JP2000085359A - 車両のドアトリム部構造 - Google Patents
車両のドアトリム部構造Info
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- JP2000085359A JP2000085359A JP10253403A JP25340398A JP2000085359A JP 2000085359 A JP2000085359 A JP 2000085359A JP 10253403 A JP10253403 A JP 10253403A JP 25340398 A JP25340398 A JP 25340398A JP 2000085359 A JP2000085359 A JP 2000085359A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】衝突時に乗員からの外力が作用したときに、ド
アトリムベ−スが割れてしまうのを防止あるいは抑制す
る。 【解決手段】ドアハンドル3の基部20が、ドアトリム
ベ−ス2を貫通して、固定ねじ31を利用してインナパ
ネル10に固定される。基部20は、ドアトリムベ−ス
2を貫通する筒状部21と、筒状部21の車室側端部に
形成されたフランジ部22とを有する。ドアトリムベ−
ス2のうち基部20付近は、インナパネル10と車幅方
向に所定距離離間されて、インナパネル10には連結さ
れていない。ドアトリムベ−ス2には、基部20の筒状
部21の外周に嵌合される外側筒状部2cと、フランジ
部22の裏面に当接する周縁部2dとを有し、2dと2
2とが小さなねじ33により結合されている。側方衝突
時に、乗員からの大きな外力が基部20付近のドアトリ
ムベ−ス2に作用したとき、ねじ33の結合が解除され
て、ドアトリムベ−ス2がインナパネル10へ向けて変
位される。
アトリムベ−スが割れてしまうのを防止あるいは抑制す
る。 【解決手段】ドアハンドル3の基部20が、ドアトリム
ベ−ス2を貫通して、固定ねじ31を利用してインナパ
ネル10に固定される。基部20は、ドアトリムベ−ス
2を貫通する筒状部21と、筒状部21の車室側端部に
形成されたフランジ部22とを有する。ドアトリムベ−
ス2のうち基部20付近は、インナパネル10と車幅方
向に所定距離離間されて、インナパネル10には連結さ
れていない。ドアトリムベ−ス2には、基部20の筒状
部21の外周に嵌合される外側筒状部2cと、フランジ
部22の裏面に当接する周縁部2dとを有し、2dと2
2とが小さなねじ33により結合されている。側方衝突
時に、乗員からの大きな外力が基部20付近のドアトリ
ムベ−ス2に作用したとき、ねじ33の結合が解除され
て、ドアトリムベ−ス2がインナパネル10へ向けて変
位される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のドアトリム部
構造に関するものである。
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のドア、特にサイドドアは、ドアイ
ンナパネルの車室側においてドアトリムベ−スが配設さ
れ、車室内側にあるドアハンドルの基部が該ドアトリム
ベ−スを貫通して該ドアインナパネルに取付けられてい
ることが多い(例えば実公昭3−45862号公報参
照)。なお、ドアトリムベ−スは、ドアの車室側面の体
裁よくするためのトリム材のベ−ス部材となるもので、
通常は合成樹脂等によるボード状とされているものであ
る。
ンナパネルの車室側においてドアトリムベ−スが配設さ
れ、車室内側にあるドアハンドルの基部が該ドアトリム
ベ−スを貫通して該ドアインナパネルに取付けられてい
ることが多い(例えば実公昭3−45862号公報参
照)。なお、ドアトリムベ−スは、ドアの車室側面の体
裁よくするためのトリム材のベ−ス部材となるもので、
通常は合成樹脂等によるボード状とされているものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、側方衝突時
において、インナパネルは車室側へ向けて変位される一
方、乗員が車室側へ向けて変位されて、ドアトリムベ−
スが車幅方向両側から強く挟まれて、割れてしまう事態
を生じることがあり、好ましくない。とりわけ、ドアハ
ンドルやその付近のドアトリムベ−スは、車室側に向け
て少なからず突出された配置とされることが多いので、
衝突時において乗員からの大きな衝撃を受け易いもので
あり、ドアトリムベ−スのうちドアハンドルの基部付近
が特に割れ易いものとなる。
において、インナパネルは車室側へ向けて変位される一
方、乗員が車室側へ向けて変位されて、ドアトリムベ−
スが車幅方向両側から強く挟まれて、割れてしまう事態
を生じることがあり、好ましくない。とりわけ、ドアハ
ンドルやその付近のドアトリムベ−スは、車室側に向け
て少なからず突出された配置とされることが多いので、
衝突時において乗員からの大きな衝撃を受け易いもので
あり、ドアトリムベ−スのうちドアハンドルの基部付近
が特に割れ易いものとなる。
【0004】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、衝突時において、車幅方向両
側からの大きな力を受けてもドアトリムベ−スが割れな
いようにあるいは割れにくくした車両のドアトリム部構
造を提供することにある。
れたもので、その目的は、衝突時において、車幅方向両
側からの大きな力を受けてもドアトリムベ−スが割れな
いようにあるいは割れにくくした車両のドアトリム部構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、ドアインナパネルの車室側においてドアトリ
ムベ−スが配設され、車室内側にあるドアハンドルの基
部が該ドアトリムベ−スを貫通して該ドアインナパネル
に取付けられている車両のドアトリム部構造において、
前記ドアトリムベ−スのうち前記ドアハンドルの基部付
近が、前記インナパネルに対して所定量離間した非連結
状態で配設されることにより、車室側から所定以上の衝
撃力を受けたときに前記インナパネル側へ向けて変位す
るように設定されている、ようにしてある。上記解決手
法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲におけ
る請求項2以下に記載のとおりである。
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、ドアインナパネルの車室側においてドアトリ
ムベ−スが配設され、車室内側にあるドアハンドルの基
部が該ドアトリムベ−スを貫通して該ドアインナパネル
に取付けられている車両のドアトリム部構造において、
前記ドアトリムベ−スのうち前記ドアハンドルの基部付
近が、前記インナパネルに対して所定量離間した非連結
状態で配設されることにより、車室側から所定以上の衝
撃力を受けたときに前記インナパネル側へ向けて変位す
るように設定されている、ようにしてある。上記解決手
法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲におけ
る請求項2以下に記載のとおりである。
【0006】
【発明の効果】請求項1によれば、ドアハンドルあるい
はドアトリムベ−スのうちドアハンドルの基部付近に対
して乗員からの大きな衝撃を受けたときは、ドアトリム
ベ−スはインナパネルに対して接近する方向に変位する
ことにより衝撃を吸収して、割れないあるいは割れにく
いものとなる。
はドアトリムベ−スのうちドアハンドルの基部付近に対
して乗員からの大きな衝撃を受けたときは、ドアトリム
ベ−スはインナパネルに対して接近する方向に変位する
ことにより衝撃を吸収して、割れないあるいは割れにく
いものとなる。
【0007】請求項2によれば、ドアトリムベ−スを、
ドアハンドルを介してインナパネル側へしっかりと支持
させることができる。請求項3によれば、ドアトリムベ
−スの支持を2つの当接部を利用して一層しっかりと行
うことができる。請求項4によれば、ねじ部材を利用し
て、ドアトリムベ−スの支持をより一層しっかりと行う
ことができる。
ドアハンドルを介してインナパネル側へしっかりと支持
させることができる。請求項3によれば、ドアトリムベ
−スの支持を2つの当接部を利用して一層しっかりと行
うことができる。請求項4によれば、ねじ部材を利用し
て、ドアトリムベ−スの支持をより一層しっかりと行う
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1において、1は車両としての
自動車のサイドドアを示し、既知のようにインナパネル
とアウタパネルとによって閉断面状として形成されてい
る。ドア1の車室側面には、ドアトリムベ−ス2が配設
されている。ドアトリムベ−ス2のうち、所定高さ位置
には、前後方向に細長く伸びて、車室側へ若干突出した
突出部2aが形成されている。
自動車のサイドドアを示し、既知のようにインナパネル
とアウタパネルとによって閉断面状として形成されてい
る。ドア1の車室側面には、ドアトリムベ−ス2が配設
されている。ドアトリムベ−ス2のうち、所定高さ位置
には、前後方向に細長く伸びて、車室側へ若干突出した
突出部2aが形成されている。
【0009】突出部2aのうち、前後方向略中間位置に
は、ドア1を車室側から開閉するときに乗員により把持
されるドアハンドル3が配設されている。そして、突出
部2aのうち、ドアハンドル3に対応した位置には、ド
アハンドル3を把持する乗員の手が突出部2aの干渉す
るのを防止する逃げ用の凹部2bが形成されている。す
なわち、ドアハンドル3のうち、前後方向に伸びて乗員
により把持される操作部3aが、上記凹部2bを跨ぐよ
うに配設されている。
は、ドア1を車室側から開閉するときに乗員により把持
されるドアハンドル3が配設されている。そして、突出
部2aのうち、ドアハンドル3に対応した位置には、ド
アハンドル3を把持する乗員の手が突出部2aの干渉す
るのを防止する逃げ用の凹部2bが形成されている。す
なわち、ドアハンドル3のうち、前後方向に伸びて乗員
により把持される操作部3aが、上記凹部2bを跨ぐよ
うに配設されている。
【0010】ドアハンドル3とドアトリムベ−スとドア
インナパネルとの関係について、図2〜図4を参照しつ
つ説明する。まず、ドア1のインナパネルが、図3、図
4において符号10で示される。また、ドアハンドル3
のインナパネル10への取付部となる基部が符号20で
示され、この基部20は、ドアハンドル操作部3aの前
後方向両端部に設けられている。
インナパネルとの関係について、図2〜図4を参照しつ
つ説明する。まず、ドア1のインナパネルが、図3、図
4において符号10で示される。また、ドアハンドル3
のインナパネル10への取付部となる基部が符号20で
示され、この基部20は、ドアハンドル操作部3aの前
後方向両端部に設けられている。
【0011】上記基部20のうち、前方の基部20に着
目して説明する。まず、基部20は、略円筒状とされた
筒状部21と、筒状部21の車室側端部に形成されたフ
ランジ部22とを有する。筒状部21の車外側(周方向
外方側)の底壁面には、取付孔21aが形成されてい
る。一方、ドアトリムベ−ス2には、基部20ががたつ
きなく嵌合される外側筒状部(第1当接部)2cが、車
室外方側へ向けて形成されている。また、筒状部21つ
まり外側筒状部2cの位置に対応して、インナパネル1
0には、取付孔10aが形成されると共に、取付孔10
aに対応してその車幅方向外方側において、抜け止め部
材としてのグロメット30が固定されている。ドアトリ
ムベ−ス2は、少なくともドアハンドル3付近、特に基
部20付近は、インナパネル10に対して車幅方向に所
定量離間していて、インナパネル10に対する連結は行
われていないものである。
目して説明する。まず、基部20は、略円筒状とされた
筒状部21と、筒状部21の車室側端部に形成されたフ
ランジ部22とを有する。筒状部21の車外側(周方向
外方側)の底壁面には、取付孔21aが形成されてい
る。一方、ドアトリムベ−ス2には、基部20ががたつ
きなく嵌合される外側筒状部(第1当接部)2cが、車
室外方側へ向けて形成されている。また、筒状部21つ
まり外側筒状部2cの位置に対応して、インナパネル1
0には、取付孔10aが形成されると共に、取付孔10
aに対応してその車幅方向外方側において、抜け止め部
材としてのグロメット30が固定されている。ドアトリ
ムベ−ス2は、少なくともドアハンドル3付近、特に基
部20付近は、インナパネル10に対して車幅方向に所
定量離間していて、インナパネル10に対する連結は行
われていないものである。
【0012】基部20は、外側筒状部2cを貫通して、
インナパネル10に当接されている。そして、車室内側
から、筒状部21内に挿入された固定ねじ31を、取付
孔221a、10aを貫通させて、グロメット30にね
じ込むことにより、基部20つまりドアハンドル3のイ
ンナパネル10に対する取付、固定が行われる。なお、
この取付後に、筒状部21は、車室内側から盲蓋として
のキャップ32により施蓋される。
インナパネル10に当接されている。そして、車室内側
から、筒状部21内に挿入された固定ねじ31を、取付
孔221a、10aを貫通させて、グロメット30にね
じ込むことにより、基部20つまりドアハンドル3のイ
ンナパネル10に対する取付、固定が行われる。なお、
この取付後に、筒状部21は、車室内側から盲蓋として
のキャップ32により施蓋される。
【0013】基部20のうち、フランジ部22の裏面
(車幅方向外方側の面)に対して、ドアトリムベ−ス2
のうち外側筒状部2cの車室側周縁部2dが当接されて
いる。第2当接部となる周縁部2dと、フランジ部22
とは、ほぼ車幅方向に重なっており、小さなねじ部材3
3により互いに締結されている(フランジ部22に形成
されて、ねじ部材33が螺合される雌ねじ部構成用の筒
部が符号23で示される)。ねじ部材33によって基部
20(フランジ部22)とドアトリムベ−ス2(周縁部
2d)とを結合した後に、固定ねじ31により基部20
とインナパネル10との結合が行われる。なお、後方に
ある基部20については、小さなねじ部材33による固
定が2ケ所とされている点を除いて、前方にある基部2
0と同一の取付態様とされている。
(車幅方向外方側の面)に対して、ドアトリムベ−ス2
のうち外側筒状部2cの車室側周縁部2dが当接されて
いる。第2当接部となる周縁部2dと、フランジ部22
とは、ほぼ車幅方向に重なっており、小さなねじ部材3
3により互いに締結されている(フランジ部22に形成
されて、ねじ部材33が螺合される雌ねじ部構成用の筒
部が符号23で示される)。ねじ部材33によって基部
20(フランジ部22)とドアトリムベ−ス2(周縁部
2d)とを結合した後に、固定ねじ31により基部20
とインナパネル10との結合が行われる。なお、後方に
ある基部20については、小さなねじ部材33による固
定が2ケ所とされている点を除いて、前方にある基部2
0と同一の取付態様とされている。
【0014】以上のような実施形態において、側方衝突
時に、インナパネル10が車室側へ向けて押圧変位され
るが、このとき乗員が車外側へ向けてつまりドアハンド
ル3へ向けて移動される場合がある。このとき、乗員か
らの押圧力が、ドアハンドル3に作用したときは、ドア
トリムベ−ス2はインナパネル10に対して所定量離間
しているので、ドアハンドル3に押圧されて当該インナ
パネル2へ向けて変位され、この変位によって衝撃が緩
和される(割れ防止、割れ抑制)。
時に、インナパネル10が車室側へ向けて押圧変位され
るが、このとき乗員が車外側へ向けてつまりドアハンド
ル3へ向けて移動される場合がある。このとき、乗員か
らの押圧力が、ドアハンドル3に作用したときは、ドア
トリムベ−ス2はインナパネル10に対して所定量離間
しているので、ドアハンドル3に押圧されて当該インナ
パネル2へ向けて変位され、この変位によって衝撃が緩
和される(割れ防止、割れ抑制)。
【0015】乗員からの押圧力が、基部20付近のドア
トリムベ−ス2に対して直接作用したとき、小さなねじ
部材33によるドアトリムベ−スとフランジ部22との
結合が容易に解除されて、ドアトリムベ−ス2がインナ
パネル10へ向けて変位される(割れ防止、割れ抑
制)。
トリムベ−ス2に対して直接作用したとき、小さなねじ
部材33によるドアトリムベ−スとフランジ部22との
結合が容易に解除されて、ドアトリムベ−ス2がインナ
パネル10へ向けて変位される(割れ防止、割れ抑
制)。
【0016】以上実施形態について説明したが、ドアと
しては、サイドドアに限らず、バックドアであってもよ
い(サイドドアにおける開閉方向が車幅方向となるのに
対して、バックドアにおける開閉方向が前後方向となる
という点で異なるのみ)。小さなねじ部材33を利用し
た支持に代えて、接着剤を利用した支持であってもよ
く、きつい凹凸嵌合を利用したものであってもよく、さ
らには係止爪と係止部とを利用したものであってもよ
く、いずれにしても、所定以上の外力が作用したときに
締結解除されるものであれば適宜の手法を採択し得る。
ただし、ねじ部材33を利用する方が、整備時等におい
て容易に締結解除できるという利点がある。
しては、サイドドアに限らず、バックドアであってもよ
い(サイドドアにおける開閉方向が車幅方向となるのに
対して、バックドアにおける開閉方向が前後方向となる
という点で異なるのみ)。小さなねじ部材33を利用し
た支持に代えて、接着剤を利用した支持であってもよ
く、きつい凹凸嵌合を利用したものであってもよく、さ
らには係止爪と係止部とを利用したものであってもよ
く、いずれにしても、所定以上の外力が作用したときに
締結解除されるものであれば適宜の手法を採択し得る。
ただし、ねじ部材33を利用する方が、整備時等におい
て容易に締結解除できるという利点がある。
【0017】ドアトリムベ−ス2のうち基部20の側面
を構成する筒状部21に当接される第2当接部は、外側
筒状部2cのような筒状でなくともよい。もっとも、外
側筒状部2cのように筒状としておくことにより、車室
側から大きな外力を受けたときに基部20の筒状部2c
を案内としてインナパネル10へ向けてスムーズな変位
が可能となり、また通常はドアトリムベ−ス2を基部2
0を介してインナパネル10前記へしっかりと支持させ
ておく上で好ましいものとなる。本発明の目的は、明記
されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点と
して表現されたものを提供することをも暗黙的に含むも
のである。
を構成する筒状部21に当接される第2当接部は、外側
筒状部2cのような筒状でなくともよい。もっとも、外
側筒状部2cのように筒状としておくことにより、車室
側から大きな外力を受けたときに基部20の筒状部2c
を案内としてインナパネル10へ向けてスムーズな変位
が可能となり、また通常はドアトリムベ−ス2を基部2
0を介してインナパネル10前記へしっかりと支持させ
ておく上で好ましいものとなる。本発明の目的は、明記
されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点と
して表現されたものを提供することをも暗黙的に含むも
のである。
【図1】本発明が適用されたドアの一例を示す斜視図。
【図2】図1のドアをドアハンドルを外した状態で車室
側から見た要部拡大図。
側から見た要部拡大図。
【図3】ドアハンドルを取付けた状態での図2のX3−
X3線相当断面図。
X3線相当断面図。
【図4】ドアハンドルを取付けた状態での図2のX3−
X3線相当断面図。
X3線相当断面図。
1:ドア 2:ドアトリムベ−ス 2a:突出部 2b:凹部 2c:外側筒状部(第1当接部) 2d:周縁部(第2当接部) 3:ドアハンドル 3a:操作部 10:インナパネル 10a:取付孔 20:基部 21:筒状部 21a:取付孔 22:フランジ部 23:筒部(小さなねじ部材用) 30:グロメット 31:固定ねじ 33:小さなねじ部材
Claims (4)
- 【請求項1】ドアインナパネルの車室側においてドアト
リムベ−スが配設され、車室内側にあるドアハンドルの
基部が該ドアトリムベ−スを貫通して該ドアインナパネ
ルに取付けられている車両のドアトリム部構造におい
て、 前記ドアトリムベ−スのうち前記ドアハンドルの基部付
近が、前記インナパネルに対して所定量離間した非連結
状態で配設されることにより、車室側から所定以上の衝
撃力を受けたときに前記インナパネル側へ向けて変位す
るように設定されている、ことを特徴とする車両のドア
トリム部構造。 - 【請求項2】請求項1において、 前記ドアトリムベ−スが、該ドアハンドル基部のうち車
外側に向かう裏面部に対して支持されている、ことを特
徴とする車両のドアトリム部構造。 - 【請求項3】請求項2において、 前記ドアハンドルの基部が、筒状部と、該筒状部の車室
側端部に形成されたフランジ部とを有し、 前記ドアトリムベ−スが、前記筒状部の外周に嵌合当接
された筒状の第1当接部と、該第1当接部の車室側端部
より伸びて前記フランジ部の車外側面に当接する第2当
接部を有し、 前記第2当接部が前記フランジ部に支持されている、こ
とを特徴とする車両のドアトリム部構造。 - 【請求項4】請求項2または請求項3において、 前記ドアトリムベ−スの前記ドアハンドルに対する支持
が、ほぼドア開閉方向に伸びて、前記所定以上の外力が
作用したときに結合解除されるねじ部材によって行われ
ている、ことを特徴とする車両のドアトリム部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10253403A JP2000085359A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 車両のドアトリム部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10253403A JP2000085359A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 車両のドアトリム部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000085359A true JP2000085359A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17250903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10253403A Pending JP2000085359A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 車両のドアトリム部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000085359A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329889A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車用内装部品 |
KR101198627B1 (ko) * | 2010-06-29 | 2012-11-07 | 기아자동차주식회사 | 테일게이트 아웃사이드 핸들 조립체 |
CN109383407A (zh) * | 2017-08-03 | 2019-02-26 | 丰田纺织株式会社 | 车辆内饰部件 |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP10253403A patent/JP2000085359A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329889A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車用内装部品 |
KR101198627B1 (ko) * | 2010-06-29 | 2012-11-07 | 기아자동차주식회사 | 테일게이트 아웃사이드 핸들 조립체 |
CN109383407A (zh) * | 2017-08-03 | 2019-02-26 | 丰田纺织株式会社 | 车辆内饰部件 |
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Legal Events
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