JPH0433164Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0433164Y2 JPH0433164Y2 JP1984023022U JP2302284U JPH0433164Y2 JP H0433164 Y2 JPH0433164 Y2 JP H0433164Y2 JP 1984023022 U JP1984023022 U JP 1984023022U JP 2302284 U JP2302284 U JP 2302284U JP H0433164 Y2 JPH0433164 Y2 JP H0433164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- opening
- locking
- glove box
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は自動車用グローブボツクスに関するも
のである。
のである。
(従来技術)
自動車の前部は通常第1図に示す如く、エアコ
ンユニツトAの後方にグローブボツクスBを配設
し、スペースの関係でグローブボツクスBの上部
を奥深くして書物等を収納し、下方の奥行きを浅
くしていたが、前方から衝突があつた際はその衝
撃でエアコンユニツトAが第2図の如く矢印方向
に押され、グローブボツクスBの剛性が大きいた
めそのまゝパネルCから室内にとび出し乗員に危
害を与えるという欠点があつた。
ンユニツトAの後方にグローブボツクスBを配設
し、スペースの関係でグローブボツクスBの上部
を奥深くして書物等を収納し、下方の奥行きを浅
くしていたが、前方から衝突があつた際はその衝
撃でエアコンユニツトAが第2図の如く矢印方向
に押され、グローブボツクスBの剛性が大きいた
めそのまゝパネルCから室内にとび出し乗員に危
害を与えるという欠点があつた。
(目的)
本考案は前方から衝突があつてもその衝撃でグ
ローブボツクスがエアコンユニツトで押されて室
内にとび出さないようにすることを目的としてい
る。
ローブボツクスがエアコンユニツトで押されて室
内にとび出さないようにすることを目的としてい
る。
(実施例)
第3図乃至第5図は本考案の第1実施例であ
る。1は前部筐体で前面に蓋2を開閉自在に取り
付け、後面に開口部3を形成し、該開口部の内側
のフランジ4に係止孔5を穿設してある。6は後
部筐体で前面にのみ開口部7を形成し、該開口部
7より外側にフランジ8を一体に形成し、外側の
フランジ8には前記係止孔5に弾性的に係止する
係止爪9が後方に向けて突設してある。後部筐体
6は前部筐体1の開口部3に嵌挿し得る大きさに
なつており、後部下面はエアコンユニツトをさけ
る凹部10が形成されている。
る。1は前部筐体で前面に蓋2を開閉自在に取り
付け、後面に開口部3を形成し、該開口部の内側
のフランジ4に係止孔5を穿設してある。6は後
部筐体で前面にのみ開口部7を形成し、該開口部
7より外側にフランジ8を一体に形成し、外側の
フランジ8には前記係止孔5に弾性的に係止する
係止爪9が後方に向けて突設してある。後部筐体
6は前部筐体1の開口部3に嵌挿し得る大きさに
なつており、後部下面はエアコンユニツトをさけ
る凹部10が形成されている。
組立時は前部筐体1の蓋2を開き、そこから後
部筐体6を入れて係止爪9を係止孔5に弾性的に
圧入係止し、一体のグローブボツクスにしてい
る。
部筐体6を入れて係止爪9を係止孔5に弾性的に
圧入係止し、一体のグローブボツクスにしてい
る。
次に作用について説明する。前方から衝突があ
つた場合は、エアコンユニツトが後部筐体6を押
圧する。この時、前部筐体1はパネルに固定され
たまゝで、係止爪9が係止孔5から外れて衝撃を
吸収する。
つた場合は、エアコンユニツトが後部筐体6を押
圧する。この時、前部筐体1はパネルに固定され
たまゝで、係止爪9が係止孔5から外れて衝撃を
吸収する。
第6図は本考案の第2実施例で、前部筐体11
の開口部の内側のフランジ14に前方に向けて係
止爪19を突設し、後部筐体16の開口部外側の
フランジ18に穿設した係止孔15に弾性的に圧
入係止している。
の開口部の内側のフランジ14に前方に向けて係
止爪19を突設し、後部筐体16の開口部外側の
フランジ18に穿設した係止孔15に弾性的に圧
入係止している。
第7図は本考案の第3実施例で、前部筐体21
の開口部の内側のフランジ24と後部筐体26の
開口部外側のフランジ28に夫々係止孔25を合
致して穿設し、クリツプ29を弾性的に圧入係止
している。
の開口部の内側のフランジ24と後部筐体26の
開口部外側のフランジ28に夫々係止孔25を合
致して穿設し、クリツプ29を弾性的に圧入係止
している。
第8図は本考案の第4実施例で、後部筐体36
の開口部外周に径方向に弾性を有する係止爪39
を一体に形成し、前部筐体31の開口部33に圧
入係止している。
の開口部外周に径方向に弾性を有する係止爪39
を一体に形成し、前部筐体31の開口部33に圧
入係止している。
作用は第1実施例と同様である。
(効果)
本考案によると、前面に蓋を有し、後面に開口
部を形成した前部筐体の開口部の内側にフランジ
を一体形成し、このフランジの内径より小さい外
径を有する後部筐体の開口部の外側にフランジを
一体形成し、このフランジを前記フランジの前面
に重合して車の進行方向に平行な複数の弾性係止
具によつて着脱自在に取り付けてあるので、前方
から衝突があつた時、弾性係止具の弾性変形によ
つて着脱部が外れ後部筐体が室内側に移動するた
め、その衝撃でグローブボツクスがエアコンユニ
ツトで押されて室内にとび出すことを確実に防止
できる。
部を形成した前部筐体の開口部の内側にフランジ
を一体形成し、このフランジの内径より小さい外
径を有する後部筐体の開口部の外側にフランジを
一体形成し、このフランジを前記フランジの前面
に重合して車の進行方向に平行な複数の弾性係止
具によつて着脱自在に取り付けてあるので、前方
から衝突があつた時、弾性係止具の弾性変形によ
つて着脱部が外れ後部筐体が室内側に移動するた
め、その衝撃でグローブボツクスがエアコンユニ
ツトで押されて室内にとび出すことを確実に防止
できる。
又使用時に於て、前後の両フランジが重合し、
弾性係止具によつて着脱自在に取り付けたから、
両筐体はガタを生ずる事がなくビビリ音も発生し
ない。
弾性係止具によつて着脱自在に取り付けたから、
両筐体はガタを生ずる事がなくビビリ音も発生し
ない。
更に、車の進行方向に平行な弾性係止具を用い
ているので、室内側からワンタツチで組み付けら
れるから組付作業が容易である。
ているので、室内側からワンタツチで組み付けら
れるから組付作業が容易である。
第1図は従来の自動車グローブボツクス近傍部
の配置図、第2図は第1図の衝突時の説明図、第
3図は本考案の第1実施例斜視図、第4図は第3
図の正断面図、第5図は第3図の係止部拡大正断
面図、第6図、第7図、第8図は本考案の第2、
第3、第4実施例の係止部正断面図である。 1,11,21,31……前部筐体、2……
蓋、3,33……前部筐体開口部、4……内側の
フランジ、5,15,25……係止孔、6,1
6,26,36……後部筐体、7……後部筐体開
口部、8……外側のフランジ、9,19,39…
…弾性係止具としての係止爪、29……弾性係止
具としてのクリツプ。
の配置図、第2図は第1図の衝突時の説明図、第
3図は本考案の第1実施例斜視図、第4図は第3
図の正断面図、第5図は第3図の係止部拡大正断
面図、第6図、第7図、第8図は本考案の第2、
第3、第4実施例の係止部正断面図である。 1,11,21,31……前部筐体、2……
蓋、3,33……前部筐体開口部、4……内側の
フランジ、5,15,25……係止孔、6,1
6,26,36……後部筐体、7……後部筐体開
口部、8……外側のフランジ、9,19,39…
…弾性係止具としての係止爪、29……弾性係止
具としてのクリツプ。
Claims (1)
- 前面に蓋を有し、後面に開口部を形成した前部
筐体の開口部の内側にフランジを一体形成し、こ
のフランジの内径より小さい外径を有する後部筐
体の開口部の外側にフランジを一体形成し、この
フランジを前記フランジの前面に重合して車の進
行方向に平行な複数の弾性係止具によつて着脱自
在に取り付けた自動車用グローブボツクス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2302284U JPS60136239U (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車用グロ−ブボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2302284U JPS60136239U (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車用グロ−ブボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136239U JPS60136239U (ja) | 1985-09-10 |
JPH0433164Y2 true JPH0433164Y2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=30515870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2302284U Granted JPS60136239U (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車用グロ−ブボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136239U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040039716A (ko) * | 2002-11-04 | 2004-05-12 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 글로브 박스 구조 |
JP5302594B2 (ja) * | 2007-10-04 | 2013-10-02 | マツダ株式会社 | 自動車のグローブボックス構造 |
JP5540946B2 (ja) * | 2010-07-06 | 2014-07-02 | 日産自動車株式会社 | グローブボックス |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137850U (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-14 | 日産自動車株式会社 | グロ−ブボツクス |
-
1984
- 1984-02-22 JP JP2302284U patent/JPS60136239U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60136239U (ja) | 1985-09-10 |
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