JPH0674520U - 内装材の取付け構造 - Google Patents

内装材の取付け構造

Info

Publication number
JPH0674520U
JPH0674520U JP2127493U JP2127493U JPH0674520U JP H0674520 U JPH0674520 U JP H0674520U JP 2127493 U JP2127493 U JP 2127493U JP 2127493 U JP2127493 U JP 2127493U JP H0674520 U JPH0674520 U JP H0674520U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interior material
slit
garnish
mounting
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2127493U
Other languages
English (en)
Inventor
有司 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2127493U priority Critical patent/JPH0674520U/ja
Publication of JPH0674520U publication Critical patent/JPH0674520U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 合成樹脂成形体から成るクリップやばね鋼か
ら成るクリップを用いることなく、しかもガーニッシュ
等の内装材を所定の位置に正しく装着して取付けること
ができるようにした内装材の取付け構造を提供すること
を目的とする。 [構成] 内装材12の裏側に突片17とこの突片17
の両端を補強する補強用リブ18とを一体に連設する。
これに対してフロントピラー13等の基体側には、その
所定の位置に上下の穴23、24と、これらの穴23、
24を連結するスリット25とを打抜いて形成し、しか
もスリット25の両側の部分を斜め内側に折曲げるよう
にし、これによって係止爪26とする。そして内装材の
突片17をスリット25内に挿入し、両側の係止爪26
で係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は内装材の取付け構造に係り、とくに自動車の車室内の所定の位置に内 装材を取付けるための取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体を構成するピラーはアウタパネルとインナパネルとを組合わせた 中空の構造体になっている。このようなピラーがそのまま車室内に露出すると、 外観意匠が低下し、品質感が極めて悪いものになる。そこで従来より、このよう なピラーにはその内側からガーニッシュ等の内装材を取付けるようにしており、 これによって鋼板から成るピラーがそのまま車室内に露出するのを防止するよう にしている。
【0003】 ガーニッシュ等の内装材を取付けるために、例えば実開昭62−137156 号公報に開示されているように、内装材にクリップを取付け、このクリップの先 端側の変形可能な嵌合部をパネルの嵌合孔に係合させて固定するようにしている 。あるいはまた実開平1−93149号公報に開示されているように、ピラート リムパネルの外側面に形成した取付け支柱に嵌着させたばね材から成るクリップ をピラーの係合孔に圧入することによって、パネルをピラーに取付けるようにし た構造が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の内装材の取付け構造によれば、内装材を取付けるために合成 樹脂成形体あるいは板ばねから成るクリップが必要になる。このようなクリップ をまず内装材に取付けるとともに、このクリップを介して内装材をパネル側に取 付け固定するようにしている。従って部品点数が増加する欠点がある。またクリ ップを予め内装材に取付けておかなければならず、これによって組立ての工数が 増加する問題がある。
【0005】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、専用のクリップ等 の部品を必要とせず、しかも内装材を金属板から成る基体に正しく装着して取付 けるようにした内装材の取付け構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、成形体から成る内装材と、 該内装材の裏側であって取付け位置に設けられている取付け用の突片と、 前記内装材を取付けるための金属板から成る基体と、 該基体の取付け位置に設けられている一対の穴と、該穴を連続するスリットと から成る打抜き部と、 前記スリットの互いに対向する両側の縁部を内側に斜めに折曲げて成り、前記 内装材の取付け用の突片を係止する係止爪と、 をそれぞれ具備する内装材の取付け構造に関するものである。
【0007】
【作用】
内装材の裏側に設けられている取付け用の突片を金属板から成る基体の打抜き 部のスリットの両側の縁部に設けられている係止片を押し拡げるようにしてそれ らの間に上記突片を挿入することによって、突片が係止爪で係止されるようにな り、これによって内装材が金属板から成る基体に装着される。
【0008】
【実施例】
図4に示すように、自動車の運転席の前方にはインストルメントパネル10が 設けられている。そしてこのインストルメントパネル10の上部にはフロントウ インド11が設けられている。フロントウインド11はその両側の窓枠の部分が フロントガーニッシュ12によって覆われているフロントピラー13から構成さ れている。
【0009】 次に上記フロントガーニッシュ12をフロントピラー13に取付けるための構 造について説明する。図1〜図3に示すように、フロントガーニッシュ12は合 成樹脂成形体から成るとともに、その裏側には突片17が形成されている。なお 突片17の上下の部分は補強用リブ18と連結されている。すなわち突片17は 上下の補強用リブ18によって補強され、その変形が防止されるようになってい る。
【0010】 このようなフロントガーニッシュ12が取付けられるピラー13は図1および 図3に示すように、インナパネル21とアウタパネル22とから成り、その両側 のフランジ部を互いに接合した中空の構造体から成っている。そしてインナパネ ル21側には上下の穴23、24をスリット25によって連結するように打抜か れた打抜き部が形成されている。そしてこのような穴23、24とスリット25 とから成る打抜き部の上記スリット25の互いに対向する両側の部分が内側へ斜 めに折曲げられて係止爪26を形成している。このような係止爪26によって上 記フロントガーニッシュ12が取付けられるようになっている。
【0011】 フロントガーニッシュ12の取付けについて図3により説明すると、フロント ガーニッシュ12をフロントピラー13に対して所定の位置に配するとともに、 その裏側の突片17を両側の係止爪26間のスリット25内に圧入する。これに よって図3に示すように、この突片17の根元部分が係止爪26によって押えら れるようになり、フロントガーニッシュ12が固定される。
【0012】 上記突片17の長さ、すなわち補強リブ18間の突片17の高さ方向の寸法は 、両側に係止爪26が形成されているスリット25の長さとほぼ同じ値かそれよ りやや小さな値に構成されており、突片17をスリット25内に押込むようにし 係止爪26によって係止すると、上下の補強板18が上下の穴23、24内に侵 入するようになり、これによってフロントガーニッシュ12がフロントピラー1 3に固定されることになる。なおフロントガーニッシュ12のフロントピラー1 3に対する位置決めは、補強用リブ18と穴23、24とを利用してもよく、あ るいは別の位置決め用のボスと穴とをフロントガーニッシュ12とフロントピラ ー13とにそれぞれ別途に適宜成形してもよい。
【0013】 このように本実施例のフロントガーニッシュ12の取付け構造によれば、合成 樹脂あるいは金属から成るクリップを用いることなく、ガーニッシュ12に一体 に設けられている突片17をフロントピラー13の係止用の爪26間に挿入する だけで取付けることが可能になり、部品点数の削減が可能になるとともに、その 取付けの作業も非常に容易になる。これによって内装材の取付けのためのコスト を大幅に低減することが可能になる。
【0014】 このような構造のガーニッシュ12の取付け構造は、必ずしもフロントガーニ ッシュ12をフロントピラー13に取付けるために用いられるばかりでなく、例 えば図4に示すクオータトリム30をクオータピラーに取付ける構造に採用して もよい。あるいはまたバックパネルガーニッシュ31をインナパネルの上縁に取 付けるのに採用してもよい。あるいはまたドアポケット32をドアのインナパネ ルに取付け固定するために用いるようにしてもよい。この場合において強度が不 足する場合には、ビスを併用することが可能である。あるいはまたカウルサイド トリム33を取付ける構造に採用することも可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案は、内装材の裏側であって取付け位置に取付け用の突片を 形成するとともに、金属板から成る基体には一対の穴と、これらの穴を連通する スリットとから成る打抜き分を形成し、しかもスリットの互いに対向する両側の 縁部を内側に斜めに折曲げて成り、内装材の取付け用の突片を係止する係止爪を 形成するようにし、上記内装材の取付け用の突片をスリットの両縁の係止爪の間 に押込むようにして取付け固定するようにしたものである。
【0016】 このような構造によれば、専用の合成樹脂あるいはばね鋼から成るクリップを 用いることなく、内装材を直接金属板から成る基体に取付けることが可能になり 、これによって内装材の取付けの構造の簡素化と、部品点数の低減と、コストの 削減とを図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内装材の取付け構造を示す分解斜視図である。
【図2】フロントガーニッシュの内側の斜視図である。
【図3】フロントガーニッシュとフロントピラーとの結
合構造を示す横断面図である。
【図4】自動車の車室の内部の構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル 11 フロントウインド 12 フロントガーニッシュ 13 フロントピラー 17 突片 18 補強用リブ 21 インナパネル 22 アウタパネル 23、24 穴 25 スリット 26 係止爪 30 クオータトリム 31 バックパネルガーニッシュ 32 ドアポケット 33 カウルサイドトリム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形体から成る内装材と、 該内装材の裏側であって取付け位置に設けられている取
    付け用の突片と、 前記内装材を取付けるための金属板から成る基体と、 該基体の取付け位置に設けられている一対の穴と、該穴
    を連続するスリットとから成る打抜き部と、 前記スリットの互いに対向する両側の縁部を内側に斜め
    に折曲げて成り、前記内装材の取付け用の突片を係止す
    る係止爪と、 をそれぞれ具備する内装材の取付け構造。
JP2127493U 1993-03-31 1993-03-31 内装材の取付け構造 Pending JPH0674520U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2127493U JPH0674520U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 内装材の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2127493U JPH0674520U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 内装材の取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674520U true JPH0674520U (ja) 1994-10-21

Family

ID=12050549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2127493U Pending JPH0674520U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 内装材の取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0674520U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0674520U (ja) 内装材の取付け構造
JP3980315B2 (ja) アシストグリップの取付構造
JP3465290B2 (ja) フェンダパネルの取付構造
JP3706930B2 (ja) 自動車用バンパカバー
JPS6144515Y2 (ja)
JP2503216Y2 (ja) ピラ―ドハ―ドトップ車のモ―ル取付け構造
JP3273677B2 (ja) 自動車用内装材
JPS637695Y2 (ja)
JPH0629952U (ja) 車両のルーフモールの取付構造
JPH0636999U (ja) ピラーガーニッシュ
JPH0746605Y2 (ja) 自動車のフエンダーモール取付構造
JP2600429Y2 (ja) ダッシュサイドトリムの取付構造
JP2557810Y2 (ja) フィニッシャーの取付構造
JPH0620656Y2 (ja) 自動車用ドアトリムの取付構造
JPH08132986A (ja) 固定式ウィンドウガラスと内装トリムとの合わせ構造
JPH0620663Y2 (ja) ウエザ−ストリツプの取付構造
JPH027088Y2 (ja)
JPH04113248U (ja) 車両のトリム材取付構造
JPS637103Y2 (ja)
JPH0722332Y2 (ja) 自動車用ドアトリムの取付構造
JP2004306922A (ja) オーバーフェンダの取付構造
JP2604073Y2 (ja) 自動車ドアウインドウのインナーシール取付構造
JPH0547727Y2 (ja)
JP3257621B2 (ja) 自動車のカウルサイドトリム取り付け構体
JP2002362275A (ja) 筒状連通部の取付構造