JP2008290559A - 自動車の車体側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外側方からの衝撃荷重がサイドドアに入力した際に、乗員の保護が図れる自動車の車体側部構造を提供する。
【解決手段】アウタパネル12とインナパネル13によって形成されたドア本体11及びドアトリム15を有し、ドア本体11内に前後方向に延在するドアビーム16と、インナパネル13とドアトリム15の間に衝撃吸収部51とを備え、ドアビーム16と衝撃吸収部51との間に配置される荷重伝達部21を硬質樹脂からなる第1荷重伝達部材22と発泡軟質樹脂からなる第2荷重伝達部材41により構成する。外側方から衝撃荷重が入力した際、ドアビーム16が滑動することなく第2荷重伝達部材41を介して第1荷重伝達部材22に荷重伝達される。これにより荷重伝達部21、衝撃吸収部51を介して迅速にシート61を押動し,または乗員の腰を押すことでてシート61に着座した乗員がドア本体11に当接する際の障害値が低減する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の車体側部構造に関し、特にアウタパネル及びインナパネルからなるドア本体と、インナパネルの車室側に取り付けられるドアトリムとで構成されるサイドドアを備えた自動車において、サイドドアに側面衝突等により外側方から衝撃荷重が入力した際に、乗員への衝撃の低減を図る車体側部構造に関する。
一般に自動車の車体側部に配設されるサイドドアは、前端が上下に離間して設けられた複数のヒンジによって車体本体に支持されてドア開口部を開閉し、ドアロック機構によって閉状態を保つように構成される。
このようなサイドドアは、車室側となるインナパネルと車体外側となるアウタパネルを対向配置して形成されたドア本体及びインナパネルの車室側に取り付けられるドアトリムを有し、インナパネルとアウタパネルとの間にドアロック装置やウインドレギュレータ等が配置される。
サイドドアへの側面衝突による衝撃荷重を吸収して乗員を保護するようにした車体側部構造としては例えば特許文献1がある。特許文献1による車体側部構造を図7を参照して説明する。
図7はサイドドア100の縦断面図であって、サイドドア100はアウタパネル102及びインナパネル103からなるドア本体101と、インナパネル103の車室R側に取り付けられるドアトリム104を備え、ドア本体101内に前後方向に延在すると共に両端がドア本体101に固定されたドアビーム105がある。一方、インナパネル103とドアトリム104との間にはドアビーム105の長手方向中間部に対応して衝撃吸収部106が配置される。
このような構造によれば、側面衝突等によって外側方から衝撃荷重Pが入力されサイドドア100が車室内側に変形し乗員Mと当接しても、衝撃吸収部106の変形によって乗員への衝撃荷重を吸収することができる。
特開平7−164878号公報
ところで、衝撃吸収部106の衝撃吸収により乗員への衝撃荷重を低減する方法だけでなく、側面衝突等による衝撃荷重入力時の初期段階において、乗員Mやシート108を車室R内方に押しやることで、乗員Mがドアトリム104と接触する際のドア本体101と乗員Mとの相対速度を小さくしてドア本体101から乗員Mに付与される衝撃を緩和する方法が知られている。しかし、上記特許文献1においては、ドアビーム105と衝撃吸収部106との間にスペースが形成されていることから、ドアビーム105から衝撃吸収部106への迅速な荷重伝達が妨げられ、早期に乗員Mを車室内側に押しやることができないという問題が生じる。そのため、ドアビームから衝撃吸収部へ迅速な荷重伝達を図るために、衝撃吸収部に対応してドアビームと衝撃吸収部との間に硬質樹脂からなる荷重伝達部を配設することも考えられる。しかし、硬質樹脂によって形成された荷重伝達部はその表面の摩擦係数が小さく、変形して当接したドアビームが荷重伝達部の表面を滑動して衝撃吸収部への円滑な荷重伝達が妨げられることが懸念される。
また、一般にドアビームは、側面衝突する車両のバンパの高さ位置を基準にして後方下がりに配置することから、乗員の着座位置、即ちシートに対応するドアビームの後部はドア本体の比較的下方に位置する。これにより外側方から入力される衝撃荷重によりドアビームが車室内方に中折れ変形が生じた際に、ドアビームの後部はドアビームの軸方向である斜め上方に移動しつつ車室内方に押しやられる。これにより荷重伝達部に対して斜め上方に向かって車室内方に荷重伝達されることになり、荷重伝達部に当接したドアビームが荷重伝達部の表面をドアビームの軸方向に滑動する要因となり、ドアビームから荷重伝達部を介して衝撃吸収部への円滑な荷重伝達が阻害されることが懸念される。
この対策として、荷重伝達部の頂面部にドアビームに対向する凹部を形成してドアビームの滑動を防止する構成があるが、硬質の荷重伝達部に凹部を形成するとドアビームからの衝撃荷重が凹部に集中して荷重伝達部に亀裂や割れが発生する要因となり、衝撃吸収部への円滑な荷重伝達を妨げてしまう。 従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、外側方からの衝撃荷重がサイドドアに作用した際に、乗員への衝撃荷重の低減を図る自動車の車体側部構造を提供することである。
上記目的を達成する請求項1に記載の自動車の車体側部構造の発明は、車体外側となるアウタパネルと車室側となるインナパネルを対向配置して形成されたドア本体と該インナパネルの車室側に配設されるドアトリムを有するサイドドアと、上記アウタパネルとインナパネルとの間に前後方向に延在して配置されるドアビームと、上記インナパネルとドアトリムとの間で車室内に配置されたシートに対応して配置される衝撃吸収部と、上記ドアビームと衝撃吸収部との間に配置され、車体外側方からの衝撃荷重入力時に車室方向に変形する上記ドアビームと当接して上記衝撃吸収部に荷重伝達する荷重伝達部と、を備えた自動車の車体側部構造において、上記荷重伝達部は、上記ドアビームと衝撃吸収部との間に配置されて上記ドアビーム及び衝撃吸収部に対向配置された第1荷重伝達部材と、該第1荷重伝達部材とドアビームとの間に配設され、上記第1荷重伝達部材より軟質の第2荷重伝達部材とを備えたことを特徴とする。
この発明によるとドア本体に外側方から衝撃荷重が入力した際、衝撃荷重により変形するドアビームが軟質な第2荷重伝達部材を介して第1荷重伝達部材を押圧することから、第2荷重伝達部材によりドアビームが保持されて第2荷重伝達部材の表面を滑動することなくなり、ドアビームからの荷重が第2荷重伝達部材を介して確実に第1荷重伝達部材に伝達される。これにより衝撃荷重入力時の初期段階においてドアビーム、荷重伝達部、衝撃吸収部を介してシートを押動し,または乗員の腰を押すことでドア本体から離れる方向に迅速に移動させることができる。従って、ドア本体の移動とシートに着座した乗員がドア本体に当接する際の乗員との相対移動速度が減少して、ドア本体から乗員に及ぼす衝撃が大幅に緩和されて乗員に対する障害値を低減することができる。
また、ドアビームが軟質な第2荷重伝達部材を介在して第1荷重伝達部材に当接することから、ドアビームからの衝撃荷重が第2荷重伝達部材によって第1荷重伝達部材に分散して伝達されて第1荷重伝達部材の亀裂や割れの発生が防止できて衝撃吸収部への円滑な荷重伝達が確保できる。
上記目的を達成する請求項2に記載の自動車の車体側部構造の発明は、車体外側となるアウタパネルと車室側となるインナパネルを対向配置して形成されたドア本体と該インナパネルの車室側に配設されるドアトリムを有するサイドドアと、上記アウタパネルとインナパネルとの間に前後方向に延在して配置されるドアビームと、上記インナパネルとドアトリムとの間で車室内に配置されたシートに対応して配置される衝撃吸収部と、上記ドアビームと衝撃吸収部との間に配置され、車体外側方からの衝撃荷重入力時に車室方向に変形する上記ドアビームと当接して上記衝撃吸収部に荷重伝達する荷重伝達部とを備えた自動車の車体側部構造において、上記荷重伝達部は、上記ドアビームと衝撃吸収部との間において上記ドアビーム及び衝撃吸収部に対向配置された第1荷重伝達部材と、該第1荷重伝達部材とドアビームとの間に配置され、上記第1荷重伝達部材より表面の摩擦係数が大きい第2荷重伝達部材とを備えたことを特徴とする。
この発明によるとドア本体に外側方から衝撃荷重が入力した際、ドアビームが表面の摩擦係数が大きい第2荷重伝達部材を介して第1荷重伝達部材を押圧することから、ドアビームが第2荷重伝達部材の表面を滑動することなく確実に第1荷重伝達部材に荷重伝達され、衝撃荷重入力時の初期段階においてドアビーム、荷重伝達部、衝撃吸収部を介して迅速にシートを押動し,または乗員の腰を押すことでドア本体から離れる方向に移動させることができる。これにより、ドア本体から乗員に付与される衝撃が大幅に緩和されて乗員に対する障害値を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の自動車の車体側部構造において、上記第1荷重伝達部材は、上記インナパネルの開口部に配置されて上記ドアビームから衝撃吸収部へ荷重伝達する箱型形状の押圧部と、該押圧部を上記インナパネルの開口部に支持する取付部と、上記押圧部より上方で上記取付部に突設されて上記開口部の上縁に当接可能な突出部とを備えたことを特徴とする。
この発明によると、第1荷重伝達部がインナパネルに取付支持され、ドアビームにより第2荷重伝達部材を介して第1荷重伝達部材に上方方向の荷重を含む衝撃荷重が伝達されても、突出部がインナパネルに開口部の上縁に当接して第1荷重伝達部材の上方移動が防止されて確実に衝撃吸収部に荷重伝達できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3の自動車の車体側部構造において、上記第2荷重伝達部材は、少なくとの上記第1荷重伝達部材の突出部において支持されたことを特徴とする。
この発明によると、第2荷重伝達部材を突出部に支持することで、第1荷重伝達部材に対する第2荷重伝達部材のずれが防止できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項の自動車の車体側部構造において、上記第1荷重伝達部材が硬質樹脂によって形成され、上記第2荷重伝達部材が発泡樹脂によって形成されたことを特徴とする。
この発明によると、第2荷重伝達部材を発泡樹脂によって形成することによって、硬質樹脂によって形成された第1荷重伝達部材に対して柔軟でかつ表面の摩擦係数が大きな粗面に形成され、変形して当接したドアビームが第2荷重伝達部の表面を滑動することなく確実に第1荷重伝達部材に荷重伝達できる。
本発明によるとドア本体に外側方から衝撃荷重が入力した際、ドアビームが第2荷重伝達部材を介して第1荷重伝達部材を当接させることにより、ドアビームが第2荷重伝達部材の表面を滑動することなく確実に第1荷重伝達部材に荷重伝達され、衝撃荷重入力初期段階においてドアビーム、荷重伝達部、衝撃吸収部を介してシートを押動し,または乗員の腰を押すことでドア本体が離れる方向に迅速に移動させることができる。これによりドア本体の移動とシートに着座した乗員がドア本体に当接する際の乗員との相対移動速度が減少して乗員に対する障害値が低減できる。
本発明による自動車の車体側部構造の実施の形態を、サイドドアがフロントドアの場合を例に図1乃至図6を参照して説明する。各図中矢印Fは車体前方方向を示し、矢印OUTは外側方向、矢印UPは上方を示す。
図1は、本実施の形態における車体側部構造が適用される自動車の側面図、図2は図1のI−I線断面図、図3は図2のA部拡大図、図4は図3のB矢視図、図5は図3のII−II線断面図、図6は図4のIII−III線断面図である。
図1に示すように車体本体1の左右側部には、車室下部に沿って前後方向に延在するサイドシル2と、車室上部に沿って前後方向に延在するサイドレール3と、上下方向に延在してサイドシル2の前端とサイドレール3の前端とを連結するフロントピラー4と、上下方向に延在してサイドシル2の後端とサイドレール3の後端とを連結するリヤピラー5とを有している。これら、フロントピラー4とリヤピラー5との間において上下方向に延在してサイドシル2とサイドレール3と連結するセンタピラー6を備える。このフロントピラー4とセンタピラー6との間及びセンタピラー6とリヤピラー5との間にそれぞれ車体側部に開口するフロントサイドドア用のドア開口部及びリヤサイドドア用のドア開口部が形成される。
フロントサイドドア10は、図2に示すように車体外側となるアウタパネル12と車室R側となるインナパネル13とを対向配置したドア本体11を有し、インナパネル13には図示しないドアロック機構、ウインドレギュレータ等の各種艤装部品の取り付け及び保守用としての多数の作業孔が形成されてアウタパネル12に比べて剛性が低く形成される。インナパネル13の車室R内側には例えばポリプロピレン等の樹脂からなるドアトリム15が配設される。
このドア本体11は、フロントピラー4との間に架設された図示しない上下2個のヒンジによって開閉自在に前部が支持され、後端近傍に設けたドアロック機構によってセンタピラー6に閉鎖状態に保持する。なお、ドアロック機構及びウインドレギュレータ等は本発明と直接関係がないのでこれらの説明は省略する。また、仮想線20はドアガラスを示し、その全開時にはドアガラス20の下端部がインナパネル13の下端部と隣接する下降位置まで降下する。
アウタパネル12とインナパネル13によって形成されたドア本体11の空間S内には、ドアビーム16が配設される。ドアビーム16は、押出成形やプレス成形された閉断面形状或いはパイプ状の部材であって、側面衝突する車両のバンパの高さ位置を基準にして前後方向に延在して後端が前端よりも低く全体として後方下がりに傾斜して配置され、前端がヒンジ近傍に前側ビームブラケットを介してインナパネル13の前端近傍に取り付け支持され、後端が後側ビームブラケットによってインナパネル13に取り付け支持される。
この後方下がりに傾斜して配置されたドアビーム16は、車室R内に配設された乗員の下肢を支持するシート61のシートクッション62と対応する位置においてシートクッション62の強度部材であるフレーム63(一部のみ図示)の高さ位置とほぼ同一高さとなるように配置される。
インナパネル13には、ドアビーム16及びシート61のシートクッション62と対応する高さ位置に開口部14が開口し、この開口部14にドアビーム16と対向する荷重伝達部21が配設され、荷重伝達部21とドアトリム15との間に衝撃吸収部51が配設される。更に、インナパネル13とドアトリム15との間に乗員の腰部に対応して衝撃吸収部51より柔軟な発泡率8倍程度の発泡ポリプロピレン等の軟質樹脂からなる上部衝撃吸収部58が配設される。
インナパネル13に開口する開口部14は、図3乃至図5に示すようにアウタパネル12側、即ち空間S内に隆起して断面円弧状で前後方向に延在する上縁14a及び下縁14b、上縁14aと下縁14bの後端間を連結する上下方向に延在する後縁14cを有し、上縁14aの後部と後縁14cの上部との間に平坦な延出部14dが形成される。この延出部14dに上部位置決め孔14eが穿設され、下縁14bの近傍に下部位置決め孔14fが穿孔される。
荷重伝達部21は、射出成形されたポリプロピレン等の硬質樹脂からなる第1荷重伝達部材22と、発泡率8倍程度の発泡ポリプロピレン等の発泡樹脂で形成された軟質樹脂からなる第1荷重伝達部材22より柔軟でかつ表面が粗面で摩擦係数が大きい第2荷重伝達部材41によって構成される。
第1荷重伝達部材22は、箱型形状の押圧部23と押圧部23に延設された取付部となる上部フランジ31、下部フランジ32、前部フランジ33、後部フランジ34を備えた断面ハット状に形成される。
押圧部23は、ドアビーム16と対向する板厚2mm程度の矩形平板状の頂面部24及び頂面部24の上縁、下縁、前縁、後縁から車室R側に折曲して延在する上面部25、下面部26、前面部27、後面部28を備えた、いわゆる車室R側が開放された箱型形状に形成される。頂面部24のほぼ中央部にクリップ取付孔24aが穿設される。
更に、押圧部23の上面部25の車室側端縁に沿って上方に折曲形成されて上端縁31aが断面円弧状で外面がインナパネル13に開口する開口部14の上縁14aの内面に沿って係合する上部フランジ31と、下面部26の車室側端縁に沿って下方に折曲形成されて下端縁32aの外面が開口部14の下縁14bに内面に沿って係合する下部フランジ32と、前面部27の端縁に沿って前方に折曲形成されて上端及び下端がそれぞれ上部フランジ31及び下部フランジ32の前端に連続する前部フランジ33と、後面部28の車室側端縁に沿って後方に折曲形成されて後端縁34aの内面が開口部14の後縁14dの内面に沿って係合すると共に上端及び下端が上部フランジ31及び下部フランジ32の後端に連続する後部フランジ34との各フランジを備えている。
上部フランジ31の前端にインナパネル13に開口する開口部14の上縁14aに下方から当接する係合部35aが突設され、下部フランジ32の前端、中央部、後部にそれぞれ開口部14の下縁14bに上方から当接する係合部35b、35c、35dが突設される。更に上部フランジ31の中央部にクルップ取付孔36aが形成された頂部36bを備えた突出部となる円筒状のボス36が突設され、ボス36の基端36cが開口部14の上縁14aに下方から当接可能に形成される。
上部フランジ31の係合部35aとボス36との間に開口部14の上縁14aに係止するフック状の係止部37aが形成され、同様に下部フランジ32の係合部35bと35cとの間に開口部14の下縁14bに係止する係止部37bが形成され、後部フランジ34の中央部に開口部14の後縁14cに係止する係止部37cが形成される。また、上部フランジ31の後部及び下部フランジ32の前部にそれぞれインナパネル13に形成された上部位置決め孔14e及び下部位置決め孔14fに嵌入される位置決めピン38a及び38bが突設される。
更に、上部フランジ31、押圧部23の上面部25、頂面部24、下面部26及び下部フランジ32の各内面から上下方向に連続して車室R側に隆起して上部フランジ31の上端縁31aから下部フランジ32の下端縁32aに至る複数の縦リブ39aと、前部フランジ33、押圧部23の前面部27、頂面部24、後面部28及び後部フランジ34の各内面から前後方向に連続して車室R側に隆起して前部フランジ33の前端縁33aから後部フランジ34の後端縁34aに至る複数の横リブ39bを有している。これら縦リブ39aと横リブ39bによって格子状の荷重伝達リブ39を形成している。縦リブ39a及び横リブ39bによって形成された荷重伝達リブ39の車室R側の端部及び上部フランジ31の上端縁31a、下部フランジ32の下端縁32a、前部フランジ33、後部フランジ34の後端縁34aによって形成される端面40は平坦に形成される。
第2荷重伝達部材41は、第1荷重伝達部材22に形成された押圧部23の頂面部24に張設可能な矩形板状の被覆部42と、被覆部42の上縁に沿って折曲形成されて上面部25に重なる上部43と、上部43の端縁に沿って折曲形成されてボス36の頂部36bに重なる取付部44と、被覆部42の下縁に沿って折り曲げ形成されて下面部26に重なる下部45とが一体形成される。被覆部42の中央部に頂面部24に穿設されたクリップ取付孔24aに対応して凹部42bを備えたクリップ取付孔42aが穿設される。また、取付部44にはクリップ取付孔36aと対応してボス36の頂部36bに嵌合する凹部44bを備えたクリップ取付孔44aが穿設される。この第2荷重伝達部材41は発泡率8倍程度の発泡ポリプロピレン等の軟質樹脂によって形成されて表面が粗面に形成されて摩擦係数が大きく、かつ荷重付与により容易に弾性変形及び塑性変形する。
この第2荷重伝達部材41は、その上部43及び下部44の各内面を第1荷重伝達部材22に形成された押圧部23の上面部25及び下面部23に嵌合すると共に被覆部42の内面を頂面部24に重ね、かつ取付部44に形成されたクリップ取付孔44aの凹部44bをボス36の頂部36bに嵌合することによって第1荷重伝達部材22に対して位置決めされる。
位置決めされた第2荷重伝達部材41の被覆部42に穿設されたクリップ取付孔42aから挿入してクリップ取付孔24aに係止する締結具であるクリップ46によって被覆部42を押圧部23の頂面部24に締結する。このクリップ46の頭部はクリップ取付孔42b内に収容されて被覆部42の表面から突出することはない。また、第2荷重伝達部材41の取付部44に穿設されたクリップ取付孔44aから挿入してボス36の頂部36bに穿設されたクリップ取付孔36aに係止するクルップ47によってボス36に締結する。
これらクリップ46及び47によって第2荷重伝達部材41が第1荷重伝達部材22の頂面部24及びボス36に取付支持されて、第1荷重伝達部材22に対する第2荷重伝達部材41のずれや移動が防止できて第1荷重伝達部材22の所定位置に第2荷重伝達部材41が確実に固設される。
このように第2荷重伝達部材41が頂面部24に被覆して取り付けられた第1荷重伝達部材22は、車室R側から各位置決めピン38a及び38bをインナパネル13に穿設された上部位置決め孔14e及び下部位置決め孔14fに挿入してインナパネル13に対する相対位置決めし、第2荷重伝達部材41が取り付けられた押圧部23をインナパネルの開口部14から挿入して上部フランジ31の上端縁31aの外面を開口部14の上縁14aの内面に当接させる。同様に下部フランジ32の下端縁32aの外面及び後部フランジ34の後端縁34aの外面をそれぞれ開口部14の下縁14b及び後縁14cの内面に当接させる。
これにより上部フランジ31、下部フランジ32及び後部フランジ34に形成された各係止部37a、37b、37cがそれぞれ開口部14の上縁14a、下縁14b、後縁14cに係止し、第2荷重伝達部材41の被覆部42を介在して頂面部24がドアビーム16と間隙を介して対向した状態で第1荷重伝達部材22がインナパネル13に取り付けられる。また、上部フランジ31に形成された係合部35a及びボス36の基部36cが開口部14の上縁14aに当接して第1荷重伝達部材22の上方移動を防止する一方、下部フランジ32に形成された係合部35b、35c、35dが開口部14の下縁14bに当接して第1荷重伝達部材22の下方移動を防止する。
荷重伝達部材21の端面40とドアトリム15との間に配設される衝撃吸収部51は、射出成形されたポリプロピレン等の硬質樹脂からなり、ドアトリム15にシート61のシートクッション62に配設されるフレーム63と対向してドアトリム15に取り付けられる板状の基部52と、基部52の上縁及び下縁から折曲形成され荷重伝達部材21方向に延在する板状で、変形によって衝撃荷重を吸収する上壁部53及び下壁部54と、上壁部53の端部と下壁部54の端部間を連結すると共に基部52及び第1荷重伝達部22の端面40と対向する頂壁部55によって箱型形状に形成される。
次に、このように構成された車体側部構造の作用を説明する。
ドア本体11の前部がフロントピラー4にヒンジによって開閉自在に支持されたフロントサイドドア10が閉鎖した状態において、ドア本体11内に配設されたドアビーム16と第2荷重伝達部材41の被覆部42を介在して第1荷重伝達部材22に形成され押圧部23の頂面部24が対向し、第1荷重伝達部材22の端面40とドアトリム15に配設された衝撃吸収部51の頂壁部55が対向し、更に衝撃吸収部51の基部52がドアトリム15を介在してシート61のシートクッション62内のフレーム63と対向する。これによりドア本体11に設けられたドアビーム16、第2荷重伝達部材41の被覆部42、第1荷重伝達部材22の頂面部24及び端面40、衝撃吸収部51の頂壁部55及び基部52、シートクッション62のフレーム63が車外方から車室R内方に順に配置されて、アウタパネル12からシートクッション62のフレーム63に至る車幅方向に延在する直線状の荷重伝達系路が形成される。
ドア閉鎖状態において例えば、側面衝突等によりフロントドア10のドア本体11に外側方から衝撃荷重Pが入力したときには、その衝撃荷重Pがアウタパネル12を介してドアビーム16に伝達され、ドアビーム16によって分散された荷重Pの一部がドアビーム16の前端に結合された前側ビームブラケットやヒンジを介してフロントピラー4に分散伝達され、後側ビームブラケットやロック機構等を介してリヤピラー5に分散伝達される。
また、外側方からドア本体11に過大な衝撃荷重Pが入力されると、上記と同様にドアアウタパネル11からドアビーム16に荷重伝達され、ドアビーム16によって分散されてフロントピラー4及びにセンタピラー6等に分散伝達される。
更に、その過大な荷重Pによりドアビーム16が車室R方向に屈曲する中折れ変形してドア本体11の中央部が車室R内方に折曲する中折れ変形が生じた際には、ドアビーム16の中折れ変形に伴い乗員の着座位置に対応するドアビーム16の後部が第2荷重伝達部材41の被覆部42に圧接し、被覆部42を押圧変形しつつ第1荷重伝達部材22の頂面部24に衝撃荷重Pを分散伝達する。
ここで、乗員の着座位置、即ちシートクッション62に対応するドアビーム16の後部は、ドアビーム16の中折れ変形に伴ってドアビーム16の軸方向である斜め上方に移動しつつ車室R内方側に押動されて第2荷重伝達部材41の被覆部42を押圧するが、発泡樹脂からなる被覆部42は表面が粗面に形成されて摩擦係数が大きくかつ弾性変形及び塑性変形して当接したドアビーム16を確実に保持され、当接したドアビーム16が被覆部42上を滑ることなく、ドアビーム16の後部から第2荷重伝達部材41を介在して第1荷重伝達部材22の押圧部22の頂面部23に衝撃荷重Pが迅速かつ確実に伝達される。
ドアビーム16から第2荷重伝達部材22を介在して衝撃荷重Pが荷重伝達される第1荷重伝達部材22の頂面部23には、ドアビーム16の後部の移動に伴う上方への荷重が付加されるが、上方フランジ31に形成された係合部35a及びボス36の基部36cがインナパネル13に開口する開口部14の上縁14aに当接して第1荷重伝達部材41の上方移動が確実に防止され、第1荷重伝達部材22が確実に車室R側に移動して端面40が衝撃吸収部51の頂壁部55に当接して衝撃吸収部51が車室R内に押しやられ、ドアトリム15を介してシー62のシートクッション62を押動する。これによりシート62に着座した乗員がドア本体11から離れる方向に移動し、ドア本体11の車室Rへの移動と乗員がドア本体11に当接する際の相対移動速度が減少して、ドア本体11から乗員に付与される衝撃が大幅に緩和されて乗員に対する障害値を大幅に低減することができる。
一方、第1荷重伝達部材22からの衝撃荷重P及び衝撃吸収部51によるシートクッション62の押動による反力によって衝撃吸収部51の上壁部53及び下壁部54が変形し、その変形によって衝撃荷重Pを吸収してドア本体11の車室R内への進入を防止する。
また、ドア閉鎖状態において側面衝突等によりドアビーム16に対して上方に変位したドア本体11に外側方から衝撃荷重Pが入力されて、ドアビーム16の後部を押し下げる荷重を含む衝撃荷重Pが付与された際には、ドアビーム16によって斜め下方に向かって第2荷重伝達部材41の被覆部42に圧接して、被覆部42を押圧変形しつつ第1荷重伝達部材22の頂面部24に衝撃荷重Pを分散伝達する。
ここで、被覆部42は粗面に形成されて摩擦係数が大きく、かつ弾性変形及び塑性変形することから当接したドアビーム16の後部が被覆部42の表面上を滑ることなく確実に保持され、第1荷重伝達部材22の頂面部23には下方への荷重を含む衝撃荷重Pが付加されるが、下方フランジ32に形成された係合部35b、35c、35cがインナパネル13に開口する開口部14の下縁14bに当接して第1荷重伝達部材41の下方移動が確実に防止され、第1荷重伝達部材22が確実に車室R側に移動して端面40が衝撃吸収部51の頂壁部55に当接して衝撃吸収部51が車室R内に押しやられ、ドアトリム15を介してシート62のシートクッション62を押動してドア本体11から離れる方向に移動させる。また、第1荷重伝達部材22からの衝撃荷重P及び衝撃吸収部51によるシートクッション62の押動による反力によって衝撃吸収部51の上壁部53及び下壁部54の変形によって衝撃荷重Pを吸収してドア本体11の車室R内への進入を防止する。
従って、本実施の形態によると、ドア閉鎖状態において側面衝突等によりフロントドア10のドア本体11に外側方から衝撃荷重Pが入力した際、ドアビーム16が摩擦係数が大きくかつ柔軟に形成され発泡軟質樹脂からなる第2荷重伝達部材41を介して第1荷重伝達部材22を押圧することにより、ドアビーム16が荷重伝達部21の表面を滑動することなくドアビーム16から確実に第2荷重伝達部材41に荷重伝達される。これにより、側面衝突等による衝撃荷重入力時の初期段階においてドア本体11に入力される衝撃荷重Pにより順に配置されたドアビーム16、荷重伝達部21、衝撃吸収部51を介して迅速にシート61を押動してドア本体11から離れる方向に移動させることができ、ドア本体11の移動とシート61に着座した乗員がドア本体11に当接する際の乗員との相対移動速度が減少して、ドア本体11から乗員に付与される衝撃が大幅に緩和されて乗員に対する障害値を低減することができる。
また、第1荷重伝達部材22からの衝撃荷重P及び衝撃吸収部51によるシートクッション62の押動による反力によって衝撃吸収部51の上壁部53及び下壁部54の変形によって衝撃荷重Pを吸収してドア本体11の車室R内への進入が防止できて乗員の安全性が向上する。
更に、硬質樹脂によって形成される第1荷重伝達部材22の頂面部24が平坦でかつ軟質樹脂によって形成された第2荷重伝達部材41の被覆部42によって覆われ、ドアビーム16が第2荷重伝達部材41を介在して第1荷重伝達部材22の頂面部24を押圧して荷重伝達することから、ドアビーム16からの衝撃荷重Pが第1荷重伝達部材22の頂面部24に分散して伝達されて第1荷重伝達部材22の亀裂や割れの発生が防止できて衝撃吸収部51への円滑な荷重伝達が確保できる。また、第1荷重伝達部材22及び第2荷重伝達部材41によって構成される荷重伝達部21が単純な形状でコンパクトに形成されてドアロック装置、ウインドレギュレータ、ドアガラス等の配置に影響されることなく容易にドア本体11内に容易に配設できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態ではインナパネル13とドアトリム15の間に配設される衝撃吸収部51を基部52、上壁部53、下壁部54及び頂壁部55によって形成される箱型形状に形成したが、予め上壁部53及び下壁部54を折曲させた多角形に形成することも、またブロック状に発泡成形された硬質樹脂等によって形成することもできる。また、上記実施の形態ではサイドドアがフロントサイドドアである場合を例に説明したが、リヤサイドドアに適用することもできる。
本実施の形態における車体側部構造が適用される自動車の側面図である。 図1のI−I線断面図である。 図2のA部拡大図である。 図3のB矢視図である。 図3のII−II線断面図である。 図4のIII−III線断面図である。 従来の車体側部構造の説明図である。
符号の説明
1 車体本体
10 フロントサイドドア(サイドドア)
11 ドア本体
12 アウタパネル
13 インナパネル
14 開口部
14a 上縁
14b 下縁
14c 後縁
15 ドアトリム
16 ドアビーム
21 荷重伝達部
22 第1荷重伝達部材
23 押圧部
31 上部フランジ(取付部)
32 下部フランジ(取付部)
33 前部フランジ(取付部)
34 後部フランジ(取付部)
36 ボス(突出部)
36a クルップ取付孔
41 第2荷重伝達部材
44 取付部
44a クリップ取付孔
46、47 クリップ(締結具)
51 衝撃吸収部
61 シート
62 シートクッション
63 フレーム

Claims (5)

  1. 車体外側となるアウタパネルと車室側となるインナパネルを対向配置して形成されたドア本体と該インナパネルの車室側に配設されるドアトリムを有するサイドドアと、
    上記アウタパネルとインナパネルとの間に前後方向に延在して配置されるドアビームと、
    上記インナパネルとドアトリムとの間で車室内に配置されたシートに対応して配置される衝撃吸収部と、
    上記ドアビームと衝撃吸収部との間に配置され、車体外側方からの衝撃荷重入力時に車室方向に変形する上記ドアビームと当接して上記衝撃吸収部に荷重伝達する荷重伝達部と、を備えた自動車の車体側部構造において、
    上記荷重伝達部は、
    上記ドアビームと衝撃吸収部との間に配置されて上記ドアビーム及び衝撃吸収部に対向配置された第1荷重伝達部材と、
    該第1荷重伝達部材とドアビームとの間に配設され、上記第1荷重伝達部材より軟質の第2荷重伝達部材と、を備えたことを特徴とする自動車の車体側部構造。
  2. 車体外側となるアウタパネルと車室側となるインナパネルを対向配置して形成されたドア本体と該インナパネルの車室側に配設されるドアトリムを有するサイドドアと、
    上記アウタパネルとインナパネルとの間に前後方向に延在して配置されるドアビームと、
    上記インナパネルとドアトリムとの間で車室内に配置されたシートに対応して配置される衝撃吸収部と、
    上記ドアビームと衝撃吸収部との間に配置され、車体外側方からの衝撃荷重入力時に車室方向に変形する上記ドアビームと当接して上記衝撃吸収部に荷重伝達する荷重伝達部と、を備えた自動車の車体側部構造において、
    上記荷重伝達部は、
    上記ドアビームと衝撃吸収部との間において上記ドアビーム及び衝撃吸収部に対向配置された第1荷重伝達部材と、
    該第1荷重伝達部材とドアビームとの間に配置され、上記第1荷重伝達部材より表面の摩擦係数が大きい第2荷重伝達部材と、を備えたことを特徴とする自動車の車体側部構造。
  3. 上記第1荷重伝達部材は、
    上記インナパネルの開口部に配置されて上記ドアビームから衝撃吸収部へ荷重伝達する箱型形状の押圧部と、
    該押圧部を上記インナパネルの開口部に支持する取付部と、
    上記押圧部より上方で上記取付部に突設されて上記開口部の上縁に当接可能な突出部とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車の車体側部構造。
  4. 上記第2荷重伝達部材は、少なくとの上記第1荷重伝達部材の突出部において支持されたことを特徴とする請求項3に記載の自動車の車体側部構造。
  5. 上記第1荷重伝達部材が硬質樹脂によって形成され、上記第2荷重伝達部材が発泡樹脂によって形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車の車体側部構造。
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