JP2554651Y2 - 車室のトリム構造 - Google Patents

車室のトリム構造

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JP2554651Y2
JP2554651Y2 JP4832492U JP4832492U JP2554651Y2 JP 2554651 Y2 JP2554651 Y2 JP 2554651Y2 JP 4832492 U JP4832492 U JP 4832492U JP 4832492 U JP4832492 U JP 4832492U JP 2554651 Y2 JP2554651 Y2 JP 2554651Y2
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JP
Japan
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trim upper
quarter
edge
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哲基 木村
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車室のトリム構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はトラックなどの車室部分を示すも
のである。
【0003】図4中、1はトラックの車室、2はフロン
トウインド、3はバックウインド、4はフロアマットで
あり、5はフロントウインド2の上部に設けられたサン
バイザ、6は天井部に設けられたオーバーヘッドコンソ
ール、7はアシストグリップである。
【0004】そして、車室1内部には、前方から順に、
フロントピラートリム8、ヘッドライニング9、ルーフ
サイドトリム10、ルーフリヤトリム11、クォータト
リムアッパ部材12、クォータトリムロワ部材13、バ
ックトリムアッパ部材14、バックトリムロワ部材15
などの内張りが設けられている。
【0005】従来の車室のトリム構造は、図5・図6に
示すように、クォータトリムアッパ部材12やクォータ
トリムロワ部材13に対し、バックトリムアッパ部材1
4やバックトリムロワ部材15を一部重ね合せて、重ね
合せ部に形成した貫通孔16に樹脂製のファスナー17
を挿入し、更に該ファスナー17をボデーパネル18に
形成した貫通孔19へ嵌合係止させることにより、各ト
リム部材12〜15を車室1に対して止め付けていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車室のトリム構造には、以下のような問題があっ
た。
【0007】即ち、クォータトリムアッパ部材12やク
ォータトリムロワ部材13に対し、バックトリムアッパ
部材14やバックトリムロワ部材15を一部重ね合せ
て、ファスナー17を挿入し、ボデーパネル18に嵌合
係止させることにより車室1に対して止め付けるように
した場合、ファスナー17が人の目に触れる部分に出て
しまうので、外観上余り好ましくない。
【0008】本考案は、上述の実情に鑑み、ファスナー
が外部に出るのを防止し得るようにした車室のトリム構
造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、車室1の内張
りとして設けられるトリムのうち、バックトリムアッパ
部材22のクォータトリムアッパ部材20側の縁部に、
裏面側へ折れ曲がる折曲げ部28を形成し、該折曲げ部
28にボデーパネル18の貫通孔19に対してファスナ
ー17を嵌合係止させるための貫通孔29を形成し、ク
ォータトリムアッパ部材20のバックトリムアッパ部材
22側の縁部に、裏面側へ折れ曲がって、前記バックト
リムアッパ部材22の折曲げ部28に係止される係止部
30を形成したことを特徴とする車室のトリム構造にか
かるものである。
【0010】
【作用】本考案の作用は以下の通りである。
【0011】車室1の内張りとして設けられるトリムの
うち、バックトリムアッパ部材22をボデーパネル18
の対応する位置に当接し、バックトリムアッパ部材22
のクォータトリムアッパ部材20側の縁部に形成した、
裏面側へ折れ曲がる折曲げ部28の貫通孔29とボデー
パネル18の貫通孔19を位置合せして、ファスナー1
7を嵌合係止させ、クォータトリムアッパ部材20のバ
ックトリムアッパ部材22側の縁部に、形成した裏面側
へ折れ曲がる係止部30を、前記バックトリムアッパ部
材22の折曲げ部28に係止することにより、ファスナ
ー17が外部に出ずに、クォータトリムアッパ部材20
とバックトリムアッパ部材22とが組立てられる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0013】図1〜図3は、本考案の一実施例である。
【0014】又、必要に応じて図4を参照するものと
し、以下、本考案に特有の構成についてのみ説明して行
く。
【0015】図1中、20はクォータトリムアッパ部
材、21はクォータトリムロワ部材、22はバックトリ
ムアッパ部材、23はバックトリムロワ部材である。
【0016】バックトリムアッパ部材22のクォータト
リムアッパ部材20側の縁部を裏面側へ折曲げて、車室
1の内部24側の部分に前方へ突出する凸部25を有
し、且つ、車室1の外部26側の部分に後方へと引っ込
む凹部27を有するS字状をした折曲げ部28を形成
し、該折曲げ部28における凹部27の側辺に、ボデー
パネル18の貫通孔19と合致させてファスナー17を
嵌合するための貫通孔29を形成する。
【0017】そして、クォータトリムアッパ部材20の
バックトリムアッパ部材22側の縁部を裏面側へ折曲げ
て、前記折曲げ部28の凸部25に係止される係止部3
0を形成する。
【0018】又、クォータトリムアッパ部材20のクォ
ータトリムロワ部材21側の縁部に、クォータトリムロ
ワ部材21側の対応する縁部を上から重ね合せた時に、
両者の表面が連続するよう重ね用段差部31を形成す
る。
【0019】バックトリムアッパ部材22のバックトリ
ムロワ部材23側の縁部に、バックトリムロワ部材23
側の対応する縁部を上から重ね合せた時に、両者の表面
が連続するよう重ね用段差部32を形成する。
【0020】更に、クォータトリムロワ部材21のバッ
クトリムロワ部材23側の縁部に、バックトリムロワ部
材23側の対応する縁部を上から重ね合せた時に、両者
の表面が連続するよう重ね用段差部33を形成する。
【0021】尚、各重ね用段差部31,32,33には
ファスナー17によってボデーパネル18へ固定するこ
とができるよう図示しない貫通孔を形成することができ
る。
【0022】又、図1中、34はドア部分に沿って設け
られるオープニングトリム(一部のみ示している)であ
る。
【0023】次に、作動について説明する。
【0024】本考案では、車室1内の後部に各種トリム
を取付ける際、以下のようにする。
【0025】先ず、ボデーパネル18の所要位置に対し
バックトリムアッパ部材22を当接して、両者に形成さ
れた貫通孔19,29を位置合せし、両貫通孔29,1
9にファスナー17を嵌入係止させて、バックトリムア
ッパ部材22をボデーパネル18に固定する。
【0026】次に、バックトリムアッパ部材22の折曲
げ部28にクォータトリムアッパ部材20の係止部30
を係止させ、クォータトリムアッパ部材20の反バック
トリムアッパ部材22側の縁部を、車室1のドア部分に
設けられたオープニングトリム34にて係止させる。
【0027】これによって、目に見える部分にファスナ
ー17を出さずにクォータトリムアッパ部材20を取付
けることができるので、外観を良好にすることができ
る。
【0028】そして、このようにしてクォータトリムア
ッパ部材20が保持されたら、クォータトリムアッパ部
材20の縁部に形成された重ね用段差部31にクォータ
トリムロワ部材21の対応する縁部を上から重ね合せ、
次に、バックトリムアッパ部材22の縁部に形成した重
ね用段差部32、及び、クォータトリムロワ部材21の
縁部に形成した重ね用段差部33にバックトリムロワ部
材23の対応する縁部を上から重ね合せて、これらを図
示しないファスナーなどでボデーパネル18に固定する
ことにより内張りを完成する。
【0029】尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の車室のト
リム構造によれば、車室1の内張りとして設けられるト
リムのうち、バックトリムアッパ部材22のクォータト
リムアッパ部材20側の縁部に、裏面側へ折れ曲がる折
曲げ部28を形成し、該折曲げ部28にボデーパネル1
8の貫通孔19に対してファスナー17を嵌合係止させ
るための貫通孔29を形成し、クォータトリムアッパ部
材20のバックトリムアッパ部材22側の縁部に、裏面
側へ折れ曲がって、前記バックトリムアッパ部材22の
折曲げ部28に係止される係止部30を形成したので、
ファスナーが外部に出るのを防止し得るという優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる部分を示す破断され
た斜視図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII部分拡大図である。
【図4】車室内部を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す分解した斜視図である。
【図6】図5の部分をVI−VI方向から見た図であ
る。
【符号の説明】
1 車室 17 ファスナー 18 ボデーパネル 19 貫通孔 20 クォータトリムアッパ部材 22 バックトリムアッパ部材 28 折曲げ部 29 貫通孔 30 係止部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室1の内張りとして設けられるトリム
    のうち、バックトリムアッパ部材22のクォータトリム
    アッパ部材20側の縁部に、裏面側へ折れ曲がる折曲げ
    部28を形成し、該折曲げ部28にボデーパネル18の
    貫通孔19に対してファスナー17を嵌合係止させるた
    めの貫通孔29を形成し、クォータトリムアッパ部材2
    0のバックトリムアッパ部材22側の縁部に、裏面側へ
    折れ曲がって、前記バックトリムアッパ部材22の折曲
    げ部28に係止される係止部30を形成したことを特徴
    とする車室のトリム構造。
JP4832492U 1992-06-17 1992-06-17 車室のトリム構造 Expired - Lifetime JP2554651Y2 (ja)

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JP4832492U JP2554651Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 車室のトリム構造

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JPH06985U JPH06985U (ja) 1994-01-11
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JPS515104B1 (ja) * 1970-01-31 1976-02-17

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JPH06985U (ja) 1994-01-11

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