JP3216366B2 - バンパモール取付構造 - Google Patents
バンパモール取付構造Info
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Description
カバーにバンパモールを取付けるたのバンパモール取付
構造に関する。
は、バンパカバーの外表面にバンパモールが装着されて
いるものがあり、バンパカバーへのバンパモール取付構
造の一例が実開昭55−92544号公報に開示されて
いる。
付構造では、バンパモール本体70の背面70Aにバン
パモール本体70の長手方向(図5の左右方向)に沿っ
て所定の間隔で第1の取付具72が設けられており、こ
れらの第1の取付具72は、バンパ74に穿設された取
付孔76へ挿入した後、バンパモール本体70の長手方
向(図5の矢印H方向)へスライドさせることにより、
図6に示される如く、第1の取付具72の先端部72A
が、バンパカバー74の背面74Aに位置するようにな
っている。
一方の端部70B近傍の背面70Aには、第2の取付具
78が設けられており、この第2の取付具78は、バン
パカバー74に穿設された取付孔80へスライド不能に
押し込み嵌合されている。
ンパモール取付構造では、例えば、図7に示される如
く、車両82が後退しながら旋回し、図7の矢印R方向
へ移動した時に、フロントバンパ84のコーナ部84に
設けられたバンパモール本体70が、壁86と摺動する
と、図6に示される如く、バンパモール本体70に、バ
ンパモール本体70の長手方向(図6の矢印F方向)の
衝撃力が作用する。この際、バンパモール本体70が衝
撃力によって、第2の取付具78を基点として図6に想
像線で示される様に撓むと同時に、第1の取付具72
が、バンパモール本体70の長手方向(図6の矢印G方
向)へ移動し取付孔76から抜ける。このため、バンパ
モール本体70がバンパカバー74から脱落する恐れが
ある。
のバンパカバーからの脱落を防止することができるバン
パモール取付構造を得ることが目的である。
付構造は、バンパカバーにバンパカバー長手方向に沿っ
て穿設された取付孔と、バンパカバー背面において前記
取付孔のバンパカバー長手方向の一方の外周部に形成さ
れ前記取付孔側から反対側へ向かって肉厚が厚くなるテ
ーパ部と、バンパモール本体にバンパモール長手方向に
沿って形成され前記取付孔に挿入可能とされた組付部
と、この組付部に設けられ取付時前記テーパ部と摺動し
バンパモール本体をバンパカバーに密着させる係合部
と、前記組付部における前記係合部の根元近傍に設けら
れ前記取付孔の縁部と係合しバンパモール本体のバンパ
モール長手方向に沿った抜け方向への移動を阻止する爪
部と、を備えたことを特徴としている。
バーにバンパカバー長手方向に沿って穿設された取付孔
に、バンパモール本体にバンパモール長手方向に沿って
形成された組付部を挿入した後、バンパモール本体をバ
ンパモール長手方向へ移動すると、バンパカバー背面に
おいて取付孔のバンパカバー長手方向の一方の外周部に
形成されたテーパ部と、バンパモール本体の組付部に設
けられた係合部とが摺動し、バンパモール本体をバンパ
カバーに密着させることができる。
係合部の根元近傍に設けられた爪部が、バンパカバーの
取付孔の縁部と係合し、バンパモール本体のバンパモー
ル長手方向に沿った抜け方向への移動を阻止する。従っ
て、バンパモールに抜け方向の荷重が作用した場合に、
バンパモール本体の抜け方向への移動を阻止することが
できるため、バンパカバーの取付孔からバンパモールの
組付部が外れるのを防止でき、バンパモールのバンパカ
バーからの脱落を防止することができる。
図1〜図4に従って説明する。
印INは車幅内方向を、矢印UPは車体上方方向を示
す。
カバー10の左右のコーナー部10Aには、バンパモー
ル12を装着するための帯状の凹部14が、バンパカバ
ー10の長手方向に沿って形成されている。凹部14
は、バンパカバー10の側面部10Bに形成された側部
14Aとバンパカバー10の正面部10Cに形成された
正面部14Bとから成っている。
10の長手方向に沿って、車体前側から所定の間隔で矩
形状の取付孔18が穿設されており、これらの取付孔1
8は、凹部14の上端部近傍と下端部近傍との対向する
位置にそれぞれ一対形成されている。凹部14の正面部
14Bには、バンパカバー10の長手方向に沿って、所
定の間隔で取付孔20が穿設されており、これらの取付
孔20は、凹部14の上端部近傍と下端部近傍との対向
する位置にそれぞれ一対形成されている。
背面10Dにおいては、取付孔18の車体前方側の外周
部18Aに、テーパ部22が形成されており、このテー
パ部22は、取付孔18側から反対側へ向かって肉厚が
厚くなり断面形状が三角形とされている。
本体24はL字状に屈曲された帯状とされており、凹部
14の側部14Aに装着する側部24Aと、凹部14の
正面部14Bに装着する側部24Bとから成る。バンパ
モール本体24の側部24Aには、バンパモール本体2
4の上端縁部及び下端縁部に沿って、凹部14の取付孔
18と対向する位置に、それぞれ車体前方から順に組付
け部25、26、27が突出形成されており、これらの
組付け部25、26、27はそれぞれ取付孔18に挿入
可能とされている。
バンパモール本体24の背面24Cからバンパモール長
手方向に沿って、バンパカバー10のテーパ部22側へ
係合部27Aが延設されている。この係合部27Aは、
組付け部27を取付孔18に挿入した後、バンパモール
本体24をテーパ部22側(図1の矢印A方向)へスラ
イドさせると、テーパ部22と摺動し、バンパモール本
体24をバンパカバー10へ密着させるようになってい
る。
向けて爪部27Bが突出されており、この爪部27Bが
テーパ部22の端部22Aに係合して、バンパモール本
体24が、バンパモール長手方向に沿った抜け方向(図
1の矢印B方向)へ移動するのを防止している。また、
係合部27Aの根本部近傍には、爪部28が突出されて
おり、この爪部28は、取付孔18の縁部18Bに係合
して、バンパモール本体24が、バンパモール長手方向
に沿った抜け方向(図1の矢印B方向)へ移動するのを
防止している。
爪部27Bが除かれた形状となっている。
バンパモール本体24の背面24Cからバンパモール長
手方向に沿って、バンパカバー10のテーパ部22側へ
係合部26Aが延設されている。この係合部26Aは、
組付け部26を取付孔18に挿入した後、バンパモール
本体24をテーパ部22側(図2の矢印A方向)へスラ
イドさせると、テーパ部22と摺動し、バンパモール本
体24をバンパカバー10へ密着させるようになってい
る。
4の正面部24Bには、バンパモール本体24の上端縁
部及び下端縁部に沿って、凹部14の取付孔20と対向
する位置に、それぞれ矩形板状の組付け部30が突出形
成されており、これらの組付け部30はそれぞれ取付孔
20に挿入可能とされている。
部には、係合爪部30Aが出入り可能に形成されてお
り、バンパモール本体24の側部24Aを凹部14の側
部14Aに取付けた後、組付け部30をバンパカバー1
0の取付孔20に挿入すると、この係合爪部30Aが取
付孔20の外周部の背面側に係合して、バンパモール本
体24がバンパカバー10の凹部14に保持されるよう
になっている。
のバンパモール取付構造では、バンパカバー10にバン
パカバー長手方向に沿って穿設された取付孔18に、バ
ンパモール本体24にバンパモール長手方向に沿って形
成された組付部25、26、27をそれぞれ挿入した
後、バンパモール本体24をバンパモール長手方向(図
1及び図2の矢印A方向)へ移動すると、バンパカバー
10の背面10Dにおいて、取付孔18のバンパカバー
長手方向の一方の外周部18Aに形成されたテーパ部2
2と、バンパモール本体24の組付部25、26、27
に設けられた係合部25A、26A、27Aとが摺動
し、バンパモール本体24をバンパカバー10に密着さ
せることができる。
5、27に設けられた爪部25B、27Bが、テーパ部
22の端部22Aに係合して、バンパモール本体24
が、バンパモール長手方向に沿った抜け方向(図1の矢
印B方向)へ移動するのを防止するとともに、バンパモ
ール本体24の組付部27に設けられた爪部28が、バ
ンパカバー10の取付孔18の縁部18Bと係合して、
バンパモール本体24が、バンパモール長手方向に沿っ
た抜け方向(図1の矢印B方向)へ移動するのを防止す
る。
重が作用した場合に、バンパモール本体24の抜け方向
への移動を阻止することができるため、バンパカバー1
0の取付孔18からバンパモール12の組付部25、2
6、27が外れるのを防止でき、バンパモール12のバ
ンパカバー10からの脱落を防止することができる。
のバンパモール取付構造を適用したが、本発明のバンパ
モール取付構造はフロントバンパに適用しても良い。
パカバーにバンパカバー長手方向に沿って穿設された取
付孔と、バンパカバー背面において取付孔のバンパカバ
ー長手方向の一方の外周部に形成され取付孔側から反対
側へ向かって肉厚が厚くなるテーパ部と、バンパモール
本体にバンパモール長手方向に沿って形成され取付孔に
挿入可能とされた組付部と、この組付部に設けられ取付
時テーパ部と摺動しバンパモール本体をバンパカバーに
密着させる係合部と、組付部における係合部の根元近傍
に設けられ取付孔の縁部と係合しバンパモール本体のバ
ンパモール長手方向に沿った抜け方向への移動を阻止す
る爪部と、を備えた構成としたので、バンパモールのバ
ンパカバーからの脱落を防止することができるという優
れた効果を有する。
を示す平断面図である。
を示す平断面図である。
を示す車体斜め後方から見た分解斜視図である。
のバンパモールを示す斜視図である。
平断面図である。
面図である。
た車両を示す概略平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 バンパカバーにバンパカバー長手方向に
沿って穿設された取付孔と、バンパカバー背面において
前記取付孔のバンパカバー長手方向の一方の外周部に形
成され前記取付孔側から反対側へ向かって肉厚が厚くな
るテーパ部と、バンパモール本体にバンパモール長手方
向に沿って形成され前記取付孔に挿入可能とされた組付
部と、この組付部に設けられ取付時前記テーパ部と摺動
しバンパモール本体をバンパカバーに密着させる係合部
と、前記組付部における前記係合部の根元近傍に設けら
れ前記取付孔の縁部と係合しバンパモール本体のバンパ
モール長手方向に沿った抜け方向への移動を阻止する爪
部と、を備えたことを特徴とするバンパモール取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27169093A JP3216366B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | バンパモール取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27169093A JP3216366B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | バンパモール取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117574A JPH07117574A (ja) | 1995-05-09 |
JP3216366B2 true JP3216366B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17503494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27169093A Expired - Fee Related JP3216366B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | バンパモール取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3216366B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19546478A1 (de) * | 1995-12-13 | 1997-06-19 | Dynamit Nobel Ag | Stoßfängerverkleidung aus Kunststoff für Kraftfahrzeuge |
KR100691208B1 (ko) * | 2005-10-12 | 2007-03-09 | 현대자동차주식회사 | 웨이스트라인 몰딩 어셈블리 |
CN102910123A (zh) * | 2012-08-31 | 2013-02-06 | 宁波中骏上原汽车零部件有限公司 | 新型装饰条结构 |
JP7279517B2 (ja) * | 2019-05-29 | 2023-05-23 | スズキ株式会社 | 車両用リアバンパ構造 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP27169093A patent/JP3216366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07117574A (ja) | 1995-05-09 |
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