JPH051608U - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

Info

Publication number
JPH051608U
JPH051608U JP5798191U JP5798191U JPH051608U JP H051608 U JPH051608 U JP H051608U JP 5798191 U JP5798191 U JP 5798191U JP 5798191 U JP5798191 U JP 5798191U JP H051608 U JPH051608 U JP H051608U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
decorative member
thin
thick
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5798191U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 殿岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5798191U priority Critical patent/JPH051608U/ja
Publication of JPH051608U publication Critical patent/JPH051608U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な型合わせ及び調整作業を必要とせず、
化粧部材を灯具にガタ付くことなく確実に取付けること
ができるようにすることを目的とする。 【構成】 灯具ボデイ12の外周に薄肉部17とこの薄
肉部17を取り囲む厚肉部18を有する取付部15を設
ける。化粧部材16に切り起こし形成された弾性係合片
22a、22bを有する結合部21を前記取付部15に
対応して設ける。結合部21によって前記薄肉部17を
突き破り、弾性係合片22a、22bを肉厚部18の裏
面側に係合係止させることにより灯具ボデイ12と化粧
部材16を一体的に結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は灯具に化粧部材を取付けた車輌用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
灯具の外側に別部材からなる化粧部材を取付けた車輌用灯具としては、例えば 実開昭63−39057号公報に開示された車輌用灯具が知られている。これは 灯具とバンパとの空間に化粧部材を配設するようにしたもので、灯具のハウジン グ下部に開口を有する取付部を一体に設け、化粧部材に弾性クリップを設け、こ のクリップを取付部の開口に弾性的に挿入係合させて化粧部材を灯具に結合固定 するようにしたものである。また、化粧部材の取付構造としてはねじ止め固定す るようにしたものとか、あるいはまた図4に示すように灯具ハウジングの下部に 上下一対の弾性係合片2を有する取付部1を設け、この弾性係合片2を化粧部材 3の上下面に設けた係合孔4に係合させるようにしたものが知られている。なお 、5は灯具、6はバンパーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図4に示したような従来の車輌用灯具における化粧部材の取付構造 においては、灯具5とバンパー6との空間に化粧部材3を灯具前方からはめ込ん で、弾性係合片2を係合孔4に係合させるだけでよいため、化粧部材3の取付作 業が簡単且つ容易であるという利点を有する反面、弾性係合片2と係合孔4の金 型寸法精度を出し難く、そのため化粧部材3がガタ付き易く、調整作業を必要と するという問題があった。なお、上記実開昭63−39057号公報に開示され た車輌用灯具においては、化粧部材に別部材からなるクリップを設けているため 、それだけ部品点数および組立工数が増えるという欠点を有する。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、従来に比べて複雑な型合わせ及び調整作業を必要とせ ず、化粧部材をガタ付くことなく確実に取付けることができるようにした車輌用 灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、灯具外周に化粧部材を取付けた車輌用灯具 において、前記灯具のハウジングに薄肉部とこの薄肉部を取り囲む厚肉部を有す る取付部を設け、前記化粧部材に切り起こし形成された弾性係合片を有する結合 部を前記取付部に対応して設け、この結合部によって前記薄肉部を突き破り、弾 性係合片を肉厚部の裏面側に係合係止させることにより灯具と化粧部材を一体的 に結合させるようにしたものである。
【0006】
【作用】
本考案において、結合部は薄肉部を突き破り、弾性係合片を薄肉部の後方に突 出させる。弾性係合片は薄肉部を貫通して弾性復帰すると、厚肉部の裏面に当接 係合し、結合部が取付部から離脱するのを阻止する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る車輌用灯具の一実施例を示す分解斜視図、図2は要部の斜 視図である。これらの図において、本実施例はテール・アンドストップランプと ターンシグナルランプを一体化して車体後部(または前部)のコーナー部に取付 けたコンビネーションランプ10に適用したものである。コンビネーションラン プ10は、ポリプロピレン等の樹脂によって一体に形成され、内部が3つの灯室 11a〜11cに画成された1つの灯具ボデイ(ハウジング)12を備えている 。右側2つの灯室11a、11bは、それぞれテール・アンドストップランプ用 バルブ13a、13bが収納配置されることにより、テール・アンドストップラ ンプを構成し、左側の灯室11cはターンシグナルランプ用バルブ13cが収納 されることにより、ターンシグナルランプを構成している。前記灯具ボデイ12 の前面開口部はアクリル樹脂等によって形成された前面レンズ14によって気密 に覆われている。そして、灯具ボデイ12の前面側下部には化粧部材16の取付 部15が一体に垂設されている。取付部15は板状に形成されて、中央が薄肉部 17とされ、その周囲が厚肉部18とされている。薄肉部17はドライバ等によ って簡単に突き破ることができる程度の厚みとされる。
【0008】 前記化粧部材16は、前記コンビネーションランプ10とバンパー20との空 間に配設されるもので、合成樹脂等によって断面形状が略コ字状に形成されて背 面側に開放している。また、化粧部材16の上面板16aの後端には結合部21 が前記取付部15に対応して一体に突設されている。結合部21は、前記薄肉部 17より小さな幅を有し、中央には前端および左右両側縁が連結部21から切り 離されて結合部21の上方及び下方にそれぞれ所要角度を以て切り起こされた一 対の弾性係合片22a、22bが設けられている。つまり、一対の弾性係合片2 2a、22bは前端側が結合部21から離間し、結合部21を挟んでV字状に開 いているものである。
【0009】 次に、上記構成による化粧部材16のコンビネーションランプ10への取付け を図3に基づいて説明する。同図(a) は結合部21を連結部15に結合する前の 状態を示す。同図(b) は結合部21の先端部で薄肉部17を突き破った状態を示 す。一対の弾性係合片22a、22bは、未だ薄肉部17を完全に通過しておら ず、前端が厚肉部18に当たって内側に弾性変形している。同図(c) は結合部2 1を更に押し込んで弾性係合片22a、22bを連結部15の背面側に突出させ た状態を示す。この状態において、弾性係合片22a、22bが厚肉部18から 開放されるため、弾性復帰して厚肉部18の裏面側に当接係止され、結合部21 の抜けを防止する。なお、厚肉部18の裏面側には前記弾性係合片22a、22 bの広がりを防止する上下一対のストッパ25が一体に突設されている。
【0010】 かくしてこのような構成からなる化粧部材16の取付構造にあっては、結合部 21で取付部15の薄肉部17を突き破り、弾性係合片22a、22bを厚肉部 18の裏面に係合させればよいので、化粧部材16の取付、調整作業が簡単且つ 容易であるばかりか、弾性係合片22a、22bを厚肉部18の裏面に当接係合 させると、化粧部材16を位置決めすることができるため、図4に示した従来構 造と比較して高い金型寸法精度を要求されず、したがって複雑な型合わせも不要 である。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る車輌用灯具によれば、灯具側に、薄肉部とこ の周囲を取り囲む厚肉部とを有する取付部を設け、化粧部材に切り起こし形成さ れた弾性係合片を有する結合部を設け、この結合部で薄肉部を突き破り、弾性係 合片を厚肉部の裏面側に係合させるように構成したので、化粧部材の取付、調整 作業が簡単且つ容易で、高い金型寸法精度を要求されず、化粧部材を灯具に確実 に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車輌用灯具の一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】要部の斜視図である。
【図3】(a)、(b)、(c)は化粧部材の取付けを説明する
ための図である。
【図4】従来の化粧部材の取付構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 コンビネーションランプ 12 灯具ボディ(ハウジング) 14 前面レンズ 15 取付部 16 化粧部材 17 薄肉部 18 厚肉部 21 結合部 22a、22b 弾性係合片

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 灯具外周に化粧部材を取付けた車輌用灯
    具において、前記灯具のハウジングに薄肉部とこの薄肉
    部を取り囲む厚肉部を有する取付部を設け、前記化粧部
    材に切り起こし形成された弾性係合片を有する結合部を
    前記取付部に対応して設け、この結合部によって前記薄
    肉部を突き破り、弾性係合片を肉厚部の裏面側に係合係
    止させることにより灯具と化粧部材を一体的に結合させ
    るようにしたことを特徴とする車輌用灯具。
JP5798191U 1991-06-28 1991-06-28 車輌用灯具 Pending JPH051608U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5798191U JPH051608U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車輌用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5798191U JPH051608U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車輌用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051608U true JPH051608U (ja) 1993-01-14

Family

ID=13071191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5798191U Pending JPH051608U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車輌用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051608U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53136929U (ja) * 1977-03-31 1978-10-30
JPS6099214U (ja) * 1983-12-10 1985-07-06 株式会社トーモク ラツプラウンドケ−ス
JPS6349312U (ja) * 1986-09-16 1988-04-04

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53136929U (ja) * 1977-03-31 1978-10-30
JPS6099214U (ja) * 1983-12-10 1985-07-06 株式会社トーモク ラツプラウンドケ−ス
JPS6349312U (ja) * 1986-09-16 1988-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH051608U (ja) 車輌用灯具
JPH0665093U (ja) 自動車用ルームランプ装置
US20040145908A1 (en) Light source housing and light device with a light source securing mechanism
JP3151744B2 (ja) 車両用灯具
JPH0571044U (ja) 車両用灯具
JP2002370535A (ja) 自動車のドアバイザ取り付け構造。
JP4589208B2 (ja) バンパーへのランプ取付構造
JPS6318289Y2 (ja)
JP3165624B2 (ja) 車両用灯具
JPH0525960Y2 (ja)
KR0130000Y1 (ko) 차량용 전방 컴비네이션램프구조
JPH10147180A (ja) 自動車用小物入れ
JPS6339054U (ja)
JPS639041Y2 (ja)
JPH0144359Y2 (ja)
JP2550303Y2 (ja) 車両用装置
KR100312459B1 (ko) 자동차의 하이마운트 스톱램프 커버 결합구조
KR200311112Y1 (ko) 인디케이터링
JPS63130342U (ja)
KR100188152B1 (ko) 차량용 보조정지등의 조립구조
JP2569713Y2 (ja) 車両用ハイマウントストップランプの取付構造
JP2520034Y2 (ja) 自動車用ハイマウントストップランプ
KR950003657Y1 (ko) 자동차용 룸밀러 고정구
JPH0343869Y2 (ja)
JPH0134812Y2 (ja)