JP4656287B2 - 自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造 - Google Patents

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本発明は、自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造に関するものである。
側面衝突の衝撃から乗員を保護するため、自動車のサイドドアには、発泡体のような衝撃吸収部材が内蔵されている。
特許文献1は、サイドドアの上部に配設した衝撃吸収部材の取り付け構造を開示している。一般的に、サイドドアは、ドアアウターパネルに隣接してサイドドアを車体前後方向に横断するインパクトバーを有するが、特許文献1は、このインパクトバーを利用して、衝撃吸収部材の下端をインパクトバーに固定することを提案している。
サイドドアはドアアウターパネルとドアインナーパネルとで構成されており、サイドドアの内部に配設する例えばウィンドウガラス昇降機構やドアロック機構などの装備部品は、ドアインナーパネルに開口する幾つかの作業孔を通じて組み付け作業が行われる。上述したインパクトバーは、サイドドアの上下方向中間部分に位置しているため、特許文献1が提案する構造によれば、ドアインナーパネルの作業孔を通じて、衝撃吸収部材の下端をインパクトバーに締結することができるため、作業性に優れるという利点がある。
特許文献1に開示の構造では、衝撃吸収部材の上端は自由であり、何らの部材にも締結しない構造を採用している。しかし、衝撃吸収部材の性能を発揮させるには、上端もドア構成部材に固定するのが好ましい。このことから、サイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材は、一般的には、その上端部が両面接着テープ、ファスナ、ボルトなどを使ってドアアウタレインフォースメントなどに固定されている。
特開平06−191275号公報
例えば、両面接着テープを使って衝撃吸収部材の上端をドアレインフォースメントなどのドア構成部材に接着させる技術を採用したときには、この接着部分が振動などによって剥離してしまい、これが異音の発生源になってしまう可能性がある。
他方、ボルトやファスナを使って衝撃吸収部材の上端をドア構成部材に締結させる技術を採用したときには、この衝撃吸収部材の上端を締結するための作業が困難な作業になり易いという問題がある。この点について説明すると、サイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材は、その上端がベルトライン近傍に位置することになる。既知のように、ドアインナーパネルに設けられる作業孔は、その開口縁がベルトライン近傍に位置することは珍しく、ベルトラインよりも可成り下方位置に設けられるのが通常である。このことから、衝撃吸収部材の上端をドアレインフォースメントなどドア構成部材に締結する作業は、近傍の作業孔からドア内部に手を差し入れて手探りで行わざるを得ない。
そこで、本発明の目的は、サイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材の上端をドア構成部材に取り付ける作業を容易化することのできる自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造を提供することにある。
本発明の更なる目的は、サイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材の上端を、部品点数の増加を招くことなく確実にドア構成部材に取り付けることのできる自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造を提供することにある。
本発明の更なる目的は、サイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材の上端をドア構成部材に取り付ける作業性を一層改善することのできる自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造を提供することにある。
本発明の更なる目的は、サイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材の上端をドア構成部材に取り付けるときに目で確認しながら作業することのできる自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造を提供することにある。
上記の技術的課題を達成すべく、本発明は、先ず、
ドアアウターパネルとドアインナーパネルとで構成されたサイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材の下端が、前記サイドドア内の車体前後方向に横断するドア構成部材に締結される自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造において、
前記ドアアウターパネルが、その上端部に、前記衝撃吸収部材の上端を嵌装するための、車幅方向内方に折り返した折り返し部を備えていることを特徴とする自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造を提供する
本発明によれば、ドアアウターパネルに折り返し部を形成するだけで、他の締結部品を必要としないため、部品点数を増加させることなく衝撃吸収部材の上端を固定することができ、これにより衝撃吸収部材は、その上端と下端とがドア構成部材に固定した状態でサイドドアに搭載されるため、側面衝突に対して所定の衝撃吸収性能を発揮することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、衝撃吸収部材の上端に、車幅方向外方に向けた突起を備え、この突起がドアアウターパネルに圧接する構成が採用されており、これにより突起の面圧を高めて突起とドアアウターパネルとが擦れ合うことによる異音の発生を防止することができる。
また、ドアアウターパネルの折り返し部は、ドアアウターパネルの上端から折り返し片が下方に延びているが、その途中で車幅方向外方に屈曲した後に下方に垂下する下端部を有し、この下端部とドアアウターパネルとの間で衝撃吸収部材の上端部を挟持する構成が採用されている。これによれば、折り返し片の屈曲部で付加的なバネ性が折り返し片の下端部に付与することができるため、ドアアウターパネルに対する上記の突起の面圧を高めることができる。
本発明の自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造は、また、ドアアウターパネルの折り返し部を構成する折り返し片に切欠きが形成される。また、衝撃吸収部材の上端部に前記切欠きに適合した形状の車幅方向内方に突出する位置決め突起を有している。これにより、本発明によれば衝撃吸収部材の上端をドアアウターパネルの折り返し部に嵌装するときに、位置決め突起を切欠きに位置合わせすることにより衝撃吸収部材を位置決めすることができ、衝撃吸収部材を的確に取り付けることが可能になる。
本発明の更に好ましい態様では、折り返し片の切欠きが、ドアアウターパネルの上端縁とドアインナーパネルの上端縁との間の隙間を通じて目視可能な位置に設けられている。これは、例えば折り返し片の上下長さを適当な寸法に設定することで実現することができる。これによれば、手探りで折り返し片の切欠きに衝撃吸収部材の位置決め突起を位置合わせすることなく、目で確認しながら行うことができるため、スピーディな衝撃吸収部材の取り付けによって、その作業性を向上することができる。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1は、ドアトリム、ウエザーストリップなどを組み付ける前のサイドドアを車室側から見た図である。図2は、ドアインナーパネルの図示を省いた図1のII−II線に沿った断面図である。図1、図2を参照して、図示のサイドドア1は前ヒンジ後開き形式のドアであり、従来と同様に、ドアアウターパネル2とドアインナーパネル3とで構成され、ドアインナーパネル3の車室側はドアトリム(図示せず)で覆われる。
ドアアウターパネル2とドアインナーパネル3とで囲まれた内部空間には、ウィンドウガラス4(図2)が昇降動可能に収容され、また、サイドドア1の上下方向中間部分にインパクトバー5やレインフォースメント6などが配設される(図1)。これらインパクトバー5、アウターパネルレインフォースメント6は、サイドドア1を車体前後方向に横断している。
ドアインナーパネル3は、従来と同様に、幾つかの作業孔7〜9を有し、これらの作業孔7〜9を通じてドア内部の装備品、例えばウィンドウガラス4を昇降するための機構部品、ドアロック機構部品などの組み付けが行われる。
サイドドア1の上部には、乗員の体側と対向する位置に衝撃吸収部材10が配設されている。衝撃吸収部材10は、サイドドア1のベルトラインとインパクトバー5との間で上下に延在し、衝撃吸収部材10を組み付けるときには、ドアインナーパネル3の上部に位置する作業孔7、8を通じて行われる。
衝撃吸収部材10は、従来と同様に、ウレタン発泡体からなる成型品で構成されている。図3は、衝撃吸収部材10の取り付け構造を説明するための図であり、衝撃吸収部材10を車室側から見た略正面図である。この図3から分かるように、衝撃吸収部材10は、正面視したときに矩形の輪郭形状を有する。
より詳しく衝撃吸収部材10の形状を説明すると、衝撃吸収部材10は、上端縁部が車室側を低所にした段付き形状を有し、これにより、衝撃吸収部材10の上端縁部には、衝撃吸収部材10の車外側板面に沿って上方に突出するフランジ10aが形成され、この上端フランジ10aは、衝撃吸収部材10の前端から後端まで延在している。
衝撃吸収部材10は、下方に向かうほど肉厚の断面形状を有し、下端には、その前端部及び後端部に、下方に突出した矩形の脚10b、10cが形成されている。換言すれば、衝撃吸収部材10の下端縁は、前端部及び後端部の脚10b、10cで挟まれた中間部分10dを切り欠いた形状を有する。この衝撃吸収部材10の2つの脚10b、10cの位置は、夫々、ドアインナーパネル3の上部作業孔7、8に対応するように設計されている(図1)。
インパクトバー5は、車室側に開口した断面ハット状断面を有し、コ字状の本体5aと、この本体5aから上方に延びる上端フランジ5bと、本体5aから下方に延びる下端フランジ5cとを備えている。更に、インパクトバー5は、上端フランジ5bの一部を上方に拡大した取付座11、12が前後に離間して形成されている。この取付座11、12は、衝撃吸収部材10の2つの脚10b、10cに、夫々、対応しており、この取付座11、12には、次に説明するファスナ15を挿通するための孔16(図4)が形成されている。
ファスナ15は、その構成要素として図5に示すカラー17を含み、カラー17と協同して2つの部材を締結する従来から既知の形式のものであるので、その概要を説明するに止めると、カラー17は互いに対向する一対の爪17aを有し、この一対の爪17aは径方向に変位可能である。他方、ファスナ15は、カラー17の中に挿入可能な筒部15aを有し、この筒部15aの先端部分にはスリット15bが形成されている。
前述の衝撃吸収部材10の2つの脚10b、10cには、カラー17を受け入れる段付き孔20(図4)が予め設けられており、衝撃吸収部材10をサイドドア1に搭載する前段階で、衝撃吸収部材10の車外側から段付き孔20にカラー17が挿入され、カラー17は、その爪17aが段付き孔20の段部と係合した状態で定置される。
説明の都合上、インパクトバー5と衝撃吸収部材10の下端との締結作業を図4を参照しながら説明すると、衝撃吸収部材10のファスナ受け入れ孔つまり段付き孔20を、インパクトバー5の取付座11、12のファスナ挿通孔16に一致させた後に、ファスナ15を車室側から挿入する。次いで、車室側からネジ付きピン18をファスナ15の筒部15aに挿入して、この筒部15aに螺着することで、カラー17の爪17aが径方向内方に変位するのを抑え、これにより衝撃吸収部材10の下端がインパクトバー5に固定される。前述したように、ファスナ15を装着する部位はドアインナーパネル3の上部作業孔7、8から露出した位置に設定されているため、衝撃吸収部材10の下端をインパクトバー5に締結する作業は直接的に上部作業孔7、8を通じて行うことができる。
次に、図6などを参照して衝撃吸収部材10の上端縁の取付構造について説明する。ドアアウターパネル2はその上端が折り返し部Fで構成されている。すなわち、ドアアウターパネル2は、その上端に車室側に折り返した折り返し片21を有し、この折り返し片21は、アウターパネル本体2aから車幅方向に離間して配置されている。
図2から最も良く理解できるように、アウターパネル本体2aの折り返し片21は、上端21aから下方に延びているが、その途中で車幅方向外方に屈曲した後に下方に垂下する下端部21bを有し、折り返し片21の屈曲部により折り返し片21に付加的なバネ性が付与されている。
衝撃吸収部材10の上端フランジ10aは、折り返し片21の下端部21bとアウターパネル本体2aとで挟持される。衝撃吸収部材10の上端フランジ10aは、好ましくは、図2から理解できるように、その一部が車外方向に突出する台形状の隆起部10eを有し、この隆起部10eに、車外方向に突出する小径の突起22が形成されている。この小径突起22は、好ましくは、先端に向かうに従って小さな断面積になる例えば略半球状であるのがよい。衝撃吸収部材10は、小径突起22付き台形隆起部10eを車体前後方向に互いに離間して少なくとも2以上備えているのがよい。
ドアアウターパネル2は、折り返し片21の下端部21bとアウターパネル本体2aと間の車幅方向距離Lが、折り返し片21のバネ力で衝撃吸収部材10の上端フランジ10aの小径突起22がドアアウターパネル2に圧接した状態となるように設定される。
実施例のように、衝撃吸収部材10の上端フランジ10aを小径突起22によってスポット的にドアアウターパネル2に圧接させることで、小径突起22無しの上端フランジ10aをその前端から後端まで連続的にドアアウターパネル2に圧接させる場合に比べて、小径突起22の面圧を上げることができ、これにより衝撃吸収部材10とドアアウターパネル2とが擦れ合って異音を発生してしまうのを防止することができる。
衝撃吸収部材10を取り付けるときに、その位置決め機能を備えていることで、衝撃吸収部材10の取付作業性を高めることができる。その具体例として、図3から最も良く理解できるように、衝撃吸収部材10の上端部に上方及び車幅方向内方に向けて突出した正面視矩形の位置決め突起23を形成し、これに対応して、ドアアウターパネル2の折り返し片21の下端縁に、正面視矩形の切欠き24を設ける共に、この切欠き24の車体前後方向の寸法が矩形突起23の車体前後方向寸法と実質的に同じとなるように設計するのがよい。
衝撃吸収部材10の取付作業性を更に向上するには、ドアアウターパネル2の上端縁とドアインナーパネル3の上端縁との間の隙間25(図6)を通じて位置決め用の切欠き24が目視できるように、折り返し片21の上下長さを設定するのがよい。
叙上の衝撃吸収部材10の取り付け構造によれば、ドアアウターパネル2及びインナーパネル3の上端縁の隙間25を通じて、位置決め用切欠き24を確認しながら、この切欠き24に衝撃吸収部材10の突起23の位置合わせして衝撃吸収部材10の上端フランジ10aをドアアウターパネル2の上端折り返し部Fに挿入することで、衝撃吸収部材10の前後位置の位置決めが完了する。
この衝撃吸収部材10の位置決めに関し、最も望ましくは、衝撃吸収部材10の脚10b、10cがインパクトバー5に着座することで、衝撃吸収部材10のファスナ受け入れ孔20が、インパクトバー5の取付座11、12のファスナ挿通孔16と一致した状態となるように、衝撃吸収部材10のファスナ受け入れ孔20の高さ位置を設定するのがよい。これによれば、上述した切欠き24による衝撃吸収部材10の前後位置の位置決めが完了すると同時に、衝撃吸収部材10の高さ位置の位置決めも完了する。したがって、その後の作業は、ドアインナーパネル3の上部作業孔7、8を通じて、ファスナ15及びネジ付きピン18を装着するだけで衝撃吸収部材10の取り付け作業が完了する。そして、これら一連の作業は、全て、作業員が目で確認しながら行うことができるため、ミスを伴うことなくスピーディに作業を行うことができる。なお、この衝撃吸収部材10の取り付けが完了した後の工程で、ドアアウターパネル2及びインナーパネル3の上端縁に、ウィンドウガラス4の板面に摺接するウエザーストリップが嵌装される。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、衝撃吸収部材10の下端部の取り付けはインパクトバー5に限定されない。ドアレインフォースメント6のようなドア構成部材に対して衝撃吸収部材10を取り付けるようにしてもよい。この場合においても、衝撃吸収部材10の下端部の締結部位を、ドアインナーパネル3の作業孔7、8に対応した位置に設定するのが、スピーディな作業を行う上で好ましいことは言うまでもない。
叙上の説明から分かるように、実施例の取り付け構造によれば、衝撃吸収部材10の上端及び下端をドア構成部材に固定してあるため、設計通りの衝撃吸収性能を発揮させることができる。また、衝撃吸収部材10の取り付け、特に、上端部の取り付けに関し、衝撃吸収部材10の上端をドアアウターパネル2の折り返し部Fに嵌装するようにしたことから、部品点数が増加することはない。
また、衝撃吸収部材10の上端縁をドアアウターパネル2の折り返し部Fに嵌装する際に、衝撃吸収部材10の位置決めを、衝撃吸収部材10の位置決め突起23とドアアウターパネル2の切欠き24とで行うようにしたことから、衝撃吸収部材10をドアアウターパネル2の折り返し部Fに嵌装する際の位置決めが容易である。加えて、このドアアウターパネル2の切欠き24が、ドアアウターパネル2及びインナーパネル3の上端縁の隙間25を通じて目視可能であることから、目で確認しながら衝撃吸収部材10の位置決めしてドアアウターパネル2の折り返し部Fに嵌装することができ、これにより作業をスピーディに行うことができるため、衝撃吸収部材10の取り付けの作業性を向上することができる。
ドアトリムを取り付ける前のサイドドアを車室側から見た図である。 図1のII-II線に沿った断面図であり、ドアインナーパネルの図示を省いた図である。 衝撃吸収部材の取り付け構造を説明するための図である。 ファスナを使って衝撃吸収部材の下端をインパクトバーに締結した部位を断面した部分断面図である。 ファスナの一部を構成するカラーの斜視図である。 衝撃吸収部材を取り付けたサイドドアの部分断面図である。
符号の説明
1 サイドドア
2 ドアアウターパネル
5 インパクトバー
10 衝撃吸収部材
10a 衝撃吸収部材の上端フランジ
15 ファスナ
21 ドアアウターパネルの折り返し片
21b 折り返し片の下端部
22 小径突起
23 位置決め突起
24 位置決め用の切欠き
25 アウターパネルとインナーパネルの上端縁の隙間
F アウターパネルの上端折り返し部

Claims (2)

  1. ドアアウターパネルとドアインナーパネルとで構成されたサイドドアの上部に配設される衝撃吸収部材の下端が、前記サイドドア内の車体前後方向に横断するドア構成部材に締結される自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造において、
    前記ドアアウターパネルが、その上端部に、前記衝撃吸収部材の上端を嵌装するための、車幅方向内方に折り返した折り返し部を備え
    前記ドアアウターパネルの折り返し部を構成する折り返し片が切欠きを有し、
    前記衝撃吸収部材の上端部に、前記衝撃吸収部材の上端を前記ドアアウターパネルの折り返し部に嵌装するときに前記衝撃吸収部材を位置決めすることのできる、前記切欠きに適合した形状の車幅方向内方に突出する位置決め突起を有することを特徴とする自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造。
  2. 前記折り返し片の切欠きが、前記ドアアウターパネルの上端縁と前記ドアインナーパネルの上端縁との間の隙間を通じて目視可能な位置に設けられている、請求項に記載の自動車用ドアの衝撃吸収部材取り付け構造。
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