JP3278094B2 - 自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の取付構造 - Google Patents
自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の取付構造Info
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims description 31
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 37
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、組み付けを確実に行い
得る自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形
部品の取付構造に関する。
得る自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形
部品の取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図８に示すように、自動車のイン
ストルメントパネル１００にはスピードメーター等のメ
ーター１０１類が装備されており、これらメーター１０
１類の外側にはメータークラスターフード等の樹脂成形
部品１０２が装着されている。
ストルメントパネル１００にはスピードメーター等のメ
ーター１０１類が装備されており、これらメーター１０
１類の外側にはメータークラスターフード等の樹脂成形
部品１０２が装着されている。
【０００３】この樹脂成形部品は、図９および図１０に
示すように、インストルメントパネル１００にメーター
１０１を装着してから、インストルメントパネル１００
に形成された取付穴１０３に取付脚部１０４を係合させ
てメータークラスターフード等の樹脂成形部品１０２を
インストルメントパネル１００に組み付けている。
示すように、インストルメントパネル１００にメーター
１０１を装着してから、インストルメントパネル１００
に形成された取付穴１０３に取付脚部１０４を係合させ
てメータークラスターフード等の樹脂成形部品１０２を
インストルメントパネル１００に組み付けている。
【０００４】上記取付脚部１０４は図１１および図１２
に示すように、舌片１０５の外側に爪部１０６を突設し
たもので、この爪部１０６を取付穴１０３の縁部に係合
させて抜けを防止している。
に示すように、舌片１０５の外側に爪部１０６を突設し
たもので、この爪部１０６を取付穴１０３の縁部に係合
させて抜けを防止している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記樹
脂成形部品の取付構造によると、取付脚部１０４が樹脂
成形部品１０２の成形時に撓んだり、インストルメント
パネル１００への樹脂成形部品１０２組み付け時に取付
脚部１０４が爪部１０５の反対側に逃げるため、爪部１
０６の掛かりが悪くなることがあった。
脂成形部品の取付構造によると、取付脚部１０４が樹脂
成形部品１０２の成形時に撓んだり、インストルメント
パネル１００への樹脂成形部品１０２組み付け時に取付
脚部１０４が爪部１０５の反対側に逃げるため、爪部１
０６の掛かりが悪くなることがあった。
【０００６】本発明は上記課題を解決し、組み付けを確
実に行い得る自動車のインストルメントパネルにおける
樹脂成形部品の取付構造を提供することを目的とする。
実に行い得る自動車のインストルメントパネルにおける
樹脂成形部品の取付構造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、インストルメントパネルに設けられた樹脂成
形部品の取付穴に樹脂成形部品の取付脚部を係合させて
樹脂成形部品を取り付ける樹脂成形部品の取付構造にお
いて、上記取付脚部の先端部に、上記取付穴の片側縁部
に係合する爪部を設け、該爪部の中央部を切り欠き、該
切り欠き部の背面側に対応する上記取付穴の他方側縁部
に、上記取付脚部の爪部を取付穴の片側縁部側に押圧
し、上記切り欠き部を中心に両側の上記爪部が湾曲する
ように形成した突起部を設けたことにある。
するため、インストルメントパネルに設けられた樹脂成
形部品の取付穴に樹脂成形部品の取付脚部を係合させて
樹脂成形部品を取り付ける樹脂成形部品の取付構造にお
いて、上記取付脚部の先端部に、上記取付穴の片側縁部
に係合する爪部を設け、該爪部の中央部を切り欠き、該
切り欠き部の背面側に対応する上記取付穴の他方側縁部
に、上記取付脚部の爪部を取付穴の片側縁部側に押圧
し、上記切り欠き部を中心に両側の上記爪部が湾曲する
ように形成した突起部を設けたことにある。
【０００８】
【作用】樹脂成形部品をインストルメントパネルに組み
付ける際、インストルメントパネルの取付穴に樹脂成形
部品の取付脚部を差し込む。取付脚部の先端部には、上
記取付穴の片側縁部に係合する爪部を設け、該爪部の中
央部を切り欠き、該切り欠き部の背面側に対応する上記
取付穴の他方側縁部に、上記取付脚部の爪部を取付穴の
片側縁部側に押圧し、上記切り欠き部を中心に両側の上
記爪部が湾曲するように形成した突起部を設けたので、
取付脚部は取付穴の他方側縁部に装着された突起部によ
って、爪部の切り欠き部の背面側を押圧されて取付穴の
片側縁部側に圧接しながら取付穴に差し込まれる。こう
して、爪部が取付穴の片側縁部に係合して抜けが防止さ
れる。
付ける際、インストルメントパネルの取付穴に樹脂成形
部品の取付脚部を差し込む。取付脚部の先端部には、上
記取付穴の片側縁部に係合する爪部を設け、該爪部の中
央部を切り欠き、該切り欠き部の背面側に対応する上記
取付穴の他方側縁部に、上記取付脚部の爪部を取付穴の
片側縁部側に押圧し、上記切り欠き部を中心に両側の上
記爪部が湾曲するように形成した突起部を設けたので、
取付脚部は取付穴の他方側縁部に装着された突起部によ
って、爪部の切り欠き部の背面側を押圧されて取付穴の
片側縁部側に圧接しながら取付穴に差し込まれる。こう
して、爪部が取付穴の片側縁部に係合して抜けが防止さ
れる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
ら詳細に説明する。
【００１０】図１は、自動車の運転席に設けられたイン
ストルメントパネルのメーター取付部１と樹脂成形部品
としてのメータークラスターフード２を示したものであ
る。
ストルメントパネルのメーター取付部１と樹脂成形部品
としてのメータークラスターフード２を示したものであ
る。
【００１１】メーター取付部１には、図１ないし図６に
示すように、左右に取付穴３が形成されており、この取
付穴３の内側（他方側）縁部３ａ中央部には取付穴３の
幅を縮小させる突起部４が設けられている。この突起部
４は前部外側面を斜面４ａに形成して、メータークラス
ターフード２の取付脚部４を挿入する際のガイドに形成
している。一方、メータークラスターフード２の両側裏
面側には、上記取付穴３に係合する取付脚部５が設けら
れている。
示すように、左右に取付穴３が形成されており、この取
付穴３の内側（他方側）縁部３ａ中央部には取付穴３の
幅を縮小させる突起部４が設けられている。この突起部
４は前部外側面を斜面４ａに形成して、メータークラス
ターフード２の取付脚部４を挿入する際のガイドに形成
している。一方、メータークラスターフード２の両側裏
面側には、上記取付穴３に係合する取付脚部５が設けら
れている。
【００１２】この取付脚部５は、先端部外側面に、上記
取付穴３の外側（片側）縁部３ｂに係合する爪部６を設
け、該爪部６の中央部を切り欠いて、該切り欠き部７に
対応する背面７ａ側を上記突起部４によって押圧され
て、該切り欠き部７を中心に両側の爪部６が湾曲するよ
うに形成されている。該爪部６は先端部を斜面６ａに形
成して取付穴３に挿入する際に、取付穴３の縁部３ｂに
よって、爪部６が後方に押圧されるように形成されてい
る。
取付穴３の外側（片側）縁部３ｂに係合する爪部６を設
け、該爪部６の中央部を切り欠いて、該切り欠き部７に
対応する背面７ａ側を上記突起部４によって押圧され
て、該切り欠き部７を中心に両側の爪部６が湾曲するよ
うに形成されている。該爪部６は先端部を斜面６ａに形
成して取付穴３に挿入する際に、取付穴３の縁部３ｂに
よって、爪部６が後方に押圧されるように形成されてい
る。
【００１３】上記構成によると、インストルメントパネ
ルのメーター取付部１に樹脂成形部品としてのメーター
クラスターフード２を取り付ける場合、左右に取付穴３
に、メータークラスターフード２の取付脚部５を差し込
んで、組み付ける。このとき、取付脚部５は、突起部４
によって背面７ａを押圧されて爪部６が取付穴３の縁部
３ｂに押し付けられる。そして、爪部６は斜面６ａに形
成されているので、図７に示すように、斜面６ａに沿っ
て後方に下がって湾曲しながら取付穴３を通過する。
ルのメーター取付部１に樹脂成形部品としてのメーター
クラスターフード２を取り付ける場合、左右に取付穴３
に、メータークラスターフード２の取付脚部５を差し込
んで、組み付ける。このとき、取付脚部５は、突起部４
によって背面７ａを押圧されて爪部６が取付穴３の縁部
３ｂに押し付けられる。そして、爪部６は斜面６ａに形
成されているので、図７に示すように、斜面６ａに沿っ
て後方に下がって湾曲しながら取付穴３を通過する。
【００１４】こうして、爪部３が、取付穴３を通過する
と、反発力で爪部６が取付穴３の縁部３ｂに係合し、取
付脚部５が固定される。取付脚部５は爪部６が取付穴３
の縁部３ｂに係合する方向に押圧されているので、取付
脚部５が取付穴３から抜ける恐れはない。
と、反発力で爪部６が取付穴３の縁部３ｂに係合し、取
付脚部５が固定される。取付脚部５は爪部６が取付穴３
の縁部３ｂに係合する方向に押圧されているので、取付
脚部５が取付穴３から抜ける恐れはない。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の取付
構造によれば、以下のような効果を奏する。
のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の取付
構造によれば、以下のような効果を奏する。
【００１６】インストルメントパネルに設けられた樹脂
成形部品の取付穴に樹脂成形部品の取付脚部を係合させ
て樹脂成形部品を取り付ける樹脂成形部品の取付構造に
おいて、上記取付脚部の先端部に、上記取付穴の片側縁
部に係合する爪部を設け、該爪部の中央部を切り欠き、
該切り欠き部の背面側に対応する上記取付穴の他方側縁
部に、上記取付脚部の爪部を取付穴の片側縁部側に押圧
し、上記切り欠き部を中心に両側の上記爪部が湾曲する
ように形成した突起部を設けたので、爪部が取付穴の縁
部に係合する方向に押圧されていることから、爪部が取
付穴から外れる恐れがない。また、取付穴の他方側縁部
に、取付脚部の爪部を取付穴の片側縁部側に押圧する突
起部を設けたので、樹脂成形部品の取付位置を設定する
ことができる。さらに、突起部が取付脚部挿入時のガイ
ドになるので、組み付け作業の作業性を向上することが
できる。またさらに、取付脚部が撓むため、取付穴に組
み付ける際に、組付けが容易である。
成形部品の取付穴に樹脂成形部品の取付脚部を係合させ
て樹脂成形部品を取り付ける樹脂成形部品の取付構造に
おいて、上記取付脚部の先端部に、上記取付穴の片側縁
部に係合する爪部を設け、該爪部の中央部を切り欠き、
該切り欠き部の背面側に対応する上記取付穴の他方側縁
部に、上記取付脚部の爪部を取付穴の片側縁部側に押圧
し、上記切り欠き部を中心に両側の上記爪部が湾曲する
ように形成した突起部を設けたので、爪部が取付穴の縁
部に係合する方向に押圧されていることから、爪部が取
付穴から外れる恐れがない。また、取付穴の他方側縁部
に、取付脚部の爪部を取付穴の片側縁部側に押圧する突
起部を設けたので、樹脂成形部品の取付位置を設定する
ことができる。さらに、突起部が取付脚部挿入時のガイ
ドになるので、組み付け作業の作業性を向上することが
できる。またさらに、取付脚部が撓むため、取付穴に組
み付ける際に、組付けが容易である。
【図１】本発明の一実施例による自動車のインストルメ
ントパネルにおける樹脂成形部品の取付構造を示す分解
斜視図である。
ントパネルにおける樹脂成形部品の取付構造を示す分解
斜視図である。
【図２】図１の取付穴と取付脚部を示す拡大斜視図であ
る。
る。
【図３】図１のインストルメントパネルと樹脂成形部品
の組み付け状態を示す断面図である。
の組み付け状態を示す断面図である。
【図４】図１の樹脂成形部品を示す正面図である。
【図５】図４の側面図である。
【図６】取付穴と取付脚部の組み付け動作を示す拡大斜
視図である。
視図である。
【図７】図６のＸ方向矢示図である。
【図８】インストルメントパネルを示す斜視図である。
【図９】従来のインストルメントパネルにおける樹脂成
形部品の取付構造を示す分解斜視図である。
形部品の取付構造を示す分解斜視図である。
【図１０】図８のＡ−Ａ線断面図である。
【図１１】図１０のＡ−Ａ線断面図である。
【図１２】図９の取付穴と取付脚部の組み付け動作を示
す拡大斜視図である。
す拡大斜視図である。
１ メーター取付部 ２ メータークラスターフード（樹脂成形部品） ３ 取付穴 ４ 突起部 ５ 取付脚部 ６ 爪部 ７ 切り欠き部
Claims (2)
- 【請求項１】 インストルメントパネルに設けられた樹
脂成形部品の取付穴に樹脂成形部品の取付脚部を係合さ
せて樹脂成形部品を取り付ける樹脂成形部品の取付構造
において、上記取付脚部の先端部に、上記取付穴の片側
縁部に係合する爪部を設け、該爪部の中央部を切り欠
き、該切り欠き部の背面側に対応する上記取付穴の他方
側縁部に、上記取付脚部の爪部を取付穴の片側縁部側に
押圧し、上記切り欠き部を中心に両側の上記爪部が湾曲
するように形成した突起部を設けたことを特徴とする自
動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の
取付構造。 - 【請求項２】 上記爪部の先端部で上記片側縁部側に斜
面を形成し上記取付脚部を上記取付穴に挿入するガイド
を設けるとともに、上記突起部にも上記切り欠き部に対
応する背面に斜面を形成し上記取付脚部を上記取付穴に
挿入するガイドを設けたことを特徴とする請求項１に記
載の自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形
部品の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23264294A JP3278094B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23264294A JP3278094B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891098A JPH0891098A (ja) | 1996-04-09 |
| JP3278094B2 true JP3278094B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=16942502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23264294A Expired - Fee Related JP3278094B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 自動車のインストルメントパネルにおける樹脂成形部品の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3278094B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23264294A patent/JP3278094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0891098A (ja) | 1996-04-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |