JP2005329889A - 自動車用内装部品 - Google Patents

自動車用内装部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2005329889A
JP2005329889A JP2004152061A JP2004152061A JP2005329889A JP 2005329889 A JP2005329889 A JP 2005329889A JP 2004152061 A JP2004152061 A JP 2004152061A JP 2004152061 A JP2004152061 A JP 2004152061A JP 2005329889 A JP2005329889 A JP 2005329889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
interior
divided body
vehicle
interior part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004152061A
Other languages
English (en)
Inventor
Junpei Kozuka
純平 古塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2004152061A priority Critical patent/JP2005329889A/ja
Publication of JP2005329889A publication Critical patent/JP2005329889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

【課題】車両の側壁パネルに装着される自動車用内装部品であって、側突時における乗員に加わる反力を軽減できる衝撃吸収構造を提供する。
【解決手段】ドアグリップ30周りにボックス状凹部Aを設定するとともに、このボックス状凹部Aを構成するトリム本体をドアトリム(内装部品)10の奥行方向で2分割される分割体40,50から構成し、各分割体40,50を突き当て接合、あるいはラップ接合し、衝撃荷重時、可動側分割体50が固定側分割体40上面に乗り上げることで乗員に加わる反力を軽減する。または、ボックス状凹部Aのベース体60に開口61を開設し、開口61に着脱可能なリッド70を取り付け、衝撃荷重時、このリッド70が開口61から外れることで乗員に加わる反力を軽減する。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車用ドアトリム、リヤサイドトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に装着される自動車用内装部品に係り、特に、側突時等、車両の側方から外力が加わった際、内装部品から乗員に加わる反力を低減することにより、衝撃吸収性能を高めた自動車用内装部品に関する。
例えば、車両の側壁パネルには、ドアトリム、リヤサイドトリム等の内装部品が装着されており、これら乗員の側方に位置する内装部品には、アームレストや、グリップ等の機能部品が取り付けられている。例えば、図17に示すように、ドアトリム1の下部には、備品を収容できるドアポケット2が設けられており、ドアトリム1の中央部には、ややリヤ側にかけて乗員が肘を掛けて休めるアームレスト3が配置されている。また、フロント側には、ドアロック等の各種スイッチボタン4aを収容したスイッチパネル4が付設され、アームレスト3とスイッチパネル4との間にドアグリップ5が設けられている。
このドアグリップ5は、図18,図19に示すように、ドア開閉時、あるいは走行中の急カーブ時等に乗員が掴んで適正な着座姿勢を維持するためのもので、ドアグリップ5の背後側及び下方側には、ドアグリップ5を掴むためのスペースを確保するボックス状凹部6を設定する必要がある。そのために、ドアトリム1におけるドアグリップ5設置部位には、背面壁6a、底面壁6b、側面壁6cを備えた必然的に剛性が強化されたボックス構造を強いられる傾向にある(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−44635号公報(第4頁、図1)
このように、上述したドアトリム1においては、ドアグリップ5周りに操作用スペースを確保するために、ドアグリップ5設置部分には、背面壁6a、底面壁6b、側面壁6cからなる剛性が強化されたボックス構造を採用している。従って、例えば、側突時等、車両に側方から大きな荷重が加わった際、図19に示すように、乗員の身体の一部が矢印で示す方向でドアトリム1にぶつかるが、この部位が剛性の強化されたボックス状凹部6であるため、その際の反力が大きく、乗員にかかる負荷が大きいことから、側突時における衝撃吸収性能を高めることが急務とされていた。
また、ドアグリップ5周りのボックス構造における各壁部6a〜6cの厚みを薄肉化する等の対策を施した場合、剛性・しっかり感で劣り、また、変形を誘発し易く、必要最小限度の強度が得られない等の不具合があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両の側壁パネルの室内面側に装着される自動車用内装部品であって、特に、グリップ周りのボックス状凹部の構造に着目し、通常時においては、適正な剛性、強度を維持しながら、側突時、乗員に加わる反力を低減できることにより、衝撃吸収性能を高めた自動車用内装部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両の側壁パネルに装着される内装部品であって、この内装部品は、所望の曲面形状に成形された内装トリム本体の略中央部に室内側に向けて、膨出部が形成され、この膨出部の一部に剛性に富むボックス状凹部を設けてなる自動車用内装部品において、前記ボックス状凹部を構成する内装トリム本体は、室内側から内装部品に加わる外力に対して反発力を軽減できる分割構造が採用されており、この分割構造は、内装部品の奥行方向で2分割された分割体同士を突き当て接合、あるいはラップ接合してなることを特徴とする。
ここで、自動車用内装部品としては、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられるドアトリム、リヤサイドトリム等に適用できる。また、ボックス状凹部を設ける部位としては、クリップ取付部位の他にアームレストパット取付部位等が相当する。
また、ボックス状凹部における衝撃荷重吸収構造としては、例えば、ボックス状凹部における底面壁及びその両側に位置する側面壁を奥行方向で略2分割とし、分割ラインに沿って分割体同士を突き当て接合、あるいはラップ接合するという構成が採用できる。従って、側突時等、所定値以上の荷重が加わった時、室内側に位置する分割体が相手側に乗り上げることで衝撃荷重を吸収できる。
次に、本発明の好ましい実施の態様としては、分割ラインに沿って固定側分割体に段部を介して水平状に延びる水平フランジを設け、この水平フランジ上に可動側分割体の端縁部分を奥行方向にスライド自在に載置する構成を採用することができる。この場合、衝撃荷重が加わった際、室内側に位置する可動側分割体は、固定側分割体の水平フランジ上を奥行方向に沿ってスライドすることにより、初期の反力を軽減させることができ、その後、段部を乗り上げ、固定側分割体の底面壁面上をスライドすることになる。よって、段部を境として、可動側分割体は、2段階のスライド動作を行なうことで衝撃を有効に吸収することができる。
更に、本発明の好ましい実施の態様としては、分割ラインに沿って固定側分割体の端縁部に下方に垂直状に延びる受けプレートを形成しておけば、衝撃荷重が加わった際、室内側に位置する可動側分割体が相手側に向けてスライドし、スライド終了時点で受けプレートに対してスライド側の分割体の内面が突き当たり、受けプレートの全体で面圧を受けるため、乗員に加わる反力を軽減することができる。
そして、本発明の更なる変形態様としては、ボックス状凹部の形状を奥行方向で2分割する以外に、例えば、ボックス状凹部における底面部分のベース体に開口を開設し、この開口内にリッドを着脱自在に嵌め入れ、側突時等、衝撃荷重が加わった際、このリッドがベース体の開口から外れることで、ベース体の撓み性を増大させることにより、反力を軽減する構造を採用することもできる。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、膨出部に設けられるボックス状凹部を奥行方向で2分割構造とするか、あるいは開口内にリッドを着脱可能に嵌め込む構造を採用することで、通常時には適正な強度、剛性が維持でき、側突時等、車両の外方から衝撃が加わった際、奥行方向で2分割構造を採用したものでは、一方側が他方側に乗り上げることで乗員に加わる反力を軽減できる。また、リッド嵌め込みタイプでは、リッドが開口から外れることにより開口が変形することで乗員に加わる反力を軽減するというものであるから、側突時における乗員に加わる反力を軽減でき、衝撃吸収性能を高めることができるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品の実施例として、ドアトリムを例示して添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1乃至図13は本発明の第1実施例を示し、図1は本発明を適用したドアトリムの外観図、図2は同ドアトリムにおけるドアグリップ設置箇所を示す説明図、図3はドアグリップの取付構造を示す説明図、図4は同ドアトリムにおけるボックス状凹部を構成する分割体の構成を示す説明図、図5,図6はボックス状凹部を構成する分割体同士の接合部分の構成を示す各断面図、図7はボックス状凹部の衝撃吸収形態を示す説明図、図8(a),(b),(c)はボックス状凹部を構成する分割体同士の接合構造の変形例を示す各説明図、図9はボックス状凹部を構成する分割体同士の接合構造の変形例を示す説明図、図10は図9に示す接合構造における作用を示す説明図、図11は図9に示す接合構造の作用を示すグラフ、図12はボックス状凹部における分割体同士の接合構造の更なる変形例を示す説明図、図13は図12の接合構造の作用を示す説明図である。
図1において、符号10は、リヤ側ドアパネル(左側)の室内側に装着されるドアトリムを示す。このドアトリム10は、所望の製品形状を有するドアトリム本体11のほぼ中央部に車室内側に膨出する膨出部12が形成され、この膨出部12の上面に、アームレスト20、スイッチエスカッションパネル21が取付支持され、アームレスト20とスイッチエスカッションパネル21との間にドアの開閉操作時に使用するドアグリップ30が取り付けられている。尚、スイッチエスカッションパネル21のフロント側には、空調機能を有するエアグリル22が設けられている。ところで、本発明は、図2に示すように、ドアグリップ30設置部分には、ドアグリップ30の操作用スペースを確保するためにボックス状凹部Aとして形成され、このボックス状凹部Aの衝撃吸収性能を高めることが課題である。
上記ドアグリップ30取付部位の構造が図3乃至図6に示されている。まず、ドアグリップ30の取付構造について、図3を基に説明する。ドアグリップ30は、グリップ本体31内にグリップ芯材32がインサートされており、このグリップ芯材32は、グリップ本体31の左右両端から取付アームが延在しており、このグリップ芯材32に設けた複数の取付孔33にビス(図示せず)を挿入し、ドアトリム本体11にビス締め固定、あるいはドアトリム本体11と図示しないドアパネルに対して共締めすることで、ドアグリップ30がドアトリム本体11に取り付けられている。
そして、ドアグリップ30の周囲におけるドアトリム本体11には、ボックス状凹部Aが設定され、特に第1実施例では、図4に示すように、ボックス状凹部Aは、ドアトリム10の奥行方向で2分割される分割体40,50(内奥側に位置する側を固定側分割体40、手前側に位置する側を可動側分割体50と便宜上符号化する)を突き合わせ接合して構成されている。
従って、固定側分割体40の背面壁40aでボックス状凹部Aの背面部分を構成し、固定側分割体40の底面壁40bと可動側分割体50の底面壁50aとによりボックス状凹部Aの底面部分を構成し、更に、固定側分割体40の底面壁40bの両側に立ち上がる側面壁40cとこれと連接する可動側分割体50の側面壁50bとにより、ボックス状凹部Aの側面部分が構成されている。
そして、固定側分割体40と可動側分割体50の接合部分は、図4,図5に示すように、奥側に位置する固定側分割体40の手前側先端縁に沿って下向きのフランジ41が形成され、可動側分割体50の奥側端縁部51がフランジ41に突き当てられて双方の分割体40,50が接合される。尚、突き当てられた状態では、固定側分割体40と可動側分割体50の製品面が面一上になるように寸法設定がなされている。また、図4,図6に示すように、固定側分割体40の幅方向ほぼ中央部分に設けた係止孔42内に可動側分割体50の奥側端縁部分のほぼ中央に設けたフック52を係着することで、固定側分割体40と可動側分割体50の接合一体化を図っている。
このように、第1実施例においては、ドアグリップ30の背後側及び下方側にボックス状凹部Aを設定し、このボックス状凹部Aを形成するために奥行方向で2分割する固定側分割体40と可動側分割体50とを突き当て接合するという構成を採用したから、例えば、通常時は、図6に示す双方の分割体40,50同士の係着構造により、適正な剛性、強度が維持されるとともに、側突時等、車両に側方からの荷重が加わった場合には、図7(a)に示すように、乗員の身体が可動側分割体50に当たり、図中Fで示す衝撃荷重が加わる。その際、可動側分割体50の奥側端縁部51が固定側分割体40の底面壁40b上に乗り上げ、図7(b)に示すように、内奥側に向けて可動側分割体50が図7(b)中Lで示すストローク分、スライドすることにより、衝撃荷重を有効に吸収できる。
従って、従来のように、ボックス状凹部の各壁部がストッパーとなり、乗員に過度の反力が加わるという不具合はなくなり、乗員に加わる負荷を大幅に軽減することができる。また、固定側分割体40の奥行寸法(図7(a)中符号aで示す)と可動側分割体50の奥行寸法(図7(b)中符号bで示す)を適宜調整することにより、衝撃荷重を有効に制御することもできる。
次いで、分割体40,50の接合部分の突き当て形状を改良することで、衝撃が加わった際、可動側分割体50の乗り上げ動作を早めたり、遅めたりすることができる。すなわち、図8(a)に示すように、固定側分割体40と可動側分割体50の突き当て面をそれぞれ一方側を下向き傾斜、他方側を上向き傾斜に設定した各傾斜面43,53に設定しておけば、衝撃荷重方向に対して可動側分割体50に上向きの分力が作用することで、可動側分割体50の乗り上げ動作が早まることになる。
更に、図8(b)に示すように、固定側分割体40及び可動側分割体50にそれぞれ段部44,54を突き当て接合する構造を採用しても、図8(a)と同様に可動側分割体50の乗り上げ動作を早めることができる。また、図8(c)は、(a),(b)を併用した構造であり、固定側分割体40及び可動側分割体50にそれぞれ段部44,54を設け、各段部44,54を傾斜面43,53で突き当てることで、(a),(b)を併せた作用効果がある。
次いで、図9乃至図11は、分割体40,50の接合構造の変形例を示すもので、図9に示すように、固定側分割体40の端縁側に段部45aを介して水平状に延びる水平フランジ45を延設するとともに、可動側分割体50の奥側端縁部51を図示するように水平フランジ45の手前側に載置し、スライド可能なストローク量(符号dで示す)を確保しておく。
従って、上記接合構造においては、固定側分割体40と可動側分割体50の接合強度を良好に維持できるとともに、側突時、外部からの衝撃荷重に対して乗員から可動側分割体50に衝撃荷重が加われば、まず、図10(a)に示すように、可動側分割体50は点線位置から実線位置まで固定側分割体40の水平フランジ45上を滑り、段部45aにぶつかるまで第1次のスライド動作を行なう。そして、更なる衝撃に対して、図10(b)に示すように、可動側分割体50は段部45aを乗り上げ、可動側分割体50の端縁部51が固定側分割体40の背面壁40aにぶつかるまで第2次のスライド動作を行なう。すなわち、段部45aを境として、可動側分割体50は、2段階のスライド動作を行なうことになる。この時、衝撃荷重FとストロークSの関係は図11に示すグラフから明らかなように、衝撃を有効に吸収できるとともに、特に、第1次のスライド動作により、初期反力値を大幅に軽減することができる。
次に、図12,図13は、更に固定側分割体40と可動側分割体50の接合構造の改良例を示す。図12に示すように、分割ラインに沿って固定側分割体40の段部46aから下方に向けて延びる受けプレート46を形成する。
従って、側突等、車両の側方から衝撃が加わった際、可動側分割体50は、点線位置から実線位置まで図13に示すように、段部46aを乗り上げ、固定側分割体40の背面壁40aに可動側分割体50の端縁部51が突き当たるが、その時、可動側分割体50の内面に対して固定側分割体40に一体化した受けプレート46の図中Sで示す広範域で受けることになり、面圧を分散させることができ、乗員に加わる反力を軽減するのに効果がある。
図14乃至図16は、本発明の第2実施例を示すもので、第2実施例においては、図14,図15に示すように、ドアグリップ30背面部分の操作用スペースを確保するためのボックス状凹部Aにおいては、その底面部分は、開口61を開設したベース体60と、この開口61内に着脱可能に係着されているリッド70とから構成されている。
すなわち、ベース体60の開口61周縁部には、フランジ62が設けられており、このフランジ62上にリッド70の周縁部分が載置され、このベース体60のフランジ62の複数箇所に係止孔63が開設され、この係止孔63にリッド70に設けたフック71が差し込まれている。
従って、側突等で車両の外方から荷重が加わった際、図16に示すように、乗員の身体が膨出部12に当たった時、その衝撃荷重Fでリッド70のフック71がベース体60の係止孔63から外れ、図16中P1矢印方向にリッド70が開口61から外れるため、開口61の奥行寸法が狭まる方向(P2方向)にベース体60が撓み変形することにより、乗員に加わる反力を軽減することができる。
上述した実施例1、実施例2は、ドアトリム10の膨出部12に設けるドアグリップ30を操作するためのボックス状凹部Aに適用したが、車両の側壁パネルに内装される内装部品であって、乗員の身体が触れ易い部位にボックス状凹部Aが形成される構造であれば、特にドアグリップ30設置箇所に限定しない。
更に、ボックス状凹部Aを構成するトリム本体を奥行方向で2分割する分割体40,50同士を接合する構造、あるいはベース体60の開口61にリッド70を着脱可能に嵌め込む構造、いずれの場合においても、係止構造は爪係止に限定されず、面ファスナー、あるいは接着テープ等を使用しても良い。
本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した第1実施例を示す外観図である。 図1に示すドアトリムに設けたドアグリップ近傍部分を示す斜視図である。 図1に示すドアトリムにおけるドアグリップの取付構造を示す説明図である。 図3に示すドアグリップ付近のボックス状凹部を構成する分割体を示す説明図である。 図4に示す分割体同士の突き当て接合状態を示す断面図である。 図4に示す分割体同士の係着状態を示す断面図である。 図4に示す分割体同士の接合構造の作用を示すもので、(a)荷重負荷初期時、(b)荷重吸収時の状態をそれぞれ示す断面図である。 本発明の第1実施例におけるボックス状凹部を構成する分割体同士の接合構造の変形例を示す各説明図である。 本発明の第1実施例におけるボックス状凹部を構成する分割体同士の接合構造の変形例を示す断面図である。 図9に示す分割体同士の接合構造における衝撃荷重時の状態を示す(a)荷重負荷初期時、(b)荷重吸収時の状態をそれぞれ示す断面図である。 図9に示す接合構造における衝撃荷重/ストローク量の相関関係を示すグラフである。 本発明の第1実施例におけるボックス状凹部を構成する分割体の変形例を示す断面図である。 図12に示す接合構造における衝撃荷重吸収時の状態を示す断面図である。 本発明の第2実施例を示すもので、ドアグリップの設置箇所を示す平面図である。 図14に示すドアグリップの設置箇所の構成を示す断面図である。 図15に示す構成における衝撃荷重吸収時の状態を示す断面図である。 従来のドアトリムを示す正面図である。 従来のドアトリムにおけるドアグリップ近傍部分の形状を示す説明図である。 図中XIX −XIX 線断面図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
11 ドアトリム本体
12 膨出部
20 アームレスト
21 エスカッションパネル
30 ドアグリップ
40 分割体(固定側)
41 フランジ(下向き)
42 係止孔
43 傾斜面
44,45a,46a,54 段部
45 水平フランジ
46 受けプレート
50 分割体(可動側)
51 端縁部
52 フック
53 傾斜面
60 ベース体
61 開口
62 フランジ
63 係止孔
70 リッド
71 フック
A ボックス状凹部

Claims (2)

  1. 車両の側壁パネルに装着される内装部品(10)であって、この内装部品(10)は、所望の曲面形状に成形された内装トリム本体(11)の略中央部に室内側に向けて、膨出部(12)が形成され、この膨出部(12)の一部に剛性に富むボックス状凹部(A)を設けてなる自動車用内装部品(10)において、
    前記ボックス状凹部(A)を構成する内装トリム本体(11)には、室内側から内装部品(10)に加わる外力に対して反発力を軽減できる分割構造が採用されており、この分割構造は、内装部品(10)の奥行方向で2分割された分割体(40,50)同士を突き当て接合、あるいはラップ接合してなることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 車両の側壁パネルに装着される内装部品(10)であって、この内装部品(10)は、所望の曲面形状に成形された内装トリム本体(11)の略中央部に室内側に向けて、膨出部(12)が形成され、この膨出部(12)の一部に剛性に富むボックス状凹部(A)を設けてなる自動車用内装部品(10)において、
    前記ボックス状凹部(A)を構成する内装トリム本体(11)には、室内側から内装部品(10)に加わる外力に対して反発力を軽減できる分割構造が採用されており、この分割構造は、略中央に開口(61)を開設したベース体(60)と、上記ベース体(60)の開口(61)に着脱可能に装着されるリッド(70)との分割体(60,70)から構成され、内装部品(10)に衝撃が加わった際、上記リッド(70)がベース体(60)の開口(61)から外れることで、ベース体(60)の撓み変形を促進させ、衝撃荷重を吸収するようにしたことを特徴とする自動車用内装部品。
JP2004152061A 2004-05-21 2004-05-21 自動車用内装部品 Pending JP2005329889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004152061A JP2005329889A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 自動車用内装部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004152061A JP2005329889A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 自動車用内装部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005329889A true JP2005329889A (ja) 2005-12-02

Family

ID=35484832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004152061A Pending JP2005329889A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 自動車用内装部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005329889A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216715A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Kanto Auto Works Ltd 自動車のドア
JP2013220752A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Toyota Boshoku Corp ドアトリム
CN111452735A (zh) * 2020-04-13 2020-07-28 重庆市久满汽车内饰件有限公司 用于卡车软内饰的搭接结构
CN113878876A (zh) * 2021-09-15 2022-01-04 中国第一汽车股份有限公司 一种大尺寸汽车内饰零件3d打印结构及其3d打印制造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09187344A (ja) * 1996-01-11 1997-07-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用アームレスト
JPH11139231A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用ドアトリム
JP2000085359A (ja) * 1998-09-08 2000-03-28 Mazda Motor Corp 車両のドアトリム部構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09187344A (ja) * 1996-01-11 1997-07-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用アームレスト
JPH11139231A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用ドアトリム
JP2000085359A (ja) * 1998-09-08 2000-03-28 Mazda Motor Corp 車両のドアトリム部構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216715A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Kanto Auto Works Ltd 自動車のドア
JP4535452B2 (ja) * 2006-02-14 2010-09-01 関東自動車工業株式会社 自動車のドア
JP2013220752A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Toyota Boshoku Corp ドアトリム
CN111452735A (zh) * 2020-04-13 2020-07-28 重庆市久满汽车内饰件有限公司 用于卡车软内饰的搭接结构
CN111452735B (zh) * 2020-04-13 2023-11-17 重庆市久满汽车内饰件有限公司 用于卡车软内饰的搭接结构
CN113878876A (zh) * 2021-09-15 2022-01-04 中国第一汽车股份有限公司 一种大尺寸汽车内饰零件3d打印结构及其3d打印制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008284958A (ja) 自動車用ドアトリム
JP5403787B2 (ja) 自動車用内装部品
JP5001907B2 (ja) 車両のロック部構造
EP0736421A1 (en) Trim component having energy absorbing feature
JP2008195340A (ja) 車両用ドアトリム
JP2002046520A (ja) ドアトリム用アームレスト
JPH10167114A (ja) 自動車のルーフボウ取付構造
JP3610927B2 (ja) 自動車の車体上部構造
JP2008290559A (ja) 自動車の車体側部構造
JP2009062019A (ja) 車両用ドアのドアライニング
JP2005329889A (ja) 自動車用内装部品
JP2011042321A (ja) 自動車用内装部品へのフェルト材固定構造
JP2007331564A (ja) 自動車用ドアトリム
JP5235126B2 (ja) 自動車用内装部品
JP2009029295A (ja) 自動車用内装部品の取付構造
US20170120844A1 (en) Side door trim for vehicle
US20190135092A1 (en) Mounting structure for mounting interior component
KR101781590B1 (ko) 차량용 풀핸들 브라켓의 조립 구조
JP3007070B2 (ja) 自動車天井部のサイドレール衝撃吸収体
JP2014148251A (ja) 車両用サイドシートの固定構造
JP2000177517A (ja) 自動車用内装部品
JP7358954B2 (ja) 衝撃吸収材の取付構造
JP4999471B2 (ja) 樹脂成形パネル
JP2006007999A (ja) 自動車用ドア
JP2003312418A (ja) 自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100106