JP5443397B2 - 車両用ドア構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドア構造体に関し、特に、自動車のサイドドアとして用いられ、前部衝突対策、側部衝突対策をなされた車両用ドア構造体に関する。
自動車のサイドドアとして用いられる車両用ドア構造体は、車室外側のアウタパネルと車室内側のインナパネルとにより構成されている。車両用ドア構造体には、補強のために、前端をインナパネルの前部に接続され、後端をインナパネルの後部に接続されて車体前後方向に延在するドアビームと呼ばれる補強ビームを取り付けられたものがある。ドアビームには、インナパネルとで箱形断面形状をなす溝形鋼によるもの、横断面形状が二山帽子状のもの、パイプ材によるものなど、種々提案されている(例えば、特許文献1、2、3)。
上述のような横断面形状のドアビームは、ドアの前後方向のロードパスメンバとして機能し、前部衝突時には、衝突荷重(前後軸荷重)をフロントピラー(Aピラー)よりセンタピラー(Bピラー)に伝えてドアおよび車体に形成されているドア開口部の変形を抑制し、側部衝突時には、横断面形状が潰されるような変形(塑性変形)によって衝突荷重を吸収して車室内空間を確保する。
特許第3989373号公報 特開2005−126018号公報 特開2006−21744号公報
サイドドア、特に、フロントドアの補強ビームは、前部衝突時の衝突荷重をフロントピラーよりセンタピラーに的確に伝達すること、前部衝突時にフロントピラーロアメンバの下端とサイドシルの前端との接続部をモーメント中心として発生する曲げモーメントを適切に受け止める反力部材であること、側部衝突時には、横断面形状が潰される変形によって衝突荷重を吸収すること、アウタパネルとインナパネルとの間に画定されるドア内部空間に配置されるウインドレギュレータ等のドア内蔵物の配置の邪魔にならないことを要求される。
サイドドアに補強ビームが組み込まれていても、前部衝突時の衝突荷重によってフロントピラーが車体後方へ変位したことに伴い、サイドドアとフロントピラーとが車幅方向にずれると、補強ビームが設計仕様通りに有効に機能せず、衝突荷重が補強ビームをロードパスとしてフロントピラーよりセンタピラーに的確に伝達されなくなる虞がある。
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的は、サイドドアに設けられる補強ビーム(ビームメンバ)が、前部衝突時の衝突荷重をフロントピラーよりセンタピラーに的確に伝達し、前部衝突時にフロントピラーロアメンバの下端とサイドシルの前端との接続部をモーメント中心として発生する曲げモーメントを適切に受け止める反力部材をなし、側部衝突時には、横断面形状が潰される変形によって衝突荷重を吸収し、アウタパネルとインナパネルとの間に画定されるドア内部空間に配置されるウインドレギュレータ等のドア内蔵物の配置の邪魔にならないものとすることにある。
本発明の第2の目的は、前部衝突時の衝突荷重によってサイドドアとフロントピラーとが車幅方向にずれことを回避し、前部衝突時に補強ビームが設計仕様通りに効率よく有効に機能するようにすることである。
このような目的は、本発明によれば、車室外側のアウタパネルと車室内側のインナパネルとにより構成され、上部にドア窓開口を有し、ヒンジによって車体に開閉可能に取り付けられる車両用ドア構造体であって、車体前後方向に延在するように前記インナパネル上部に接合された、コの字形の横断面形状をなし、その凹面側が横方向を向く2つの溝形状部を、左右反転させて上下二段に連続させてなるS字形横断面形状をなすビームメンバを含み、前記上段溝形状部の上縁側は、前記ドア窓部の下縁を画定する窓見切り線に近接し、かつそれに沿って延在し、前記下段溝形状部は、車体後方側においては前記窓見切り線に実質的に平行に延在し、車体前方側においてドア構造体下方側に向けて偏倚し、当該下段溝形状部の前端が前記ヒンジとオーバーラップする高さ位置にある車両用ドア構造体。を提供することにより達成される。
本発明による車両用ドア構造体によれば、ビームメンバは、閉断面形状を有さず、S字形横断面形状部を含むものであるから、側部衝突時の衝突荷重によって潰れ残しなく扁平に潰れ変形し易い。これにより、側部衝突時のエネルギ吸収が十分に行われるようになる。また、ビームメンバのS字形横断面形状部の上段溝形状部はドア窓部の窓見切り線に沿って配置されるので、当該上段溝形状部は、前部衝突時の曲げモーメントのモーメント中心より大きく離れた位置に配置されることになる。これにより、上段溝形状部は、前部衝突時の曲げモーメントを最小の反力で受け止め、ドア構造体の変形を確実に防止する。更に、ヒンジは、ドアの直前に設けられるピラー(ドアがフロントドアであれば、このピラーはAピラーと呼ばれる車室前端に設けられるピラーからなり、ドアがリヤドアであれば、このピラーはBピラーと呼ばれる車室中間部に設けられるピラーからなる。)に取り付けられるが、ヒンジは、それ自体の特性或いはその取り付け部位の特性により、相対的に高い剛性を示す部位をなす。そこで、ビームメンバの下段溝形状部は、前端において車両用ドア構造体を車体に接続するヒンジの配置位置とヒンジとオーバーラップする高さにあるものとすることにより、前部衝突時の衝突荷重がヒンジよりビームメンバに車体前後方向の軸力として直接的に伝達されようにすれば、前部衝突時の衝突荷重がビームメンバをロードパスメンバとして車体後方へ良好に伝達されることになり、ドア構造体の変形が防止される。
特に、前記上段溝形状部の凹面側が車体外側方向を向き、前記下段溝形状部の凹面側が車体内側方向を向くものとし、前記下段溝形状部は、車体後方側の部分と車体前方側の部分とを上下に傾斜した曲線部分によって滑らかに接続されているものとすると良い。それにより、下段溝形状部の全体がヒンジの配置位置と同じ高さ位置に水平に設けられる場合より、ウインドレギュレータ等のドア内蔵物を配置される内部空間の有効スペースが大きくなり、ドア内蔵物の配置の自由度が増大する。
特に好適な実施例によれば、前記上段溝形状部の溝底面が、車体前方側において上下方向に拡幅され、当該拡幅底面に作業用アクセスホールを貫通形成されており、前記作業用アクセスホールが、スキンマウントのドアミラーのためのアクセスホールを含む。
更に、前記車両用ドア構造体の前端部の、前記ビームメンバと整合する部位に係合部が設けられ、前記車両用ドア構造体の前記前端部に対向する車体側ピラーに、前記係合部と協働して、前部衝突時の衝突荷重による、前記車両用ドア構造体の車体外側への変位を規制する対応係合部が設けられているものとすれば、前部衝突時の衝突荷重による変位によって係合部が、車体前後方向に見てビームメンバと整合する部位にて車体側ピラーと係合し、インナパネルを車体側ピラーに拘束するから、前部衝突時には車両用ドア構造体(インナパネル)と車体側ピラーとが相互にずれ動くことが、ビームメンバ配置部分近傍において抑制される。これにより、補強ビームが設計仕様通りに効率よく有効に機能することが高く保証される。
特に好適な実施例によれば、前記係合部が突起部を含み、前記対応係合部が前記突起部を受容可能な孔を含む。その場合、前記突起部が、前記車両用ドア構造体の前端に向けて折り曲げられた前記インナパネルの一部に設けられたものとすることができる。また、前記インナパネルの折り曲げられた部分にナット部材が固着され、前記突起部が、前記ナット部材のねじ孔に捩じ込まれたねじボルトの頭を含むものとすれば、組立て過程を簡素化することができる。また、通常時に、突起部を受容するための孔に異物や水が浸入したり、外観を損なうことがないように、ドア構造体が、前記孔を通常時にあっては閉じ、前記突起部が前記孔に突入したときに脱落する閉塞部材を更に含むものとすると良い。
本発明による車両用ドア構造体を適用された自動車の一つの実施形態を示す斜視図である。 本発明による車両用ドア構造体の実施形態を車室外側から見た正面図である。 本実施形態による車両用ドア構造体を車室内側から見た要部の拡大斜視図である。 図2の線IV−IVに沿った拡大断面図である。 図2の線V−Vに沿った拡大断面図である。 図2の線VI−VIに沿った拡大断面図である。 本実施形態による車両用ドア構造体に設けられる突起部材の取り付け方を示す平断面図である。 本実施形態による車両用ドア構造体の要部の前部衝突前の状態を示す分解平断面図である。 本実施形態による車両用ドア構造体の要部の前部衝突後の状態を示す平断面図である。 前部衝突状態を示す説明図である。
以下に、本発明による車両用ドア構造体の実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明による車両用ドア構造体を適用された自動車を示している。図1において、1は車体全体を、3は前輪を、5は後輪を、7はフロントサイドドアを、9はリアサイドドアを、11はテールゲートを各々示している。
本発明による車両用ドア構造体は、フロントサイドドア7、リアサイドドア9の何れにも適用可能であるが、本実施形態では、フロントサイドドア7に適用した場合について説明する。
図2〜図6に示されているように、フロントサイドドア7は、車室外側のアウタパネル13と、車室内側のインナパネル15と、インナパネル15の上部に取り付けられてインナパネル15と共にドア窓部(ウインドウ開口)を画定するドアサッシュ17、19により構成されている。アウタパネル13とインナパネル15はプレス鋼板製のものであり、両者間にはウインドシールドガラス31を上下移動可能に収納するドア内部空間23が画定されている。
フロントサイドドア7は、ドアサッシュ17、インナパネル15の前縁部に取り付けられた上部ドアヒンジ33、下部ドアヒンジ35によってAピラーロアメンバ111(図8参照)に開閉可能に取り付けられる。
インナパネル15のドア内部空間23の側の板面(車室外側の板面)には、ウインドシールドガラス31の昇降を行うウインドレギュレータ37、ドアの開扉限度を規制するドアチェッカ39、ドアロック装置41等が取り付けられている。
インナパネル15の上縁部には、インナパネル15の車体前後寸法幅一杯に車体前後方向に延在するビームメンバ21が取り付けられている。
ビームメンバ21は、均一の上下幅寸法、かつ概ね同一高さをもって、車体前後方向に略鉛直に延在する最上縁部21Aと、均一の上下幅寸法もって、かつ後上がりの傾斜をもって、車体前後方向に略鉛直に延在する下部接続代部21Bと、最上縁部21Aと下部接続代部21Bとの間にあって車体前後方向に延在するS字形横断面形状部21Cとを有する。
S字形横断面形状部21Cは横断面形状がコの字形の溝形状部を左右反転で上下二段に連続させた折曲形状のものである。つまり、S字形横断面形状部21Cは、横断面形状が外向きに凹形をなすコの字形の上段溝形状部21Dと、横断面形状が左右反転の内向きに凹形をなすコの字形の下段溝形状部21Eとを上下二段に連続して有し、最上縁部21A、下部接続代部21Bとの各々の接続部を含めて6個の折曲稜線a〜fを含む。
上段溝形状部21Dの上側、つまり、上段溝形状部21Dと最上縁部21Aとの接続部の折曲稜線a及び、上段溝形状部21Dの上側面と底面との折曲稜線bは、ドア窓部19の下縁を画定する窓見切り線Wに沿って、かつ内側にかけてやや下向きに傾斜するように延在している。尚、本実施例では、窓見切り線Wは、略水平で、最上縁部21Aの上縁によって与えられる。
上段溝形状部21Dの略鉛直な溝底面は、車体前方側において上下方向に拡張され、拡張底面21Deをなしている。拡張底面21Deには複数個の作業用アクセスホール25が貫通形成されている。作業用アクセスホール25の1つは、フロントサイドドア7のアウタパネル13にサイドミラー45(図1参照)をスキンマウント方式で取り付ける組み付け工程での車室内側からのアクセスホールになる。作業用アクセスホール25は拡張底面21Deに設けられていることにより、作業用アクセスホール25が折曲稜線a〜fを分断することがない。
従って、下段溝形状部21Eは、車体後方側においては窓見切り線Wに近接して平行に延在し、上段溝形状部21Dの底面が車体前方側において上下方向に拡張されていることより、前方にかけて下向きに傾斜している。このような傾斜によって前端21Efが上部ドアヒンジ33の配置位置と同じ高さ位置に到達する。即ち、下段溝形状部21Eの車体後方側の部分と車体前方側の部分とは、上下に傾斜した曲線部分21Emによって滑らかに接続されている。
下部接続代部21Bは、均一な上下幅寸法のものであることにより、下段溝形状部21Eと同様に、車体後方側においては窓見切り線Wに平行に延在し、車体前方側において曲線部分によって車体下方側に偏倚した形状になっている。
ビームメンバ21は、下部接続代部21Bをインナパネル15の上縁の接続代部15AにMIG溶接され、前端部をブラケット金具27を介してドアサッシュ17の車体前向き面にMIG溶接され、後端部をドアサッシュ19に車体後向き面にMIG溶接されている。これにより、ビームメンバ21は、下縁、前縁、後縁の三辺をインナパネル15とドアサッシュ17、19との組立体に剛固に連結される。
インナパネル15は、通常のものよりビームメンバ21の上下幅分、上下幅が小さく、インナパネル15の上縁にインナパネル15を継ぎ足すようにビームメンバ21が取り付けられている。これにより、インナパネル15の上縁側は、ビームメンバ21のみにより構成され、ドア窓部19の下縁を画定する窓見切り線Wは、ビームメンバ21の最上縁部21Aの上縁によって与えられる。
インナパネル15の前端部は、Aピラーロアメンバ111の車体後側の背面111aに向けて或る角度をもって折曲げることにより、Aピラーロアメンバ111に対向する傾斜端面15bを形成している。端面15bの先端側は、前後方向に延在するように、再び折り曲げ戻されていることにより、アウタパネル13との接合代部15cが連続して設けられている。
図7に示されているように、傾斜端面15bには孔15dが貫通形成されている。孔15には、外周に鍔部53aが設けられ、かつ中心雌ねじ部53bを有するナット部材53が、鍔部53aを差し込み限界として差し込み装着されている。ナット部材53の雌ねじ部53bには頭付きボルト51の雄ねじ部51bが、外方即ち前方からねじ込み締結されている。頭付きボルト51の頭部51aは、端面15bより車体前側に突出し、突起部材をなしている。これにより以降、頭付きボルト51の頭部51aを突起部材51aと呼ぶ。
ここで、重要なことは、突起部材51aが、車体前後方向に見てビームメンバ21と整合する部位に配置されていることである。換言すると、車体前後方向の投影面でみて、突起部材51aがビームメンバ21と重畳する位置にある。
また、図8に示されているように、Aピラーロアメンバ111の車体後側の背面111aが突起部材51aと向かい合う部位には係合孔115が貫通形成されている。係合孔115は、図9に示されているように、前部衝突時の衝突荷重によるAピラーロアメンバ111とフロントサイドドア7(インナパネル15)とに車体前後方向の相対変位が生じ場合に突起部材51aが進入できる大きさ、形状に形成されている。
係合孔115が突起部材51aを孔内に受け入れることにより、インナパネル15がAピラーロアメンバ111に拘束され、インナパネル15とAピラーロアメンバ111とは、特に、ビームメンバ配置部分近傍において、車幅方向、上下方向の何れにも相対変位(ずれ動き)できなくなる。
云うまでもなく、前部衝突を経験しない通常状態では、図8に示されているように、突起部材51aは、Aピラーロアメンバ111の背面111aより離れた位置にあってAピラーロアメンバ111と干渉することがなく、フロントサイドドア7の通常の開閉を阻害することがない。
係合孔115は、Aピラーロアメンバ111内への異物、水等の侵入を防ぐために、Aピラーロアメンバ111に装着されたゴムキャップ117によって閉じられている。ゴムキャップ117は、係合孔115が突起部材51aを孔内に受け入れる際には、突起部材51aが突き当たることにより、Aピラーロアメンバ111より外れ、係合孔115が突起部材51aを孔内に受け入れることを阻害しない。
このことにより、Aピラーロアメンバ111に対するビームメンバ21の配置位置が設計仕様よりずれることがなく、ビームメンバ21が設計仕様通りに効率よく有効に機能することが高く保証され、Aピラーロアメンバ111よりビームメンバ21に対する前部衝突時の衝突荷重の伝達が設計仕様通りに適切に行われる。なお、本実施例では、Aピラーロアメンバ111よりビームメンバ21に対する前部衝突時の衝突荷重の伝達は、Aピラーロアメンバ111→ブラケット金具27→ドアサッシュ17の車体前側部分→ビームメンバ21の経路で行われる。
なお、Aピラーロアメンバ111にはスチフナ113が接合されており、Aピラーロアメンバ111とスチフナ113とで閉断面のAピラーが構成されている。
ビームメンバ23は、閉断面形状を有さず、S字形横断面形状部21Cを含むものであるから、側部衝突時の衝突荷重によって潰れ残しなく扁平に潰れ変形し易い。これにより、側部衝突時のエネルギ吸収が十分に行われるようになる。
ビームメンバ21は、S字形横断面形状部21Cによって車体前後方向に延在する6個の折曲稜線a〜fを含む形状になり、その全てがフロントサイドドア7の前後方向のロードパスメンバとして有効に機能する。本実施例では、折曲稜線a〜bは、車体前後方向に真っ直ぐに延びているから、前部衝突時のロードパスメンバとして、最も効率よく機能する。折曲稜線c〜fは、真っ直ぐではないが、車体後方側の部分と車体前方側の部分とは、上下に傾斜した曲線部分21Emによって滑らかに接続されているから、鈎形の段違いである場合に比して、前部衝突時のロードパスメンバとして、効率よく機能する。また、S字形横断面形状部21Cの上下幅がドア前部に於いて拡幅されていることから、前部衝突時にフロントピラーロアメンバ100に加わる荷重を広い範囲に渡って有効に支持することができ、フロントピラーロアメンバ100が局部的に変形する事態を回避することができる。
なお、ビームメンバ21とAピラーロアメンバ111との間の衝突荷重の伝達位置は、ビームメンバ21のS字形横断面形状部21C、特に、下段溝形状部21Eの溝深さの設定によって車幅方向の調節を、下段溝形状部21Eの車体下方側への偏倚量の設定によって上下方向の調節を行うことができ、当該伝達位置を、突起部材51aの配置位置を含めて適正位置に設定することができる。この伝達位置の適正化によって、ビームメンバ21による荷重伝達効率(ロードパス効率)の向上を図ることができる。
また、ビームメンバ21による前部衝突時の衝突荷重の伝達経路を車幅方向内側に寄せることができ、このことによって、衝突荷重の伝達経路を直線状に設定することが可能になり、このことによってもロードパス効率の向上が図られる。
図10に示されているように、前部衝突時には、前突荷重が主にフロントピラーロアメンバ100中間部或いはその全体に加わることから、フロントピラーロアメンバ100の下端とサイドシル102の前端との接続部をモーメント中心Cとした曲げモーメントMが発生する。このことに対して、ビームメンバ21の上段溝形状部21D、特に、上段溝形状部21Dによる折曲稜線a、bは、窓見切り線Wに沿って接近して配置されるので、上段溝形状部21Dは、前部衝突時の曲げモーメントMのモーメント中心Cより大きく離れた位置に配置されることになる。
曲げモーメントMとこれを受け止める反力Fとの釣り合いは、モーメント中心Cと曲げモーメントMを受け止める箇所との離間距離(モーメントアーム長)をLとすると、M=L・Fで表され、離間距離Lが長いほど、釣り合いに必要な反力Fは小さくよいから、モーメント中心Cより大きく離れた位置にある上段溝形状部21Dは、前部衝突時の曲げモーメントMを小さい反力で受け止めることになる。また、上段溝形状部21Dによる折曲稜線a、bは、窓見切り線Wに沿って車体前後方向に真っ直ぐに延びていることにより、曲げモーメントMに対して効率よく反力Fを発生する。これらのことにより、曲げモーメントMによるフロントサイドドア7の変形が確実に防止される。
このことは、突起部材51aが係合孔115内に進入し、インナパネル15とAピラーロアメンバ111とがビームメンバ配置部分近傍において、車幅方向、上下方向の何れにもずれ動きできなくなることにより、ビームメンバ21の下段溝形状部21Eが前端21Efにおいてフロントサイドドア7を車体に接続する上部ドアヒンジ33の配置位置と同じ高さにあることが保たれることによって保証される。
ビームメンバ21の下段溝形状部21Eは、前端21Efにおいてフロントサイドドア7を車体に接続する上部ドアヒンジ33の配置位置と同じ高さにあることにより、前部衝突時の前後軸荷重が上部ドアヒンジ33よりビームメンバ21に車体前後方向の軸力として直接的に伝達される。これにより、前部衝突時の前後軸荷重がビームメンバ21をロードパスメンバとして車体後方へ良好に伝達されることになる。このことによっても、フロントサイドドア7の変形が確実に防止される。
また、ビームメンバ21の主要部がS字形横断面形状部21Cであることにより、前部衝突時に前後軸荷重がフロントサイドドア7に作用する位置とビームメンバ21の図心Aとの車体幅方向のずれを小さく、あるいは前後軸荷重がフロントサイドドア7に作用する位置とビームメンバ21の図心Aとを一致させるアライメントが可能になる。これにより、前後軸荷重によってビームメンバ21に車体幅方向の曲げモーメントが生じることを低減、あるいは無くすことができ、前部衝突時の前後軸荷重のAピラーよりBピラーへの伝達効率が改善される。
このことも、突起部材51aが係合孔115内に進入し、インナパネル15とAピラーロアメンバ111とがビームメンバ配置部分近傍において、車幅方向、上下方向の何れにもずれ動きできなくなることにより保証される。
また、下段溝形状部21Eは、車体後方側においては窓見切り線Wの下側に近接し、車体前方側において車体下方側に偏倚して上部ドアヒンジ33の配置位置と同じ高さ位置になっているから、下段溝形状部21Eの全体が上部ドアヒンジ33の配置位置と同じ高さ位置に水平に設けられる場合より、ドア内部空間23の有効スペースが大きくなり、ウインドレギュレータ37、ドアロック装置41等のドア内蔵物の配置の自由度が増大する。
また、インナパネル15の接続代部15Aにインナパネル15を継ぎ足すようにビームメンバ21が取り付けられていることにより、インナパネル15の上縁側がビームメンバ21のみにより構成され、インナパネル15の接続代部15Aとビームメンバ21の下部接続代部21Bとによる溶接代部分以外、インナパネル15がビームメンバ21とで二重構造になることがない。これにより、材料コストの削減、重量増加の回避が図られる。
図4、図5に仮想線により示されているように、ビームメンバ21の車室内側には、横断面形状がコの字形のインナカバーパネル29が必要に応じて設けられていてよい。インナカバーパネル29は、S字形横断面形状部21Cを閉断面化し、作業用アクセスホール25による風切り音の遮断して走行時の車室内騒音の低減すると共に、雨水等の車室内への侵入を防止する。
なお、インナカバーパネル29は、ロードパスメンバとして機能するものであっても良いが、そのような機能を果たさないものであってもよい。後者の場合には、インナカバーパネル29は、ビームメンバ21より薄肉の鋼板や樹脂成形品により構成することができる。
以上、本発明を特定の実施例について説明したが、当業者であれは容易に理解できるように、本発明の発明概念から逸脱することなく様々な変形・変更が可能であって、本発明の発明概念は、添付の請求の範囲に記載された通りである。
また、パリ条約に基づく優先権主張の基礎となった日本国出願は、それに言及することをもって、その内容を本願の一部とする
1 車体 7 フロントサイドドア 13 アウタパネル 15 インナパネル 17 ドアサッシュ 19 ドア窓部 21 ビームメンバ 21C S字形横断面形状部 21D 上段溝形状部 21De 拡幅底面 21E 下段溝形状部 21Em 曲線部分 25 作業用アクセスホール 29 インナカバーパネル 33 上部ドアヒンジ 51a 突起部材(頭付きボルトの頭部) 53a クリップ部材 111 ピラーロアメンバ 115 係合孔

Claims (9)

  1. 車室外側のアウタパネルと車室内側のインナパネルとにより構成され、上部にドア窓開口を有し、ヒンジによって車体に開閉可能に取り付けられる車両用ドア構造体であって、
    車体前後方向に延在する下部接合代部によって前記インナパネル上部に接合され、前記下部接合代部の上部に、コの字形の横断面形状をなし、その凹面側が横方向を向く上段溝形状部と下段溝形状部とを左右反転させて上下二段に連続させてなるS字形横断面形状部を有するビームメンバを含み、
    前記上段溝形状部の上縁側は、前記ドア窓部の下縁を画定する窓見切り線に近接し、かつそれに沿って延在し、更に、前記上段溝形状部の溝底面が車体前方側において上下方向に拡幅されており、
    前記下段溝形状部は、車体後方側においては前記窓見切り線に実質的に平行に延在し、車体前方側においてドア構造体下方側に向けて偏倚し、当該下段溝形状部の前端が前記ヒンジとオーバーラップする高さ位置にあり、
    更に、前記車両用ドア構造体の前端部が前記ビームメンバの前記下部接合代部と整合する部位に係合部が設けられ、前記車両用ドア構造体の前記前端部に対向する車体側ピラーには、前部衝突時の衝突荷重による前記車体側ピラーと前記車両用ドア構造体との車体前後方向の相対変位によって前記係合部と係合して前記車両用ドア構造体の車体外側への変位を規制する対応係合部が設けられている車両用ドア構造体。
  2. 前記上段溝形状部の凹面側が車体外側方向を向き、前記下段溝形状部の凹面側が車体内側方向を向く請求項1に記載の車両用ドア構造体。
  3. 前記下段溝形状部は、車体後方側の部分と車体前方側の部分とを上下に傾斜した曲線部分によって滑らかに接続されている請求項1または2に記載の車両用ドア構造体。
  4. 車体前方側において上下方向に拡幅された前記上段溝形状部の溝底面に、当該上段溝形状部の折曲稜線を分断することなく作業用アクセスホールが貫通形成されている請求項1から請求項3の何れか一項に記載の車両用ドア構造体。
  5. 前記作業用アクセスホールが、スキンマウントのドアミラーのためのアクセスホールを含む請求項4に記載の車両用ドア構造体。
  6. 前記係合部が突起部を含み、前記対応係合部が前記突起部を受容可能な孔を含む請求項1から請求項5の何れか一項に記載の車両用ドア構造体。
  7. 前記突起部が、前記車両用ドア構造体の前端に向けて折り曲げられた前記インナパネルの一部に設けられた請求項6に記載の車両用ドア構造体。
  8. 前記インナパネルの折り曲げられた部分にナット部材が固着され、前記突起部が、前記ナット部材のねじ孔に捩じ込まれたねじボルトの頭を含む請求項7に記載の車両用ドア構造体。
  9. 前記孔を通常時にあっては閉じ、前記突起部が前記孔に突入したときに脱落する閉塞部材を更に含む請求項6から請求項8の何れか一項に記載に記載の車両用ドア構造体。
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