
ー13が形成されており、バルブ光を平行光とし
て前方に導くようになつている。またランプボデ
イ14の前面開口部外周には、開口部を取り囲む
ように所定巾の水平フランジ部15が形成されて
おり、この水平フランジ部15に魚眼ステツプの
形成された前面レンズ16が接着剤によつて固着
されている。
ツプランプであり、バルブ12の装着された容器
形状のランプボデイ14に前面レンズ16が組み
付けられて、ランプとして一体化されている。ラ
ンプボデイ14の内周面は放物面形状とされると
ともに、ここに反射膜塗装が施されてリフレクタ
ー13が形成されており、バルブ光を平行光とし
て前方に導くようになつている。またランプボデ
イ14の前面開口部外周には、開口部を取り囲む
ように所定巾の水平フランジ部15が形成されて
おり、この水平フランジ部15に魚眼ステツプの
形成された前面レンズ16が接着剤によつて固着
されている。
この前面レンズ16は、ランプボデイ14の前
面開口部に対向し、バルブ光が導かれて発光する
赤色のレンズ領域17と、このレンズ領域17を
取り囲むとともに、ランプボデイ14を越えて第
2図左方向に長く延出するアンバー色のレンズ延
出部18とが一体成形により形成された構造とな
つている。赤色レンズ領域17を除くレンズ延出
部18の意匠面領域の裏面およびレンズ16の意
匠面領域から略直交して立ち上がるレンズ周縁枠
20の内側には銀色の反射膜塗装が施されてい
る。そして前方からランプを見たときに、このレ
ンズ延出部18は、反射膜の銀色とレンズ延出部
18の地色であるアンバー色(黄色)とが一体と
なつて金色の色合いに見える。即ち、このレンズ
延出部18はレンズのダミー領域とされている。
面開口部に対向し、バルブ光が導かれて発光する
赤色のレンズ領域17と、このレンズ領域17を
取り囲むとともに、ランプボデイ14を越えて第
2図左方向に長く延出するアンバー色のレンズ延
出部18とが一体成形により形成された構造とな
つている。赤色レンズ領域17を除くレンズ延出
部18の意匠面領域の裏面およびレンズ16の意
匠面領域から略直交して立ち上がるレンズ周縁枠
20の内側には銀色の反射膜塗装が施されてい
る。そして前方からランプを見たときに、このレ
ンズ延出部18は、反射膜の銀色とレンズ延出部
18の地色であるアンバー色(黄色)とが一体と
なつて金色の色合いに見える。即ち、このレンズ
延出部18はレンズのダミー領域とされている。
またレンズ延出部18の裏側には、ABS材か
らなる補強プレート26が取付けられている。補
強プレート26の裏側にはスタツドボルト28と
クリツプ30が突設さており、ランプボデイ14
のフランジ部15裏側に突設されたクリツプ30
と協働して、ランプ10を車体60(第5図、第
6図参照)に取付固定できるようになつている。
なお符号62は前面レンズ16の周縁枠20に装
着されたエンドラバー、符号64はランプボデイ
14の水平フランジ部15の裏面に接着されたス
ポンジ材である。
らなる補強プレート26が取付けられている。補
強プレート26の裏側にはスタツドボルト28と
クリツプ30が突設さており、ランプボデイ14
のフランジ部15裏側に突設されたクリツプ30
と協働して、ランプ10を車体60(第5図、第
6図参照)に取付固定できるようになつている。
なお符号62は前面レンズ16の周縁枠20に装
着されたエンドラバー、符号64はランプボデイ
14の水平フランジ部15の裏面に接着されたス
ポンジ材である。
クリツプ30は、第2図a,bに示されるよう
に、平坦な略楕円形状のスライドプレート32
と、スライドプレート32の略中央部から垂直に
突出する錨形状の貫通抜止部34とからなる合成
樹脂の一体成形体である。スライドプレート32
の上下方向両端部には段差をもつて延出されたス
ライド係合部33が形成されている。貫通抜止部
34は、先端程、巾狭の矩形断面の軸部35と、
この軸部35の先端からスカート状に拡がる上下
一対の可撓フツク片36とからなり、車体のクリ
ツプ挿通孔(図示せず)への挿通の際には、可撓
フツク片36が軸部35に揺動接近してスムーズ
に挿通でき、挿通孔を貫通した後は可撓フツク片
36が元の形状となつて挿通孔に対し抜止され
る。またスライドプレート32の裏側には、貫通
抜止部34形成位置およびその下方所定位置にス
ライドガイド37,38が突出形成されている。
に、平坦な略楕円形状のスライドプレート32
と、スライドプレート32の略中央部から垂直に
突出する錨形状の貫通抜止部34とからなる合成
樹脂の一体成形体である。スライドプレート32
の上下方向両端部には段差をもつて延出されたス
ライド係合部33が形成されている。貫通抜止部
34は、先端程、巾狭の矩形断面の軸部35と、
この軸部35の先端からスカート状に拡がる上下
一対の可撓フツク片36とからなり、車体のクリ
ツプ挿通孔(図示せず)への挿通の際には、可撓
フツク片36が軸部35に揺動接近してスムーズ
に挿通でき、挿通孔を貫通した後は可撓フツク片
36が元の形状となつて挿通孔に対し抜止され
る。またスライドプレート32の裏側には、貫通
抜止部34形成位置およびその下方所定位置にス
ライドガイド37,38が突出形成されている。
またランプボデイの水平フランジ部15および
補強プレート26の裏側には、第3図に示される
ように、クリツプ30のスライドプレート32を
スライド挿入可能な枠形状のプレート収容部40
が形成されている。プレート収容部40には、上
下方向所定間隔を隔てて水平方向に延びる一対の
ガイド溝42,44(外ガイド溝を42、内ガイ
ド溝を44とする)が形成されている。そしてス
ライドプレート32のスライド係合部33は、こ
のガイド溝42,44とスライド係合して、スラ
イドプレート32が上下方向に位置決め固定され
る。
補強プレート26の裏側には、第3図に示される
ように、クリツプ30のスライドプレート32を
スライド挿入可能な枠形状のプレート収容部40
が形成されている。プレート収容部40には、上
下方向所定間隔を隔てて水平方向に延びる一対の
ガイド溝42,44(外ガイド溝を42、内ガイ
ド溝を44とする)が形成されている。そしてス
ライドプレート32のスライド係合部33は、こ
のガイド溝42,44とスライド係合して、スラ
イドプレート32が上下方向に位置決め固定され
る。
またスライドプレート32は、プレート収容部
40内のプレート挿入方向側の端面40a(第3
図参照)によつて挿入位置が定められるようにな
つている。なお符号41,43はランプボデイ1
4の水平フランジ部15から立ち上がる立壁で、
ガイド溝42,44を形成している。
40内のプレート挿入方向側の端面40a(第3
図参照)によつて挿入位置が定められるようにな
つている。なお符号41,43はランプボデイ1
4の水平フランジ部15から立ち上がる立壁で、
ガイド溝42,44を形成している。
プレート収容部40のスライドプレート挿入路
には、互いに水平に延びる二条のスライド溝4
6,48が形成されている。これらのスライド溝
46,48は、スライドプレートの裏側に突設さ
れているスライドガイド37,38がそれぞれ係
合する溝である。そしてスライド溝46,48に
スライドガイド37,38を係合させて、プレー
ト収容部40内にスライドプレート32をスライ
ド挿入できるようになつている。スライド溝48
内にはスライド斜面49aを有するストツパー4
9が突出形成されている。このため、スライドプ
レート32をプレート収容部40にスライド挿入
する際に、スライドガイド38がこのストツパー
49と干渉するが、スライドガイド38がストツ
パーのスライド斜面49aに乗り上げるととも
に、スライドプレート32が上面側凸形状に湾曲
変形してストツパー49を乗り越えて、プレート
収容部40にスライド係合する。またスライド係
合後のスライドプレート32は、スライドガイド
38がストツパーの側面49bに当接して抜止さ
れる。なお符号66は、貫通抜止部34に装着さ
れたリング状のパツキンである。
には、互いに水平に延びる二条のスライド溝4
6,48が形成されている。これらのスライド溝
46,48は、スライドプレートの裏側に突設さ
れているスライドガイド37,38がそれぞれ係
合する溝である。そしてスライド溝46,48に
スライドガイド37,38を係合させて、プレー
ト収容部40内にスライドプレート32をスライ
ド挿入できるようになつている。スライド溝48
内にはスライド斜面49aを有するストツパー4
9が突出形成されている。このため、スライドプ
レート32をプレート収容部40にスライド挿入
する際に、スライドガイド38がこのストツパー
49と干渉するが、スライドガイド38がストツ
パーのスライド斜面49aに乗り上げるととも
に、スライドプレート32が上面側凸形状に湾曲
変形してストツパー49を乗り越えて、プレート
収容部40にスライド係合する。またスライド係
合後のスライドプレート32は、スライドガイド
38がストツパーの側面49bに当接して抜止さ
れる。なお符号66は、貫通抜止部34に装着さ
れたリング状のパツキンである。
このように本実施例では、側方からスライドプ
レート32をプレート収容部40にワンタツチで
簡単にスライド圧入することができ、圧入後はス
トツパー49によつて抜止されてプレート収容部
40に固定支持されるようになつている。
レート32をプレート収容部40にワンタツチで
簡単にスライド圧入することができ、圧入後はス
トツパー49によつて抜止されてプレート収容部
40に固定支持されるようになつている。
したがつて本実施例では、従来行つていた熱風
カシメによるクリツプ取付作業が一切不要で、ワ
ンタツチでクリツプ30をランプ裏側に取付ける
ことができ、クリツプ取付作業がきわめて容易と
なる。またクリツプ30のランプへの取付は、従
来のように別部材(金属製ブラケツト)を介する
ことなく直接行えるので、それだけ部品点数も少
なく、コスト的にも安価となる。そしてランプの
車体への取付は、クリツプ30を車体のクリツプ
挿通孔に、スタツドボルト28を車体のボルト挿
通孔にそれぞれ貫通させるとともに、スタツドボ
ルト28にナツトを螺合させるだけでよく、取付
作業も非常に簡単である。またクリツプ30のス
ライドプレート32をプレート収容部40に挿着
固定したときに、スライドプレート32のプレー
ト面がプレート収容部40の外表面と面一となつ
て、スライドプレート32のプレート面とプレー
ト収容部の外表面の双方が車体60に圧接状態に
保持されるので、灯具本体を車体60に対しガタ
つくことなく固定できる。
カシメによるクリツプ取付作業が一切不要で、ワ
ンタツチでクリツプ30をランプ裏側に取付ける
ことができ、クリツプ取付作業がきわめて容易と
なる。またクリツプ30のランプへの取付は、従
来のように別部材(金属製ブラケツト)を介する
ことなく直接行えるので、それだけ部品点数も少
なく、コスト的にも安価となる。そしてランプの
車体への取付は、クリツプ30を車体のクリツプ
挿通孔に、スタツドボルト28を車体のボルト挿
通孔にそれぞれ貫通させるとともに、スタツドボ
ルト28にナツトを螺合させるだけでよく、取付
作業も非常に簡単である。またクリツプ30のス
ライドプレート32をプレート収容部40に挿着
固定したときに、スライドプレート32のプレー
ト面がプレート収容部40の外表面と面一となつ
て、スライドプレート32のプレート面とプレー
ト収容部の外表面の双方が車体60に圧接状態に
保持されるので、灯具本体を車体60に対しガタ
つくことなく固定できる。
また第9図は、ランプボデイ14を示してお
り、ランプボデイ14の上面壁14aのバルブ真
上領域は、矩形状に上方に膨出するとともに、こ
の膨出部50の左右の縦壁51の内側がランプボ
デイ上面壁14aと面一にひさし状に突出され
て、この膨出部50内に灯室空間に連なる蟻溝状
のプロテクター収容部52が形成されている。符
号53はひさし状突出部である。そしてこのプロ
テクター収容部52には、平板状の耐熱プロテク
ター56が挿着されている。
り、ランプボデイ14の上面壁14aのバルブ真
上領域は、矩形状に上方に膨出するとともに、こ
の膨出部50の左右の縦壁51の内側がランプボ
デイ上面壁14aと面一にひさし状に突出され
て、この膨出部50内に灯室空間に連なる蟻溝状
のプロテクター収容部52が形成されている。符
号53はひさし状突出部である。そしてこのプロ
テクター収容部52には、平板状の耐熱プロテク
ター56が挿着されている。
耐熱プロテクター56は、プロテクター収容部
52にスライド挿入されて、バルブ12の上方に
位置するプロテクター本体58と、プロテクター
本体58の後端部から屈曲し、水平フランジ部1
5に開口するプロテクター挿入口より一回り大き
い立壁領域59とからなる。プロテクター本体5
8の左右の側縁部は下方に屈曲され、第11図に
示されるように、この屈曲側縁部58a,58b
が左右方向外側(矢印A方向)に拡げられた状態
でプロテクター収容部52に挿着されており、プ
ロテクター本体58は膨出部50の裏側に圧接状
態となつて抜け止めされ、バルブ12の直射熱を
遮蔽してランプボデイ上面壁14aを保護するよ
うになつている。
52にスライド挿入されて、バルブ12の上方に
位置するプロテクター本体58と、プロテクター
本体58の後端部から屈曲し、水平フランジ部1
5に開口するプロテクター挿入口より一回り大き
い立壁領域59とからなる。プロテクター本体5
8の左右の側縁部は下方に屈曲され、第11図に
示されるように、この屈曲側縁部58a,58b
が左右方向外側(矢印A方向)に拡げられた状態
でプロテクター収容部52に挿着されており、プ
ロテクター本体58は膨出部50の裏側に圧接状
態となつて抜け止めされ、バルブ12の直射熱を
遮蔽してランプボデイ上面壁14aを保護するよ
うになつている。
また耐熱プロテクター56をプロテクター収容
部52に挿着した時に、立壁領域59は、第9図
仮想線で示すように、ランプボデイ14の前面開
口部上縁に一致する大きさとされており、ランプ
ボデイ14の前面開口部周縁は正面視したときに
凹凸のない連続した四角形を形成している。この
ためバルブの点灯時には、第10図に示されるよ
うに、ランプボデイ14の前面開口部に倣つたレ
ンズ17の意匠面領域L1が矩形状に発光するよ
うになつている。なお従来のプロテクター収容部
は、第9図aに示されるように、ランプボデイ上
面壁114aの内側に断面L字型の突出部153
が対向して形成され、ここに耐熱プロテクター1
56が挿着される構造である。即ち、灯室空間内
にプロテクター収容部152が突出した構造とな
つている。このためバルブ点灯時には、第10図
aに示されるように、ランプボデイの前面開口部
に倣つたレンズ117の意匠面領域L2が矩形状
に発光するが、灯室空間内に突出するプロテクタ
ー収容部152が影Sとなつて映し出されるとい
う不具合があつた。しかるに本実施例では、前記
したように、プロテクター収容部52はランプボ
デイ上面壁14aの外側に突出するように形成さ
れて、灯室空間内に突出しておらず、従来のよう
にプロテクター収容部が影となつて映し出される
ということは全くない。
部52に挿着した時に、立壁領域59は、第9図
仮想線で示すように、ランプボデイ14の前面開
口部上縁に一致する大きさとされており、ランプ
ボデイ14の前面開口部周縁は正面視したときに
凹凸のない連続した四角形を形成している。この
ためバルブの点灯時には、第10図に示されるよ
うに、ランプボデイ14の前面開口部に倣つたレ
ンズ17の意匠面領域L1が矩形状に発光するよ
うになつている。なお従来のプロテクター収容部
は、第9図aに示されるように、ランプボデイ上
面壁114aの内側に断面L字型の突出部153
が対向して形成され、ここに耐熱プロテクター1
56が挿着される構造である。即ち、灯室空間内
にプロテクター収容部152が突出した構造とな
つている。このためバルブ点灯時には、第10図
aに示されるように、ランプボデイの前面開口部
に倣つたレンズ117の意匠面領域L2が矩形状
に発光するが、灯室空間内に突出するプロテクタ
ー収容部152が影Sとなつて映し出されるとい
う不具合があつた。しかるに本実施例では、前記
したように、プロテクター収容部52はランプボ
デイ上面壁14aの外側に突出するように形成さ
れて、灯室空間内に突出しておらず、従来のよう
にプロテクター収容部が影となつて映し出される
ということは全くない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明かなように、本考案に係る車
輌用灯具では、クリツプを灯具本体裏側に形成さ
れたプレート収容部に挿入する際に、スライドプ
レートはスライドプレート挿入路に突設されたス
トツパーと干渉するが、弾性変形してプレート収
容部にスライド圧入でき、圧入後のスライドプレ
ートはストツパーによつて抜止されて、プレート
収容部に固定状態となる。このように本考案によ
れば、従来のようにブラケツトを介することなく
直接ワンタツチでクリツプを灯具本体に挿着でき
るので、灯具へのクリツプの取付けが簡略化され
るとともに、部品点数も少なく、コスト的にも安
価となる。
輌用灯具では、クリツプを灯具本体裏側に形成さ
れたプレート収容部に挿入する際に、スライドプ
レートはスライドプレート挿入路に突設されたス
トツパーと干渉するが、弾性変形してプレート収
容部にスライド圧入でき、圧入後のスライドプレ
ートはストツパーによつて抜止されて、プレート
収容部に固定状態となる。このように本考案によ
れば、従来のようにブラケツトを介することなく
直接ワンタツチでクリツプを灯具本体に挿着でき
るので、灯具へのクリツプの取付けが簡略化され
るとともに、部品点数も少なく、コスト的にも安
価となる。
また面一のスライドプレートのプレート面とプ
レート収容部の外表面の双方が車体に圧接され
て、灯具本体と車体間に大きな圧接接触面積が確
保されるので、灯具と車体との取付固定部におけ
るガタを低減できるとともに、取付強度も優れた
ものとなる。
レート収容部の外表面の双方が車体に圧接され
て、灯具本体と車体間に大きな圧接接触面積が確
保されるので、灯具と車体との取付固定部におけ
るガタを低減できるとともに、取付強度も優れた
ものとなる。
第1図は本考案の一実施例であるテール&スト
ツプランプを裏側から見た斜視図、第2図aはク
リツプを表側から見た斜視図、第2図bはクリツ
プを裏側から見た斜視図、第3図はランプボデイ
裏側のクリツプ取付部周辺の斜視図、第4図はテ
ール&ストツプランプの正面図、第5図は第4図
に示す線−に沿う断面図、第6図は第4図に
示す線−に沿う断面図、第7図は第4図に示
す線−に沿う断面図、第8図は第4図に示す
線−に沿う断面図、第9図はランプボデイの
斜視図、第9図aは従来のプロテクター収容部の
斜視図、第10図はランプの発光領域を示す図、
第10図aは従来のランプの発光領域を示す図、
第11図は第9図に示す線XI−XIに沿う断面図、
第12図は従来のランプの要部縦断面図である。 10……灯具本体であるテール&ストツプラン
プ、30……クリツプ、32……スライドプレー
ト、34……貫通抜止部、38……スライドガイ
ド、40……プレート収容部、48……スライド
プレート挿入路であるスライド溝、49……スト
ツパー、60……車体。
ツプランプを裏側から見た斜視図、第2図aはク
リツプを表側から見た斜視図、第2図bはクリツ
プを裏側から見た斜視図、第3図はランプボデイ
裏側のクリツプ取付部周辺の斜視図、第4図はテ
ール&ストツプランプの正面図、第5図は第4図
に示す線−に沿う断面図、第6図は第4図に
示す線−に沿う断面図、第7図は第4図に示
す線−に沿う断面図、第8図は第4図に示す
線−に沿う断面図、第9図はランプボデイの
斜視図、第9図aは従来のプロテクター収容部の
斜視図、第10図はランプの発光領域を示す図、
第10図aは従来のランプの発光領域を示す図、
第11図は第9図に示す線XI−XIに沿う断面図、
第12図は従来のランプの要部縦断面図である。 10……灯具本体であるテール&ストツプラン
プ、30……クリツプ、32……スライドプレー
ト、34……貫通抜止部、38……スライドガイ
ド、40……プレート収容部、48……スライド
プレート挿入路であるスライド溝、49……スト
ツパー、60……車体。
Claims (1)
- 灯具本体の裏側に突設されたクリツプを車体に
形成されたクリツプ挿通孔に貫通させて車体に取
付固定される車輌用灯具において、前記クリツプ
は、スライドプレートと、このスライドプレート
のプレート面から略垂直に突出し、車体のクリツ
プ挿通孔周縁をスライドプレートと協働して挟持
する錨形状の貫通抜止部とからなる合成樹脂製の
一体成形体とされ、一方、灯具本体裏側には、前
記スライドプレートを側方よりスライド挿入で
き、挿入されたスライドプレートのプレト面と面
一の外表面をもつ枠状のプレート収容部が形成さ
れ、プレート収容部のスライドプレート挿入路に
は、スライドプレートのスライド圧入を許容する
とともに、圧入されたスライドプレートの抜止と
して機能するストツパーが突設されてなることを
特徴とする車輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989002173U JPH0523404Y2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989002173U JPH0523404Y2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0293146U JPH0293146U (ja) | 1990-07-24 |
JPH0523404Y2 true JPH0523404Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=31202715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989002173U Expired - Lifetime JPH0523404Y2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523404Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337442B2 (ja) * | 1981-12-11 | 1988-07-26 | Matsushita Electric Works Ltd | |
JPS6339054B2 (ja) * | 1980-05-01 | 1988-08-03 | Canon Kk |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714323Y2 (ja) * | 1977-12-02 | 1982-03-24 | ||
JPS6337442U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-10 | ||
JPS6339054U (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-14 |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP1989002173U patent/JPH0523404Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6339054B2 (ja) * | 1980-05-01 | 1988-08-03 | Canon Kk | |
JPS6337442B2 (ja) * | 1981-12-11 | 1988-07-26 | Matsushita Electric Works Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0293146U (ja) | 1990-07-24 |
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