JP3273677B2 - 自動車用内装材 - Google Patents

自動車用内装材

Info

Publication number
JP3273677B2
JP3273677B2 JP26620993A JP26620993A JP3273677B2 JP 3273677 B2 JP3273677 B2 JP 3273677B2 JP 26620993 A JP26620993 A JP 26620993A JP 26620993 A JP26620993 A JP 26620993A JP 3273677 B2 JP3273677 B2 JP 3273677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interior material
pillar garnish
hollow
clip
pillar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26620993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07117572A (ja
Inventor
和之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP26620993A priority Critical patent/JP3273677B2/ja
Publication of JPH07117572A publication Critical patent/JPH07117572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3273677B2 publication Critical patent/JP3273677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
    • B29L2031/3005Body finishings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車のフロ
ントピラーの内側に装着されるピラーガーニッシュなど
の自動車用内装材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車のフロントピラー
の内側に装着されるピラーガーニッシュなどの自動車用
内装材が用いられている。そして、この自動車用内装材
は、合成樹脂にて一体形成されたピラーガーニッシュ本
体と、このピラーガーニッシュ本体をフロントピラーに
装着するクリップとなどから構成されている。そして、
ピラーガーニッシュ本体の裏面側には、補強用のリブが
複数突設されているとともに、クリップを嵌合するクリ
ップ取付部が複数突設されている。
【0003】また、合成樹脂にて形成したピラーガーニ
ッシュ本体は、厚さ寸法が所定の範囲を越えて大きくな
ると、成形時に部分的な収縮(ひけ)が生じて外観が悪
化する。そこで、補強用のリブは、例えば、厚さ寸法が
1.0〜1.5mmに形成されているとともに、クリップ
取付部には、側方に開口する係合部が形成されており、
ひけの発生を抑制するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、厚さ寸法が1.0〜1.5mmなどの薄型の
リブを形成するためには、金型に精密な加工が必要で金
型の製造費が上昇するとの問題を有している。また、ク
リップ取付部に、側方に開口する係合部を形成するため
には、金型の型開き方向と交差する方向にスライドする
金型が必要になり、金型の構造が複雑になって金型の製
造費が上昇するとの問題を有している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ひけの発生を抑制して外観を向上できるととも
に、製造コストを低減することができる自動車用内装材
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用内装材
は、樹脂製の内装材本体と、この内装材本体を自動車の
車室内に装着する取付具とを備えた自動車用内装材にお
いて、前記内装材本体の裏面側に、この内装材本体の長
手方向に沿った突条部と、前記取付具を取着する取付具
取着部とを突設するとともに、これらの突条部と取付具
取着部との内部に、前記内装材本体の成形時に流体を導
入して、互いに連通する中空部を形成したものである。
【0007】
【作用】本発明の自動車用内装材では、樹脂製の内装材
本体が、この内装材本体の裏面側の取付具取着部に取着
された取付具により自動車の車室内に装着される。そし
て、内装材本体の裏面側には、長手方向に沿って突条部
が形成されているので、内装材本体の剛性が向上する。
また、これらの突条部と取付具取着部との内部に互いに
連通する中空部を形成したので、これらの突条部および
取付具取着部の部分の内装材本体の厚さ寸法が小さくな
り、成形時の樹脂の収縮によるひけの発生が抑制され
る。さらに、これらの中空部は、樹脂製の内装材本体の
成形時に、内部に流体を導入することにより、容易に形
成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の自動車用内装材の一実施例の
構成を図面を参照して説明する。
【0009】図1ないし図4において、11は自動車用内
装材としてのピラーガーニッシュで、このピラーガーニ
ッシュ11は、図示しない自動車の金属製のボディの屋根
を支えるフロントピラー、センターピラー、リアピラー
などの車内側に装着され、ボディを構成する金属板が車
内側に露出しないように装飾している。
【0010】また、このピラーガーニッシュ11は、ポリ
プロピレン、ABSなどの合成樹脂などにて形成された
内装材本体としてのガーニッシュ本体12に、取付具とし
ての金属製の複数のクリップ14および係止体15を装着し
て構成されている。
【0011】そして、ガーニッシュ本体12は、フロント
ピラーなどの内面側を覆う細長略矩形板状をなす基板部
21と、この基板部21の両側部に連続する側板部22とが射
出成形などにより型装置を用いて一体成形されている。
【0012】さらに、この基板部21の裏面側には、突条
部としての縦リブ24が基板部21の長手方向に沿って、か
つ、両側に対をなして突設されているとともに、これら
の縦リブ24に連続し、かつ、各縦リブ24と垂直状をなし
て、基板部21の幅方向の中央部に向かう複数の横リブ25
が突設されている。
【0013】また、基板部21裏面側の幅方向の略中央部
には、基板部21の長手方向に沿って所定間隔で、かつ、
横リブ25の先端部に連続して、取付具取着部としての複
数のクリップ取付部26が突設されている。そして、各ク
リップ取付部26には、それぞれ両側一対の嵌合片27が形
成されている。
【0014】そして、各縦リブ24の内部には、長手方向
に沿って、両端部に開口する中空部24a が形成されてい
る。また、この中空部24a は、横リブ25の内部に形成さ
れた中空部25a に連通している。さらに、この横リブ25
の中空部25a は、クリップ取付部26の内部に形成された
中空部26a に連通している。
【0015】また、これらのリブ24,25、クリップ取付
部26、およびそれぞれの中空部24a,25a ,26a は、例
えば、ガーニッシュ本体12を射出成形する際に、いわゆ
るガスチャンネルを厚肉部に形成し、このガスチャンネ
ル内部の樹脂材料が固化する前に、このガスチャンネル
に窒素ガスなどの高圧の流体を導入するいわゆるガスイ
ンジェクション方式により形成されている。そして、こ
の高圧の流体は、各縦リブ24のガスチャンネルの略中央
部を成長して中空部24a を形成するとともに、このガス
チャンネルから分岐して各横リブ25のガスチャンネルの
略中央部を成長して中空部25a を形成し、さらに、クリ
ップ取付部26の内部に中空部26a を形成するようになっ
ている。
【0016】さらに、基板部21の裏面側の長手方向の一
端部近傍には、断面略コの字状をなす係止体取付部28が
形成されている。そして、この係止体取付部28には、基
板部21の長手方向に移動するスライド型などを用いて、
基板部21の一端部方向に開口する係合凹部28a が一体に
形成されている。
【0017】また、各クリップ14には、クリップ取付部
26の嵌合片27間に嵌合固定される脚片部14a が一体に形
成されているとともに、それぞれ略くの字状をなす両側
一対の係合爪部14b が弾性変形可能に切り起こし形成さ
れている。
【0018】一方、係止体15には、係止体取付部28の係
合凹部28a に挿入して係合される脚片部15a が形成され
ているとともに、略U字状をなす係止片部15b が屈曲形
成されている。
【0019】そして、このピラーガーニッシュ11は、係
止体15の係止片部15b をフロントピラーに形成した係止
部に挿入して係止するとともに、各クリップ14の係合爪
部14b をフロントピラーに形成した係合孔に圧入して係
合することにより、フロントピラーの車室側に装着され
るようになっている。
【0020】そして、本実施例のピラーガーニッシュ11
によれば、基板部21の裏面側に、長手方向に沿って縦リ
ブ24を一体に形成したため、ピラーガーニッシュ本体12
の長手方向の剛性を高めることができるとともに、各縦
リブ24に連続して幅方向に沿って横リブ25を一体に形成
したため、ピラーガーニッシュ本体12の幅方向の剛性を
高めることができる。そこで、ピラーガーニッシュ本体
12の変形を抑制し、ピラーガーニッシュ11の外観を良好
にすることができる。
【0021】また、各リブ24,25およびクリップ取付部
26の内部に、中空部24a ,25a ,26a を形成したことに
より、これらの部分のピラーガーニッシュ本体12の厚さ
寸法が大きくなることを抑制できる。そこで、ピラーガ
ーニッシュ本体12を成形する際に樹脂が収縮し、ピラー
ガーニッシュ本体12の表面側にひけが発生して、ピラー
ガーニッシュ11の外観が悪化することを防止することが
できる。
【0022】そして、各中空部24a ,25a ,26a は、い
わゆるガスインジェクション方式により容易に形成する
ことができるため、薄肉なリブを形成する必要がなく、
あるいは、薄肉なリブの形成数を削減できるとともに、
中空部を形成するためのスライド可能な金型を設ける必
要がなく、金型の形状および機構を単純化して、金型製
作費を低減し、ピラーガーニッシュ11の製造コストを低
減することができる。
【0023】なお、例えば、図5に示すように、縦リブ
24に形成した中空部24a の内部に、アンテナ線31を挿入
することにより、ドアロックのリモコン施錠・解錠装置
などに用いられるアンテナ装置を一体的に備えた内装材
を構成することができる。そして、このように中空部24
a にアンテナ線31を挿入させることにより、両面粘着テ
ープなどを用いることなく、容易かつ確実にアンテナ線
31を所定位置に配設することができる。
【0024】また、例えば、基板部21の幅方向の中央部
に沿って縦リブ24を形成するとともに、この縦リブ24に
沿って所定間隔でクリップ取付部26を形成することもで
きる。このように、縦リブ24に沿ってクリップ取付部26
を形成することにより、横リブ25を介することなく、縦
リブ24の中空部24a と、クリップ取付部26の中空部26a
とを確実に連通させることもできる。
【0025】さらに、例えば、一側の縦リブ24およびこ
の縦リブ24に連続する横リブ25のみに中空部24a ,25a
を形成し、他側の縦リブ24および横リブ25は中空部を形
成せずに薄肉に形成することもできる。
【0026】そして、本発明は、ピラーガーニッシュ11
に適用するほか、金属製のドアパネルの内側に装着され
るドアトリム、屋根の両側の端部近傍に装着されるルー
フガーニッシュ、インストルメントパネルの空気吹出口
に装着されるデフロスタグリル、あるいは、リアパーシ
ェルの上側に装着されるリアパーシェルボードなどに適
用することもできる。また、内装材本体の表面側には、
布、皮革、合成樹脂などからなる表皮材を貼着し、装飾
効果を高めることなどもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明の自動車用内装材によれば、内装
材本体の裏面側に、長手方向に沿って突条部を形成した
ため、内装材本体の剛性を向上することができる。ま
た、突条部と取付具取着部との内部に互いに連通する中
空部を形成したため、これらの突条部および取付具取着
部の部分の内装材本体の厚さ寸法が小さくなり、成形時
の樹脂の収縮によるひけの発生を抑制して、自動車用内
装材の外観を良好にすることができる。さらに、これら
の中空部は、樹脂製の内装材本体の成形時に、内部に流
体を導入することにより容易に形成できるため、自動車
用内装材の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用内装材の一実施例を示す裏面
側の斜視図である。
【図2】同上自動車用内装材の図1のI−I断面図であ
る。
【図3】同上自動車用内装材の図1のII−II断面図であ
る。
【図4】同上自動車用内装材の図1のIII −III 断面図
である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 自動車用内装材としてのピラーガーニッシュ 12 内装材本体としてのガーニッシュ本体 14 取付具としてのクリップ 24 突条部としての縦リブ 24a ,26a 中空部 26 取付具取着部としてのクリップ取付部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の内装材本体と、この内装材本体
    を自動車の車室内に装着する取付具とを備えた自動車用
    内装材において、 前記内装材本体の裏面側に、この内装材本体の長手方向
    に沿った突条部と、前記取付具を取着する取付具取着部
    とを突設するとともに、 これらの突条部と取付具取着部との内部に、前記内装材
    本体の成形時に流体を導入して、互いに連通する中空部
    を形成したことを特徴とした自動車用内装材。
JP26620993A 1993-10-25 1993-10-25 自動車用内装材 Expired - Fee Related JP3273677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26620993A JP3273677B2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 自動車用内装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26620993A JP3273677B2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 自動車用内装材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07117572A JPH07117572A (ja) 1995-05-09
JP3273677B2 true JP3273677B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=17427782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26620993A Expired - Fee Related JP3273677B2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 自動車用内装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3273677B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102608781B1 (ko) * 2019-09-06 2023-11-30 (주)엘엑스하우시스 차량용 도어 프레임 가니쉬

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07117572A (ja) 1995-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4903044B2 (ja) 自動車に取り付けられるプラスチックパネル
US7222906B2 (en) Mounting structure for console
JP2006027561A (ja) バンパーフェイスの締結構造
JPH08230580A (ja) 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造
JP3273677B2 (ja) 自動車用内装材
JP2001140820A (ja) クリップ
JP2006315561A (ja) 車体のドア構造
JP2897972B2 (ja) 自動車用内装部品における装飾体の取付構造
JP3268218B2 (ja) 自動車用小物入れ
JP2008149896A (ja) 自動車用内装部品の取付け構造
JP3706930B2 (ja) 自動車用バンパカバー
JP2590276Y2 (ja) 自動車用内装部品の接合構造
JPH1148875A (ja) ヘッドライニングの仮保持構造
JP4090270B2 (ja) カーテン式エアバッグ格納自動車用ピラーガーニッシュ
JP4030100B2 (ja) 自動車用内装部品の取付構造
JP2532501Y2 (ja) 自動車のピラーガーニッシュ取付構造
JPH0728016Y2 (ja) 自動車用ウィンドガラスの位置決め装置
JPH057846Y2 (ja)
JP2000177523A (ja) リッドの樹脂パネルへの取付構造
JPH0885398A (ja) キッキングプレートの取付構造
JPH0674520U (ja) 内装材の取付け構造
JPH0722332Y2 (ja) 自動車用ドアトリムの取付構造
JP3579293B2 (ja) 自動車の小物類保持用部品
JP3308502B2 (ja) キッキングプレートの取付構造
JPH0641885Y2 (ja) トランクルームトリムの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees