JP3706930B2 - 自動車用バンパカバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両におけるフロントバンパカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等においてボディ前端部の所定部位にバンパリインフォースを介してフロントバンパカバーが取り付けられる。このフロントバンパカバーは近年では、樹脂成形により形成されるものが多く、また車種等に応じて種々のランプ類等が装着されるようになっている。
【0003】
この種のフロントバンパにおいて、フロントバンパカバーの所定部位にランプ装着部が設定されるが、その場合、複数種類のランプを装着することができるようランプ装着部の形状を変更し得るように構成されたものがある。つまり成形時の成形用金型を増やさずに、意匠外形の異なる複数仕様のランプに対応しようとするものである。
【0004】
図7および図8は、そのような従来のフロントバンパカバーの要部構成例を示している。図において、フロントバンパカバー1の下部付近に横長の開口部2が開設され、この開口部2の所定部位にランプ装着部(第1のランプ装着部)3を有している。この第1のランプ装着部3を画成するためにリブ材4が設けられると共に、リブ材4には横バー材5が結合している。第1のランプ装着部3には、第1のランプ10が装着される(図8(A)参照)。なお、この例では後述するように第2のランプ20を装着する際に必要となる壁材6が付設される。
【0005】
図9および図10は、フロントバンパカバー1における第2の仕様として、第1のランプ10とは意匠外形の異なる第2のランプ20が装着される場合を示している。この例ではリブ材4および横バー材5の一部を切除することにより、第2のランプ20を装着するための第2のランプ装着部7が画成される。つまり、この場合、図7に示すように壁材6をそのまま残すかたちで、斜線で示す切除領域Cをカットすることにより、図9のような第2のランプ装着部7を設定するものである。
【0006】
第2のランプ装着部7には、第2のランプ20を装着後その外側にホールカバー21が被着する。ホールカバー21は、クリップ22等の締結手段によって壁材6に固定される。この例のように、フロントバンパカバー1の所定部分を切除することで、2種類のランプ10および20を装着可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフロントバンパカバー1において、開口部2まわりの剛性を確保するため、あるいはホールカバー21を取付固定するために特に壁材6を必要とする。しかしながら壁材6を設けると、特に第1のランプ10の装着時には図7からも分かるように、開口部2において壁材6が丸見えとなり、必ずしも良好な見栄えを得ることができなかった。また、その対策として適宜のマスク塗装等を施す場合には、却ってコストが高くついてしまう等の問題がある。
【0008】
本発明は以上の点に鑑み、良好な見栄えが得られ、しかも安価に複数仕様に対応し得る自動車用バンパカバーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の自動車用バンパカバーは、横長の開口部複数種類のランプを装着できるようランプ装着部の形状を変更し得るようにした自動車用バンパカバーであって、開口部の所定部位にリブ材を設けることで第1のランプを装着する第1のランプ装着部を画成すると共に、該リブ材に横バー材を結合し、上記リブ材及び横バー材の一部を切除することで上記開口部に第2のランプを装着する第2のランプ装着部を画成するようにした、上記バンパカバーにおいて、上記切除された横バー材の端部付近において、上記開口部周縁の上下のリブにリテーナ取付用の取付穴を形成し、さらに、上記取付穴に嵌合する係合部を上下両端に形成した上記第2のランプ装着用のリテーナを備えており、上記係合部をそれぞれ上記取付穴に嵌合して、リテーナを上下のリブ間に取り付けることで第2のランプを装着するようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の自動車用バンパカバーは、前記リテーナは弾性変形可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の自動車用バンパカバーでは、前記横バー材の端部を挟持するようにホールカバーを被着することで、前記横バー材を固定することを特徴とする。
請求項4に記載の自動車用バンパカバーでは、前記ホールカバーの端部に上下の爪部を形成し、該爪部を前記上下のリブに係合することを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、第1のランプを装着するための第1のランプ装着部を画成するリブ材とこのリブ材に結合する横バー材とを有しており、第1のランプは第1のランプ装着部に適正に装着される。また、リブ材および横バー材の一部を切除することにより、第2のランプを装着するための第2のランプ装着部が画成される。その際、開口部周縁の上下リブのそれぞれに第2のランプを装着するためのリテーナ取付用の取付穴が形成されるのみであり、極めて簡素な構成となっている。第2のランプはリテーナを介して第2のランプ装着部に適正に装着される。リテーナを設けることにより、簡単な構成でありながら開口部まわりの必要かつ十分な剛性を確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6に基づき、従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明による自動車用バンパカバーの好適な実施の形態を説明する。
【0013】
図1は、本発明に係るフロントバンパカバー1の要部構成例を示している。この実施形態において、フロントバンパカバー1の下部付近に横長の開口部2が開設され、この開口部2の所定部位に第1のランプ装着部3を有している。この第1のランプ装着部3を画成するためにリブ材4が設けられると共に、リブ材4には横バー材5が結合している。第1のランプ装着部3には、第1のランプ10が装着される。
【0014】
また、リブ材4および横バー材5の一部、すなわち既に図7に示した切除領域Cと実質的に同一領域を切除することにより、第2のランプ20を装着するための第2のランプ装着部7が設定される(図3)。
【0015】
この例では図2に示すように、開口部2周縁の上下のリブ2aのそれぞれに第2のランプ20を装着するための、後述するリテーナ9の取付用の取付穴8が形成される。ここで、取付穴8の形成位置は、前述した壁材6(図7、図9参照)の位置にほぼ対応している。この位置は図3に示されるように、第2のランプ装着部7を設定するために切除された横バー材5の端部付近となっている。
【0016】
リテーナ9は、図4に示すように薄板材(薄鋼板もしくはプラスチック板等)で成り、弾性変形可能である。リテーナ9はまた、上下両端に取付穴8に嵌合する係合部9aを有し、中央部がほぼ平坦に形成されている。このリテーナ9の平坦部で、後述のように横バー材5の端部付近を支持し得るようになっている。
【0017】
ホールカバー21の基本的構成は従来のものと実質的に同様であり、第2のランプ装着部7にて第2のランプ20を装着後その外側に被着する。特にこの例では、図5に示すように端部に上下2つの爪部21aを有している。これらの爪部21aは上下リブ2aの端末部に係合するように配置構成されている。
【0018】
上記構成において、第1のランプ装着部3に第1のランプ10が装着される。この第1の仕様のランプ10が装着される場合、図1からも明らかなように開口部2内には従来のような壁材6が設けられていない。これにより開口部2まわりは極めてすっきりとした外観を呈し、良好な見栄えを確保することができる。
【0019】
また、第2の仕様として、第1のランプ10とは意匠外形の異なる第2のランプ20が装着される場合、第2のランプ20は第2のランプ装着部7(図3)に装着される。この場合、リテーナ9を使用して開口部2の内側に取り付けるが、まず図6(A)のように上側の係合部9aを上側の取付穴8に嵌合させる。つぎに、図6(B)のように下側の係合部9aを下側の取付穴8に嵌合させる。このとき開口部2の下側のリブ2aを適度に撓ませながら(図6(B)の矢印参照)、下側の係合部9aを嵌合させることで、リテーナ9は弾発的に係合する。
【0020】
そして、第2のランプ20を第2のランプ装着部7に装着後、その外側にホールカバー21が被着する。このときホールカバー21の上下の爪部21aは、図6(C)のように上下リブ2aの端末部に係合する。また、ホールカバー21が横バー材5の切除した端部を挟持するように被着することで、横バー材5をぐらつかずに、特に上下方向をしっかりと固定することができる。リテーナ9の平坦部で横バー材5の端部付近を支持し、このように横バー材5および開口部2まわりの剛性を確保しながら、第2のランプ20を含むランプユニットを適正かつ的確に装着することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のフロントバンパにおいて、意匠外形の異なる複数仕様のランプを適正かつ的確に装着することができ、その場合良好な見栄えを確保し、しかも開口部まわりの高い剛性を維持する。また、特に第2の仕様に比べて第1の仕様の比率が大きい場合には、見栄えの向上を図ると共にマスク等にかかる費用の点でコスト的に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用バンパカバーの実施形態における要部構成を示す図である。
【図2】図1のD−D線に沿う断面図である。
【図3】本発明による自動車用バンパカバーの実施形態における第2のランプ装着部まわりを示す図である。
【図4】本発明に係るリテーナの正面図および側面図である。
【図5】本発明に係るホールカバーの正面図および側面図である。
【図6】本発明による自動車用バンパカバーの実施形態における第2のランプ装着時の工程を順に示す図である。
【図7】従来のバンパカバーの要部構成を示す図である。
【図8】図7のA−A線に沿う断面図およびB−B線に沿う断面図である。
【図9】従来のバンパカバーにおける第2のランプ装着部まわりを示す図である。
【図10】図9のA′−A′線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 フロントバンパカバー
2 開口部
3 第1のランプ装着部
4 リブ材
5 横バー材
7 第2のランプ装着部
8 取付穴
9 リテーナ
10 第1のランプ
20 第2のランプ

Claims (4)

  1. 横長の開口部複数種類のランプを装着できるようランプ装着部の形状を変更し得るようにした自動車用バンパカバーであって、
    上記開口部の所定部位にリブ材を設けることで第1のランプを装着する第1のランプ装着部が画成されると共に、該リブ材に横バー材が結合され、
    上記リブ材及び横バー材の一部を切除することで上記開口部に第2のランプを装着する第2のランプ装着部が画成されるようにした、上記バンパカバーにおいて、
    上記切除された横バー材の端部付近において、上記開口部周縁の上下のリブにリテーナ取付用の取付穴が形成され、
    さらに、上記取付穴に嵌合する係合部を上下両端に形成した上記第2のランプ装着用のリテーナを備えており、
    上記係合部をそれぞれ上記取付穴に嵌合して、リテーナを上下のリブ間に取り付けることで第2のランプを装着するようにしたことを特徴とする、自動車用バンパカバー。
  2. 前記リテーナは弾性変形可能であることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用バンパカバー。
  3. 前記横バー材の端部を挟持するようにホールカバーを被着することで前記横バー材を固定することを特徴とする、請求項1に記載の自動車用バンパカバー。
  4. 前記ホールカバーの端部には上下の爪部が形成され、該爪部が前記上下のリブに係合することを特徴とする、請求項3に記載の自動車用バンパカバー。
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