JP2002276633A - 樹脂クリップ - Google Patents

樹脂クリップ

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JP2002276633A JP2001077393A JP2001077393A JP2002276633A JP 2002276633 A JP2002276633 A JP 2002276633A JP 2001077393 A JP2001077393 A JP 2001077393A JP 2001077393 A JP2001077393 A JP 2001077393A JP 2002276633 A JP2002276633 A JP 2002276633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の板厚パネルに適合することができ、し
かもパネルの取付け孔が比較的小さくても適用できる樹
脂クリップを提供する。 【解決手段】 樹脂クリップ10は、パネルの取付け孔
に挿入されたとき、その片面に当接する頭部(20)を
有する。この頭部の中心部から支柱30が延出され、支
柱30の先端部31から前記頭部に向けて折り返すと共
にV字状に広がる一対の弾性脚40を有している。弾性
脚40の外側には、複数の段状をなす係止部41a、4
1b、41cが形成されている。また、弾性脚40の内
側は、その幅方向における一側が他側よりも支柱側に突
出しており、支柱30には、上記突出部42を受け入れ
るへこんだ部分34が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車など
に装備されるパネルの取付け孔に嵌着して、パネルにホ
ースやワイヤーハーネス等を固定したり、パネルどうし
を接続したりするのに用いられる樹脂クリップに関し、
特に、パネルの板厚がある程度の範囲で変更されても適
合できるようにした樹脂クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体や内装などのパネルには、
ホースやワイヤーハーネスなどの各種部品を固定した
り、あるいはパネルどうしを接続するための取付け孔が
設けられている。そして、この取付け孔に樹脂クリップ
を嵌着させ、この樹脂クリップを介して、各種部品の取
付けや、パネルどうしの接続が行われている。
【0003】上記樹脂クリップは、一般的には、パネル
の片面に当接するフランジ状の頭部と、この頭部の片面
の中心から延出された支柱と、この支柱の先端から前記
頭部側に折り返し、V字状に広がって伸びる一対の弾性
脚を有している。弾性脚の外側面には、前記取付け孔の
開口縁に係合する段状の係合部が形成されている。
【0004】そして、前記支柱及び弾性脚を、それらの
先端側から前記取付け孔に挿入すると、前記弾性脚が内
側に撓んで前記取付け孔を途中まで通過し、前記頭部が
前記パネルの片面に当接した時点で、前記弾性脚の前記
係止部が前記パネルの反対側の開口縁に係合するので、
前記パネルの取付け孔の開口縁が、前記頭部と前記弾性
脚の係止部とで挟持されて、前記取付け孔に前記樹脂ク
リップが嵌着するようになっている。
【0005】この場合、例えば特許第2818138号
に示されるように、パネルの板厚が変更されても適合で
きようにするため、前記弾性脚の外側面に前記係止部を
段状に複数設けたものも知られている。これによれば、
薄いパネルの場合には、弾性脚の先端側に設けた係止部
がパネルの開口縁に係合し、厚いパネルの場合には、弾
性脚の基端側に設けた係止部がパネルの開口縁に係合す
ることによって、同じクリップで複数の板厚パネルに適
合させて取付けることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
板厚パネルに適合できるようにした上記特許第2818
138号に示されるような樹脂クリップにおいては、弾
性脚の外側面に係止部を段状に複数設けるため、弾性脚
を厚くする必要があり、その結果、弾性脚を内側に撓ま
せたときに支柱に干渉して縮径しにくくなり、パネルの
取付け孔の内径が小さい場合には適用できないという問
題があった。
【0007】したがって、本発明の目的は、複数の板厚
パネルに適合することができ、しかもパネルの取付け孔
が比較的小さくても適用できるようにした樹脂クリップ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1は、取付け孔を有するパネルの前記取
付け孔に嵌着される樹脂クリップにおいて、前記パネル
の片面に係合する頭部と、この頭部から延出されて前記
取付け孔に挿入される支柱と、この支柱の先端から前記
頭部に向けて折り返すと共にV字状に広がる一対の弾性
脚と、この弾性脚の外側に形成された複数の段状をなす
係止部とを備え、前記弾性脚の内側は、その幅方向にお
ける一側が他側よりも支柱側に突出しており、前記支柱
の、前記弾性脚の突出部に対向する部分は、前記弾性脚
の突出部を受け入れるようにへこんでいることを特徴と
する樹脂クリップを提供するものである。
【0009】上記発明によれば、弾性脚の一側が支柱側
に突出し、支柱には前記突出部を受け入れるへこみが形
成されているため、弾性脚を内側に撓ませたとき、支柱
に干渉しにくくなり、より小さく縮径させることが可能
となる。また、支柱のへこみに入る部分によって、弾性
脚の厚さを大きくとることができ、複数の板厚パネルに
適合できるように係止部を複数の段状に形成することが
できる。更に、支柱全体を薄くしてしまうことなく一側
のみをへこませた形状とすることにより、支柱の強度を
維持することができ、また、弾性脚の幅をできるだけ広
くとって弾性脚の一側のみが支柱のへこみに入るように
突出させたことにより、弾性脚の強度も維持することが
できる。
【0010】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、前記弾性脚の先端側は、前記弾性脚の幅方向におけ
る、前記突出部に対応する一側のみが伸びて幅狭となっ
ており、前記係止部は、前記弾性脚の基端側の幅広の部
分と、先端側の幅狭の部分とに亘って複数段に形成され
ている樹脂クリップを提供するものである。
【0011】上記発明によれば、前記弾性脚の幅狭とな
った一側が、支柱のへこみ部分に埋没するように大きく
縮径させることができ、弾性脚の基端側においては幅広
とすることによって、弾性脚の強度も維持することがで
きる。そして、弾性脚の先端側から基端側に至る厚さを
大きくとって、係止部の段数をできるだけ多くすること
ができる。
【0012】本発明の第3は、前記第1又は2の発明に
おいて、前記支柱のへこんだ部分とへこんでいない部分
との境界部、及び/又は、前記弾性脚の内側の突出部と
突出していない部分との境界部が、横断面においてテー
パ状をなす樹脂クリップを提供するものである。
【0013】上記発明によれば、弾性脚が内側に撓んだ
ときに、支柱の段部に弾性脚の突出部が引っ掛かって干
渉することが防止でき、弾性脚が確実に縮径できるよう
にすると共に、弾性脚の突出部の幅をできるだけ広くし
て、弾性脚の強度を維持することができる。
【0014】本発明の第4は、前記第1〜3の発明のい
ずれかにおいて、前記支柱の横断面における厚さ方向の
中心線が、前記支柱の先端においてはほぼ直線状をな
し、前記支柱の基端側に向かうにつれて大きく途中で段
状に折れ曲がった形状をなす樹脂クリップを提供するも
のである。
【0015】上記発明によれば、支柱の先端部から基端
部に至る厚さを一定に保ちつつ、前記弾性脚の内側の突
出部が入り込めるようなへこみ部を一側に形成すること
が可能となるため、支柱の強度を充分に維持しつつ上記
へこみ部を形成することが可能となる。
【0016】なお、本発明において、前記頭部は、前記
支柱方向に向けてスカート状に広がるフランジで構成さ
れ、かつ、このフランジの周縁の複数箇所に切り欠きが
形成されていることが好ましい。これによれば、フラン
ジによってパネルを弾性的に挟持することができ、しか
もフランジ周縁に設けた切欠きによって弾性的な撓み量
を大きくとることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜7には本発明による樹脂ク
リップの一実施形態が示されている。図1は同樹脂クリ
ップの斜視図、図2は同樹脂クリップの正面図、図3は
同樹脂クリップの側面図、図4は同樹脂クリップの底面
図、図5は図3のV−V矢示線に沿った断面図、図6は
図3のVI−VI矢示線に沿った断面図、図7は同樹脂クリ
ップを複数の板厚パネルに嵌着させた状態を示す断面図
である。
【0018】この樹脂クリップ10は、図示を省略した
本体部11と、この本体部11に連接されてスカート状
に広がるフランジ20と、このフランジ20の中心部か
ら本体部11に対して反対側に延出された支柱30と、
この支柱30の先端部31から上記フランジ20に向け
て折り返すと共にV字状に広がる一対の弾性脚40、4
0とで構成されている。
【0019】本体部11は、例えばホースやワイヤーハ
ーネスなどの各種部品を固定するためのクランプやホル
ダなどが一体に形成される。このように、本体部11の
形状は、使用目的に合わせて適宜設定することができ
る。
【0020】フランジ20は、パネルの片面における取
付け孔の周縁に当接して、弾性脚40との間でパネルを
挟持するためのものであり、本発明における頭部に相当
するものである。フランジ20は、スカート状に広がっ
た形状をなすことによって、パネルに弾性的に圧縮され
た状態で当接し、パネルの板厚のバラツキを吸収すると
共に、パネルに弾性的に圧接されてガタ付きを防止する
のに寄与する。
【0021】この実施形態では、フランジ20周縁の対
向する2箇所にU字状の切欠き21が形成されており、
この切欠き21によってフランジ20の圧縮可能な長さ
を大きくとれるようにしている。それによってパネルの
板厚のバラツキ等により適合しやすくなっている。な
お、切欠き21は、U字状に限らず、V字状でもよく、
単なる切り込みであってもよい。
【0022】なお、フランジ20は、パネルの取付け孔
の周縁に直接当接して係合する場合だけでなく、パネル
とフランジ20との間に他の部材が介在し、フランジ2
0が他の部材を介して間接的にパネルの取付け孔の周縁
に係合してもよい。その場合には、他の部材がパネルと
フランジ20との間に挟持されて固定される。
【0023】支柱30は、全体として板状をなしてお
り、図3に示すように、フランジ20に近接した基部側
は幅が広く、中間部32から先端部31に向かって次第
に幅が狭くなるように形成されている。また、板状体の
両面は、その一側が突出し、他側がへこんでおり、突出
した部分33とへこんだ部分34との境界は、テーパ状
の傾斜面35をなしている。更に、一方の面の突出した
部分33の背面側は、他方の面のへこんだ部分34をな
し、一方の面のへこんだ部分34の背面側は、他方の面
の突出した部分33をなしており、それによって支柱3
0の厚さが上記傾斜面35の部分を除いて一定とされて
いる。
【0024】また、図4において、31aは、先端部3
1の横断面を表しているが、この断面の厚さ方向の中心
線Aはほぼ直線状をなしている。ところが、図5に示す
ように、支柱30の基部寄り部分の横断面では、厚さ方
向の中心線Aが途中で段状に折れ曲がっている。このよ
うに、突出した部分33とへこんだ部分34は、基部側
に向かうほど段差が大きくなるように形成されている。
【0025】一対の弾性脚40、40は、支柱30の先
端部31からフランジ20に向けて折り返すと共にV字
状に広がる形状をなしている。そして、各弾性脚40
は、その上部外側面に段状の係止部41a、41b、4
1cを有している。また、各弾性脚40の内側の一側
は、支柱30方向に突出した突出部42をなし、他側は
肉薄部43をなしている。
【0026】そして、弾性脚40の先端部は、この突出
部42に対応する部分のみが伸びていて幅狭となってお
り、弾性脚40の基部側は幅広となっている。フランジ
20に最も近接した位置にある係止部41aは、上記幅
狭部分に形成され、それよりフランジ20から離れた位
置にある係止部41b、41cは、基部側の幅広の部分
に形成されている。
【0027】したがって、弾性脚40、40が内側に撓
むとき、上記突出部42が支柱30のへこんだ部分34
に埋没し、上記肉薄部43が支柱30の突出した部分3
3に当接するようになっている。その結果、弾性脚4
0、40が内側に撓んだときの縮径量が大きくとれ、比
較的小さな内径の取付け孔にも挿入できるようになって
いる。また、弾性脚40、40の基部側の幅を広くとる
ことができるので、その強度を維持することができる。
【0028】また、弾性脚40の係止部41a、41
b、41cを形成する上方部分は、弾性脚の厚さを大き
くとることが必要となるが、弾性脚40の一側を内側に
突出させることにより、上記厚さを確保して段状の係止
部を複数形成することを可能にしている。そして、前述
したように、支柱30の突出した部分33とへこんだ部
分34は、基部側に向かうほど段差が大きくなるように
形成されているので、弾性脚40の上方部分の厚さが大
きくても、へこんだ部分34に埋没させることができ
る。
【0029】そして、支柱30は、前述したように、フ
ランジ20に近接した基部側は幅が広く、中間部32か
ら先端部31に向かって次第に幅が狭くなるように形成
されており、弾性脚40は、フランジ20に向かってV
字状に広がり、先端部は閉じているので、クリップの支
柱30及び弾性脚40の先端部をパネルの取付け孔に挿
入しやすくなっている。
【0030】次に、上記樹脂クリップ10の使用方法に
ついて説明する。図7に示すように、パネル50の取付
け孔51に、樹脂クリップ10の支柱30及び弾性脚4
0の先端部を挿入し、徐々に押し込んでいくと、弾性脚
40が内側に撓み縮径して、取付け孔51を徐々に通過
する。このとき、弾性脚40の一側の突出部42が支柱
30のへこんだ部分34に埋没し、弾性脚40の他側の
肉薄部43が支柱30の突出した部分33に近接する。
その結果、弾性脚40を大きく縮径させることができ、
取付け孔51の内径が比較的小さくても弾性脚40を挿
入することができる。
【0031】こうして樹脂クリップ10の支柱30及び
弾性脚40を取付け孔51に挿入すると、フランジ20
が広がりながら、パネル50の片面における取付け孔5
1周縁に弾性的に圧接される。このときフランジ20の
周縁に形成した切欠き21によってフランジ20が広が
りやすくなり、パネル50の板厚に対する適合性を高め
ることができる。
【0032】樹脂クリップ10の支柱30及び弾性脚4
0を取付け孔51に挿入し、フランジ20がそれ以上広
がることができないところまでパネル50に押し付け
て、手を離すと、フランジ20の弾性力によって支柱3
0及び弾性脚40が取付け孔51から抜ける方向に戻り
始める。しかし、弾性脚40に設けた係止部41a、4
1b、41cのいずれかが、取付け孔51の開口縁に係
合するため、パネル50がフランジ20と係止部41
a、41b、41cのいずれかとの間で挟持され、樹脂
クリップ10がパネル50に固定される。
【0033】この場合、取付け孔51の開口縁に係合す
る係止部41a、41b、41cが段状に複数設けられ
ているので、パネル50の厚さが変化しても、いずれか
の係止部が上記厚さに適合して係合するため、同じ樹脂
クリップ10で、厚さの異なる複数のパネル50に適合
させることができる。
【0034】例えば、図7(a)は、厚さの薄いパネル
50に嵌着させた状態を示し、弾性脚40の最も先端寄
りに設けた係止部41aが取付け孔51の開口縁に係合
している。また、図7(b)は、中間の厚さのパネル5
0に嵌着させた状態を示し、弾性脚40の中間の高さに
設けた係止部41bが取付け孔51の開口縁に係合して
いる。更に、図7(c)は、厚さの厚いパネル50に嵌
着させた状態を示し、弾性脚40の最も基部寄りに設け
た係止部41cが取付け孔51の開口縁に係合してい
る。したがって、パネルの厚さが変わっても、ガタ付き
なく確実に樹脂クリップ10を取付け孔51に嵌着させ
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
弾性脚の一側が支柱側に突出し、支柱には前記突出部を
受け入れるへこみが形成されているため、弾性脚を内側
に撓ませたとき、支柱に干渉しにくくなり、より小さく
縮径させることが可能となる。また、支柱のへこみに入
る部分によって、弾性脚の厚さを大きくとることがで
き、複数の板厚パネルに適合できるように係止部を複数
の段状に形成することができる。更に、支柱全体を薄く
してしまうことなく一側のみをへこませた形状とするこ
とにより、支柱の強度を維持することができ、また、弾
性脚の幅をできるだけ広くとって弾性脚の一側のみが支
柱のへこみに入るように突出させたことにより、弾性脚
の強度も維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による樹脂クリップの一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】同樹脂クリップの正面図である。
【図3】同樹脂クリップの側面図である。
【図4】同樹脂クリップの底面図である。
【図5】図3のV−V矢示線に沿った断面図である。
【図6】図3のVI−VI矢示線に沿った断面図である。
【図7】同樹脂クリップを複数の板厚パネルに嵌着させ
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】 10 樹脂クリップ 11 本体部 20 フランジ 21 切欠き 30 支柱 31 先端部 33 突出した部分 34 へこんだ部分 35 傾斜面 40 弾性脚 41a、41b、41c 係止部 42 突出部 43 肉薄部 A 厚さ方向の中心線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け孔を有するパネルの前記取付け孔
    に嵌着される樹脂クリップにおいて、前記パネルの片面
    に係合する頭部と、この頭部から延出されて前記取付け
    孔に挿入される支柱と、この支柱の先端から前記頭部に
    向けて折り返すと共にV字状に広がる一対の弾性脚と、
    この弾性脚の外側に形成された複数の段状をなす係止部
    とを備え、前記弾性脚の内側は、その幅方向における一
    側が他側よりも支柱側に突出しており、前記支柱の、前
    記弾性脚の突出部に対向する部分は、前記弾性脚の突出
    部を受け入れるようにへこんでいることを特徴とする樹
    脂クリップ。
  2. 【請求項2】 前記弾性脚の先端側は、前記弾性脚の幅
    方向における、前記突出部に対応する一側のみが伸びて
    幅狭となっており、前記係止部は、前記弾性脚の基端側
    の幅広の部分と、先端側の幅狭の部分とに亘って複数段
    に形成されている請求項1記載の樹脂クリップ。
  3. 【請求項3】 前記支柱のへこんだ部分とへこんでいな
    い部分との境界部、及び/又は、前記弾性脚の内側の突
    出部と突出していない部分との境界部が、横断面におい
    てテーパ状をなす請求項1又は2記載の樹脂クリップ。
  4. 【請求項4】 前記支柱の横断面における厚さ方向の中
    心線が、前記支柱の先端においてはほぼ直線状をなし、
    前記支柱の基端側に向かうにつれて大きく途中で段状に
    折れ曲がった形状をなす請求項1〜3のいずれか一つに
    記載の樹脂クリップ。
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