JPH10147180A - 自動車用小物入れ - Google Patents

自動車用小物入れ

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JPH10147180A
JPH10147180A JP30539796A JP30539796A JPH10147180A JP H10147180 A JPH10147180 A JP H10147180A JP 30539796 A JP30539796 A JP 30539796A JP 30539796 A JP30539796 A JP 30539796A JP H10147180 A JPH10147180 A JP H10147180A
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JP
Japan
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box body
stopper member
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automobile
box
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JP30539796A
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Kunihiko Ito
邦彦 伊藤
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形用型が複雑にならず、低いコストで作る
ことを可能にする。 【解決手段】 ボックス本体12とは別体にて該ボック
ス本体12内の物が落下するのを防止するためのストッ
パ部材13を設け、該ストッパ部材13には開口部の奥
側へ向けて突出させた差込み部18と、該差込み部18
とは反対側に形成した係止爪19とを設け、ボックス本
体12には差込み部18に対応する位置に開けた係合孔
15,16と、係止爪19に対応する位置に形成した係
合受け部17とを備え、差込み部18を係合孔15,1
6に差込み、係止爪19を係合受け部17に掛止して、
ストッパ部材13をボックス本体12に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の室内に向
いた開口部を有するボックス本体を備え、ボックス本体
内の物が該開口部から落下するのを防止可能な自動車用
小物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の自動車用小物入れを示す斜
視図、図8はそのB−B線断面図である。この自動車用
小物入れは、ボックス1をインストルメントパネル等に
設けた凹部に嵌入し、側面に横向きに突設した複数のボ
ス2を図示しないラジオのブラケット等に係合させ、ね
じ止めして取付けられる。この場合、開口部3に起立し
ているストッパ4は、スライド型を用いてボックス1と
一体成形される。かかるストッパ4は、ボックス1内に
入れた小物が自動車の発進、減速時に落下して運転の邪
魔になるのを防止するためのものである。
【0003】また、図9は従来における別の自動車用小
物入れを示す断面図である。この場合、別体のストッパ
5は、固着板部6と起立部7とからなる山形の断面を有
し、ボックス1の開口部3の下側近傍に両面テープ9を
用いて固着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動車用小
物入れは、スライド型を用いる場合、成形用型が複雑に
なり、型コスト等が高くなるので、型を単純化するため
に、ボックス1を別体にすると、それを本体に取付ける
ための取付け費用等によって、コストが上昇するという
問題点があった。ストッパ5を別体で作って両面テープ
9で固着する場合、組付け工数及び両面テープ9の材料
費がかかり、また、材料によっては、両面テープ9を貼
付するためのプライマ処理などにコストがかかるという
問題点があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、成
形用型が複雑にならず、低いコストで作ることができる
自動車用小物入れを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車の室内に向いた開口部を有するボ
ックス本体を備え、該ボックス本体内の物が該開口部か
ら落下するのを防止可能な自動車用小物入れにおいて、
前記ボックス本体とは別体にて該ボックス本体内の物が
落下するのを防止するためのストッパ部材を設け、該ス
トッパ部材には前記開口部の奥側へ向けて突出させた差
込み部と、該差込み部とは反対側に形成した係止爪とを
設け、前記ボックス本体には前記差込み部に対応する位
置に開けた係合孔と、前記係止爪に対応する位置に形成
した係合受け部とを備え、前記差込み部を前記係合孔に
差込むと共に前記係止爪を前記係合受け部に掛止して、
前記ストッパ部材を前記ボックス本体に取付けることを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る自動車
用小物入れにつき、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は本発明の実施の形態に係る自動車用小物入れ
を備えたインストルメントパネルの概要を示す斜視図、
図2は図1の部分拡大斜視図、図3は図2のA−A線で
示す位置における側断面図である。
【0008】この実施の形態に係る自動車用小物入れ
は、図1に示すように、自動車のインストルメントパネ
ル11(以下これを「インパネ」という。)にボックス
本体12が装備され、該ボックス本体12内に入れた小
物が落下するのを防止するために、ボックス本体12と
は別体にてストッパ部材13を設け、該ストッパ部材1
3には開口部14の奥側へ向けて突出させた差込み部1
8(図4及び図6参照)と、該差込み部18とは反対側
に形成した係止爪19とを設け、ボックス本体12には
差込み部18に対応する位置に開けた係合孔15,16
(図5参照)と、図4に示すように係止爪19に対応す
る位置に形成した係合受け部17とを備えている。
【0009】ボックス本体12は、図3及び図4に示す
ように、開口部14の下側部分に段差面22を介して平
板部23及びこれに続く前下がりの傾斜板部25を一体
に備え、平板部23に平らな受け面24が形成されてい
る。受け面24には、図5に示すように段差面22に長
辺部分15a,16aをほぼ合わせていずれも台形の小
さい方の係合孔15及び大きい方の係合孔16が交互に
開けられ、大きい方の係合孔16の短辺部分16bに係
合受け部17が形成され、受け面24上にストッパ部材
13が配置される。
【0010】図6はストッパ部材を示す斜視図である。
ストッパ部材13は、平板部31と土手形の起立部32
とを一体に有し、起立部32から離れた側における平板
部31の端縁下面に続けて複数の差込み部18を形成す
るとともに、起立部32寄りの平板部31の下面に複数
の係止爪19が突設されている。差込み部18は小さい
方の係合孔15及び大きい方の係合孔16に対応する各
位置に間隔を置いて形成され、係止爪19は大きい方の
係合孔16に対応する各位置だけに間隔を置いて形成さ
れている。各差込み部18は自動車の前方へ向かって突
出し、係止爪19は自動車の後方へ向いており、差込み
部18と係止爪19とは互い違いに配置されてストッパ
部材13の端部からの距離がいずれも異なる位置にあ
る。
【0011】そして、ストッパ部材13は、各差込み部
18を対応する係合孔15,16に差込むと共に、平板
部31を受け面24に当接させて係止爪19を係合受け
部17に掛止することによって、ボックス本体12に位
置決めして取付けられ、起立部32がボックス本体12
内の物の落下を防止する役割を果たす。なお、上記ボッ
クス本体12及びストッパ部材13はいずれもポリプロ
ピレン樹脂等の同質材料からなっている。
【0012】本発明の上記実施の形態によれば、起立部
32を一体に有するストッパ部材13がボックス本体1
2に位置決めして取付けられているので、自動車の加減
速時に物が落ちることがなくなり、安全を確保すること
ができ、差込み部18と係止爪19とが互い違いに配置
されてストッパ部材13の端部からの距離がいずれも異
なる位置にあるので、スライド構造とならず、成形用型
が簡単になる。従って、ストッパ部材13及びボックス
本体12を同じ型の中で成形することが可能となり、型
費が削減される。
【0013】また、ストッパ部材13の取付けに両面テ
ープを必要としないので、ボックス本体12を別体とす
る必要がなく、コスト低減を図ることができ、ボックス
本体12とストッパ部材13とを同じ型及び同じ材質の
樹脂によって成形することが可能なため、使用期間経過
後のリサイクルも容易となる。
【0014】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。例えば、インパネ以外の箇
所にも適用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、ボックス本体とは別体にて該
ボックス本体内の物が落下するのを防止するためのスト
ッパ部材を設け、該ストッパ部材には開口部の奥側へ向
けて突出させた差込み部と、該差込み部とは反対側に形
成した係止爪とを設け、ボックス本体には差込み部に対
応する位置に開けた係合孔と、係止爪に対応する位置に
形成した係合受け部とを備えることにより、差込み部を
係合孔に差込むと共に係止爪を係合受け部に掛止して、
ストッパ部材をボックス本体に簡単に取付けることがで
き、両面テープを必要とせず、低いコストで作ることが
できるという効果を奏する。また、差込み部と係止爪と
を互い違いの位置に設け、ストッパ部材をボックス本体
と共通の型内で成形可能としたことにより、成形用型が
複雑にならず、ストッパ部材をボックス本体と同じ材料
で成形することができ、組付け使用後のリサイクルも容
易となり、一層の低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動車用小物入れを
備えたインストルメントパネルの概要を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の部分拡大斜視図である。
【図3】図2のA−A線で示す位置における側断面図で
ある。
【図4】図3の部分拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るボックス本体の要部
を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るストッパ部材を示す
斜視図である。
【図7】従来の自動車用小物入れを示す斜視図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】従来の別の自動車用小物入れを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
12 ボックス本体 13 ストッパ部材 14 開口部 15 小さい方の係合孔 16 大きい方の係合孔 17 係合受け部 18 差込み部 19 係止爪 31 平板部 32 起立部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の室内に向いた開口部を有するボ
    ックス本体を備え、該ボックス本体内の物が該開口部か
    ら落下するのを防止可能な自動車用小物入れにおいて、
    前記ボックス本体とは別体にて該ボックス本体内の物が
    落下するのを防止するためのストッパ部材を設け、該ス
    トッパ部材には前記開口部の奥側へ向けて突出させた差
    込み部と、該差込み部とは反対側に形成した係止爪とを
    設け、前記ボックス本体には前記差込み部に対応する位
    置に開けた係合孔と、前記係止爪に対応する位置に形成
    した係合受け部とを備え、前記差込み部を前記係合孔に
    差込むと共に前記係止爪を前記係合受け部に掛止して、
    前記ストッパ部材を前記ボックス本体に取付けることを
    特徴とする自動車用小物入れ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用小物入れにお
    いて、前記差込み部と係止爪とを互い違いの位置に設
    け、前記ストッパ部材を前記ボックス本体と共通の型内
    で成形可能としたことを特徴とする自動車用小物入れ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156949A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Daihatsu Motor Co Ltd ボックスの内張部材
JP2014083920A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の物品収納構造
JP2015085793A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 ダイハツ工業株式会社 収納部構造
JP2019172188A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 しげる工業株式会社 車両用収容構造

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