JPH07315077A - インストルメントパネル構造 - Google Patents

インストルメントパネル構造

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Publication number
JPH07315077A
JPH07315077A JP6115239A JP11523994A JPH07315077A JP H07315077 A JPH07315077 A JP H07315077A JP 6115239 A JP6115239 A JP 6115239A JP 11523994 A JP11523994 A JP 11523994A JP H07315077 A JPH07315077 A JP H07315077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
vehicle body
column hole
column
hole cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP6115239A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP6115239A priority Critical patent/JPH07315077A/ja
Publication of JPH07315077A publication Critical patent/JPH07315077A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インストルメントパネルの外観を向上し、コ
ラムホールカバーを確実に取着し、組み付け作業性を向
上する。 【構成】 車両のインストルメントパネル1にステアリ
ングコラムを遊挿する孔3を設け、該孔3の下部を覆う
コラムホールカバー4をインストルメントパネル1に取
着する構造において、前記コラムホールカバー4の車体
中央側に、車体中央方向に突出する係合突起5を設け、
インストルメントパネル1の前記係合突起5に対応する
位置に、車体左右方向に穿設された係合孔6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車のイン
ストルメントパネル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の左ハンドル仕様のイン
ストルメントパネルの外観を示す斜視図である。101
はインストルメントパネル本体を示し、102はインス
トルメントパネル本体101の中央部から車体後方に一
体的に延びるコンソールボックスを示す。103は、イ
ンストルメントパネル本体101に設けたコラムホール
(孔)であり、ステアリングホイール(ハンドル)を回
動可能に支持するステアリングコラムを遊挿するための
ものである。104はコラムホール103の下部を覆う
コラムホールカバーである。
【0003】図11は、図10のコラムホール103の
周辺を拡大、分解した斜視図である。コラムホール10
3にステアリングコラム(図示しない)を挿通する組立
作業において、作業性を向上するために、あらかじめコ
ラムホール103を大きく開口しておき、組立完了後
に、コラムホールカバー104によって、コラムホール
103の下部を閉塞し、インストルメントパネル全体の
外観を向上していた。コラムホールカバー104をイン
ストルメントパネル101に取着するには、コラムホー
ルカバー104の上縁部および下縁部をそれぞれ、複数
のスクリュー105で締着していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】ところが、スクリューによって締着する
と、スクリューの頭部が見えるので、外観を悪化させる
という問題があった。特に、コラムホールカバー104
の上縁部は、乗員から目立ち易いので、以下のような対
策が講じられてきた。図11では、コラムホールカバー
104の上縁部104aを車体後方に折り曲げて、スク
リューの頭部を乗員から死角としている。図12のよう
に、デザイン上、コラムホールカバー106の上縁部が
乗員から見える場合は、その拡大図である図13に示す
ように、コラムホールカバー106の締着部の周囲に、
段差を設けた座面106aおよび係着孔106bを設
け、キャップ107を係着孔106bに係着して、スク
リュー105の頭部を隠蔽する対策をとっていた。しか
し、キャップ107で隠蔽する場合には、座面106a
外周形状と合わせるのが困難であり、間隙ができたりし
て、なお、外観上理想状態に至っていなかった。部品点
数や組立工数も増加することとなる。
【0005】図14は、さらに他の手段を示し、コラム
ホールカバー108の裏面に一体にクリップ係止爪10
8aを設けて、バネ鋼製等によるクリップ109を係止
して、インストルメントパネル本体に設けた係止孔10
1aに係止している。しかし、この場合は、コラムホー
ルカバー108が矢印Xの方向に外れ易くなるという問
題があった。さらに、クリップ109や前述のスクリュ
ー105で車体前後方向に取着する場合は、インストル
メントパネル101に、車体左右方向に幅広い取着面が
必要となる。すなわち、図14に示すように、コンソー
ルボックス102との接続部102aからコラムホール
103の開口縁103aまでの距離Lが長くなる。この
ために、ステアリングコラムの車体中央側の余裕が少な
くなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨は、車両のインストルメントパネルにス
テアリングコラムを遊挿する孔を設け、該孔の下部を覆
うコラムホールカバーをインストルメントパネルに取着
する構造において、前記コラムホールカバーの車体中央
側に、車体中央方向に突出する係合突起を設け、インス
トルメントパネルの前記係合突起に対応する位置に、車
体左右方向に穿設された係合孔を設けたことにある。
【0007】
【作用】本発明のインストルメントパネル構造は、コラ
ムホールカバーの車体中央側に、車体中央方向に突出す
る係合突起を設けて、インストルメントパネルと係合す
るので、車体後方向きの外力に対して、外れにくくな
る。また、インストルメントパネルとコラムホールカバ
ーとの車体中央側の重ね代を狭くできるので、両者の境
界線を車体中央寄りに設けることができ、コラムホール
の開口面積(特に、ステアリングコラムに対して、車体
中央側の開口面積)を大きく取ることができて、作業性
を向上させることができる。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図1乃至図9に基づいて
説明すれば以下の通りである。図1乃至図6は、第1の
実施例を示す。図1は本発明を適用した左ハンドル仕様
の自動車のインストルメントパネルの外観を示す斜視図
である。1はインストルメントパネル本体を示し、2は
インストルメントパネル本体1の中央部から車体後方に
一体的に延びるコンソールボックスを示す。3は、イン
ストルメントパネル本体1に設けたコラムホール(孔)
であり、ステアリングホイール(ハンドル)を回動可能
に支持するステアリングコラムを遊挿するためのもので
ある。4はコラムホール3の下部を覆うコラムホールカ
バーである。
【0009】図2は図1の一部を拡大した分解斜視図で
ある。従来例の説明で述べたように、ステアリングコラ
ム(図示しない)を挿通するときの作業性を向上するた
めに、コラムホール3を大きく開口しておき、組立完了
後にコラムホールカバー4によって、コラムホール3の
下部を閉塞するものである。コラムホールカバー4の下
縁部は、乗員の死角となるため複数のスクリュー51で
締着する。スクリュー51は、コラムホールカバー4に
設けた貫通孔52に挿通し、インストルメントパネル本
体1側に設けた雌ネジ部53に締着する。
【0010】図3は、図1における矢視AーA線による
断面図である。コラムホールカバー4の上縁部の車体中
央側に、車体中央方向に突出する係合突起5を設け、イ
ンストルメントパネル1の係合突起5に対応する位置
に、車体左右方向に穿設された係合孔6を設けて、両者
を係合している。本発明によると、係合孔6を車体左右
方向に穿設するので、インストルメントパネル1とコン
ソールボックス2との接続部2aからコラムホール3の
開口縁3aまでの距離Mが短くなるので、ステアリング
コラムに対する車体中央側の余裕を取ることができる。
また、コラムホールカバー4の上縁の車体外側に、車体
前方に突出する一対の弾性クリップ7,7および両者の
中間に係着突起8を設けている。インストルメントパネ
ル1には、弾性クリップ7,7に、それぞれ対応する位
置に、車体前後方向に貫通する係合孔9、9を設けて、
両者を係合している。また、係着突起8に対応する位置
に、車体前後方向に貫通する係着孔10を設けて、両者
を係着している。
【0011】図4および図5は、それぞれ図3における
矢視B−B線、矢視C−C線による断面図である。図4
において、4aはコラムホールカバー4の裏面に突設し
たクリップ係止爪であり、クリップ係止爪4aに設けた
係止孔4bに、バネ鋼製等によるクリップ7を係止して
いる。クリップ7をインストルメントパネル本体1に設
けた係合孔9に係合している。この場合、クリップ7と
係合孔9の係合関係を、係合時において、なお、クリッ
プ7に圧縮力が残るようにして、コラムホールカバー4
の上縁フランジの先端部41が、インストルメントパネ
ル1の表面に押圧されるようにしてある。図5におい
て、係着突起8はその先端に鈎部8aを一体的に設け、
インストルメントパネル本体1に穿設した係着孔10に
係着している。図6は、コラムホールカバー4を裏面側
からみた斜視図である。コラムホールカバー4の裏面に
は、両側に縦方向に、補強リブが一体的に設けてある。
【0012】上述の、コラムホールカバー4の上縁の車
体外側に、車体前方に突出する弾性クリップ7および係
着突起8の作用を説明する。弾性クリップは、外力によ
り抜け易いが、インストルメントパネル1の表面に押圧
しているので、車体振動によるガタつきを防止できる。
いっぽう、係着突起8は、ガタつきを防止できないが、
外力に対する抵抗が大きく、抜けにくい。従って、両者
を組み合わせたことにより、ガタつきにくく、抜けにく
くなっている。
【0013】図7は、本発明の第2の実施例を示し、図
3と同一箇所の断面図である。コラムホールカバー4の
上縁の車体中央側には、車体中央方向に突出する弾性ク
リップ12を設けインストルメントパネル1の係合孔6
に係合している。なお、弾性クリップ12の詳細構造
は、前述の弾性クリップ7と同様であるので説明を省略
する。また、コラムホールカバー4の上縁の車体外側に
は、車体前方に突出する弾性クリップ7および係着突起
8を各1個、図3に対して、角度を90度回転して設け
ている。
【0014】図8は、本発明の第3の実施例を示し、図
3と同一箇所の断面図である。コラムホールカバー4の
上縁の車体中央側には、車体中央方向に突出する係着突
起13を設けインストルメントパネル1の係着孔6に係
着している。また、コラムホールカバー4の上縁の車体
外側には、車体前方に突出する弾性クリップ7および係
着突起8を各1個、図3に対して、角度を90度回転し
て設けている。
【0015】図9は、本発明の第4の実施例を示し、コ
ラムホールカバー4を表面側からみた斜視図である。車
体中央側には、係着突起13および弾性クリップ12を
車体中央方向に、併設して突出している。
【0016】以上の種々の実施例から判るように、コラ
ムホールカバーの車体中央側に設ける係合突起は、車体
中央方向に突出して係合状態を維持するものであれば、
その形態を問わないし、その個数も適宜選択できる。ま
た、コラムホールカバーの上縁の車体外側に設けた係着
突起および弾性クリップの個数も適宜選択できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次に記載する効果を奏
する。コラムホールカバーの乗員の視野内にスクリュー
の頭や、キャップ等がないため、外観向上が図ることが
できる。車体中央方向に突出する係合突起を設けたの
で、コラムホールカバーに対して、確実な外れ止めがで
きる。スクリューを廃止した分だけ、組付けが容易とな
る。スクリューやキャップを廃止した分だけ、部品点
数、組み付け工数、コストが削減される。インストルメ
ントパネルとコンソールボックスとの接続部を、曲面で
滑らかに連続させても、コラムホールの開口面積(特
に、ステアリングコラムに対して、車体中央側の開口面
積)を大きく取ることができて、車室内のデザイン性向
上と、作業性の向上との両者を満足させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインストルメントパネルの外
観を示す斜視図である。
【図2】図1の一部を拡大した分解斜視図である。
【図3】図1における矢視A−A線による断面図であ
る。
【図4】図3における矢視B−B線による断面図であ
る。
【図5】図3における矢視C−C線による断面図であ
る。
【図6】コラムホールカバーを裏面側からみた斜視図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施例を示す図3と同一箇所の
断面図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示す図3と同一箇所の
断面図である。
【図9】本発明の第4の実施例を示すコラムホールカバ
ーの斜視図である。
【図10】従来のインストルメントパネルの外観を示す
斜視図である。
【図11】従来のインストルメントパネルの一部を拡大
した分解斜視図である。
【図12】他の従来のインストルメントパネルの一部を
拡大した分解斜視図である。
【図13】図12の実施例に関する一部拡大図である。
【図14】さらに他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 3 孔 4 コラムホールカバー 5 係合突起 6 係合孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のインストルメントパネルにステア
    リングコラムを遊挿する孔を設け、該孔の下部を覆うコ
    ラムホールカバーをインストルメントパネルに取着する
    構造において、前記コラムホールカバーの車体中央側
    に、車体中央方向に突出する係合突起を設け、インスト
    ルメントパネルの前記係合突起に対応する位置に、車体
    左右方向に穿設された係合孔を設けたことを特徴とする
    インストルメントパネル構造。
JP6115239A 1994-05-27 1994-05-27 インストルメントパネル構造 Pending JPH07315077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6115239A JPH07315077A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 インストルメントパネル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6115239A JPH07315077A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 インストルメントパネル構造

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Publication Number Publication Date
JPH07315077A true JPH07315077A (ja) 1995-12-05

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ID=14657796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6115239A Pending JPH07315077A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 インストルメントパネル構造

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JP (1) JPH07315077A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104877A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Mitsubishi Motors Corp インストルメントパネルのボトムカバー取付け構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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