JP2553371Y2 - 車両のピラーガーニッシュ - Google Patents

車両のピラーガーニッシュ

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JP2553371Y2
JP2553371Y2 JP6158492U JP6158492U JP2553371Y2 JP 2553371 Y2 JP2553371 Y2 JP 2553371Y2 JP 6158492 U JP6158492 U JP 6158492U JP 6158492 U JP6158492 U JP 6158492U JP 2553371 Y2 JP2553371 Y2 JP 2553371Y2
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JP
Japan
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garnish
wall
pillar
piece
locking hole
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JP6158492U
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徹 安平
喜代弘 森
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のピラー内側壁に
取付けるピラーガーニッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車両のピラー内側壁には、例えば
実開昭62ー67858号公報に示されているように、
該内側壁をカバーするピラーガーニッシュが取付けられ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところでかかるピラー
ガーニッシュを前記ピラー内側壁に取付ける構造とし
て、図5及び図6に示すように、前記ピラー内側壁Aを
覆うガーニッシュ本体Bの下端部に、該ガーニッシュ本
体Bの下端から車幅方向外方に屈曲する屈曲片Cと該屈
曲片Cの遊端から下方に延びて、前記内側壁Aに形成し
た係止孔Dに係合可能な係合片Eとから成るクランク状
の係止爪Fを設け、該係止爪Fの前記係止孔Dへの係合
により、前記ガーニッシュ本体Bの下端側を前記内側壁
Aに係止するようにしたものが見受けられるが、かかる
取付構造にあっては、次に掲げる不具合がある。
【0004】即ち、前記係止爪Fの幅S1を前記係止孔
Dの幅S2とほぼ同一幅として、該係止爪Fの前記係止
孔Dへの係合に伴い、前記ピラーガーニッシュが前記内
側壁Aに対して前記係止爪Fの幅方向にガタ付くのを阻
止する必要があるが、前記内側壁Aに形成される係止孔
Dは、プレス成形により形成されて、図6に示すように
そのコーナーがアール面Rとなっていることから、前記
係止爪Fの前記係止孔Dへの係合時において、前記屈曲
片Cが前記係止孔Dの下端縁に当たるまで差し込んだ場
合、前記アール面Rで前記屈曲片Cの幅方向両端部が削
り取られて、該屈曲片Cの幅が前記係止孔Dの幅よりも
短くなり、そのため該係止爪Fが前記係止孔Dに対して
前記係止爪Fの幅方向にガタ付く不具合が生じる。
【0005】また一方、図5に示すように前記ピラー内
側壁Aに沿って配設されるシートベルト装置のウエビン
グGが、前記係止孔Dのプレス成形に伴い該係止孔Dの
内周縁に発生するバリHに接触して傷つく不具合もあ
る。
【0006】本考案は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、前記係止爪の前記係止
孔への係合時、前記屈曲片が削り取られたり、前記内側
壁に対してガタつくようなことがなく、しかもピラー内
側壁に沿って配設されるシートベルト装置のウエビング
が前記内側壁により傷つくようなことのないピラーガー
ニッシュを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、車両
のピラー内側壁10を覆うガーニッシュ本体2の一端部
に、該ガーニッシュ本体2の一端から屈曲する屈曲片3
1と該屈曲片31の遊端からガーニッシュ本体2とほぼ
平行に延び、前記内側壁10に形成した係止孔11に係
合可能な係合片32とから成るクランク状の係止爪3を
設け、該係止爪3の前記係止孔11への係合により前記
ガーニッシュ本体2の一端側を前記内側壁10に係止す
るようにした自動車のピラーガーニッシュにおいて、前
記係止爪3における前記屈曲片31と係合片32とのコ
ーナ部位に、前記屈曲片31及び係合片32に対して直
交する方向に延び、前記係止爪3の前記係止孔11への
係合時、該係止孔11の下縁に当接して、前記ガーニッ
シュ本体2の上下位置を規制するリブ6を設けているこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本考案によれば、前記係止爪3の前記係止孔1
1への係止時、前記屈曲片31が前記係止孔11のアー
ル面Rに当接する前に、前記リブ6の下端が前記係止孔
11の下縁に当接して、前記屈曲片31がそれ以上下方
に移動するのが阻止されるので、前記屈曲片31の幅方
向両端部が前記アール面Rで不用意に削り取られる不具
合がないし、また前記ピラー1の内側壁10に沿って延
びる前記ウエビングは、車室内方に突出する前記リブ6
の先端で受け止められて、前記係止孔11の内縁に発生
するバリに不用意に接触することもない。
【0009】
【実施例】図に示すピラーガーニッシュは、自動車のセ
ンタピラー1の内側壁10上部に組付けるものであっ
て、前記内側壁10上部を覆う細幅プレート状のガーニ
ッシュ本体2の下端部に、該ガーニッシュ本体2の下端
から車幅方向外方に屈曲する屈曲片31と、該屈曲片3
1の遊端から下方に向かってガーニッシュ本体2と平行
に延びて、前記内側壁10に形成した係止孔11に係合
可能な係合片32とから成るクランク状の係止爪3を設
けている。
【0010】また前記ガーニッシュ本体2の上部裏面に
円柱状の取付基準ピン4を突設すると共に、該ガーニッ
シュ2の上部裏面における前記ピン4を挟んだ上下に一
対のクリップ5a・5bを組付ける一方、前記センタピ
ラー1の内側壁10には、前記ピン4が嵌合する基準孔
12と前記各クリップ5a・5bが嵌着可能な嵌合孔1
3・14を設けている。
【0011】尚、前記ピン4の先端部外周をテーパー面
41としている。
【0012】前記センタピラー1の内側壁10に設ける
前記係止孔11は、正面視略長方形で、その内周縁のコ
ーナーは、図3に示すようにアール面Rとなっており、
また該係止孔11の幅T1は、前記係止爪3の幅T2と
ほぼ同一としている。
【0013】しかして以上のピラーガーニッシュにおい
て図に示す実施例では、前記係止爪3における前記屈曲
片31と係合片32とのコーナ部位に、前記屈曲片31
及び係合片32に対して直交する方向に延び、前記係止
孔11の下縁に当接可能な第1リブ6を一体形成して、
前記係止爪3の前記係止孔11への係合時、前記第1リ
ブ6の前記係止孔11下縁への当接により、前記ガーニ
ッシュ本体2の上下位置を規制して、前記屈曲片31の
幅方向両端部が前記係止孔11のアール面Rに当接する
のを阻止するようにしている。
【0014】また図に示す実施例では、前記ガーニッシ
ュ本体2の下端部裏面における該ガーニッシュ本体2と
前記屈曲片31とのコーナーに、前記ピラー1の内側壁
10に向かって突出する第2リブ7を一体形成して、前
記係止爪3の前記係止孔11への係合に伴い、該第2リ
ブ7の前記内側壁10表面への当接と、前記係合片32
の前記内側壁10裏面への当接とにより、前記ガーニッ
シュ本体2が前記内側壁10に対して近接離間方向にガ
タ付くのを阻止するようにしている。
【0015】尚、図中8は前記内側壁10に沿って延び
るシートベルト装置のウエビング、9は前記内側壁10
の下部に組付けるロアガーニッシュを示す。
【0016】以上の構造から成るピラーガーニッシュの
前記内側壁10への取付は、先ず前記係止爪3を前記係
止孔11に挿通して、前記係止片32を前記内側壁10
の裏面に係合させた上で、前記基準ピン4の先端側を前
記テーパ面41を介して前記基準孔12に嵌め込み、前
記ガーニッシュ本体2の前記内側壁10に対する取付位
置を合わせ、しかる後、前記ガーニッシュ本体2を前記
内側壁10に向かって押し込むことで、前記両クリップ
5a・5bを前記嵌合孔13・14に嵌合させるのであ
る。
【0017】ところで前記係止爪3の前記係止孔11へ
の係止時において、前記屈曲片31が前記係止孔11の
アール面Rに当接する前に、前記第1リブ6の下端が前
記係止孔11の下縁に当接して、前記屈曲片31がそれ
以上下方に移動するのが阻止されるので、前記屈曲片3
1の幅方向両端部が前記アール面Rで削り取られる不具
合がなく、従って前記ガーニッシュ本体2が前記内側壁
10に対して前記係止爪3の幅方向にガタ付くようなこ
とがないし、また前記係止爪3の前記係止孔11への係
止に伴い、前記第2リブ7が前記内側壁10表面に当接
すると共に、前記係合片32が前記内側壁10裏面に当
接して前記ガーニッシュ本体2の前記内側壁10に対す
る近接離間方向へのガタ付きも確実に阻止されるのであ
る。
【0018】一方、前記ピラー1の内側壁10に沿って
延びる前記ウエビング8は、図2に示すように、車室内
方に突出する前記第1リブ6の先端で受け止められて、
前記係止孔11の内縁に発生するバリ11aに不用意に
接触することがない。
【0019】
【考案の効果】以上のごとく本考案は、前記係止爪3に
おける前記屈曲片31と係合片32とのコーナ部位に、
前記屈曲片31及び係合片32に対して直交する方向に
延び、前記係止爪3の前記係止孔11への係合時、該係
止孔11の下縁に当接して、前記ガーニッシュ本体2の
上下位置を規制するリブ6を設けたことにより、前記係
止爪3が前記リブ6により補強されるのは勿論のこと、
前記係止爪3の前記係止孔11への係止時、前記屈曲片
31が前記係止孔11のアール面Rに当接する前に、前
記リブ6の下端が前記係止孔11の下縁に当接して、前
記屈曲片31がそれ以上下方に移動するのを阻止するこ
とが出来るので、前記屈曲片31の幅方向両端部が前記
アール面Rで不用意に削り取られるような不具合がな
く、従って前記係止爪3の前記係止孔11への係止によ
り、前記ガーニッシュ本体2を前記内側壁10に対して
ガタ付きなく取付けることが出来るし、また前記ピラー
1の内側壁10に沿って延びる前記ウエビングを、車室
内方に突出する前記リブ6の先端で受け止めて、該ウエ
ビングが前記係止孔11の内縁に発生するバリに不用意
に接触するのを確実に防止することが出来、従って前記
ウエビングが前記バリにより傷付く虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるピラーガーニッシュの一実施例
を示す概略説明図。
【図2】ピラーガーニッシュをピラー内側壁に取付けた
状態を示す要部の断面図。
【図3】係止爪を係止孔に係止した状態を示す要部の斜
視図。
【図4】ピラーガーニッシュをピラー内側壁に取付けた
状態を示す要部の断面図。
【図5】従来のピラーガーニッシュをピラー内側壁に取
付けた状態を示す要部の断面図。
【図6】従来のピラーガーニッシュをピラー内側壁に取
付けた状態を示す要部の斜視図。
【符号の説明】
10 ピラー内側壁 11 係止孔 2 ガーニッシュ本体 3 係止爪 31 屈曲片 32 係合片 6 第1リブ(リブ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のピラー内側壁10を覆うガーニッ
    シュ本体2の一端部に、該ガーニッシュ本体2の一端か
    ら屈曲する屈曲片31と該屈曲片31の遊端からガーニ
    ッシュ本体2とほぼ平行に延び、前記内側壁10に形成
    した係止孔11に係合可能な係合片32とから成るクラ
    ンク状の係止爪3を設け、該係止爪3の前記係止孔11
    への係合により前記ガーニッシュ本体2の一端側を前記
    内側壁10に係止するようにした自動車のピラーガーニ
    ッシュにおいて、前記係止爪3における前記屈曲片31
    と係合片32とのコーナ部位に、前記屈曲片31及び係
    合片32に対して直交する方向に延び、前記係止爪3の
    前記係止孔11への係合時、該係止孔11の下縁に当接
    して、前記ガーニッシュ本体2の上下位置を規制するリ
    ブ6を設けていることを特徴とする車両のピラーガーニ
    ッシュ。
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JP2727428B2 (ja) * 1995-06-14 1998-03-11 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー 弁保護キャップの共用装置

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JPH0623840U (ja) 1994-03-29

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